au PAYカードは、年会費無料で保有できるKDDIグループ発行のクレジットカードです。
還元率が1.0%と高いうえに、ポイントが貯まりやすいサービスが充実しています。
au PAY対応店舗やPonta加盟店、さらにau PAY マーケットなどを利用すれば、ざくざくポイントを貯めることもできます。
ポイント還元率をアップする方法も解説しているので参考にしてください。
- 年会費が永年無料で還元率1.0%
- ポイントアップ店で利用すれば常時1.5%以上
- Ponta加盟店利用でポイント2重取り
- au PAY マーケットで最大7.0%還元
- auの利用料金が110円~187円/月割引
- 国内旅行保険は付帯していない
- タッチ決済には非対応
※本記事の価格は全て税込みです。
カード名 | au PAY カード | 三井住友カード(NL) | JCB CARD W | アメックスグリーン | 楽天カード | dカード |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 | 月会費制1,100円/月 (年合計13,200円) | 無料 | 無料 |
還元率 | 1.0% | 0.5%~7%※M1 | 1.00%~10.50%※J1 | 0.3%~1.0% | 1.0%~3.0% | 1.0%~3.0% |
国際ブランド | Visa、Mastercard | Visa、Mastercard | JCB | American Express | Visa、Mastercard、 JCB、American Express | Visa、Mastercard |
キャンペーン | 新規入会&ご利用特典で 合計最大5,000Pontaポイント プレゼント | 新規入会&条件達成で 最大3,000円分 プレゼント※2 2024年9月2日~2024年10月31日 | 新規入会 +Amazon利用で最大12,000円 キャッシュバック 2024年4月1日(月)~2024年9月30日(月) | 合計25,000ポイント プレゼント | 新規入会& 1回利用で 5,000ポイント プレゼント | 最大2,000ポイント プレゼント |
申込対象 | 18歳以上 | 18歳以上 | 39歳以下 | 20歳以上 パート・アルバイト・学生不可 | 18歳以上 | 18歳以上 |
発行スピード | 最短4営業日 | 最短10秒※即時発行が できない場合があります。 | 最短5分 9:00AM~8:00PMでお申し込み。 (受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)※J1 | 1~3週間 | 最短1週間 | 最短5営業日 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※2 学生の場合:新規入会&条件達成で4,000円分プレゼント (VポイントPayギフトのプレゼント)。条件:スマホのタッチ決済1回以上利用。
au PAYカードの特徴・基礎知識
au PAY カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0% |
マイル | - | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 1,100円 |
年会費 | 無料 | |
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | Visa、Mastercard | |
発行会社 | auフィナンシャルサービス株式会社 | |
発行期間 | 最短4日 |
au PAYカードは、auフィナンシャルサービスが発行するクレジットカードです。
年会費は実質無料、還元率が1.0%と高く、普段の支払いでも効率よくポイントを貯められます。
さらにポイントアップ店やPonta加盟店での利用などで1.5%にも2%にもなるのが魅力です。
海外旅行保険やお買い物安心保険など付帯保険も充実しているので安心もプラスできます。
au PAYカードのメリット
au PAYカードは通常100円ごとに1ポイントのPontaポイントが貯まるため、基本還元率から1.0%と高還元です。
公共料金など普段の支払いでも常時1.0%の還元率で貯まるので、ポイントが効率よく蓄積されますよ。
また、よりお得に利用できる特典が用意されています。
- ポイントアップ店で常時1.5%以上
- Ponta加盟店でポイント2重取り
- au PAY マーケットで最大7.0%還元
- auの利用料金が110円/月割引
ポイントアップ店で常時1.5%以上
「au PAYポイントアップ店」でau PAYカードを利用すると、基本の還元にプラスして0.5%以上のボーナスポイントが獲得できます。
ポイントアップ店の例は以下のとおりです。
ポイントアップ店 | 増量ポイント | 還元率 |
---|---|---|
トーホーストア | 200円ごとに1ポイント | 1.5% |
Tomod's | 200円ごとに2ポイント | 2.0% |
かっぱ寿司 | ||
BIG ECHO | ||
オリックスレンタカー | ||
ユザワヤ | ||
アート引越センター | ||
スターバックス カード | 200円ごとに3ポイント | 2.5% |
通常付与ポイント1.0%に加え、ポイントアップ店ではさらに+0.5%以上増量。
そのため、ポイントアップ店では常に1.5%以上の還元率になります!
※au PAY カードのポイントアップ店サービスは、2024年9月30日(月)をもって終了します。
Ponta加盟店でポイント2重取り
au PAYカードをPonta加盟店で利用すると、ポイントを2重取りできます。
- au PAYカードの決済ポイント=1.0%
- Pontaカード提示ポイント=0.5%※
- 合計=1.5%
※Pontaカード提示によるポイントの貯まり方は、加盟店によって異なります。
以下のようなお店がPontaに加盟しています。
- ローソン※
- ケンタッキーフライドチキン
- 成城石井
- ライフ
- エクセルシオール カフェ
- ドトールコーヒーショップ
- AOKI
- ジョーシン
※ローソンでは時間帯により0.5~1.0%のポイントが加算されます。
なお、Ponta加盟店でポイントを貯めるには、au IDとPonta会員IDの連携が必要です。
au PAY マーケットで最大7.0%還元
au PAY マーケットでau PAYカードを利用すると、ポイントが最大7.0%貯まります。
項目 | 還元率 |
---|---|
通常ポイント(au PAYカードの決済ポイント) | 1.0% |
支払方法で「au PAY カード」を選択 | 0.5% |
電子書籍の購入(1,000円/月以上) | 1.0% |
au PAY ふるさと納税寄附(5,000円/月以上) | 1.0% |
au PAY マーケット ダイレクトストア/au PAY マーケット リカーショップ購入(8,000円/月以上) | 1.0% |
レストラン・宿泊・エンタメ等サービスの購入(3,000円/月以上) | 1.5% |
お店からのポイント | 1.0% ※店舗によって異なる |
合計 | 最大7.0% |
所定の物・金額の購入などの条件を満たさなくても、au PAYカードで支払えば還元率が2.5%以上になるため、お得にショッピングできますよ。
auの利用料金が110円~187円/月割引
au PAYカードでauやUQ mobileの利用料金を支払うと、「au PAY カードお支払い割」によって110円~187円/月の割引が受けられます。
割引額は、プランによって異なります。詳しくは、auやUQ mobileのホームページで確認しましょう。
110円/月の割引が適用された場合、1年間の割引額は1,320円です。
割引の条件は、「月末時点で登録されている支払方法がau PAY カードであること」だけです。
au PAYカードのデメリット
au PAYカードのデメリットについても確認しましょう。
- 国内旅行保険は付帯していない
- 電子マネーチャージはポイント付与対象外
国内旅行保険は付帯していない
au PAYカードには国内旅行保険が付帯していません。
国内旅行の機会が多く、保険が必要な方にとってはデメリットになるでしょう。
とは言え、年会費無料のカードでは国内旅行保険が付帯していないケースがほとんどです。
なお、年会費無料ながら最高2,000万円の海外旅行保険は付帯しています(利用付帯)。
補償の種類 | 補償内容(利用付帯) |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 200万円 |
救援者費用 | 200万円 |
個人賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 20万円(免責3千円) |
旅行代金等をau PAYカードで決済しなければ補償を受けられませんが、海外での治療費や携行品損害などにも備えられる補償内容です。
本カード会員はもちろん、家族カード会員も補償が受けられます。
電子マネーチャージはポイント付与対象外
au PAYカードは、スマホ決済サービス「au PAY」への残高チャージや電子マネーへのチャージでは、ポイントが付与されません。
モバイルSuicaやICOCAへのチャージでもポイントが貯まらないので、交通系ICカードを利用する方はチャージ用に別のカードを用意するのが得策です。
au PAYカードの審査
次に、au PAYカードの審査について解説します。
他のクレジットカードと同様に審査基準は公表されていないため、明確に知ることができない点を理解したうえで読み進めてください。
au PAYカードの申し込み資格
au PAYカードを申し込めるのは以下に該当する方です。
個人でご利用のau IDをお持ちのお客さま(法人契約でご利用のau IDではお申し込みいただけません)
・満18歳以上(高校生除く)
・ご本人さままたは配偶者に定期収入のある方
高校生を除く満18歳以上の学生は、収入の有無にかかわらず申し込みできます。
また、収入のない専業主婦でも配偶者に定期収入があれば申し込むことが可能です。
なお、au PAYカードの申し込みに必要な「au ID」は、無料で簡単に登録できます。
au PAYカードの審査難易度
au PAYカードは、以下の理由から比較的発行しやすいカードであると考えられます。
- 年会費が基本無料
- 申し込み要件が厳しくない
- 流通系カードである
一般的に年会費無料のカードは、有料のものと比べて審査難易度が低い傾向にあります。
満18歳以上(高校生を除く)であれば学生でも申し込みできるため、要件は厳しくありません。
収入のない学生や専業主婦でも申し込みできることから、比較的入会しやすいと言えるでしょう。
また、クレジットカードは発行会社により銀行系・流通系・信販系などに分けられますが、au PAYカードは審査難易度が一般的に高くないとされる流通系カードにあたります。
もちろん、定期収入が必要であることからだれでも申し込みできるわけではありませんが、そこまで審査が厳しいわけではないでしょう。
au PAYカードの審査に通過するコツ
審査基準は一切公表されていないため、確実に審査に通過する方法はありません。
ただし、以下のポイントを意識すれば、通過する可能性を高めることはできるでしょう。
- auサービスを利用している場合は毎月確実に料金を支払う
- クレジットカードや各種ローンの支払いに遅れない
auスマホやauひかりなどを利用しており、毎月確実に支払った実績は、審査で有利に働くと考えられます。
反対に、auの携帯電話料金を長期に渡り延滞したことなどが過去にあれば、審査に通過するのは難しいでしょう。
また、au携帯電話の端末代を分割で支払っている場合は、クレジットカードのキャッシングやカードローンなどと同様に信用情報として記録されます。
信用情報に延滞の情報が登録されると、クレジットカードや各種ローンの審査に通過するのが難しくなるため、auに限らず決して遅延することがないよう支払うことが大切です。
au PAYカードの審査にかかる日数
審査日数についても公表されていませんが、公式サイトによると申し込みから最短4日で発送されます。
なお、通常審査が完了するとカードの発送予定日を記載した案内メールが届きます。
カードの発送状況を確認したい場合は、日本郵便のホームページにて参照可能です。
その際に必要となる「お問い合わせ番号」は会員サイトにて確認できます。
au PAY ゴールドカードと比較
「au PAYカード」と上位カードにあたる「au PAY ゴールドカード」のどちらを発行するか迷っている方もいるのではないでしょうか。
2枚のカードの主な違いは、以下のとおりです。
項目 | au PAY カード | au PAY ゴールドカード |
---|---|---|
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) | 20歳以上(学生、無職、パート・アルバイト除く) |
年会費 | 永年無料 | 11,000円 |
家族カード年会費 | 無料 ※2枚目から2,200円 |
|
ポイント還元率 | 1.0%~ | 1.0%~ |
auの携帯料金還元率 | 1.0% | 最大10.0% |
au PAY 残高へのチャージ+au PAY(コード支払い)の還元率 | 0.5% | 1.5% |
au PAY マーケットでの還元率 | 最大7.0% | 最大9.0% |
auでんき・都市ガス for au利用額の還元率 | 1% | 3% |
au PAY カードお支払い割(携帯料金の割引) | あり | あり |
海外旅行保険 | 最高2,000万円(利用付帯) | 最高1億円(一部利用付帯) |
国内旅行保険 | なし | 最高5,000万円(利用付帯) |
お買い物あんしん保険 | 100万円 | 300万円 |
空港ラウンジ特典 | なし | あり |
詳細 | 公式サイト | 公式サイト |
au PAYカードの年会費が永年無料であるのに対し、au PAYゴールドカードは11,000円ですが、特典・付帯サービスに大きな違いがあります。
特に、auユーザーの場合、年会費を払ってもau PAY ゴールドカードのほうがお得になる可能性も高いため、両者の違いをよく比較して検討しましょう。
年会費、ポイント還元率、その他特典・付帯サービスに分けて、違いを詳しく解説します。
年会費の違い
項目 | au PAY カード | au PAY ゴールドカード |
---|---|---|
年会費(本カード) | 無料 | 11,000円 |
年会費(家族カード) | 2,200円(1枚無料) |
au PAYカードは、年会費が一切発生しません。
一方、au PAY ゴールドカードは11,000円の年会費がかかります。なお、ゴールドカードのなかでは平均的な価格設定です。
ただし、家族カードは1枚無料となっているため、家族カードを1枚発行する場合は1人あたり5,500円の年会費で保有できます。
ポイント還元率の違い
2枚のカードの大きな違いは、ポイント還元率です。
基本還元率はどちらも1.0%であるため、auのサービス以外で利用する場合はポイントの貯まり方に変わりはありません。
しかし、auのスマホやスマホ決済サービス「au PAY」、「auでんき」「都市ガス for au」などを利用する場合、au PAY ゴールドカードのほうが大幅にポイントが貯まります。
項目 | au PAY カード | au PAY ゴールドカード |
---|---|---|
ポイント還元率 | 1.0%~ | 1.0%~ |
auの携帯料金還元率 | 1.0% | 最大10.0% |
au PAY 残高へのチャージ+au PAY(コード支払い)の還元率 | 0.5% | 1.5% |
au PAY マーケットでの還元率 | 最大7.0% | 最大9.0% |
auでんき・都市ガス for au利用額の還元率 | 1% | 3% |
特に、au PAY ゴールドカードでauの携帯電話料金を支払うと、最大10.0%還元が受けられるのが大きなメリットです。
通常ポイント1.0%に加えて、利用料金1,000円(税抜)ごとに9.0%のポイントが還元されます。
たとえば、毎月の携帯料金が11,000円なら、1年間で12,120ポイントが貯まるため、それだけで年会費を取り返せる計算です。
また、auのスマホを利用しており、毎月の携帯料金が11,000円未満であっても、au PAYの利用頻度が高い場合や、auの電気・ガスを利用している場合は、au PAY ゴールドカードのほうがお得になる可能性があります。
その他特典・付帯サービスの違い
補償や付帯サービスにも違いがあります。
項目 | au PAY カード | au PAY ゴールドカード |
---|---|---|
海外旅行保険 | 最高2,000万円(利用付帯) | 最高1億円(一部利用付帯) |
国内旅行保険 | なし | 最高5,000万円(利用付帯) |
お買い物あんしん保険 | 100万円 | 300万円 |
空港ラウンジ特典 | なし | あり |
au PAY ゴールドカードには、最高1億円の海外旅行傷害保険、最高5,000万円の国内旅行傷害保険が付帯します。
海外でのより手厚い補償を求める方、国内旅行傷害保険が必要な方には、au PAY ゴールドカードがおおすすめです。
また、au PAY ゴールドカードの本会員・家族会員は、国内の主要空港、ハワイ(ホノルル)の国際空港ラウンジを無料で利用できます。
au PAYカードがおすすめなのはこんな方
au PAYカードは、以下のような方におすすめのクレジットカードです。
- 公共料金など普段の支払いでお得にポイントを貯めたい方
- auのスマホやauひかりなどを利用している方
- Pontaポイントを貯めている方
- au PAY マーケットを利用する機会が多い方
au PAYカードは、年会費永年無料・還元率も常時1.0%と高いため、auユーザーでなくても効率よくポイントを貯められます。
また、auのスマホやau PAYマーケットなど、auのサービスを利用していればお得感はアップ。
auやUQ mobileのスマホの利用料金を支払うと、110円~187円/月の割引が受けられるほか、au PAY マーケットでは最大7.0%のポイントが貯まります。
基本還元率の高さに加えて、Ponta加盟店でポイント2重取りができるなど、使い方次第でざくざくポイントが貯められますよ。ぜひ検討してみてくださいね。
- 使いやすいPontaポイント
1ポイント=1円としてネットショッピングでの利用やカード代金への充当など幅広く使える - お買物あんしん保険
国内外でau PAY カードで購入した商品の破損・盗難などの損害を年間100万円まで補償 - au PAY アプリが便利
買い物履歴や保有ポイントなどが簡単に管理できる