カードローンの利用可能枠を増額したい!申請方法と審査のポイント

  • 2021年1月24日
  • 2021年11月1日
カードローンの利用額を増額する方法

「カードローンであとちょっと借りたい…けど限度額ギリギリまで借りてるし」という場合、利用可能枠の増額申請がおすすめです。

利用可能枠の増額にはもちろん審査はありますが、新たなカードローンを利用するよりもお得に利用できる可能性があります。

本記事では、なぜ利用枠の増額がお得なのか、その理由について解説していきます。

さらには審査のポイントや注意点についても紹介していますので、申請時の参考になるはずです。

カードローンの利用可能枠を増額したい方はぜひ本文をチェックしてみてください。

増額申請の条件・審査のポイント
  • 延滞履歴の有無
  • カードローンの利用実績
  • 年収の増加
  • 上限50万円を超える場合には収入証明が必要

カードローンの利用可能枠とは

カードローンの利用可能枠とは
  • 利用可能枠までのお金を借りることができる
  • 利用可能枠は最初の契約時に決まる
  • 利用可能枠を越えて利用したい場合には申請が必要

そもそもカードローンの利用可能枠とは、最大限借りられる金額のことです。

利用可能枠が50万円なのであれば50万円まで、100万円であれば100万円まで借りることが可能です。

上限金額はカードローンを契約するときに決まります。特に何も申請しなければ、その額のまま契約・更新されます。

例えば、利用可能枠が50万円で、すでに40万円借りているケースでは、残り10万円までしか借りれません。

利用可能枠を超える額を利用したい場合には、増額申請が必要です。

借り入れ額を増やすなら「増額」がお得

増額がお得な理由
  • 借入総額が増えて低金利になる可能性がある
  • 新規のときよりも審査に要する期間が短い
  • 複数で借りるより管理の手間がかからない

借り入れ額を増やしたい場合、別のカードローン会社の利用を考える方もいると思います。

しかし、お得なのは「既存のカードローンの増額」です。

その理由について解説していきます。

借入総額が増えて低金利になる可能性がある

カードローンの利用限度額を増額することで金利が低くなる可能性があります。

同じカードローンであっても、条件によって金利は大きく異なります。

金利が幅広く設定されているのは、カードローンの利用限度額により金利が異なるからです。

例えば消費者金融系大手である、アコムの限度額ごとの金利(実質年率)を見てみましょう。

  • 1万円~99万円:7.7%~18.0%
  • 100万円~300万円:7.7%~15.0%
  • 301万円~500万円:4.7%~7.7%
  • 501万円~800万円:3.0%~4.7%

このように、限度額が増えるほど、金利(実質年率)は低くなる傾向にあります。

つまり、2つのカードローンから60万円を借りるよりも、1つのカードローンから120万円を借りたほうが金利は低くなる可能性があるということです。

新規のときよりも審査に要する期間が短くなる

急いでお金を調達したい場合も「増額」がおすすめです。

一般的に、新規申し込みよりも既存のカードローンへの増額のほうが審査期間が短く済みます

本人確認は最初に取れていますし、これまで利用したカードローンをきちんと返済してきたのなら、それなりの信用を得ている状態です。

一方で、新たなカードローン会社へ融資を申し込んだ場合、本人確認や勤め先の確認など、審査の項目は多くなります

複数で借りるより管理の手間がかからない

3つ目の理由として「借入金の管理が楽になる」という点もあります。

複数でローンを利用すると、どうしても管理が煩雑になりがちです。

万が一、「返済したつもり」で返済し忘れると、信用情報に傷がついてしまい、新たな借り入れが困難になる可能性があります

1つのカードローンからの借り入れであれば、毎月決まった日に決まった額を返すのみです。

返済忘れといったミスを防げ、お金の計画も立てやすくなります。

カードローン利用の基本である「きちんとした返済計画を立てる」という点からも、増額がおすすめといえます。

カードローン増額の申請方法

ラインペイ登録

増額申請の方法
  • インターネット経由で可能
  • 電話や窓口での受け付けも可能

カードローンの増額申請は、インターネット経由でできることがほとんどですが、カードローン会社によっては電話やATMでも申請が可能な場合があります。

主なカードローン会社の増額申請方法を表にまとめてみました。

カードローン増額申請方法
アコム・会員ページ(インターネット)
・アコムATM
・アコム総合カードローンデスク
・無人契約機(むじんくん)
・店頭窓口
アイフル・会員ページ(インターネット)
・増額専用ダイヤル
・アイフルATM
プロミス・会員ページ(インターネット)
・プロミスコール
SMBCモビット・会員ページ(インターネット)
みずほ銀行カードローン・会員ページ(インターネット)
・みずほ銀行カードローン専用ダイヤル
・店頭窓口
三菱UFJ銀行バンクイック・会員ページ(インターネット)
・お客さま専用フリーダイヤル
イオン銀行カードローン・会員ページ(インターネット)
・イオン銀行コールセンター ローン専用ダイヤル
りそなカードローン・会員ページ(インターネット)
楽天銀行スーパーローン・会員ページ(インターネット)

上表のように、カードローン会社によって申請方法が異なっています。

この中で、消費者金融系カードローン大手であるアコムを例に挙げて、それぞれの方法の受付時間帯などを見ていきます。

  • 会員ページ(インターネット):24時間可能
  • アコムATM:24時間可能
  • アコム総合カードローンデスク:9:00~18:00
  • 無人契約機(むじんくん):9:00~21:00(年中無休、ただし年末年始は除く)
  • 店頭窓口:9:30~18:00(土日祝日は休業)

インターネットやATMでは24時間申請が可能ですが、無人契約機や窓口は受付時間が限られています。

増額申請をご希望の方は、ご利用中のカードローン会社のホームページをご確認ください。

カードローンの増額申請はいつからできる?

増額申請のタイミング
  • 具体的な期日は決まっていない
  • 「利用後、半年」がひとつの目安

カードローン会社では、増額申請について「いつから可能」という縛りはないことが一般的です。

例えばイオン銀行カードローンでは、増額の申請期間について以下のように示しています。

Q:契約したばかりですが、増枠の申込は可能ですか?

A:原則、増枠のお手続きについて、お申込みいただくにあたっての期間制限はございません。

引用:カードローン増枠(増額)手続きのご案内|イオン銀行なら低金利、WEB完結、手数料無料!

増額の申請期間について「期間制限はない」と公表していますが、利用後すぐに増額申請を申し込むと断られることもあります。

例えば、「昨日からカードローンの利用を開始して、今日には増額申請」という場合、どんな事情があるにせよ、少し不審に思われてしまうでしょう。

増額申請はいつから可能かといった具体的な期日はありませんが、カードローン利用から半年くらい経ってからを目安にするのがおすすめです。

カードローンの増額申請の条件、審査のポイント

笑顔の女性

審査でチェックされるポイント
  • 延滞履歴の有無
  • カードローンの利用実績
  • 年収の増加
  • 上限50万円を超える場合には収入証明が必要

続いては増額申請の条件や審査のポイントについて解説していきます。

審査通過のための、以下ポイントをしっかりと理解した上で申請してください。

延滞履歴の有無

審査の大きなポイントとなるのが返済の延滞履歴の有無です。

当然ですが、カード利用の延滞があると審査は通りにくくなります。

該当のカードローンだけでなく、その他クレジットカードなどを含めて延滞がないということが大切です。

カードの利用に関する信用情報は、指定信用情報機関(CIC)や日本信用情報機構(JICC)といった、カードローン会社とは独立した機関が厳重に管理しています。

その内容はカード会社や銀行などにも共有されています。

そのため、カードローンの利用履歴は、新たなクレジットカードの発行やマイカーローン、住宅ローンなどといった各種ローンの審査にも影響を与えます。

くれぐれも返済の延滞はしないように気を付けましょう。

半年以上の利用実績がある

カードローンの返済がスムーズに行われている場合、利用期間が長いほど信用は増します。

1つの基準となるのは半年以上の利用実績です。増額申請の前に自身の利用実績をチェックしてみてください。

もし来月には利用から半年経過するといった場合、それを待ってから申請したほうが有利になる可能性があります。

収入(年収)が増えているか

カードローンの利用可能枠は、基本的に収入によって決まるものです。

収入が多ければ多いほど、返済できる可能性が高まるので、限度額は高まる傾向にあります。

利用可能枠を増やしたい場合、年収が増えているか、少なくとも減ってはいないことが前提と言えるでしょう。

また消費者金融系カードローンでは、法律による総量規制で「借入金額は年収の3分の1まで」という明確な決まりがあります。

法律的にも、年収が多ければ多いほど借り入れ可能な額は増えるということです。

収入証明書類の提出が必要

50万円を超える限度額を希望する場合、収入証明書の提出を求められることが一般的です。

三井住友銀行カードローンの公式ホームページに以下の記述があります。

10万円~800万円

ご希望のご契約極度額を1万円単位でお選びいただけます。

※50万円を超えるお申込には、ご本人さまのご年収が確認できる書類をご準備ください。
※ご契約極度額は、お取引状況によっては、お客さまにご連絡することなく減額させていただく場合があります。ご利用の際は、ご契約極度額およびお借入残高をお確かめの上、ご利用ください。

引用:カードローン 金利 ・ご契約極度額について : 三井住友銀行

イオン銀行カードローンでは、以下のような記載がされています。

50万円を超えるお借入限度額をご希望の場合は、年収証明書のご提出をお願いする場合がございます。
ご希望の場合は、あらかじめご用意いただきますと、お申込み後もスムーズにお手続きいただけます。

※ 個人事業主の方は、お申込み金額に関わらず住民税の課税決定通知書が必要になります。

引用:カードローン増枠(増額)手続きのご案内 |イオン銀行なら低金利、WEB完結、手数料無料!

収入を証明する書類として利用できるのは、給与明細や確定申告書などです。

申請をスムーズに済ませるためにも、あらかじめ用意しておきましょう。

カードローン申込に収入証明書が必要なケース・不要なケース|提出なしで借りる方法

カードローンを増額する際の注意点

スマホで確認する女性

カードローンを増額する際の注意点
  • 借入総額が総量規制を超えている
  • 年収が低下した
  • 返済の遅延・延滞があった
  • 場合によっては減額の可能性もあり

続いては増額申請をする際に注意しておきたいポイントについて確認しましょう。

下記に該当する方は審査に通らない可能性があるため、条件をクリアしてから申請することをおすすめします。

借入総額が総量規制を超えている

前章でも少し触れましたが、消費者金融系のカードローンは総量規制の対象です。

借入金額は年収の3分の1までです。例えば年収が300万円なのであれば、カードローンとして利用できる金額は100万円までです。

また、カードローンの利用は会社ごとに100万円まで利用できるというワケではありません。カードローンの利用額のトータルで計算します。

例えばA社で50万円利用、B社で50万円、合計100万円の借り入れがある場合、新たな借り入れはできません

総量規制は貸金業者からの借り入れのほか、クレジットカードのキャッシングも対象です。

総量規制ギリギリでカードローンを利用している場合、これ以上の増額は基本的にできません。

年収が低下した

会社の業績不振や転職などで年収が下がってしまった場合も、注意が必要です。

年収が下がったということは、返済能力が下がったということを意味しています。

仮に「収入は減ったけど、節約生活をしていて自由になるお金はむしろ増えている」としても、それを証明することは困難です。

年収が下がった場合には、増額審査は厳しくなるとお考えください。

返済の遅延・延滞があった

過去に返済の遅延・延滞があった場合にも注意が必要です。

「勘違いから1回だけ返済が遅れて、翌日すぐに振り込んだ」といった場合であれば、それほど気にする必要はありません。

しかし、複数回遅れて、督促状が来るまで放置した過去がある場合、信用度は下がっている可能性が大です。

この場合、当然ですが審査は通りにくくなります。

場合によっては減額の可能性もあり

上記のように「総量規制のオーバー」「年収が下がった」「過去の遅延」などがあると、増額申請したにも関わらず逆に減額されてしまう可能性があります。

そのようなことにならないように、カードローンの増額申請する際には自分の状況をしっかりと確認しておきましょう。

増額の可能性を見極めておくことが大切です。

条件に合うのならカードローンの増額がおすすめ

利用可能枠の増額について
  • 金利などでお得になる可能性がある
  • 申請には審査がある
  • 増額は計画的に

これまでカードローンの増額や審査について紹介してきました。

最初に紹介した通り、借入額を増やしたい場合には、新たなカードローンを利用するよりも増額申請したほうがお得になる可能性が大です。

ただし、カードローンの増額には審査があります。審査の前には今回紹介したポイントをしっかりと抑えておきましょう。

なお、言わずもがなですが、カードローンの利用はきちんとした返済計画が立てられることが大前提です。

また、カードローンのお金は贅沢用ではありません。

審査に通りそうだからと安易に増額するのではなく、あくまでも必要なお金を計画的に借りるように心がけるようにしましょう。