デルタアメックスのメリットとデメリット｜マイル還元率は最大2%

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード(以下デルタ アメックス)は、デルタ航空で利用するとマイルがザクザク貯まる高還元率カードです。

この記事では、デルタ アメックスのメリットやデメリットを詳しく解説するので、デルタ航空をよく利用する方は参考にしてみてください。

※本記事の価格は全て税込みです。

カード名	[PR]ダイナースクラブカード	アメックスグリーン	ゴールド・プリファード・カード	ANAアメリカン エキスプレス・カード	ANAアメリカン・エキスプレス ゴールド・カード
年会費	24,200円（税込）	月会費制1,100円/月 (年合計13,200円)	39,600円	7,700円	34,100円
還元率	0.25%～0.4%	0.3%～1.0%	1.0%～3.0%	マイル還元率 0.5%～1.5%	マイル還元率 0.5%～3.0%
国際ブランド	ダイナースクラブ	American Express	American Express	American Express	American Express
キャンペーン		合計35,000ポイント プレゼント	新規入会&条件達成で 合計80,000ポイント 獲得可能 2024年7月18日(木)〜	合計24,000マイル 相当獲得可能※1	合計80,000マイル 相当獲得可能※1
申込対象	ダイナースクラブ 所定の基準を満たす方	20歳以上 パート・アルバイト・学生不可	20歳以上 パート・アルバイト・学生不可	20歳以上 パート・アルバイト・学生不可	20歳以上 パート・アルバイト・学生不可
発行スピード	2～3週間	最短3営業日	通常1～3週間	1週間〜3週間	1週間〜3週間
公式サイト	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る	詳細を見る

※1 ANA アメリカン・エキスプレス提携カード メンバーシップ･リワード®のポイントをマイルに移行した場合。

デルタ アメックスの特徴・基礎知識

デルタ アメックスは、デルタ航空とアメックスが提携して発行しているカードです。

年会費は13,200円と高めですが、初年度は入会ボーナスやファーストフライトボーナスで最大30,000マイル獲得できるので、十分ペイできます。

カードの利用で1.0％のマイルが還元されますが、支払先がデルタ航空の場合通常の2倍のマイルが還元されます。

また、デルタ航空の上級会員資格が付帯しており、会員特典でボーナスマイルももらえます。

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デルタ アメックスのメリット・優待特典

デルタ アメックスには、デルタ航空の上級会員資格シルバーメダリオンが付与される特典があります。

ボーナスマイルや座席の無償アップグレードなどの豪華な特典を利用できるのが大きなメリットです。

さらに、入会・継続ボーナスやファーストフライトボーナスなど、スカイマイルをお得に貯められるのもメリットでしょう。

シルバーメダリオン資格が付与される

デルタ航空には、メダリオンという上級会員資格制度があります。

それぞれの資格を獲得する条件は、デルタ航空や提携会社の航空券、デルタバケーションのパッケージツアー購入にかかる年間支払い総額です。

通常はデルタ航空を多く利用することで会員資格が得られますが、デルタ アメックス会員の場合、初年度は無条件でシルバーメダリオンの会員資格が付与されます。

シルバーメダリオン会員になると、以下のような特典が受けられます。

• マイル加算
  delta.comでの全ての取引、デルタ航空予約センターでのデルタ航空航空券の購入､空港チェックインカウンターでの支払い1ドルにつき7マイル加算
• 無償座席アップグレード
  ファーストクラス、デルタ・コンフォートプラスへの無償アップグレード(出発24時間以内)
• 受託手荷物費用が無料
• 優先搭乗、優先空席待ち など

入会2年目以降は年間100万円利用で会員資格キープ

デルタ アメックス会員は初年度は無条件でシルバーメダリオン会員になれますが、2年目以降はカードを年間100万円以上利用することで維持できます。

通常はデルタ航空への支払いだけで5,000ドル(=約750,000円/1ドル=150円換算)を達成しなければシルバーメダリオンは付与されません。

メダリオン会員資格取得に必要な利用金額は、家族カード分も合算されます。家族で利用実績を積むと会員資格を維持しやすくなるでしょう。

家族カードは1枚無料で発行できます(2枚目以降6,600円/枚)。

スカイマイルが貯まる

デルタ アメックスを利用すると、100円につきスカイマイルが1マイル貯まります。

マイル還元率は1.0%と高水準で、さらにマイルがより貯まりやすくなる特典も多数用意されています。

前述のとおり、以下のほかシルバーメダリオン会員になればデルタ航空への支払い1ドルにつき7マイルも加算されます。

デルタ航空での利用(航空券購入など)では2倍、海外利用時は1.3倍のマイルが貯まります。

入会時・継続時にマイルをもらえるほか、入会後6ヶ月以内にデルタ航空の航空券を購入・利用すると、初回のみファーストフライトボーナスマイルがもらえます。

• ビジネスクラス：25,000マイル
• エコノミークラス：10,000マイル

入会ボーナス5,000マイルと合わせると、初年度の年会費はペイできてしまいます(国内航空券の必要マイル数は15,000～20,000)。

さらに、スカイマイルは有効期限がありません。3年という有効期限があるANAやJALなどに比べると、自由がききます。

失効するおそれがないので、大きく貯めて海外旅行時の航空券に交換するなど、楽しみも広がりますね。

手荷物無料宅配

デルタ アメックスに付帯する豊富なトラベルサービスの中でも便利なのが、手荷物無料宅配サービスです。

海外旅行からの帰国時に、スーツケースを空港から自宅まで無料で配送してくれます。

手荷物無料宅配の対象空港は、以下の3空港です。

• 東京国際空港(第3ターミナル)
• 中部国際空港
• 関西国際空港

本会員はもちろん、家族会員も利用できます。

海外旅行先での日本語サポート

デルタ アメックス会員は、海外先でも様々な依頼に日本語で対応してくれる「グローバル・ホットライン」が利用できます。

レストランの予約や医療機関の手配などを24時間通話無料で受け付けてくれるので、緊急時にも心強いでしょう。

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デルタ アメックスのデメリット

デルタ アメックスには、以下のようなデメリットもあります。

電子マネーへのチャージでポイントが貯まらない

デルタ アメックスは、電子マネーへのチャージでマイルが貯まりません。

上記の電子マネーを利用している方は、それぞれの電子マネーに対応したクレジットカードをサブカードとして持っておくことをおすすめします。

公共料金の支払いは還元率が半減

光熱費の支払いや税金、ふるさと納税など、還元率が通常の半分になってしまう支払先があるので注意してください。

海外旅行保険の補償額が少ない

デルタ アメックスには最高5,000万円の海外旅行保険が付帯していますが、保険の適用には旅行代金のカード決済が必要です(利用付帯)。

海外旅行保険で利用頻度が高い傷害治療費用保険と疾病治療費用保険の補償額は、どちらも100万円と少なめなのがやや不安なところ。

海外旅行時には、補償額の高いクレジットカードを併用するなどして傷害治療費用と疾病治療費用の補償額を上げておくことをおすすめします。

デルタ アメックスとデルタ アメックスゴールドの違い

デルタ航空とアメックスの提携カードには、ゴールドカードもあります。デルタ アメックスゴールドです。

両者を比較したところ、主な違いは以下の4つでした。

デルタ アメックスゴールドのメリットは、とにかくマイルが貯まりやすいこと。還元率は最大3.0％にもなります。

また、上級資格会員は1ランク上のゴールドメダリオンが付与されます。

デルタ アメックスゴールドの年会費はデルタ アメックスの2倍以上かかりますが、デルタ航空をよく利用する方なら年会費はすぐにペイできるでしょう。

マイルの貯まり方で比較

基本の還元率は1.0%で共通ですが、デルタ アメックスゴールドはボーナスマイルがさらに充実しています。

デルタ アメックスゴールドは、デルタ航空での利用で通常の3倍、海外での利用で通常の1.5倍のマイルがもらえます。

デルタ航空を利用して海外へ行く機会が多い方ほど、デルタ アメックスよりマイルが貯まりやすいでしょう。

入会ボーナスは8,000マイル、継続ボーナスは3,000マイルと、こちらもデルタ アメックスよりアップしています。

メダリオン会員資格で比較

デルタ アメックスゴールド会員は、初年度は無条件でゴールドメダリオン会員資格が獲得できます(2年目以降は年間150万円以上利用で継続)。

ゴールドメダリオン会員になると、以下のような特典が受けられます。

• マイル加算
  delta.comでの全ての取引、デルタ航空予約センターでのデルタ航空航空券の購入､空港チェックインカウンターでの支払い1ドルにつき8マイル加算
• 無償座席アップグレード
  ファーストクラス、デルタ・コンフォートプラスへの無償アップグレード(出発72時間以内)
• 空港ラウンジサービス
  デルタスカイチーム＋世界750ヶ所以上のスカイチーム加盟航空会社のラウンジがカード会員と同伴者1名無料
• 優先空席待ち、優先チェックイン、優先搭乗
• 手荷物手数料免除

シルバーメダリオンはデルタ航空への支払い1ドルにつき7マイル貯まるところ、ゴールドメダリオンは8マイルにアップします。

また、空港ラウンジサービスは世界中のスカイチームラウンジが対象となるので、より優雅にフライトが楽しめるでしょう。

海外旅行保険で比較

デルタ アメックスゴールドには、最高1億円の海外旅行保険が付帯しています。

以下は本会員に対する補償額を比較しました。

デルタ アメックスの傷害・疾病治療費用保険額は100万円でしたが、デルタ アメックスゴールドは300万円にアップするので安心感があります。

また、航空機が遅れたことで発生する費用を補償してくれる航空機遅延補償や、手荷物を紛失した時に補償してくれる受託手荷物紛失補償なども追加されます。

デルタ アメックスゴールドがおすすめなのはこんな方

次のような方には、デルタ アメックスではなくデルタ アメックスゴールドがおすすめです。

デルタ アメックスゴールドはデルタ アメックスより年会費が高くなりますが、各種ボーナスマイルがより充実しています。

頻繁にデルタ航空を利用して海外へ行く方は、デルタ アメックスゴールドを使うと効率よくスカイマイルを貯められるでしょう。

初年度は無条件で、2年目以降は年間150万円以上決済でゴールドメダリオン会員資格が与えられるので、デルタ アメックス以上に快適な空の旅を送れます。

年間150万円以上使う方は、デルタ アメックスではなくデルタ アメックスゴールドを選ぶとお得ですよ。

デルタ アメックスのマイルの貯め方・お得な活用方法

デルタ アメックスで入会初年度に貯まるマイルをシミュレーションしました。

デルタ空港で20万円、その他で80万円利用すると仮定した場合、なんと獲得マイル数は36,000を超える結果となりました。

デルタ航空は日本国内線も就航しているため、海外旅行はもちろん国内旅行にもマイルを活用できます。

なお、デルタ空港はダイナミックプライシングを採用しているため、必要マイル数は日程により大幅に変動します。

また、マイルとキャッシュを組み合わせて航空券を発券することも可能です。

貯まったマイルをどのように旅行に活かすか考えるのも、マイラーの楽しみの1つですね。

デルタ アメックスがおすすめなのはこんな方

デルタ アメックスに入会すると、初年度は無条件でシルバーメダリオン資格が得られます。

シルバーメダリオンにはお得な特典が多数付帯しているので、快適なフライトを楽しみたい方にはおすすめのカードです。

また、デルタ アメックスはデルタ航空で利用すると還元率が2.0％になる高還元率カードです。

シルバーメダリオンボーナスや入会・継続ボーナスなどスカイマイルが貯まりやすい特典も満載なので、お得にマイルを貯めたい方にもおすすめです。

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