カードローンの返済が遅れそう!遅延・延滞で起こるリスクとは

  • 2021年1月15日
  • 2021年1月14日
カードローン延滞・遅延のリスク

「急な出費で残高不足になってしまった…」「引き落とし日をうっかり忘れていた」など、カードローンの返済遅れは誰にでも起こり得ることです。

では、もしもカードローンの返済日を延滞した場合、どのようなリスクがあるのでしょうか。

本記事では、カードローンの遅延に関する情報をまとめています。

延滞で発生するリスクのほか、延滞しそうな時や延滞してしまった時の対処法ついて具体的に紹介しています。

カードローンの延滞について気になる情報がきっと見つかるはずです。

カードローンの延滞とは

お金の計算をする女性
カードローンの返済はローン会社によって返済日が定められています。

口座振替を利用している場合は、例えば月末や25日などの返済日に、指定した口座から決められた額が自動で引き落とされます。

その際に、口座に残高が足りないと返済ができません。このようにカードローンや住宅ローンの返済が遅れることを「カードローンの延滞」または遅延と呼びます。

振込による返済の場合は、所定の期日までに振込を完了させないとカードローンの延滞となってしまいます。

カードローン延滞のリスク

電卓とお金

カードローン延滞のリスク
  • カードローンの利用停止
  • 信用情報への傷
  • 遅延損害金の発生
  • 一括返済を求められる

カードローンを延滞してしまうと、どのようなリスクがあるのでしょうか。

カードローンの延滞で発生し得るリスクについて具体的に見ていきます。

カードローンの利用停止

カードローンの延滞でまず起こり得るリスクはカードローンの利用ができなくなることです。

アイフルの公式サイトでは以下のように記されています。

カードローンは限度額の範囲内までなら、完済していなくても追加で融資を受けることができます。
しかし、返済遅れを起こしてしまった場合には、期日を過ぎた後での追加融資はできなくなります。ご利用限度額まで余裕がある場合でも、新たな借入はできません。

引用:カードローンやキャッシングは消費者金融のアイフル【公式】

利用停止のタイミングはカード会社によって異なりますが、早い場合には返済期限の翌日から利用できなくなるケースもあります。

信用情報に傷がつく

信用情報に傷が付くというのも、延滞の大きなリスクといえます

普段あまり意識することはありませんが、銀行系カードローンでも消費者金融系カードローンでも、利用者の信用情報は信用情報機関(CIC)という組織が管理しています。

そして信用情報はクレジットカード会社をはじめ、住宅ローン会社などで共有されています。

この「信用情報が共有されている」ということが重要なポイントです。

カードローンの延滞は特定のカードローン会社の信頼を失うというだけに留まりません。

信用情報に傷が付くということは、カードローン会社をはじめとして、各種金融会社の信頼を失うということを意味します。

大きな傷が付いた場合、新たなクレジットカードの申し込みも困難になりますし、将来、車や家を買いたいといった時にローンの審査が通らなくなる可能性も出てきます

カードローンの延滞は今だけのことではなく、将来にも影響を及ぼす可能性があるということです。

遅延損害金が発生する

ローンを滞納してしまうと、遅延損害金が発生します。

遅延損害金は利息よりも高いことが一般的です。

例えば消費者金融系カードローン大手であるアコムの遅延損害金の年率は20.00%となっています。

遅延損害金は延滞した日数に応じて以下で計算されます。

遅延損害金の計算式

残高×遅延損害金年率(20.00%)÷365日(うるう年は366日)×延滞した日数

例えば借入残高が50万円で30日間延滞した場合には、延滞損害金は8,219円(1年365日で計算)です。

500,000円×0.200÷365×30日=8,219円(小数点以下切り捨て)

お金が足りなくて返済が滞っている…という時に遅延損害金が発生してしまうと、その支払いを含めて返済がますます大変になってしまいます。

上記計算式のとおり、遅延損害金は延滞した日数に比例して増えてきます

もし遅延損害金が発生してしまった場合には、なるべく早く支払いを済ませるということが肝心です。

一括返済を求められる

ローンは無理のない範囲で少しづつ返済できるからこそ、メリットが大きいものです

ところが、返済の延滞を繰り返すと、悪質なケースとしてローンの契約を打ち切られる可能性が出てきます。

契約が打ち切られるということは、借りていたお金を即返済しなくてはならないということです。

また同時に、信用情報に傷が付いているため、新たなローンを組むのも困難になってきます。

一括返済を迫られて、新たにお金を借りるあてもなくなるという“八方塞がり”の状況となります。

そんな状況に陥らないよう、延滞は出来る限り避けなくてはなりません。

カードローンを延滞してしまった後の流れ

女性

カードローンを延滞時の流れ
  1. メール・ショートメッセージによる連絡
  2. 督促の電話
  3. 督促状の送付
  4. 金融事故としての登録
  5. 法的手段による差し押さえなど

カードローン返済の延滞のリスクは前章で述べた通りですが、うっかり返済日を忘れてしまい延滞が発生することは誰にでも起こり得ることです。

その結果、カードローンの返済を延滞してしまった場合、どういった流れになるのかを解説します。

メールやショートメッセージによる連絡

カードローン返済の確認が取れない場合、まずはメールやショートメッセージによる連絡が届きます

メッセージ内容としては「返済をお忘れではないですか」といった感じです。

カードローン会社によりますが、「銀行口座へ入金をする」、もしくは「所定の口座に振り込む」という対応になります。

具体的な対処方法に関してはメールやメッセージに書かれているはずなので、内容を確認してください。

なお「手持ちのお金がなく返済が遅れそう…」という場合の対応については次章で詳しく解説します。

督促の電話

メールやショートメッセージを受け取ったにも関わらず対応していない場合、督促の電話がかかってきます。

電話がかかってくるタイミングでは、メールやショートメッセージへの内容に対応していないので、状況としてはややシビアだとお考えください。

督促状の送付

電話と前後して督促状が送付されてきます。督促状の内容もやはりシビアなものです。

督促状を受け取った場合、即対応することが求められます。どうしても返済できないという場合にも、何かしらの対応はしておきましょう。

取るべき対応の詳しい内容は次章で説明しています。

金融事故として登録される

督促の電話や手紙を複数回受けとったにも関わらず対応していない場合は金融事故として登録されることになるでしょう。

この状態になると新たなクレジットカードの登録は絶望的で、ローンを組むことも基本的にできないと考えてください。

信用情報が回復するには最低でも5年という長い期間が必要になります。

法的手段をとられる

返済が行われない場合は契約が打ち切られ、一括返済を求められることになります。

それでも支払いに応じない場合には法的手段に訴えられます。

この場合、財産の差し押さえなどに発展するかもしれません。

そのような事態に陥らないよう、きちんと対応することが必要です。

返済が遅れそうなときの対策

女性

返済がどうしても遅れそうな時には
  • カードローン会社への電話連絡
  • 一部だけでも返済
  • 債務整理の検討(最終手段)

「思わぬトラブルなどで返済が遅れそう…」なんてことは誰にでも起こり得ることです。

そんな時に「何もしない」が一番まずい行動です。

本章では返済が遅れそうなときに取るべき対処法について解説していきます。

借り入れ先に連絡する

返済が遅れそう、遅れてしまった時にまず取るべき行動は「借り入れ先への電話連絡」です。

各カードローン会社の窓口に電話をかけて状況を説明しましょう。

なぜ返済が遅れているのか、いつまでに返済できるのか、それらを連絡しておくだけで相手側の印象は大きく異なるものです。

振込先や振込方法についても指示してもらえるでしょう。

また、返済の目途が立たないといった場合にも、支払い方法などの相談に乗ってもらえるケースもあります。

返済が遅れそう、遅れてしまったという場合には、何はともあれ電話にて連絡をするようにしましょう。

返せる分だけ返す

どうしても規定の金額を返せないという場合、一部だけでも返すように心がけましょう。

少しづつでも返済してしていけば、完済は近づいてきます。

なお、一部のみを入金したい場合、一部の返済が可能かどうか事前に相談しておきましょう。

債務整理も検討(最終手段)

「健康上の問題などで働けない…」となった場合、返済が困難になることもあり得ます。

そんな時には債務整理を検討してみるのもひとつの手です。

債務整理とは、弁護士などの力を借りて借金の減額や支払いの猶予を求める方法です。

「弁護士に相談するお金がない…」という方もいるかもしれませんが、債務整理に関しては初期相談料を無料としている法律事務所も少なくありません。

いきなり弁護士に相談するのは敷居が高いと感じる方は、自治体などの相談窓口の利用がおすすめです。相談はもちろん無料ですし、専門家が然るべき道を示してくれます。

「返済の目途が立たないし、出口が見えない…」という状況もなんとかなるかもしれません。

ただし、債務整理は信用情報機関に事故情報が登録されるなど、デメリットも大きいです。あくまでも最終手段であることを覚えておいてください。

カードローンを延滞しないためのポイント

笑顔の女性

カードローン利用のポイント
  • 借りるお金は必要最低限とする
  • 贅沢には利用しない
  • ムリのない返済計画を立てる

ここまでご紹介してきた通り、カードローンの延滞には様々なリスクが伴います。

ですから、カードローンは、延滞しないように利用することが大切です。

本章では延滞しないためのポイントについてご紹介していきます。

利用額は必要最低限とする

まず大切なことはカードローンの利用額は必要最低限とするということです。

生活費が10万円足りないのであれば、10万円だけを借りるべきですし、結婚式のご祝儀で5万円が必要なのであれば5万円のみを借りるべきです。

「せっかくだから、あとプラス2万円借りて結婚式に履いていく靴を買ってしまおう」「もしものために、少し多めに借りておこうと」いう考えは避けたほうが無難です。手元にお金があるとついつい使ってしまいます。

もしもの時が発生したら、その時に再度カードローンを利用すれば良いだけです。

カードローンで贅沢はしない

カードローンはみだりに利用しないというのも大切なポイントです。

特に贅沢することを目的にした利用は基本的に避けることをおすすめします。

「海外旅行に行きたいから」「どうしても欲しいカバンがあるから」といった利用を続けていると、ローンの金額が予想外に膨らむものです。

カードローンの利用は生活費が足りなかったり、家賃を一時的に立て替えたりするための利用にとどめておきましょう。

ムリのない返済計画を立てる

ムリのない返済計画というのも重要です。

例えば「ボーナスが入る予定だから、きっと返済できる」、「バイトを増やすから大丈夫」といった計画は危険です。

ボーナスは会社の経営状況や世の中の景気によって大きく変動します。

いくらあなたが頑張って仕事をしたとしても、予想していた額がもらえるとは限りません。

またアルバイトの時間を増やそうにもシフトに空きがないかもしれません。

風邪をひいてしばらくバイトに出られないなんてケースも起こり得ます。

イレギュラーなことが発生すると、てきめんに返済計画が狂ってしまいます。

返済計画は「確実に入る予定のお金」をベースに考えることが大切です。

カードローンの延滞は出来る限り避けるべし!

カードローン利用時の注意点
  • カードローンの延滞には大きなリスクが伴う
  • 延滞を続けると場合によっては法的手段に訴えられる
  • 延滞しそうな時にはとにかく連絡
  • 計画的な利用が肝心

カードローンの延滞について、発生し得るリスクや延滞してしまったときの対処方法についてご紹介してきました。

カードローンを延滞してしまうと、信用情報に傷が付きローンを組みにくくなることや場合によっては一括返済を求められるなど、将来的に大きな問題を引き起こす可能性があります。

カードローンの延滞を発生させないように利用しすぎないこと、そしてムリのない返済計画を立てることがなにより重要です。

それでももし「返済が間に合わない…」となった場合には、出来るだけ早くカードローン会社に連絡を取りましょう。

そして状況を説明し、なるべく早く返済することが肝心です。