コンビニ利用でボーナスポイントが付与されるクレジットカードは複数存在しています。
毎日の支払いをカード決済にすれば、より多くのポイントを貯めることができるでしょう。
ただカード決済は手間がかかるイメージがあるため、「1,000円以下の支払いでも本当にカードを使用していいのだろうか」とお悩みの方も多いかもしれません。
そこでこの記事では、コンビニでお得に使えるクレジットカードや、スピーディーに支払えるカードの使い方について紹介します。
全部で5つのクレジットカードを紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
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コンビニでお得なクレジットカードの特徴
コンビニでお得なクレジットカードには、以下のような特徴があります。
- 特定のコンビニでポイントが貯まりやすい
- コンビニに限らずポイントを使えるお店が多い
- コンビニ以外にもスーパーやネットショップなどで優待を受けられる
コンビニでお得なクレジットカードの最大の特徴は、特定のコンビニでポイントが貯まりやすいことです。
クレジットカードの中には、「セブン-イレブン」「ファミリーマート」「ローソン」などの、大手コンビニでのカード決済でポイントが貯まりやすくなるカードが複数存在します。
毎日コンビニを利用する方であれば、毎回の支払いをカード払いにすることで、現金払いの際には貰えなかった多くのポイントを手に入れられるでしょう。
また「コンビニでお得なクレジットカード」で貯まるポイントは、Tポイントやdポイントなど、コンビニ以外のお店でも使いやすいものが多いです。
コンビニでのカード決済で貯めたポイントは、スーパーなどの他の買い物でも使いやすいほか、カードを持っているだけで割引などの優待を受けられることもあります。
並んでいる方・店員に迷惑をかけない使い方
クレジットカードでの支払いは便利ですが、もし混雑している時にクレジットカード決済を行った場合はどうでしょう。
会計に時間がかかり、後ろの方を待たせてしまうかもしれませんよね。
混雑時でもスムーズにカード決済を行うには、以下の2つの決済方法がおすすめです。
- タッチ決済を利用する方法
- 電子マネーを利用する方法
ここでは、2つの決済方法を詳しく紹介します。
タッチ決済を利用する方法
1つ目は、タッチ決済を利用する方法です。
タッチ決済とは、専用端末にクレジットカードをかざすだけで決済が完了するサービスです。
サインや暗証番号の入力などの時間のかかる作業は不要で、専用端末にカードを差し込んだり、スライドさせたりする必要もありません。
支払いの際は「タッチ決済で」と店員に告げ、端末にカードをタッチするだけで支払い手続きが完了します。
ちなみにタッチ決済は以下の5大国際ブランドが対応しています。
- VISA
- Mastercard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナース
ただ上記の国際ブランドを選べばどのカードでも利用できる訳ではないため、事前に機能の有無を確認しておくことをおすすめします。
また大手コンビニである「セブン-イレブン」「ファミリーマート」「ローソン」の3社では、タッチ決済を利用しての支払いが可能です。
電子マネーを利用する方法
2つ目は、電子マネーを利用する方法です。
クレジットカードでチャージした電子マネーを支払いに使用すれば、暗証番号の入力やサインは不要です。
「電子マネー」と聞くとあまり馴染みがないように感じるかもしれませんが、身近なものでは交通系電子マネーの「Suica」などが挙げられます。
- Suica
- WAON
- nanaco
- 楽天Edy
電子マネーをApple PayやGoogle Payに登録すれば、スマートフォンだけで支払いを済ませることも可能です。
スマートフォンでの支払いは、財布からいちいちカードを出す必要もないので、よりスムーズに会計を済ませられるでしょう。
次の章からコンビニで使うとお得なカードを紹介していきます。
JCB CARD W
JCB CARD W | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0%~5.5%※1 |
マイル | 0.6%~ | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
発行期間 | 最短即日(届くのは1週間後)※2 |
※2 モバ即(最短5分)の入会条件は以下2点になります。
【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。(受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い)
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
JCB CARD Wは、18歳〜39歳入会限定のクレジットカードです。
JCB CARD Wの特徴はとにかく還元率が高いことです。
通常のJCBカードは1,000円ごとに1ポイントですが、JCB CARD W/Plus Lはその2倍。
毎月の利用額1,000円ごとに2ポイントのOki Dokiポイントが貯まります。
コンビニでの利用時に便利な点は、セブン-イレブンでのカード決済で通常の3倍ものポイントがもらえる点です。
セブン-イレブンをはじめとした「JCBオリジナルシリーズパートナー店」でカード決済をすると、なんと最大で11倍ものポイントがもらえます。
ポイントアップの対象となるコンビニはセブン-イレブンだけですが、スターバックスやAmazon・モスバーガーなどでも多くのポイントが付与されます。
コンビニ以外でもポイントを貯めやすいカードと言えるでしょう。
セブンカード・プラス
セブンカード・プラス | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5~1.5% |
マイル | 0.25~0.725% | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETC | 年会費 | 無料 |
発行手数料 | ||
電子マネー | QUICPay、nanaco | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 株式会社セブン・カードサービス | |
発行期間 | 最短3~4週間 |
セブンカード・プラスは「セブン&アイグループ」でのカード決済がとにかくお得です。
基本還元率は0.5%ですが、セブン-イレブンやイトーヨーカドー・ヨークマートなどグループの対象店舗ではいつでもポイントが2倍に。還元率は常時1%にアップします。
また電子マネーのnanacoと一体になっているため、オートチャージが可能です。都度チャージをする必要がないのでラクチンですね。
オートチャージ機能でも200円につき1ポイントが付与されるため、普段からnanacoを使用している方であれば、更にお得にポイントを貯められます。
セブン-イレブンだけでなく、「セブン&アイグループ」の利用機会が多い方に特におすすめのカードです。
dカード
dカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0%~ |
マイル | 0.5%~ | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 ※前年度1度でも利用すれば無料 | |
ポストペイ型電子マネー | iD | |
国際ブランド | VISA、Mastercard | |
発行会社 | 株式会社NTTドコモ | |
発行期間 | 最短5日 |
dカードは、ドコモが発行するクレジットカードです。
基本の還元率は1%と高めに設定されており、比較的ポイントが貯まりやすいカードと言えます。
貯まるポイントである「dポイント」はローソンやマクドナルドなどの幅広い店舗で使用でき、もちろんポイント全てを支払いに使うことも可能です。
またキャッシュレスサービスである「d払い」の支払い方法にdカードを設定すると、1.5~2.0%のポイント還元され、ポイントの二重取りが可能になります。
「dカードを登録したd払い」をメインで使用するキャッシュレスサービスにすれば、日々の買い物でより効率良くポイントを貯められるでしょう。
ファミマTカード
ファミマTカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5~1.5% |
マイル | 0.25〜0.75% | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | なし | |
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | iD、Tマネー | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | ポケットカード株式会社 | |
発行期間 | 2〜4週間 |
ファミマTカードは、その名の通りファミリーマートでのカード決済でお得にポイントが貯まるクレジットカードです。
ファミリーマートでのクレジット払い200円ごとに4ポイントが付与される仕組みです。
たとえばファミリーマートで600円の買い物をした際について考えてみましょう。
ファミマTカードでクレジットで支払うと、現金払いと比べて4倍ものポイントを得ることができます。
- Tポイントカードを提示して現金払い→3ポイント
- ファミマTカードでクレジット払い→12ポイント
さらにファミマTカードでFamiPayのチャージをすると、FamiPayボーナスが0.5%還元されます。
このFamiPayボーナスは現金では還元されないため、非常にお得な制度です。
よってファミリーマートやTポイント加盟店の利用が多い方だけでなく、普段の支払いにFamiPayを使用している方にもおすすめできるカードです。
コンビニで使うクレジットカードを選ぶポイント
では、コンビニで使うクレジットカードを選ぶ際には、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。
コンビニで使うカードを選ぶポイントは、以下の通りです。
- 日常でよく使うコンビニで優待を受けられるか
- 使用頻度の高いポイントが導入されているか
- ポイントの還元率が高いか
1つずつ解説します。
日常でよく使うコンビニで優待を受けられるか
はじめに確認したい点は、「よく使うコンビニで優待を受けられるか」です。
上記の5つのカードの特徴からもわかるように、すべてのコンビニで優待を受けられるクレジットカードはほぼありません。
「ローソンでポイント還元率が高くなるカード」「ファミリーマートでお得になるカード」のように、カードごとに優待を受けられるコンビニは異なります。
そのため日常的に使用しているコンビニで優待を受けられるかどうかは、非常に重要なポイントとなります。
- 会社に入っているファミリーマートを毎日使う
→ファミリーマートで優待を受けられるカード - セブン-イレブンとローソンを使うことが多い
→両方のコンビニで優待を受けられるカード
このように、自分がよく利用するコンビニで優待を受けられるかをまず確認してみてください。
使用頻度の高いポイントが導入されているか
2つ目は、ポイント制度についてです。
コンビニでのカード利用で多くのポイントを貯めることができても、使用頻度の低いポイントでは貯める意味がなくなってしまいます。
カード利用で付与されるポイントには、マイルなどの他のポイント制度に交換できるものも多く存在します。
カードの発行前には、ポイントを使用できる店舗やサービスについても重点的に確認するようにしましょう。
ポイントの還元率が高いか
3つ目は、ポイントの還元率についてです。
ポイント還元率が低いと、せっかく毎日カードを使っても、ポイントが貯まりにくくなってしまいます。
そのため基本的にはポイント還元率1.0%以上のカードか、よく利用するコンビニやお店での利用で1.0%以上になるカードを選びましょう。
コンビニでクレジットカードを利用すればポイントが貯まりやすくなる
この記事では、コンビニでの利用でポイントが貯まりやすいお得なクレジットカードや、迷惑をかけないカードの使い方を紹介しました。
最後に、コンビニでお得なクレジットカードをもう一度まとめます。
- JCB CARD W
優待店の利用でポイントアップ - セブンカード・プラス
セブン&アイグループでの利用がとにかくお得 - dカード
d払いでポイントの2重どりが可能 - ファミマTカード
FamiPayチャージでボーナスポイントがもらえる
コンビニでの支払いでお得なクレジットカードを使用すれば、日々の買い物でよりお得にポイントを貯めることができます。
「コンビニでカードを使うと周りの方に迷惑になるのでは」と感じる方も多いかもしれませんが、タッチ決済や電子マネーなどを活用すれば、決済に時間がかかることもありません。
ただし、コンビニでお得なクレジットカードは、大手コンビニどこでもポイントが貯まりやすい訳ではなく、特定のコンビニでポイントが貯まる仕組みとなっていることが多いです。
カードを発行する際は、優待の内容をよく見比べて、自分がよく行くコンビニで優待を受けられるかどうかを確認することをおすすめします。