水道光熱費や通信費など、毎月かかる固定費の支払いはクレジットカード払いがおすすめです。
口座振替やコンビニ払いなどでは一切ポイント等還元されませんが、クレジットカードで払うことで意識しなくても効率良くポイントを獲得することができます。
今回は、固定費の支払いにおすすめのクレジットカードを7枚紹介します。
あわせて、固定費の支払いに使うクレジットカードの選び方についても言及するので、ぜひ参考にしてください。
- dカード GOLD
- au WALLET ゴールドカード
- リクルートカード
- 楽天カード
- JCB CARD W
- Orico Card THE POINT
- REX CARD
固定費の支払いに使うクレジットカードの選び方
まず、固定費の支払いに使うクレジットカードの選び方について解説していきます。
クレジットカードによってポイント還元率やポイントの使い方、お得に利用できるサービスやお店などが大きく異なります。
クレジットカード払いしたい固定費
日々の生活で発生する固定費には、以下のようなものがあります。
- 電気料金
- ガス料金
- 水道料金
- 通信費(携帯電話・プロバイダ料金)
- 各種保険料(生命保険・損害保険)
- 国民年金保険料
- NHK受信料
すべての固定費がクレジットカード払いできるわけではありません。
大都市圏にお住まいならガスや水道もクレジットカードで支払えますが、地方都市では対応していない場合もあります。
逆に、通信費はクレジットカードがないと支払いできないケースも。
後述しますが、利用する通信事業者を基準にクレジットカードを選ぶのも手です。
ポイント還元率の高さで選ぶ
固定費を支払ってお得にポイントを貯めたいのであれば、重視すべきはポイント還元率です。
ポイント還元率は1%以上であれば高いといわれているので、最低でも1%以上のポイントが還元されるクレジットカードを選びましょう。
ポイントの使い道で選ぶ
せっかく貯めたポイントも、使い道がなければ宝の持ち腐れになってしまいます。
月々の請求に充てられたり、自分が普段貯めているポイントに変換できるなど、ポイントの用途に困らないクレジットカードを選ぶことも大切です。
また、ポイントの有効期限が比較的長いクレジットカードの方が良いでしょう。
特定のサービスがお得になるカードを選ぶ
通信事業者が提携して発行しているクレジットカードなら、携帯電話やネット料金などの支払いで大きくポイントが還元されることがあります。
例えば、NTTドコモが発行するdカード GOLD、am WALLETゴールドカードは、通信費の支払い額に対して10%以上ものポイントが還元されます。
自分が利用しているサービスに合ったクレジットカードを選べば、ザクザクポイントが貯まるでしょう。
- ポイント還元率の高さで選ぶ
- ポイントの使い道で選ぶ
- 普段利用しているサービスがお得になるクレジットカードを選ぶ
毎月の固定費の支払いにおすすめのクレジットカード
ここからは、毎月の固定費の支払いにおすすめのクレジットカードを7枚紹介します。
- dカード GOLD
- au WALLET ゴールドカード
- リクルートカード
- 楽天カード
- JCB CARD W
- Orico Card THE POINT
- REX CARD
それぞれのクレジットカードの基本情報と特徴について解説していきます。
dカード GOLD
dカード GOLDは、NTTドコモが発行するクレジットカードで、一般グレードであるdカードの上位カードです。
ゴールドカードでありながら安定した収入があれば20歳から申し込むことができる比較的手に入りやすいカードです。
年会費は10,000円(税別)で、MasterCardまたはVisaのいずれかを選ぶことができます。
ドコモの携帯やドコモ光の利用料金はポイント還元率10%
ドコモの携帯料金やドコモ光のインターネット料金をdカード GOLDで支払う設定をすると、利用料金の10%がポイントで還元されます。
月々の携帯料金とインターネット料金が合計10,000円だとしたら、毎月1,000ポイント貯まる計算になります。
これだけで年会費の10,000円を上回るポイントがゲットできます。
通常のショッピングでのポイント還元率も1%!
ドコモの携帯料金やドコモ光のインターネット料金だけでなく、通常のショッピングに対するポイント還元率も1%と高いです。
au WALLET ゴールドカード
画像引用元:入会お申し込み
au WALLET ゴールドカードは、auが取り扱っているゴールドカードです。
au WALLET クレジットカードの上位カードであり、ドコモのdカード GOLDと同じく20歳以上で安定した収入があれば申し込むことができます。
ただし、auの携帯電話や光回線の契約が申し込み条件となるので気をつけてください。
年会費は10,000円(税別)。MasterCardまたはVisaを選ぶことができます。
auの携帯電話の支払いに設定してポイント還元率が最大11%!
au WALLET ゴールドカードは、auの携帯電話の支払いをau WALLETゴールドカードにすると、ポイント還元率がなんと最大11%になります。
auでんきを利用している場合は電気代に応じて最大5%還元
auでんきを契約している場合もau WALLETゴールドカードのポイント付与対象となります。
ポイント還元率は下記の通りです。
- 4,999円以下なら1%
- 7,999円以下なら3%
- 8,000円以上で5%
毎月の電気代によってポイント還元率が異なるのが特徴です。
その他の公共料金に関しては、通常のショッピングのポイント還元率と同じく1%です。
リクルートカード
画像引用元:リクルートのクレジットカード Recruit Card
リクルートカードは、じゃらんやリクナビなどでお馴染みのリクルートが取り扱っているクレジットカードです。
年会費は永年無料で、MasterCard、VisaまたはJCBの3種類から選ぶことができます。
リクルートカードは、電子マネーのチャージもポイント付与対象となっている点が大きな特徴でありメリットです。
ポイント還元率1.2%!
ポイント還元率がなんと1.2%と、今回紹介するクレジットカードの中でも高い部類に入ります。
公共料金でも携帯料金でも何でも1.2%なので、毎日の生活費の支払いに利用することでより多くのポイントを貯めることができるでしょう。
また、電子マネーのチャージもポイント付与対象です。
nanacoと組み合わせると税金の支払いも可能に!
nanacoは税金の支払いができる電子マネーです。
そのため、nanacoにリクルートカードでチャージをし、チャージしたnanacoで税金を支払えば、チャージした税金分の1.2%還元されるということになります。
ポイント付与の上限額は月30,000円までとのことですが、税金を支払う程度であれば30,000円超えることは少ないでしょう。
自分で税金を支払っている個人事業主や自営業の人にもおすすめです。
楽天カード
楽天カードは、名前の通り楽天市場でお馴染みの楽天が取り扱っているクレジットカードです。
年会費は永年無料、選べる国際ブランドはMasterCard、Visa、JCB、American Expressの4種類です。
楽天カードはポイント還元率が高いカードといわれて真っ先に名前が上がるほどに、ポイント還元率がお得だと定評のあるクレジットカードです。
楽天のサービスやアプリを利用することで、さらにお得にポイントが貯まるといわれています。
公共料金もショッピング利用もポイント還元率1%!
楽天カードの通常のポイント還元率は1%です。
公共料金もショッピングも何もかも1%と高いので、固定費はもちろん普段使いにも最適なクレジットカードです。
貯まるポイントは楽天ポイントであり、楽天市場での購入金額に充てることができます。
楽天市場の利用でポイントが3倍になるので固定費以外の買い物にも大活躍
楽天市場で楽天カードを利用するとポイントが3倍になります。
このように、ポイントアップの機会が非常に多いのも楽天カードの魅力です。
普段から通販をよく利用する人にもおすすめです。
JCB CARD W
画像引用元:高いポイント還元率、年会費無料のクレジットカード JCB CARD W | クレジットカードなら、JCBカード
JCB CARD Wは、39歳以下を対象としたJCBのクレジットカードです。
JCB ORIGINAL SERIESであり、いわゆるプロパーカードと呼ばれるものですが、ゴールドやプラチナへのグレードアップのインビテーションはありません。
その代わり、通常のJCBカードと比べてポイント還元率が1%と高いのが特徴です。(他のJCBカードは0.5%)
39歳以下が対象となっていますが、40歳になった後も上位カードへ自動的にグレードアップされることなく、引き続きJCB CARD Wを使うことができます。
ポイント還元率1%の39歳以下対象のJCBカード
通常のJCBカードはポイント還元率が0.5%ですが、JCB CARD Wはポイント還元率が1%と通常のJCBカードの2倍です。
39歳以下が申し込み対象となっていますが、40歳を超えた後も同じようにJCB CARD Wを利用することは可能です。
そのため、39歳以下の人は今のうちに作っておくのもおすすめです。
スターバックスカードへのオンラインチャージでポイントがなんと10倍!
JCB CARD Wでは、スターバックスの電子マネーであるスターバックスカードにオンラインチャージをすると、ポイントがなんと10倍になります。
スターバックスを普段から愛用している人には非常にお得な特典ではないでしょうか。
Orico Card THE POINT
画像引用元:入会後6ヵ月間はオリコポイント還元率2%
Orico Card THE POINTは、株式会社オリエントコーポレーションが取り扱っているクレジットカードです。
年会費は永年無料であり、MasterCardまたはJCBのいずれかを選ぶことができます。
楽天カードと同じように、高還元率のクレジットカードとして定評があり、dポイントやTポイントなどさまざまなポイントへの交換もできることから、ポイントの使い道も豊富だといわれています。
入会後6ヶ月間は還元率2%
Orico Card THE POINTは、入会特典として6ヶ月間はポイント還元率が2%になります。
入会したらすぐに固定費の支払先をOrico Card THE POINTに変えて、6ヶ月間はよりお得にポイントを貯めるようにしましょう。
通常のポイント還元率も1%
通常のポイント還元率も1%と非常に高く、固定費の支払いも同様のポイント還元率となります。
還元率2%になる入会後6ヶ月を過ぎても、引き続き固定費でお得にポイントを貯めることができるでしょう。
REX CARD
画像引用元:【公式】REX CARD(レックスカード)国内最高水準の高還元率カード
REX CARDは、JACCSが取り扱っているクレジットカードです。
年会費は永年無料で、MasterCardまたはVisaのいずれかを選ぶことができます。
今回紹介するクレジットカードの中では最もポイント還元率が高いのが特徴であり、特定のサービスを利用したりリボ設定をすることによってさらにポイントアップが期待できます。
脅威のポイント還元率1.25%
今回紹介するクレジットカードの中では、1番ポイント還元率が高いのがこのREX CARDです。
ポイント還元率は1.25%であり、リボ払いに設定すると1.75%、「価格.com安心支払い」のサービスを利用すると1.5%にアップします。
貯まったポイントをJデポに変換すれば翌月分の請求額から差し引くことも可能
貯まったポイントをJデポに変換すれば、翌月分の請求額からポイント分差し引くことができます。
シンプルに請求額に充てられるので、ポイントの用途に悩む必要もありません。
固定費を支払うクレジットカードはポイント還元率が重要
最後に、毎月の固定費の支払いにおすすめのクレジットカードの特徴についてまとめます。
- ドコモの携帯料金やドコモ光のインターネット料金から10%ポイントが還元される「dカード GOLD」
- auの携帯料金から最大11%のポイントが還元される「au WALLETゴールドカード」
- nanacoと組み合わせれば税金の支払いもできる!ポイント還元率1.2%の「リクルートカード」
- 常にポイント還元率1%!楽天市場でポイント3倍など固定費以外でも非常にお得な「楽天カード」
- ポイント還元率1%と他のJCBカードよりも還元率が高い39歳以下対象の「JCB CARD W」
- ポイント還元率はなんと1.25%!ポイントをJデポに変換すれば月々の請求にも充てられる「REX CARD」
固定費を支払うクレジットカードを選ぶ上で、ポイント還元率の高さは最も重視すべき点です。
しかし、買い物などその他の生活費の支払いにも利用したいということであれば、自分が普段利用するお店などでお得に使えるクレジットカードもおすすめです。
ポイントの使い道はクレジットカードによってさまざまですが、普段から使っているポイントに変換したり月々の請求に充てられたら便利かもしれません。
是非自分に合ったクレジットカードを見つけ、固定費の支払いでお得にポイントを貯めましょう!
ポイント還元率の高いおすすめのクレジットカードまとめ|2019年9月更新