アイフルのカードローンは返済方法が豊富に用意されています。
返済日も選択できるので、自分の都合に合わせて返済することが可能です。
確実に返済するためにも、返済方法や返済日、返済額の決まり方などをしっかり把握しておきましょう。
本記事ではアイフルの返済の仕組みと、おすすめの返済方法について解説します。
返済日の確認方法や繰り上げ返済・一括返済の仕方も解説しているので、ぜひ参考にしてください。
- アイフルの返済方法は5つ
- 手数料不要で支払い忘れのない口座振替がおすすめ
- 同じく手数料がかからないアイフルATMも併用する
- 返済日は約定日制とサイクル制の2種類
- 口座振替以外の方法なら繰り上げ返済や一括返済も可能
- 1,000円以下の端数はコンビニか振込で支払える
- 完済しても、解約しない限りは契約が続く
アイフルの返済方法
アイフルは安心感と柔軟な対応力を両立している大手消費者金融です。
アイフルのカードローンは個人のライフスタイルに合わせた返済方法が豊富に用意されています。
アイフルの返済方法は大きく5つあります。
返済方法 | 土日返済 | 深夜返済 | カード | 手数料 |
---|---|---|---|---|
アイフルATM | 〇 | × | 不要 | 0円 |
提携ATM (コンビニ・銀行) | 〇 | 〇 | 必要 (一部コンビニ・銀行は不要) | 1万円以下:110円 1万円超:220円 |
コンビニ (ファミリーマート) | 〇 | 〇 | 必要 | |
口座振替 | × | × | 不要 | 0円 |
振込 | × | × | 不要 | 金融機関による |
それぞれのメリット・デメリットについてチェックしていきましょう。
アイフルATM
アイフルの店舗に設置してあるATMで返済する方法です。
他の提携ATMと違い、手数料がかかりません。手数料をかけずにATMで返済したい人におすすめです。
アイフルATMはアイフルの店舗にしかないので、近くにアイフル店舗がない場合は利用できません。
また、アイフルATMの営業時間は7:00~23:00までです。深夜の返済はできません。
提携ATM
アイフルではコンビニや銀行などの提携ATMからも返済できます。
提携先は以下の通りです。
- セブン銀行
- ローソン銀行
- イオン銀行
- 三菱UFJ銀行
- 西日本シティ銀行
- イーネット
- 十八親和銀行(旧親和銀行ATMのみ)
アイフルは福岡銀行と熊本銀行とも提携していますが、借入のみ利用でき、お金の返済はできません。
土日返済はもちろん、24時間空いているコンビニATMなら深夜の返済も可能です。
セブン銀行ATMとローソン銀行ATMはスマホアプリのみでの返済にも対応しています。
利用できる場所が多く営業時間も長い提携ATMですが、返済時には110~220円のATM手数料がかかるのが欠点です。
コンビニ(ファミリーマート)
大手コンビニのうち、ファミリーマートではレジで返済することも可能です。
Famiポートで申込券を発行し、レジで支払います。
利用可能時間は以下の通りです。
- Famiポートからの申込券発券時間:7:00~23:00
- レジでの支払い期間:7:00~23:00
土日祝日の返済も可能です。
ATMよりも受付時間が短く、手続きもやや手間がかかります。また、ATMと同じく手数料の負担も必要です。
ただし、ATMと違って1,000円未満の端数も入金できます。
端数を支払いたい時におすすめです。
口座振替
アイフルでは、毎月指定した口座から引き落とされる「口座振替」も利用可能です。
一度設定しておけば自動で引き落とされるので、支払い忘れの心配がありません。
口座振替の場合は手数料も不要です。
引き落とし名は「SMBCファイナンスサ」または「SMBCファイナンス自払」または「ライフカード(カ」となります。
アイフルと記載されないので、ぱっと見ただけでは借入金の返済とは分かりません。
手間も手数料もかからない口座振替ですが、決まったタイミングでしか返済できないのがデメリットです。
繰り上げ返済する際は別の返済方法を利用してください。
振込
全国の金融機関の窓口やATMから振込で返済することも可能です。振込の場合はカード不要で返済できます。
1,000円未満の端数の入金もできるので、完済したい時におすすめです。
ただし、振込の際は手数料がかかります。手数料は利用する金融機関によって異なるので、事前に確認しておきましょう。
また、振込だと土日や深夜の返済ができません。急いでいるときには提携ATMを利用してください
アイフルの返済日
アイフルの返済日は2種類あります。
- 約定日制:毎月1回支払う
- サイクル制:35日ごとに支払う
約定日制は返すタイミングが一定で分かりやすい
約定日制は毎月1回、都合の良い日を約定日に設定できる方式です。
毎月の約定日が「返済期日」となり、その日までの10日間のうちに入金します。
例えば毎月27日を約定日にした場合、毎月17~27日の間に返済すればOKです。
口座振替の場合は約定日当日の自動引き落としです。
約定日制なら都合の良い日を返済日に指定できます。毎月の返済日が変わらないので管理もしやすいです。
なお、返済期日の11日より前に返済すると先月分の追加返済となり、当月の支払いをしたことにならないので注意してください。
例えば7月27日が約定日の状態で7月10日に返済すると、6月分に追加で返済したことになります。
7月27日にもう一度支払いをしないと延滞扱いです。
約定日制ではWEB(会員ページ)やアプリ、または郵送で返済日の変更ができます。
サイクル制は返済に余裕があるが支払い忘れに注意
サイクル制は前回の支払い日の翌日から35日後が約定日になる方式です。
初回は借入れの翌日から35日後が約定日になります。
約定日の前であればいつでも返済可能です。
約定日制と比べると次の返済日までの時間が長いので、余裕をもって返せます。
ただし、毎月の返済日が変動するため返済を忘れやすいのがデメリットです。
また、サイクル制の場合は口座振替を利用できません。
返済日の決め方:給料日の直後にするのがおすすめ
約定日制では返済日を自分で決められます。
返済日をいつにするかは自由ですが、おすすめは給料日の直後です。
給料日になればお金に余裕ができるので、返済額を無理なく確保できます。
返済日を給料日の直後にすれば、給料を使いすぎてしまう心配もありません。
サイクル制は返済日を決めることはできませんが、返済日の前であればどのタイミングでも返済可能です。
給料が入ったタイミングで返済するようにしましょう。
アイフルの返済手数料
アイフルで返済する際にかかる手数料は以下の通りです。
- 提携ATM利用時のATM手数料
- 銀行振込利用時の振込手数料
コンビニや銀行などの提携ATMで返済する場合、ATM手数料がかかります。
手数料は返済額が1万円以下なら110円、1万円超えなら220円です。
銀行振込利用時も振込手数料がかかります。
振込手数料は金融機関によって異なるので、自分が利用している金融機関の公式サイトなどで確認してください。
アイフルATMでは手数料がかからないので、手数料をかけたくないならアイフルATMを利用しましょう。
アイフルのおすすめの返済方法
アイフルの返済方法は5つありますが、その中でもおすすめは「口座振替」と「アイフルATM」です。
基本的には口座振替で返済し、余裕があるときはアイフルATMで繰り上げ返済しましょう。
口座振替なら手数料不要で支払い忘れもない
口座振替は一度設定すれば決まったタイミングで自動的に引き落とされます。
口座の預金残高さえ気を付ければ、支払い忘れのリスクがありません。手数料がかからないのも大きなポイントです。
確実かつ無駄なく返済できるのが口座振替のメリットと言えます。
余裕があるときはアイフルATMから繰り上げ返済
余裕があるときは口座振替に加えてアイフルATMも活用するのがおすすめです。
口座振替は決まったタイミングでしか支払えません。
お金に余裕がある時にアイフルATMで繰り上げ返済すれば、完済までの時間を早めることが可能です。
繰り上げ返済は提携ATMや振込でもできますが、手数料を支払わないといけません。
手数料がかからないアイフルATMなら、無駄なく繰り上げ返済が可能です。
アイフルの返済額
アイフルでは借入残高に応じて毎回の返済額が決まります。
借入残高 | 返済額(サイクル制) | 返済額(約定日制) |
---|---|---|
1円~100,000円 | 5,000円 | 4,000円 |
100,001円~200,000円 | 9,000円 | 8,000円 |
200,001円~300,000円 | 13,000円 | 11,000円 |
300,001円~400,000円 | 13,000円 | 11,000円 |
400,001円~500,000円 | 15,000円 | 13,000円 |
500,001円~600,000円 | 18,000円 | 16,000円 |
600,001円~700,000円 | 21,000円 | 18,000円 |
700,001円~800,000円 | 24,000円 | 21,000円 |
800,001円~900,000円 | 27,000円 | 23,000円 |
900,001円~1,000,000円 | 30,000円 | 26,000円 |
1,000,001円以降 | 100,000円ごとに1,000円ずつ加算 |
返済額は変更できません。
ただし、繰り上げ返済で返済額以上の金額を返済することは可能です。
また、新たに借入れをした場合は借入直後残高に従って自動的に返済額が見直されます。
アイフルの返済額の決め方
前述したように、アイフルでは借入残高に応じて自動的に返済額が決まります。都合に合わせて変更する、といったことはできません。
しかし、繰り上げ返済で返済額を実質的に増やすことは可能です。
お金に余裕があるときは、返済額以上の金額を繰り上げ返済するのがおすすめです。
アイフルの返済額を確認する方法
アイフルの返済額は会員ページから確認できます。
スマホまたはパソコンのブラウザから会員ページへログインしてください。
アイフル公式スマホアプリからの確認もできます。
頻繁に返済額を確認する人は、スマホアプリを入れておくと楽ですよ。
アイフルからの借入を繰り上げ返済する方法
繰り返しになりますが、アイフルは繰り上げ返済も可能です。
繰り上げ返済すれば完済までの時間が短くなり、利息を減らせます。
お金に余裕があるときは繰り上げ返済を検討しましょう。
アイフルには5つの支払い方法があると紹介しました。そのうち、口座振替以外の方法ならいずれも繰り上げ返済できます。
繰り上げ返済の方法は至って簡単で、毎月の返済額以上の金額を返済するだけです。
アイフルATMや提携ATM、振込なら自由に繰り上げ返済が可能です。
アイフルからの借入れを一括返済する方法
支払い方法自体は繰り上げ返済の時と変わりません。
ただし、一括返済する場合は事前に完済金額を把握してください。
完済金額は以下の3つで構成されます。
- 利用残高
- 一括返済するタイミングでの利息
- 手数料
利息は日割りなので、完済金額は毎日変動します。
一括返済する前に会員ページからその日の完済金額をチェックしてください。
また、提携ATM/銀行振込の場合は手数料も考慮しましょう。
アイフルの全額返済と解約の違い
アイフルから借入れたお金を全額返済すると、アイフルとの契約が解約されると勘違いする人がいます。
しかし、全額返済と解約は異なります。
- 全額返済:借入れたお金を全額返しただけ(契約は続いている)
- 解約:借入れたお金を完済し、アイフルとの契約が終了する
全額返済の場合、アイフルとの契約は続いています。借入枠の範囲内であれば再度借入れることが可能です。
一方、解約の場合は完済しただけでなくアイフルとの契約も終了します。再契約しない限り、借入ができません。
他のローンやクレジットカードの申し込み時に不利に働くため、今後アイフルを利用する予定がないなら解約がおすすめです。
アイフルの解約は電話で手続きできます。ローンカード裏面に記載されている電話番号へ電話し、解約する旨を伝えてください。
アイフルの1,000円以下の端数の支払い方法
解約や全額返済をする際、1,000円以下の端数が発生することがほとんどです。
1,000円以下の端数は、振込またはコンビニ(ファミリーマート)で支払えます。
提携ATMやアイフルATMでは支払えません。
アイフルを解約するためには完済している必要があります。早く完済したい場合は振込かコンビニで一括返済してください。
なお、振込もコンビニも手数料がかかる点には注意しましょう。
アイフルは返済方法が充実!忘れず確実に返済しよう
以上、アイフルの返済の仕組みと返済方法について解説しました。
- アイフルの返済方法は5つ
- 手数料不要で支払い忘れのない口座振替がおすすめ
- 同じく手数料がかからないアイフルATMも併用する
- 返済日は約定日制とサイクル制の2種類
- 口座振替以外の方法なら繰り上げ返済や一括返済も可能
- 1,000円以下の端数はコンビニか振込で支払える
- 完済しても、解約しない限りは契約が続く
アイフルは全部で5つの返済方法が用意されています。
口座振替や振込だけでなく、身近な銀行やコンビニのATMでも返済が可能です。
繰り上げ返済や一括返済もできるので、余裕がある時にまとめて返済することで利息を減らせますよ。
自分に合った返済方法を利用し、確実に返済してくださいね。