2019年10月1日から本格的に開始されたキャッシュレス化により、クレジットカード決済への関心が高まっています。
現在ではさまざまな種類のクレジットカードが登場しており、ポイントやマイルが貯められるものなど多種多様です。
そこで今回は、ANAワイドゴールドカードにスポットをあて、VISA・マスター・アメックス・JCB・ダイナースなど各ブランド毎の年会費はいくらなのかを解説します。
併せて、付帯されている特典など、それぞれの特徴についても紹介していきます。
申込みを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、特典の紹介はしますが新規入会時のキャンペーンにつきましては別記事にて詳しく紹介しています!興味ある方はご覧ください。
ANA ワイドゴールドカード | 本会員 | 家族会員 |
---|---|---|
VISA | 15,400円 | 4,400円 |
マスターカード | ||
JCB | ||
アメックス | 34,100円 | 17,050円 |
ダイナースカード | 29,700円 | 6,600円 |
今なら入会特典で年会費相当のポイントプレゼント!実質初年度無料とお得なカードです。
ANA VISAワイドゴールドカード
概要 | ANA VISAワイドゴールドカード |
---|---|
年会費 | 本会員 15,400円 家族会員 4,400円 |
申し込み条件 | 満20歳以上 継続して安定した収入がある |
ご利用枠 | 総利用枠 50万円〜200万円 |
ポイント還元率 | 1.00%〜2.00% |
付帯保険 | 「国内航空傷害保険」「国内旅行傷害保険」「海外旅行傷害保険」:最高5,000万円 「お買物安心保険」:年間300万円まで |
付帯特典 | ・空港ラウンジサービス ・情報誌VISAの無料購読 ・ドクターコール24 |
ANA VISAワイドゴールドカードは、“世界通貨”といわれるだけにさまざまな国や地域で使用できます。
年会費や付帯されている特典などを見ていきましょう。
ANA VISAワイドゴールドカードの年会費
年会費は、本会員で15,400円、家族会員で4,400円です。
ゴールドカードとしては一般的な年会費といえます。
ANA VISAワイドゴールドカードの申し込み条件
原則として満20歳以上で、安定した収入が継続してある人が申し込めます。
ANA VISAワイドゴールドカードのご利用枠に関して
総利用枠は50万円から200万円と定められており、ショッピング枠となるカード利用枠も同様の金額です。
また、リボ払い・分割・2回・ボーナス一括払い枠については最高200万円まで利用できます。
キャッシング機能も付帯されており、借り入れできる金額は最高50万円です。
ANA VISAワイドゴールドカードのポイント還元率
クレジットカードを利用するうえで、ポイント還元率を意識する人は少なくありません。
ただ支払いをするだけでなく、決済額に応じて貯まったポイントは現金のように使用できるため、お得にショッピングなどを楽しむには欠かせない要素です。
ANA VISAワイドゴールドカードのポイント還元率は1.00%〜2.00%で、ワールドプレゼントポイントとANAマイルが貯められます。
また、貯まったポイントはANAマイレージクラブにて移行ができるため、飛行機利用が多い人には最適なクレジットカードです。
ANA VISAワイドゴールドカードの付帯保険
最高5,000万円の「国内航空傷害保険」と「国内旅行傷害保険」、そして「海外旅行傷害保険」が付帯されています。
また、年間300万円までの、「お買物安心保険」も付いている充実した内容です。
ANA VISAワイドゴールドカードの付帯特典
付帯特典として、空港でのラウンジサービスやゴールドデスクでの安心サポートなどがあり、海外旅行時などで快適な旅のサポートをしてくれます。
さらに情報誌「VISA」の無料購読や、医師や看護師などの専門スタッフが健康面で不安を抱えていることの相談に乗ってくれる「ドクターコール24」などのサービスが付帯されているなど、ゴールドカードならではの特典が揃っています。
ANAマスターワイドゴールドカード
概要 | ANA マスターワイドゴールドカード |
---|---|
年会費 | 本会員 15,400円 家族会員 4,400円 |
申し込み条件 | 満20歳以上 継続して安定した収入がある |
ご利用枠 | 総利用枠 50万円〜200万円 |
ポイント還元率 | 1.00%〜2.00% |
付帯保険 | 「国内航空傷害保険」「国内旅行傷害保険」「海外旅行傷害保険」:最高5,000万円 「お買物安心保険」:年間300万円まで |
付帯特典 | ・カーラウンジの利用 ・提携ホテルやレンタカーの割引 ・機内販売や空港免税店では10%オフで利用 |
ANAマスターワイドゴールドカードは、世界トップレベルの信頼と実力を兼ね備えており、充実した保険によりビジネスや旅行をサポートしてくれます。
付帯されている特典などの特徴を見ていきましょう。
ANAマスターワイドゴールドカードの年会費
年会費は本会員で15,400円、家族会員で4,400円です。
こちらもVISAブランドと同様に、ゴールドカードとしては一般的な年会費といえます。
ANAマスターワイドゴールドカードの申し込み条件
申し込むには、原則として満20歳以上で、本人に安定した収入が継続してあることが条件です。
ANAマスターワイドゴールドカードのご利用枠に関して
VISAブランドと同じく、ショッピングに利用できるカード利用枠や総利用枠は50万円〜200万円です。
リボ払い・分割・2回・ボーナス一括払い枠は最高で200万円まで対応しています。
また、マスターカードブランドもキャッシング機能があり、最高で50万円までの借入が可能です。
ANAマスターワイドゴールドカードのポイント還元率
ポイント還元率は1.00%から2.00%となり、ワールドプレゼントポイントとANAマイルが貯められます。
ワールドプレゼントはマイルへ交換をしたり、景品と交換したりと活用することが可能です。
ANAマスターワイドゴールドカードの付帯保険
海外旅行傷害保険・国内航空傷害保険・国内旅行傷害保険が付帯されており、それぞれ最高5,000万円まで補償してくれます。
万が一の事態にも対応できる安心のサービスで、多くの人から支持されている理由のひとつです。
さらにショッピング保険も付帯されていて、最高300万円まで補償してくれます。
ANAマスターワイドゴールドカードの付帯特典
特典として、カードラウンジの利用や提携ホテルやレンタカーの割引、そして提携ホテルでは朝食やウェルカムドリンクのサービスが受けられるなど、充実した内容です。
また、会員ご優待割引として機内販売や空港免税店では10%オフで利用できるなど、お得な特典が多数揃っています。
特典ではありませんが、楽天EdyやiDなどの電子マネーにも対応しているため、キャッシュレス化を迎えている現代において使い勝手が良いクレジットカードといえるでしょう。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
概要 | ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード |
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年会費 | 本会員34,100円 家族会員17,050円 |
申し込み条件 | 20歳以上で本人に安定した収入が継続してあること |
ご利用枠 | 一律のご利用可能枠を設けていません。 |
ポイント還元率 | 1.00%〜2.00% |
付帯保険 | ・死亡後遺障害:最高1億円(自動付帯5,000万円) ・傷害治療:最高300万円(自動付帯200万円) ・ショッピング保険は海外・国内ともに最高500万円など |
付帯特典 | ・空港ラウンジの利用 ・空港手荷物宅配サービス ・タクシーでの送迎など |
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、ステータスの高さから人気を集めているクレジットカードです。
アメックスブランドならではのサービスを受けられる点が魅力的で、付帯保険も充実度が高いです。
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの特徴を見ていきます。
ANAアメックスゴールドカードの年会費
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの年会費は本会員で34,100円、家族会員で17,050円です。
VISAやマスターブランドと比べると高額となりますが、ステータス性や受けられるサービスや特典などを踏まえると、決して高いだけではありません。
ANAアメックスゴールドカードの申し込み条件
カード発行に関しては、20歳以上で本人に安定した収入が継続してあることが基本的な条件と定められており、アメリカン・エキスプレス所定の審査があるとされています。
ANAアメックスゴールドカードのご利用枠に関して
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、一律のご利用可能枠を設けていません。
ご利用可能枠についてはカードを所持している会員の利用状況や支払いの実績などをもとに決定するため、人それぞれで異なります。
VISAやマスターブランドのように利用可能額が定められていないことからも、ステータス性の高さが表れているといえるでしょう。
ANAアメックスゴールドカードのポイント還元率
ポイント還元率は1.00%〜2.00%と一般的な数字ですが、ポイントの有効期限が無期限となっている点はANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの大きな特徴です。
そのため、期限切れを意識することなくANAマイルへ移行するなど使い勝手の良いクレジットカードといえます。
ANAの航空券や旅行に関する商品など、ANAグループでのカード利用についてはポイントが2倍獲得できます。
また、1,000ポイント単位でANAのマイルへ移行ができるため、旅行などの際にうまく活用しましょう。
さらに貯めたポイントはアメックスが厳選したバラエティー豊かなアイテムや体験に交換でき、自分のライフスタイルに合わせた幅広い使い方が可能です。
ANAアメックスゴールドカードの付帯保険
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードにはさまざまな保険が付帯されています。
下記が海外旅行保険に該当するものです。
- 死亡後遺障害:最高1億円(自動付帯5,000万円)
- 傷害治療:最高300万円(自動付帯200万円)
- 疫病治療:最高300万円(自動付帯300万円)
- 携行品損害:最高100万円(自動付帯100万円)
- 賠償責任:最高4,000万円(自動付帯4,000万円)
- 救援者費用:最高400万円(自動付帯300万円)
上記の通り、海外旅行時において充実したサポートが付帯されていることから、安心した旅をすることが可能です。国内旅行については死亡後遺障害が最高5,000万円付帯されています。
そしてショッピング保険は海外・国内ともに最高500万円が付帯されていて、高額となるサポートが受けられます。
ANAアメックスゴールドカードの付帯特典
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは国内での主要空港やホノルルにあるダニエル・K・イノウエ国際空港などでラウンジが無料で利用できます。
本人会員だけでなく同伴者1名も無料となるため、旅行や出張時などでも空港で快適に過ごすことが可能です。
また、空港手荷物宅配サービスやクロークサービス、タクシーでの送迎などその他さまざまな特典が付帯されているため、充実度は非常に高いです。
ANA JCB ワイドゴールドカード
概要 | ANA JCB ワイドゴールドカード |
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年会費 | 本会員 15,400円 家族会員 4,400円 |
申し込み条件 | 満20歳以上 継続して安定した収入がある |
ご利用枠 | 特に明記されていない |
ポイント還元率 | 1.00% |
付帯保険 | 海外旅行傷害保険 最高1億円 国内旅行傷害保険最高5,000万円 ショッピング保険は海外・国内ともに500万円 |
付帯特典 | ・空港ラウンジ利用 ・手荷物宅配サービス ・人間ドックを優待価格で利用 |
JCBは日本が世界に誇る国際ブランドで、ANA JCB ワイドゴールドカードという名称で発行されています。
国内での加盟店の多さから高い人気を誇り、支持している人はたくさんいます。
ANA JCB ワイドゴールドカードの年会費や付帯特典など特徴を見ていきましょう。
ANA JCB ワイドゴールドカードの年会費
年会費は本会員で15,400円、家族会員で4,400円です。
通常デザインに加えて、「スターウォーズデザイン」のカードも登場しているため、映画ファンはチェックしてみてはいかがでしょうか。
ANA JCB ワイドゴールドカードの申し込み条件
申し込みができるのは、20歳以上で、安定した収入が継続して確保できていると認められた人です。
ANA JCB ワイドゴールドカードのご利用枠に関して
利用限度額については、公式サイトにも特に明記されていません。
人それぞれで異なる場合が考えられるため、詳しくはJCBに問い合わせてみましょう。
ANA JCB ワイドゴールドカードのポイント還元率
ANA JCB ワイドゴールドカードのポイント還元率は1.00%で、Oki DokiポイントとANAマイルが貯められます。
Oki Dokiポイントとは、JCBのポイントプログラムで、利用金額が税込1,000円ごとに1ポイント付与されます。
貯めたOki Dokiポイントはマイルへ自動で交換されるコース、もしくは自分の好きなタイミングで交換できるコースから選択可能です。
ANA JCB ワイドゴールドカードの付帯保険
海外旅行で最高1億円、国内旅行で最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯されています。
ショッピング保険は海外・国内ともに500万円となり、充実したサポートを受けられるのが特徴です。
ANA JCB ワイドゴールドカードの付帯特典
ANA JCB ワイドゴールドカードを所持することで、国内の主要空港やホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港にてラウンジが無料で利用できます。
その他にも空港での手荷物宅配サービスや空港免税店での割引サービス、さらに各地域で提携している医療機関にて人間ドックを優待価格で利用できるなど、付帯されている特典は多種多様です。
ANAダイナースカード
概要 | ANAダイナーズカード |
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年会費 | 本会員 29,700円 家族会員 6,600円 |
申し込み条件 | 年齢27歳以上 |
ご利用枠 | 会員ごとに利用状況や支払いの実績に応じて異なる |
ポイント還元率 | 1.00%~1.20% |
付帯保険 | ・海外・国内問わず傷害死亡や後遺障害保険が最高1億円 ・ショッピング・リカバリー 年間500万円 |
付帯特典 | ・約1,000ヶ所以上の国内・海外の空港ラウンジ利用 ・手荷物宅配サービス ・タクシー送迎 |
アメックスと並びステータス性の高さから人気があるダイナースブランドは、快適で安心な旅をサポートしてくれるクレジットカードです。
年会費は高く設定されていますが、それ以上の価値が感じられるサービスが付帯されているため、ぜひチェックしてみてください。
ANAダイナースカードの年会費
年会費は、アメックスブランドに次いで高い金額で、本会員で29,700円、家族会員で6,600円です。
ANAダイナースカードの申し込み条件
申込条件について詳細は記載されていませんが、公式ホームページには入会の目安として年齢27歳以上と定められています。
ANAダイナースカードのご利用枠に関して
ANAダイナースカードでは、利用枠については会員ごとに利用状況や支払いの実績に応じて定められているため、個別に設定されています。
ANAダイナースカードのポイント還元率
ANAダイナースカードのポイント還元率は1.00%から1.20%で、100円が1ポイント・1マイルとして貯めることが可能です。
また、貯めたポイントは有効期限がなく、必要となるタイミングでANAマイルへ移行できます。
ANAダイナースカードの付帯保険
本会員と家族会員ともに、海外・国内問わず傷害死亡や後遺障害保険が最高1億円付帯されており、万が一の故障や盗難に対応できるショッピング・リカバリーは年間500万円まで補償可能です。
補償をさらに手厚いものにする場合は、有料となる海外旅行保険プラスに加入することでより安心です。
ANAダイナースカードの付帯特典
ANAダイナースカードは約1,000ヶ所以上の国内・海外の空港ラウンジを、本会員はもちろん家族会員も利用できます。
また、機内販売が10%オフとなる割引サービスや空港内店舗のANA FESTAでの割引、さらに手荷物宅配サービスやタクシーによる送迎など、その他にも充実した特典が満載です。
ANAワイドゴールドカードで快適な旅へ出てみよう
ANAワイドゴールドカードは空港ラウンジを無料で利用できたり、最高で1億円となる保険が付帯されていたりと、所持することで充実した快適な旅がおくれるクレジットカードです。
各カードブランドで申し込み条件も異なるため、定められている内容を確認しておきましょう。
ANAのマイルが貯められることからも、飛行機を利用することが多い人にとっては、ぜひ所持しておきたいサービスが満載です。
- 各カードブランドで年会費は大きく異なる
- 付帯されている保険や受けられるサービスもカードブランドにより異なる
- ポイント還元率の高いカードを選ぶことでマイルを効率良く貯めることが可能