dカード GOLDには、他のゴールドカードと同じく旅行保険が自動付帯されています。
ゴールドカードの中でも比較的申込みやすく、作りやすいdカード GOLDですが、旅行保険の内容はかなり充実したものだと定評があります。
- dカード GOLDに付随する旅行時のトラブルを対象とした保険
- 海外旅行の場合最大1億円付帯
- 国内旅行の場合は最大5,000万円
- 最大1億円が自動付帯されているのはハイクラスのゴールドカード並
そこで今回は、dカード GOLDの旅行保険の内容について詳しく見ていきます。
旅行保険の内容から、何故おすすめなのか理由も解説するので是非参考にしてください。
※本記事の価格は全て税込みです。

年会費 | 11,000円 | 追加カード | ETCカード/家族カード |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0%~ | ポイント | dポイント |
マイル | JAL | 付帯保険 | 海外旅行/国内旅行/ショッピング |
電子マネー | iD | スマホ決済 | Apple Pay |

海外でのdカード GOLDの旅行保険の内容
まず、dカード GOLDの海外旅行保険について解説していきます。
dカード GOLDの海外旅行保険こそが、dカード GOLDの真髄とすらいえます。
比較的作りやすいとされるdカード GOLDですが、海外旅行保険の内容はまさにハイクラスのゴールドカードレベルでしょう。
補償の対象者
補償対象者は下記の通りです。
- dカード GOLD契約中の本人会員・家族会員
- dカード GOLD本人会員と生計を同一にする配偶者・19歳未満で同居の親族・19歳未満で別居の未婚の子ども
補償額は大きく異なりますが、家族会員でなくても家族であれば利用することが可能です。
尚、配偶者には下記に該当する人も含まれます。
- 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の状態にある人
- 戸籍上の性別が同一であるが婚姻関係と異ならない程度の実質を備える状態にある人
補償期間
dカード GOLDを契約している間はずっと利用することが可能です。
利用回数の上限等もありません。
補償の対象となる旅行期間
補償の対象となる旅行期間は、海外旅行を目的とした外出日から自宅に帰るまでの日数となります。
ただし、日数には上限があり、旅行出発日から起算して90日目の午後12時までが限度となります。
世界1周でもしない限り、90日以上旅行に行くことは早々ないでしょう。
補償の条件
dカード GOLDで支払いをしなければいけないというような条件は一切ありません。
ただし、航空機や船舶費用、パック旅行代金などの支払いをdカード GOLDで行っていない場合、一部補償金額が異なってくる場合があります。
傷害死亡の場合に最大1億円が自動付帯
トラブルに遭った日から180日以内に亡くなった場合、最大1億円の補償が適用されます。
尚、家族会員ではない家族の場合は1,000万円となります。
危険なスポーツによる事故は対象外です。
傷害後遺障がいの場合も400万円~1億円付帯
同様に、トラブルに遭った日から180日以内に後遺障がいが見られた場合、最大1億円が付帯されます。
家族会員ではない家族の場合は40万円~1,000万円です。
危険なスポーツによる事故は対象外です。
傷害・疾病治療費用は最大300万円
トラブルに遭って怪我をした、現地で病気になった場合の治療費用は最大300万円です。
尚、家族利用の場合は50万円となります。
治療費用補償は、危険なスポーツはもちろん、歯周病や虫歯などの歯科治療が対象外となるので注意してください。
賠償責任は5,000万円
物を壊してしまった、他の人に危害を加えてしまった場合などの賠償責任には最大5,000万円付帯されています。
家族の場合は1,000万円となります。
携帯品損害は最大50万円
手荷物が盗難に遭った、破損したなどの場合、最大50万円が付帯されています。
家族の場合は15万円となります。
自己負担で3,000円かかるので注意してください。
海外航空便遅延費用
航空便のトラブルも補償対象となります。
- 乗継遅延による宿泊・食事費用:2万円
- 手荷物遅延による衣類・生活必需品購入費用:1万円
- 手荷物紛失による衣類・生活必需品購入費用:2万円
- 出航遅延・欠航による食事費用:1万円
航空便の遅延やトラブルにより、余計に発生してしまった宿泊費や食事代が補償されます。
また、ロストバゲージへの補償も付帯されています。
こちらは家族も同様の条件となります。
- 家族会員でなくても家族であれば補償対象となる
- 傷害死亡・後遺障がいの場合に最大1億円付帯されている
- 治療に関しても最大300万円補償されている
- 家族会員であれば同じ条件で利用することが可能
国内のdカード GOLDの旅行保険の内容
次に、dカード GOLDの国内旅行保険について解説します。
クレジットカードの多くは海外旅行保険があっても国内旅行保険を取り扱っていません。
国内だと保険適用対象となる場合が多く、保険がなくてもある程度安く治療ができるというのもありますし、生命保険に加入している人が多いということもあるかもしれません。
しかし、dカード GOLDにはしっかりと国内旅行保険も付帯されています。
どのような内容なのか、1つ1つ詳しく見ていきましょう。
補償の対象者
補償の対象者は下記の通りです。
- dカード GOLD契約中の本人会員・家族会員
海外旅行保険では家族会員以外の家族も対象でしたが、国内旅行保険では対象外となります。
補償期間
dカード GOLDを契約している間はずっと利用することが可能です。
尚、国内旅行保険も補償上限回数はありません。
契約している限りはいつでも使うことができるようになります。
保険の対象
保険の対象は下記の通りとなります。
- 飛行機や船舶に乗客として搭乗中に被った傷害
- 旅館やホテルに宿泊客として滞在中に火災や爆発などによって被った傷害
- 宿泊を伴うパック旅行に参加している間に被った傷害
- 国内航空便の遅延・欠航、手荷物配達の遅延・紛失で負担した宿泊料や食事代などの一定の費用
基本的に、乗り物に乗っている最中の事故や宿泊施設に滞在中の事故、旅行会社のパック旅行に参加している間に起きたトラブルなどが保険の対象となります。
また、国内航空便の遅延や欠航によるトラブルに関しても保険対象内となります。
補償の条件
基本的に、宿泊費用は航空機代など、旅行に関わるものをdカード GOLDで支払っていることが条件となります。
海外旅行保険はdカード GOLDでの支払いでなくても問題ありませんでしたが、国内旅行の場合はdカード GOLDでの支払いが条件となるので注意してください。
傷害死亡の場合に最大5,000万円が自動付帯
旅行中のトラブルで死亡してしまった場合、最大5,000万円が自動付帯されています。
これは本人も家族会員も同様の内容となります。
国内旅行保険で最大5,000万円付帯はハイクラスなカードと同じレベルの内容です。
傷害後遺障がいの場合も200万円~5,000万円付帯
傷害後遺障がいの場合も200万円から5,000万円付帯されるようになっています。
こちらも家族会員も同様の内容です。
後遺障がいの度合いによって金額が異なると思ってください。
入院は5,000円・通院は日額3,000円
入院や通院に関しては日額で算出されます。
入院は日額5,000円、通院は3,000円となります。
基本的に国民・社会保険が適用されるので、十分な金額と言っても良いでしょう。
手術給付金は入院保険日額の5倍または10倍
手術になった場合、入院日数に応じて手術給付金がもらえます。
基本的に、入院保険の日額の5倍または10倍の金額となり、手術の度合いによって異なります。
救護者費用は最大500万円
救護者費用とは、カード会員が怪我や病気などで、家族が急遽現地に行く必要がある時に発生した費用のことです。
最大500万円まで補償され、家族会員も本人も同様の内容となります。
国内航空便遅延費用
国内航空便遅延費用は下記の通りです。
- 乗継遅延による宿泊・食事費用:2万円
- 手荷物遅延による衣類・生活必需品購入費用:1万円
- 手荷物紛失による衣類・生活必需品購入費用:2万円
- 出航遅延・欠航による食事費用:1万円
こちらは海外旅行保険と同じ内容となっています。
飛行機の遅延やトラブルによって余計に支払うことになった食事や宿泊費、ロストバゲージによる補償などが適用できます。
- 傷害死亡・後遺障がいの場合は最大5.000万円付帯
- 入院や通院は日額で補償される
- 手術は入院の日額の5倍から10倍
- 本人または家族会員のみ利用可能
dカード GOLDの旅行保険がおすすめな理由
次に、dカード GOLDの旅行保険がおすすめな理由について解説します。
これまで、海外・国内別にdカード GOLDの旅行保険の内容について解説してきましたが、かなり充実した内容であるということがわかったかと思います。
dカード GOLDはゴールドカードの中でも作りやすいカードです。
そんなクレジットカードに付帯されている旅行保険としては、かなりお得だといえるでしょう。
自動付帯されている補償額がハイクラスのゴールドカードレベル
dカード GOLDと同じクラスのゴールドカードの多くは、海外旅行保険のみが付帯されていたり、海外旅行でも最大5,000万円付帯など、そこそこの内容の保険を取り扱っています。
しかし、dカード GOLDは海外旅行で最大1億円、国内旅行で最大5,000万円と、ハイクラスのゴールドカードレベルの充実した旅行保険を取り扱っています。
保険料もかからない
dカード GOLDの特典になるので、旅行保険があるからといって別途保険料を支払う必要はありません。
また、車の保険のように使ったら保険料が上がるということもありません。
年会費は11,000円しますが、自動付帯でこれだけの内容がついているのはかなりお得です。
契約している間は何度でも使うことが可能
契約している間は何度でも使うことができます。
そのため、頻繁に旅行をする人、出張が多い人にもおすすめです。
また、海外旅行保険においては、家族もカードの有無に関わらず利用できるという点も魅力的です。
家族会員でないと補償金額が著しく下がるので注意してください。
海外だけでなく国内も充実した保険内容なので国内外問わず安心
海外旅行保険のみが付帯しているゴールドカードが多いですが、国内旅行保険も付帯されているのが魅力的です。
しかも、国内旅行保険も最大5,000万円付帯と、ハイクラスなクレジットカードと同レベルの内容です。
入院や通院による補償も日額で発生するのも嬉しいですよね。
内容も他のカードと比べてもかなり充実しているので、国内外問わず安心して旅行ができるでしょう。
家族特約の保険内容はそこまで充実していないので家族カードを発行すべき
海外旅行保険の家族向けの内容はそこまで充実していません。
家族会員や本人の補償内容と比べるとかなり金額が下がることがわかります。
そのため、家族特約で保険を適用するよりも、dカード GOLDを家族分のカードも発行して家族会員として利用するのがおすすめです。
家族カードの1枚目の年会費は無料ですし、2枚目以降も1,000円なのでそこまで大きな負担にはなりません。
dカード GOLDの海外旅行保険はハイクラスカードと同レベルで充実
最後に、dカード GOLDの旅行保険がおすすめな理由をまとめます。
- 自動付帯されている補償額がハイクラスのゴールドカードレベル
- 保険料もかからない
- 年に何度も使うことができる
- 海外だけでなく国内も充実した保険内容
- 家族保険の内容はそこまで充実していないので家族カードを作るべき
dカード GOLDの旅行保険は、海外旅行保険・国内旅行保険共にハイクラスのゴールドカードレベルに充実しています。
また、dカード GOLDの特典であるので、別途保険料もかからないですし年に何度も利用することができます。
保険料がかからないので、自動車保険のように利用したら金額が上がるなんてこともありません。
しかし一方で、海外旅行の家族保険は金額的にあまり充実していません。
家族会員なら本人と同じように旅行保険を利用することが可能になります。
家族が利用することを想定するのであれば、家族カードを作ることをおすすめします。
dカード GOLDの特徴まとめ

- ドコモケータイ、ドコモ光の利用料金10%還元
- ケータイ補償が3年間最大10万円分
- d払い連携でdポイント2重取り
- 海外・国内旅行傷害保険付き
- 家族カードが1枚目無料
年会費 | 11,000円(税込) | 還元率 | 1%以上 |
国際ブランド | VISA/MASTER | 発行スピード | 最短5分で審査完了 |
家族カード | あり/1枚目無料 | ETCカード | あり/年会費無料 |
保険・補償 | 海外旅行/国内旅行/ショッピング | スマホ決済 | Apple Pay/おサイフケータイ |