イオンカードセレクトのメリットとデメリット|WAON一体型との違い

イオンカードセレクトは、クレジットカード・キャッシュカード・電子マネーWAONの機能が1枚に集約された便利なカードです。イオングループ店舗で絶大なメリットを発揮します。他のイオンカード(WAON一体型)にはない特典や、誰におすすめか解説します。
  • 2021年7月2日
  • 2021年9月13日
イオンカードセレクトのメリットとデメリット

イオンカードセレクトは、イオンのクレジットカード・イオン銀行のキャッシュカード・電子マネーWAONの機能を搭載したカードです。

イオンでのお買い物時に「20日・30日は5%オフ」「WAON POINTが2倍」などのイオンカード共通特典に加え、イオンカードセレクト独自の特典も用意されています。

この記事では、インカードセレクトのメリット・デメリットや、WAON一体型カードとの違いなどを解説します。

初めてイオンカードを作る方はもちろん、「WAON一体型イオンカードを使っているけど、イオンカードセレクトに切り替えるべき?」と悩んでいる方も、ぜひ参考にしてください。

イオンカードセレクトのメリット
  • 1枚で3つの機能を使い分けられる
  • イオン銀行からのオートチャージで0.5%還元
  • 公共料金の口座振替1件ごとに毎月5ポイント
  • 給与受取口座の指定で毎月10ポイント
  • イオン銀行スコアが貯まる
イオンカードセレクトのデメリット
  • カード料金の引き落とし口座はイオン銀行のみ
  • 基本の還元率が0.5%と低水準
  • 旅行傷害保険がついていない

イオンカードセレクトの特徴・基礎知識

イオンカードセレクト

イオンカードセレクト
還元率ポイント0.5~1.0%
マイル0.25%
年会費初年度無料
2年目以降
家族カード
旅行保険海外なし
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーiD
国際ブランドVISA、Mastercard、JCB
発行会社株式会社イオン銀行
発行期間約2~3週間

イオンカードセレクトは、イオン銀行が発行するクレジットカードです。

クレジットカード・イオン銀行のキャッシュカード・電子マネーWAON、すべての機能を1枚で使えます。

年会費は永年無料。国際ブランドはVISA・Mastercard・JCBから選択可能です。

JCBを選択した場合は、スタンダードな青色のデザインの他に、トイ・ストーリーやミッキーマウスといったディズニーキャラクターのデザインも選べます。

VISAとMastercardで選択できるミニオンズデザインのカードは、イオンシネマやユニバーサルスタジオジャパン好きの方にうれしい特典つきです。

イオンカードセレクトでは、以下の3つのポイントを貯められます。混同しやすいので注意してください。

ポイント名獲得条件還元率使い道
ときめきポイントイオンカードセレクトで決済通常還元率0.5%(200円につき1ポイント)・商品への交換
・電子マネーWAONポイントへ交換
WAON POINTWAON POINT加盟店でイオンカードを提示の上現金払いまたは電子マネーWAON決済イオングループ各店、WAON POINT加盟店での買い物に
電子マネーWAONポイントWAON POINT加盟店以外で電子マネーWAON決済WAONチャージ

イオンカードセレクトの優待特典・メリット

イオンカードセレクトならではの特典や主なメリットは、以下の6つです。

イオンカードセレクトの優待特典・メリット
  • イオングループのあらゆる特典付き
  • 毎月10日はイオン以外でもポイント2倍
  • イオン銀行からのオートチャージで0.5%還元
  • 公共料金の口座振替・給与受取でWAON POINT進呈
  • イオン銀行スコアが貯まる
  • 年会費無料のイオンゴールドカードを狙える

イオングループがお得に利用できる

イオンカードセレクトの目玉とも言えるのが、イオングループでの特典・優待です。

以下は、イオン銀行が発行する他のイオンカードでも利用できます。

イオングループ対象店で受けられる特典
  • WAON POINTが常に2倍
  • 毎月20・30日は5%オフ
  • 55歳以上の会員は「G.G感謝デー」で5%オフ
  • イオンシネマの映画料金が割引価格に

イオングループ対象店でWAON POINTが常に2倍

イオンカードセレクト決済で獲得できるWAON POINTは通常200円につき1ポイントですが、イオングループ対象店で利用すると2倍にアップします。

日付や曜日に関わらず常に還元率は1.0%です。

対象店はイオン・イオンモール・イオンスタイル・マックスバリュ・ダイエーなど。それらのお店を日常的に使う方はポイントが貯まりやすいでしょう。

なお、イオンカードセレクトの電子マネーWAONで決済した場合も200円につき2ポイントのWAON POINTが貯まります。

イオングループ対象店は毎月20日・30日が5%オフ

イオンお客様感謝デー

イオンは毎月20日・30日に「お客さま感謝デー」を開催しています。

この日にイオングループでイオンカードセレクト決済または付帯の電子マネーWAONで決済すると、お買い物代金が5%割引されます。

55歳以上の会員は「G.G感謝デー」で5%オフ

イオンG.G感謝デー

55歳以上の会員は、毎月15日の「G.G感謝デー」で5%オフの割引を受けられます。イオンカードセレクトのクレジット機能と電子マネーWAONの両方が対象です。

ただし、電子マネーWAONを使う場合は、事前にイオンのサービスカウンターで「G.G WAON」への切替手続きを行わないと割引されません。

なお、G.GWAONへの切替は無料で、今まで使っていたカードをそのまま使えます。

イオンシネマの映画料金が割引価格に

イオンシネマで映画鑑賞する際、チケット代金をイオンカード決済で支払うと、いつでも300円の割引を受けられます。

この割引はクレジット払いが対象なので、支払う際はイオンカードセレクトのクレジット機能を使いましょう。

さらに、20日・30日のイオンお客さま感謝デーは、イオンカードを提示するだけで映画料金1,100円で鑑賞できます。

ミニオンズデザインのイオンカードセレクトを持っている場合は、常に1,000円で観られるので、映画好きの方にイチオシです。

毎月10日はイオン以外でもポイント2倍

毎月10日は「AEONCARD Wポイントデー」が開催されます。

イオングループ以外のお店でイオンカードでお支払いした場合、通常の還元率は0.5%ですが、毎月10日は2倍にアップし還元率は1.0%(200円につき2円)です。

対象は「WAON POINT」なので、イオンカードセレクトのクレジット機能を使った場合が対象です。

イオン銀行からのオートチャージで0.5%還元

イオンカードセレクトは、イオン銀行口座から電子マネーWAONへのオートチャージ(設定金額を下回ると口座から自動チャージ)に対応しています。

通常、WAONへチャージするときにポイントは付きません。

しかし、イオンカードセレクトでオートチャージすると、チャージ時に200円につき1ポイントのWAON POINTが付与されます。

つまりオートチャージを利用すればポイントの二重取りが可能で、最大1.5%のWAON POINTを獲得できます。

WAONを使うお店チャージ時の還元率支払い時の還元率還元率の合計
イオングループ対象店0.5%1.0%1.5%
イオングループ対象店以外0.5%0.5%1.0%

オートチャージの設定は、店舗に設置されているイオン銀行ATM、WAONステーションで行います。

WAONネットステーションを使ってオンライン上でも設定できますが、手続きにはICカードリーダが必要です。

公共料金の口座振替・給与受取でWAON POINT進呈

公共料金の口座振替先や給与受取口座にイオン銀行口座を指定すると、WAON POINTを受け取れます。

  • 公共料金の口座振替:5ポイント/件
  • 給与受取:10ポイント/月

対象の公共料金は以下の4種類です。

  • 電気
  • 固定電話
  • 携帯電話
  • NHK

ポイントは1件ごとにもらえるので、4件設定した場合は毎月20ポイント貯まります。

給与受取でポイントをもらうには、取引明細の摘要欄などに「給与」と表示されている入金が条件です。

月に2件以上の給与が振り込まれても、受け取れる上限は10ポイントです。

イオン銀行スコアが貯まる

イオン銀行Myステージ

イオン銀行の「イオン銀行Myステージ」は、所定の取引条件を満たしてステージが上がるほどお得な特典を受けられる制度です。

対象の取引を行うと、「イオン銀行スコア」と呼ばれる点数が加算され、1ヶ月のスコアの合計に応じて翌々月のステージが決定されます。

ステージが上がると、普通預金の適用金利が上がる、他行ATM手数料や他行振込手数料の無料回数が増えるなどの特典を受けられます。

イオン銀行スコアが加算される取引の中に以下の項目があるため、イオンカードセレクト会員はステージが上がりやすいでしょう。

  • イオンカードセレクトの契約
  • イオンカード利用代金の引き落とし
  • 電子マネーWAONの利用
  • WAONオートチャージの利用

年会費無料のイオンゴールドカードを狙える

イオンゴールドカード

イオンカードセレクトの会員は、所定の条件を満たすと年会費無料のイオンゴールドカードを発行できます。

その条件とは、直近1年間のカードショッピング100万円以上。発行資格のある会員には、案内状が送付されます。

年会費無料なうえ、達成条件が公表されているゴールドカードは珍しいため、他社に比べてゴールドカードを狙いやすいでしょう。

イオンゴールドカードは、国内の空港ラウンジやイオンラウンジが無料で使える、国内・海外の旅行傷害保険を付帯しているなどのメリットがあります。

イオンカードセレクトのデメリット

デメリット

お得がいっぱいのイオンカードセレクトですが、以下のようなデメリットも存在します。

イオンカードセレクトのデメリット
  • カード料金の引き落とし口座はイオン銀行のみ
  • 基本の還元率が0.5%と低水準
  • 旅行傷害保険がついていない

カード料金の引き落とし口座はイオン銀行のみ

イオンカードセレクトの利用料金は、イオン銀行の口座からしか引き落としできません。また、WAONへのオートチャージもイオン銀行口座限定です。

そのため、イオンカードセレクトのクレジット機能やオートチャージを利用する場合は、イオン銀行の口座にお金を入金する必要があります。

イオン銀行をメインで使っていない方は、他行の口座からイオン銀行へお金を移し替えるのが面倒に感じるかもしれません。

イオン銀行の口座へ現金で入金する際、イオン銀行ATMを利用すれば常に手数料が無料です。

一方ローソン銀行ATM・イーネットATM・ゆうちょ銀行ATMなどの提携ATMは、入出金に手数料がかかるので気を付けましょう。

旅行傷害保険がついていない

イオンカードセレクト国内・海外の旅行傷害保険は付帯されていません。

ついているのは、ショッピングセーフティ保険のみです。

クレジット決済で購入した商品が破損・盗難・火災などで被害を受けた場合は補償を受けられます。

なお、イオンゴールドカードにグレードアップすれば、海外旅行時に最高5,000万円の補償が適用されます。

基本の還元率が0.5%と低水準

イオンカードセレクトをイオングループ対象店以外のお店で使った場合、還元率は0.5%と低めです。

毎月10日に利用すれば1.0%にアップするものの、いつもその日に狙いを定めてお買い物するのは難しいでしょう。

1.0%以上の還元率をキープしたいなら、イオングループ対象店以外のお店は、還元率の高い他のクレジットカードを利用するのも手です。

イオンカードセレクトの審査

カード審査イメージ画像

イオンカードセレクトの入会には審査が行われますが、具体的な審査基準は公表されていません。

申込条件に「安定した収入のある方」や「年収〇〇万円以上」といった記述もありません。

そのためあくまで推察ですが、イオンカードセレクトは比較的作りやすいと考えられます。

まず、18歳以上で電話連絡が可能な方(高校生を除く)なら、誰でも申込可能です。

入力フォームの職業欄では、会社員の他に派遣・パート・アルバイト・学生・自営業・専業主婦(夫)・年金受給者といった選択項目も用意されています。

また、イオングループ店舗のメインターゲットは主婦や若者です。そこまで高い返済能力が求められるとは考えにくいでしょう。

ただし、以下に該当するような方は審査に落ちやすいので気を付けてください。

  • 申込人やその世帯主に収入がまったくない
  • 年収に対して借入金額が多すぎる
  • 延滞や滞納などの金融事故履歴がある

イオンカードセレクトの審査に通るコツ

イオンカードセレクトは比較的発行しやすいクレジットカードですが、前述した「落ちやすい原因」に当てはまる方は要注意です。

以下をクリアしたうえで申し込むと、審査に通りやすくなるでしょう。

  • 借入金額・件数を減らす
    複数の借入先がある場合は一本化するのがおすすめ
  • 多重申し込みを避ける
    半年間に複数のクレジットカードを申し込まない
  • キャッシング枠を設定しない
    キャッシングを設定すると別途審査が行われるため、必要なければ「0」で申請
  • 入力フォームを正確に埋める
    単純な入力ミスでも虚偽申告と捉えられれば審査に落ちる要因となる

イオンカードセレクトの発行日数と最短で受け取る方法

審査に通れば、通常は申込から2週間程度でカードが発行されます。

早く利用したいなら、店頭で受け取るのがおすすめです。なんと申し込んだその日のうちにカードを利用できます。

店頭受取の手順は以下の通りです。

  1. インターネットで申し込み
    またはキャッシュカードと印鑑を持参の上イオンカード受付センターへ行く
  2. 申告内容を元に仮審査(約30分)
  3. イオン店内にあるイオン銀行窓口またはイオンクレジットサービスカウンターで仮カード受取

上記の方法で受け取った仮カードには、国際ブランド、WAON機能、キャッシュカード機能は付いていません。

また、利用できるのはイオングループ対象店に限られます。

制約はあるものの、受け取ったその日にイオンで買い物できるのはメリットでしょう。お客様感謝デーの5%オフも対象です。

イオンカードセレクトとWAON一体型の違い

イオンカードセレクト(Visaタッチ決済付き)イオンカード

イオン銀行は、イオンカードセレクト以外にも多数のクレジットカードを展開しています。

そのうち、イオンカードセレクトと似たスペックを持つのが「イオンカード」のWAON一体型カードです。

名前も券面もよく似ているので、違いがわからないという人も多いでしょう。そこで、詳しく比較してみました。

カード名イオンカードセレクトイオンカード(WAON一体型)
年会費無料無料
機能・クレジットカード
・電子マネーWAON
・イオン銀行キャッシュカード
・クレジットカード
・電子マネーWAON
還元率イオングループ対象店1.0%1.0%
イオングループ対象店以外0.5%0.5%
WAONオートチャージ0.5%-
引き落とし口座イオン銀行のみ幅広い金融機関から選択可能
その他・公共料金の支払い、給与振込でWAON POINT獲得
・ディズニー・ミニオンズデザインが選べる
JMB機能付き、Suica付きなどがある

年会費が無料である点、ショッピング時の還元率など共通点もたくさんあります。

WAON一体型と比べたイオンカードセレクトのメリットは、キャッシュカード機能つきで、WAONへのオートチャージ時に還元を受けられることです。

また、公共料金の支払いや給与振込でWAONポイントが得られる点、ディズニーやミニオンズデザイン独自特典が利用できるのもイオンカードセレクトならではの強みです。

一方WAON一体型は、幅広い金融機関の口座を支払い元に指定できる点がイオンカードセレクトよりも優れています。

JMB(JALマイレージバンク)やSuica機能付きもあるため、これらのカードを1つにまとめたい方にもおすすめです。

以下のような方にはWAON一体型がおすすめできますが、基本的にはイオンカードセレクトの方が優れていると言ってよいでしょう。

WAON一体型カードの方がおすすめな方
  • イオン銀行を使う予定がない方
  • イオン銀行以外の口座をカードの支払い元にしたい方
  • SuicaやJMBカードをイオンカードにまとめたい方

イオンカードセレクトがおすすめなのはこんな方

イオンカードセレクトに向いているのは、以下のような方です。

イオンカードセレクトに向いている方の特徴
  • イオングループ対象店を日常的に利用する方
  • イオン銀行をメインで使う方
  • WAONをよく利用する方

イオンカードセレクトは、食料品や日用品をイオンで購入し、イオン銀行の口座をメインで使っている方にうってつけの一枚です。

イオンのお客様感謝デーなどお得な特典を受けられるのもイオンカードセレクト会員の特権です。

優待をフル活用し、日々の暮らしをお得にしていきましょう。