銀行系クレジットカードの審査は厳しい?高ステータスが生むメリット

銀行および銀行のグループ会社が発行するクレジットカードは、ステータスの高さが魅力です。どこで出しても恥ずかしくない上、ATM・振込手数料が無料、ローン金利優遇など実益性も抜群。コスパに優れたおすすめの4枚を紹介します。
  • 2021年5月12日
  • 2021年5月12日
銀行系クレジットカードの審査は厳しい?

クレジットカードは発行会社によっていくつかの種類に分けられます。

数あるカードのうち、銀行やその関連会社が発行しているものを「銀行系クレジットカード」と言い、他のカードよりもステータスが高いのが特徴です。

ATM手数料が無料になる、ローン金利が優遇されるなど発行元の銀行で特典を受けられるカードもあります。

ステータスを重視する方や、メインで利用している銀行をもっとお得に使いたい方におすすめです。

本記事では銀行系クレジットカードの特徴やメリット・デメリット、審査について解説します。

銀行系クレジットカードの特徴
  • ステータスが比較的高い
  • 他のカードと比べると審査はやや厳しめ
  • ATM手数料や振込手数料、ローン金利などが優遇される
  • 延滞・遅延なく使えばローン審査で有利になる
  • キャッシュカード一体型カードもある

※本記事の価格は全て税込みです。

銀行系クレジットカードの特徴

銀行

まずは銀行系クレジットカードの特徴を見てみましょう。

銀行系クレジットカードの特徴
  • ステータスが高い
  • 審査がやや厳しい

ステータスが高い

銀行系クレジットカード最大の特徴はステータスの高さです。

読んで字の通り、銀行または銀行のグループ会社が発行しています。

発行元の信頼性が高いため、銀行系クレジットカードも信頼性が高いと感じる方が多いわけですね。

その信頼性の高さが、銀行系クレジットカードのステータスの高さにつながっています。

人前で出しても恥ずかしくない、堅実でステータスの高いカードが欲しい方には銀行系クレジットカードがおすすめです。

審査がやや厳しい

銀行系クレジットカードは他のカードと比べて審査がやや厳しいです。

審査については後ほど詳しく解説しますが、安定した収入と良好なクレヒスが必要と言われています。

流通系や信販系など、他のカードと比べると取得するためのハードルは高めです。

「他のカードの審査は通ったけど、銀行系カードの審査は落ちた」という方も少なくありません。

この審査の厳しさもステータスや信頼性の高さにつながっています。

銀行系クレジットカードの発行会社一覧

日本で広く流通している銀行系クレジットカードの主な発行会社は下記の通りです。

  • 三井住友カード
  • 住信SBIネット銀行
  • みずほ銀行
  • りそな銀行
  • ゆうちょ銀行
  • 三菱UFJニコス(三菱UFJフィナンシャル・グループ)

中でも人気なのは三井住友カードや三菱UFJニコスが発行しているクレジットカードです。

後ほど銀行系クレジットカードおすすめ4選の章で紹介します。

銀行系以外のクレジットカードの特徴

銀行系以外のクレジットカードには、主に以下のようなカードがあります。

  • 交通系クレジットカード
    発行元は鉄道や航空会社
  • 信販系クレジットカード
    発行元は信販会社
  • 流通系クレジットカード
    発行元はスーパーや家電量販店

交通系クレジットカード

ビュー・スイカカード(JCB)ANA JCB一般カード

交通系は鉄道会社や航空会社が発行しているクレジットカードです。

交通系電子マネーのオートチャージに対応、航空会社のマイルが貯まるなど公共交通機関を利用する方向けのサービスが充実しています。

信販系クレジットカード

OricoCardTHEPLATINUMセゾンカード

信販系は信用販売会社が発行するクレジットカードです。

カード発行会社の中でも老舗と呼ばれており、銀行系に次いで信頼性が高いと言えます。

最近ではポイント還元率が高いカードも増えているため、ポイントを貯めたい方にも向いています。

流通系クレジットカード

楽天カードイオンカードセレクト

流通系はスーパーや百貨店、家電量販店などの小売業者が発行しているカードです。

発行元のお店で使うと割引やポイント還元率アップなどの特典を受けられます。

銀行系クレジットカードの審査難易度

入会

銀行系クレジットカードの審査難易度は、上記で述べた他のカードと比べるとやや高いです。

審査基準の詳細はカードによって異なり、具体的な基準は公開されていませんが、一般的に次の2つを重視すると言われています。

  • 安定した収入
  • 良好なクレヒス

銀行系クレジットカードの審査に通るには安定した収入が必要です。

収入がない無職の方や、収入が安定しないフリーター、アルバイト学生だと審査に通りにくいでしょう。

安定した収入だけでなく、クレヒスも重視されると言われています。

他のカードやローンで滞納・延滞を繰り返し、クレヒスに傷がついていると審査に通りません。

流通系や信販系など、銀行系以外のカードは良好なクレヒスがなくても審査に通る可能性があります。

クレヒスに自信がない方は、まずは流通系や信販系のカードでクレヒスを積むのがおすすめです。

銀行系クレジットカードのメリット

銀行系クレジットカードを持つメリットは以下の通りです。

銀行系クレジットカードのメリット
  • ATM手数料やローン金利などが優遇される
  • ローンの審査で有利になる
  • キャッシュカード一体型カードもある

ATM手数料やローン金利などが優遇される

銀行ATM

銀行系クレジットカードを作ると、発行元の銀行でさまざまな特典を受けられます。

  • ATM手数料や振込手数料が無料になる
  • 住宅ローンやカードローンの金利が下がる
  • 普通預金の金利が上がる

日々利用するサービスATMや振込などの手数料が無料になるのはうれしいですね。

各種ローンを利用中または利用予定の方には、金利が下がるのも大きなメリットと言えます。

メインで利用している銀行のクレジットカードを1枚持っていると、何かと便利でしょう。

ローンの審査が有利になる

インビテーションを待っている間は新たな借入を増やさないように

銀行系クレジットカードを利用すると、ローンの審査で有利になると言われています。

クレジットカード同様、ローンの審査でもクレヒスは重要です。

カードを利用し遅延なく返済することで、良好なクレヒスが構築されます。

銀行系クレジットカードでなくてもクレヒスを積むことは可能です。

しかし、銀行系クレジットカードを利用すると発行元の銀行からより高く評価されます。

さきほど解説したようにローンの金利が下がるカードも多いです。

将来、住宅ローンなどのローンを利用する予定がある方は、その銀行が発行する銀行系クレジットカードの取得も検討しましょう。

なお、当然ですが銀行系クレジットカードで延滞・遅延を繰り返すとクレヒスに傷がつきます。

使い方によっては反対にローンの審査に通らなくなってしまうので、延滞や遅延は絶対しないようにしてください。

キャッシュカード一体型カードもある

銀行系クレジットカードの中にはキャッシュカードと一体になっているカードも多いです。

1枚のカードでキャッシュカードとクレジットカードの2役。財布がかさばらずすっきりしますよ。

たくさんのカードを持ち歩きたくない方にもおすすめです。

銀行系クレジットカードのデメリット

堅実で良いイメージを抱かれやすい銀行系クレジットカードですが、一方でデメリットもあります。

銀行系クレジットカードのデメリット
  • ポイント還元率が低い
  • 年会費が有料のカードが多い
  • キャッシュカード一体型は紛失・盗難に注意

ポイント還元率が低い

一般的に銀行系クレジットカードはポイント還元率が低いです。

クレジットカードの還元率は1.0%以上なら高いと言われます。

しかし、銀行系クレジットカードの多くはポイント還元率0.5%前後です。

ポイント還元率を重視する方にはあまり向きません。

信販系・流通系のクレジットカードではポイント還元率が1.0%以上のカードも多いです。

ポイントを貯めてお得なショッピングをしたい場合は、流通系のクレジットカードをサブカードとして持っておくと良いでしょう。

年会費が有料のカードが多い

カードとお金

銀行系クレジットカードは年会費有料のものが多いです。

ポイント還元率や特典をしっかりチェックし、年会費の元を取れそうか判断したうえで作りましょう。

なお、三井住友カード(NL)やみずほマイレージクラブカードのように年会費が無料のカードもあります。

キャッシュカード一体型は紛失・盗難に注意

キャッシュカード一体型のクレジットカードを利用する場合は紛失・盗難に注意してください。

クレジットカードが使えなくなるだけでなく、お金の引き出しもできなくなります。

1つにまとめると便利ですが、その分なくしたときは不便です。

通常のクレジットカード以上に、紛失や盗難に気を付けましょう。

銀行系クレジットカードのおすすめ4選

銀行系クレジットカードはたくさんありますが、その中でもとくにおすすめの4枚をピックアップしてみました。

銀行系クレジットカードのおすすめ4選
  • 三井住友カード(NL)
  • みずほマイレージクラブカード/THE POINT
  • MUFGカード ゴールド
  • ミライノカード

三井住友カード(NL)

三井住友VISAカードナンバーレス

三井住友カード ナンバーレス
還元率ポイント0.5%~5.0%
マイル0.3%〜
年会費初年度無料
2年目以降
家族カード
旅行保険海外最高2,000万円(利用付帯)
国内なし
ETCカード発行手数料無料
年会費初年度無料
次年度550円
(ETCの利用が前年に1回以上の場合、無料)
電子マネーiD
国際ブランドVISA、Mastercard
発行会社三井住友カード株式会社
発行期間最短翌営業日発行
※即日発行申し込みなら最短5分で発行

三井住友銀行と同じくSMBCグループ傘下にある三井住友カードは、国内で高い知名度を誇るカード会社です。

数々のクレジットカードを発行していますが、中でもイチオシは三井住友カード ナンバーレス(NL)。

スマホ・パソコンから最短5分で発行でき、三井住友銀行口座は不要です。

ステータスの高い銀行系カードを手早く取得したい方におすすめです。

なお、通常の三井住友カードは1,375円の年会費がかかります。

対して、三井住友カード(NL)なら年会費が永年無料です。

通常時のポイント還元率は0.5%と特別高くはありませんが、マクドナルドとコンビニ3社ではポイント還元率が最大5.0%までアップします。

みずほマイレージクラブカード/THE POINT

みずほマイレージクラブカードTHE POINT

みずほマイレージクラブカード/THE POINT
還元率ポイント1.0~1.5%
マイルJAL:0.5%
ANA:0.6%
年会費初年度無料
2年目以降
家族カード
旅行保険海外なし
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーiD、QUICPay
※VISAはVisaのタッチ決済も
国際ブランドVISA、Mastercard
発行会社株式会社オリエントコーポレーション
発行期間2週間程度

みずほマイレージクラブカードは、みずほ銀行の提携クレジットカードです。

発行元はいくつかあり、中でもおすすめはオリコと提携したみずほマイレージクラブカード/THE POINTです。

銀行系カードにしては珍しく還元率が1.0%(カード利用100円につき1ポイント)と高く、普段の買い物でポイントがどんどん貯まります。

また、みずほマイレージクラブカードはキャッシュカード一体型です。

キャッシュカードとクレジットカードが1枚にまとまるので、財布の中がスッキリします。

さらに、みずほマイレージクラブカードはみずほの「うれしい特典」の対象です。

条件を満たせばイーネットATMの手数料とみずほダイレクトでの他行宛て振込手数料が月3回まで無料になります。

みずほ銀行をメインバンクとして利用している方におすすめです。

MUFGカード ゴールド

MUFGカード ゴールド

MUFGカード ゴールド
還元率ポイント0.5~1.0%
マイル0.2〜0.4%
年会費初年度無料
2年目以降2,095円 ※楽Pay登録で半額
家族カード1人目:無料
2人目から:440円
旅行保険海外最高2,000万円(自動付帯)
国内最高2,000万円(利用付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーQUICPay
発行会社三菱UFJニコス株式会社
国際ブランドVISA、Mastercard、JCB
発行期間最短翌営業日

三菱UFJグループである三菱UFJニコスが発行する1枚です。

ゴールドカードながら年会費が初年度無料、2年目以降も2,095円と低コストです。

年会費は安いですが、国内主要6空港の空港ラウンジ優待や旅行傷害保険など特典は充実しています。

引き落とし口座を三菱UFJ銀行にすると三菱UFJ銀行および提携先コンビニATM利用手数料が無料となるメリットも。

また、三菱UFJ銀行の住宅ローン金利も優遇されます。

手ごろな年会費で銀行系ゴールドカードを持ちたい方、三菱UFJ銀行をメインバンクとして利用している方におすすめです。

ミライノ カード GOLD

ミライノ カード GOLD

ミライノ カード GOLD
還元率ポイント1.0%
マイル0.4%
年会費初年度3,300円
2年目以降
3,300円 ※条件付き無料
家族カードなし
旅行保険海外最高5,000万円(利用付帯)
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーQUICPay
国際ブランドJCB
発行会社住信SBIネット銀行株式会社
発行期間1~2週間

大手ネット銀行である住信SBIネット銀行が発行するゴールドカードです。

引き落とし口座を住信SBIネット銀行にすると、各種手数料と住宅ローン金利が優遇されます。

  • ATM利用手数料および振込手数料が月10回まで無料
  • 住宅ローン金利が0.1%引き下げ

住宅ローンの借入は高額ですから、0.1%も金利が下がるのは非常にお得です。

年会費は3,300円とゴールドカードとしては比較的安いです。

しかも年間100万円以上利用すれば翌年の年会費が無料になります。

これだけ年会費が安いにもかかわらず、国内主要空港の空港ラウンジ無料利用特典、最高5,000万円の旅行傷害保険が付帯しています。

SBI住信ネット銀行をメインで利用している方や、手ごろな価格でゴールドカードを持ちたい方におすすめです。

銀行系クレジットカードがおすすめの方

以上、銀行系クレジットカードの特徴やメリット・デメリットについて解説しました。

銀行系クレジットカードは次のような方におすすめです。

銀行系クレジットカードがおすすめの方
  • ステータスを重視する方
  • 特定の銀行をよく利用する方

銀行系クレジットカードは他のカードよりもステータスが高いという特徴を持ちます。

ステータスを重視するなら、銀行系カードを1枚は持っておきたいですね。

また、銀行系クレジットカードを持っているとATM手数料の無料化や住宅ローン金利の引き下げといった特典を受けられます。

キャッシュカード一体型カードを選べば、財布の中もスッキリします。

特定の銀行をよく利用する方は、その銀行またはグループ会社が発行しているクレジットカードを持つとお得です。