エポスカードではキャッシング機能を利用してお金を借入れることが可能です。
ATMやネット、電話などで簡単にキャッシングできる上、ATM手数料や振込手数料は無料です。
しかも、初めてのキャッシングなら30日間金利が0円です。
利息や手数料を抑えつつ、気軽にキャッシングできるといった魅力を持つエポスカードですが、借入れ方法や返済方法がわからず困っていませんか。
本記事ではそんなエポスカードのキャッシングのやり方や利息・手数料について解説します。
- キャッシングの方法は全部で4つ
- ATM、Net、電話キャッシングは手数料無料
- 返済方法はリボ払いと1回払いの2つ
- 支払い方法は口座引落しとご持参払いの2つ
- ご持参払いはさらに3つの支払い方法がある
- エポスカードの金利は年率18.0%
- 初めてのキャッシングなら30日間金利が0円

年会費 | 永年無料 | 追加カード | ETCカード |
---|---|---|---|
還元率 | 0.5%~ | ポイント | エポスポイント |
マイル | - | 付帯保険 | 海外旅行 |
電子マネー | Suica | スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay |

エポスカードでキャッシングする方法
エポスカードでキャッシングする方法は全部で4つです。
- ATMキャッシング
- 海外キャッシング
- Netキャッシング
- 電話キャッシング
海外でキャッシングする場合は海外キャッシングを、国内の場合はその他の3つの方法を利用してください。
ATMキャッシング
ATMキャッシングはコンビニや金融機関のATMからキャッシングする方法です。
対応ATMは全国に8万台以上用意されています。
エポスATMはもちろん、大手コンビニやメガバンク、ゆうちょ銀行、地方銀行のATMでも利用可能です。
しかもいつ・どのATMを利用してもATM手数料は無料です。
手数料を気にせず、その時の都合に合わせてATMを選ぶことができます。
キャッシング手順の詳細はATMによって異なりますが、一例としてゆうちょ銀行ATMでのキャッシング手順を紹介します。
- 「クレジットカード簡易保険・生命保険」ボタンをタッチする
- 「クレジットカード」ボタンをタッチする
- 「ご出金」ボタンをタッチし、エポスカードを挿入する
- 暗証番号と利用金額を入力し、最後に「円」ボタンをタッチする
- 金額が正しければ「確認」をタッチする
- 返済方法で「一括」か「リボルビング」のどちらかを選ぶ
- 内容が正しければ「確認」ボタンをタッチする
- カード、利用明細、利用料金を受け取る
ATMによって利用単位も異なり、1,000円単位で借りられるATMと10,000円単位で借りられるATMがあります。
利用できるATM一覧や詳しい操作方法などについては、エポスカード公式サイトを参考にしてください。
海外キャッシングの手順
海外キャッシングは海外のATMで現地通貨をキャッシングする方法です。
海外キャッシングの手順は以下の通りです。
- カードを挿入し、暗証番号を入力する
- 「WITHDRAWAL(引出)」を選択する
- 「CREDIT(クレジットカード)」を選択する
- 引き出したい金額を選択もしくは入力する
- カード、明細書、現金を受け取る
エポスカードの海外キャッシングは「Visa」「PLUS」マークのあるATMで利用可能です。
空港や駅などに多く設置されています。
なお、海外ATMを利用する際はATM手数料がかかります。1万円以下なら110円、1万円超えなら220円です。
Netキャッシングの手順
Netキャッシングはスマホ・パソコンで申し込み、振込で融資を受けるキャッシング方法です。
24時間365日いつでも申し込めて、振込手数料は無料です。
Netキャッシングはエポスカード会員向けのマイページ「エポスNet」から申し込みます。
- エポスNetにログインする
- 「キャッシングを利用する」の「Netキャッシングお申し込み」を選択する
- 借入れ金額を入力して申し込む
- 口座に振り込みが完了する
エポスカードのスマホアプリ「エポスカード公式アプリ」からも手続き可能です。
申し込むと、指定した口座に振り込まれます。エポスカードの引き落とし口座に振り込むことも可能です。
即時振込可能金融機関なら、以下の時間帯は申し込んだ後即振り込まれます。
- 月曜日(8:00~23:15)
- 火~土曜日(0:30~23:15)
- 日曜日(4:00~18:30)
その他の金融機関も、平日9:00~14:29の申し込みなら即振り込まれます。
パソコンやスマホでサッと申し込めてすぐ振り込まれるので、急いでいるときでも安心です。
電話キャッシングの手順
電話キャッシングは電話でキャッシングを申し込む方法です。
24時間いつでも申し込めます。Netキャッシング同様、振込手数料はかかりません。
電話キャッシングの手順は以下の通りです。
- 0120-0101-25へ電話する
- 自動音声に従ってカード番号・暗証番号や金額を入力する
- 口座へ振り込みが完了する
申し込んでから振り込まれるまでの時間は、申し込み日と時間によって異なります。
申し込み日 | 申し込み時間 | 振込手続時間 |
---|---|---|
平日 | 0:00~8:59 | 当日9時以降 |
9:00~14:29 | 最短数十秒 | |
14:30~23:59 | 翌金融機関営業日の9時以降 | |
土日祝日 | 0:00~23:59 | 翌金融機関営業日の9時以降 |
平日の9:00~14:29に申し込んだ場合は、最短数十秒で振り込まれます。
土日祝は翌営業日の9時以降に振り込まれます。
土日祝に急いで借入れたい場合は、ATMまたはNetキャッシングの利用がおすすめです。
エポスカードのキャッシングの返済方法
エポスカードのキャッシングの返済方法は以下の2つです。
- リボ払い
- 1回払い
リボ払い
リボ払いは利用金額にかかわらず毎月一定額ずつ返済していく方法です。
月々の負担を減らせますが、返済に時間がかかるため利息が高くなります。
リボ払いを選択すると、1回払いへ変更することはできません。
ただし、毎月の返済に追加で支払う「リボ増額払い」や融資残高を一括で返済する「全額払い」を利用することができます。
状況に合わせて、柔軟に支払えるのがリボ払いのメリットとも言えます。
1回払い
1回払いはキャッシングで借入れたお金と利息を1回で全額返済する方法です。
まとまったお金が必要になりますが、リボ払いよりも利息を抑えられます。
1回払いは後からリボ払いに変更することも可能です。
エポスカードのキャッシングの支払い方法
エポスカードのキャッシングの支払い方法は、大きく2つあります。
- 口座引落とし
- ご持参払い
口座引落とし
口座引落としは設定した口座から利用金額が自動的に引き落とされる方法です。
リボ払い・1回払いの両方に対応しています。口座引落としなら手間がかかりませんし、支払い忘れもありません。
支払い日はリボ払い、1回払いともに4日か27日です。WEB・郵送で申し込んだ場合は27日に限られます。
支払い日はエポスNetの「お支払予定額照会」またはエポスカード公式アプリの「お支払照会」から確認可能です。
事前にチェックし、支払い日までに口座へお金を入れておきましょう。
リボ払いの場合は「増額引落し」を申し込むことで毎月の引落し額を上げることが可能です。
増額引落しをしたい場合は事前にエポスNetから手続きしてください。
ご持参払い
5日、10日、15日、20日、25日、30日の中から好きな支払い日を選んで返済できる方法です。
全部で3つの支払い方法があります。
- エポスATM・提携ATM
- バーコード返済
- インターネット返済(ペイジー)
このうち、提携ATMでは1回払いの返済はできません。
1回払いの返済をATMでする場合はエポスATMを利用してください。
リボ払いはすべての手段に対応しています。毎月の支払いに加えて増額払い・全額払いも可能です。
エポスATM・提携ATM
エポスATMまたはコンビニ・金融機関の提携ATMで返済する方法です。
ATMの操作方法はATMによって異なります。以下はゆうちょ銀行ATMでの操作手順です。
- 「クレジットカード簡易保険・生命保険」ボタンをタッチする
- 「クレジットカード」ボタンをタッチする
- 「ご入金」ボタンをタッチする
- 「キャッシング・リボ」をタッチし、カードを挿入する
- 暗証番号を入力する
- 金額を入力し、最後に「円ボタン」をタッチする
- 紙幣を投入し、金額に問題がなければ「確認」ボタンをタッチする
- お釣りとカードを受け取る
ATMによって返済単位が異なり、1円単位で返せるものと1,000円単位でしか返せないものがあります。
全額返済する際は、1円単位で返済できるATMを利用して単数を支払ってください。
返済できるATMや返済単位についてはエポスカード公式サイトからチェックできます。
なお、どのATMを利用してもATM手数料は無料です。
バーコード返済
バーコード返済はコンビニのレジで返済する方法です。
スマホがあればカード不要で返済できます。
バーコード返済の手順は以下の通りです。
- エポスカード公式アプリにログインする
- 「借りる・返す」内の「バーコード返済」を選択する
- 支払い内容を確認してバーコードを表示する
- 画面に表示されたバーコードをレジで提示して支払う
利用できるコンビニはセブンイレブン、ローソン、ミニストップ、セイコーマートです。
支払い1回につき110円の手数料がかかります。
また、1回あたりの支払い上限額は税・手数料込みで30万円です。
インターネット返済(ペイジー)
インターネットバンキングまたはペイジーで支払う方法です。
ネットやスマホを利用し、好きなタイミングで支払いができます。手数料も無料です。
インターネットバンキングで支払う手順は以下の通りです。
- エポスカード公式サイト内|インターネットバンキングで支払うページの「月々のお支払い」または「リボ増額払い」を押す
- エポスNetへログインする
- (リボ増額払いの場合)希望額を入力する
- 支払予定額を確認する
- インターネットバンキングを指定する
- 指定のインターネットバンキングで支払う
インターネットバンキングを利用できない場合は、銀行ATMのペイジーでも支払えます。
エポスNetで手続きした後、銀行ATMのペイジーを利用して支払ってください。
- エポスカード公式サイト内|銀行ATMで支払うページの「月々のお支払い」または「リボ増額払い」を押す
- エポスNetへログインする
- (リボ増額払いの場合)希望額を入力する
- 支払予定額を確認する
- 「収納機関番号」「お客さま番号」「確認番号」を取得する
- 銀行ATMの「Pay-easy(ペイジー)払い」で支払う
銀行ATMから現金で支払う場合は10万円が上限です。
また、銀行によっては時間外手数料がかかることがあります。
エポスカードのキャッシングの利息・手数料
クレジットカードのキャッシングを利用する際は必ず利息が発生します。
エポスカードも例外ではありません。
また、キャッシングの利用方法・返済方法によっては手数料もかかります。
エポスカードのキャッシングを利用する際は、利息と手数料についてもしっかり把握しましょう。
エポスカードの金利は年率18.0%
エポスカードの金利は18.0%です。
金利は年率なので、実際の利息は利用日数によって異なります。
具体的な利息の計算式は以下の通りです。
元金残高が多いほど、返済までの日数が長いほど利息が高くなることが分かります。
逆に言えば、繰り上げ返済などで早く返済すれば利息を減らすことが可能です。
例えば10万円を1回払いでキャッシングし、次の支払い日まで30日あるとします。
支払い日に口座引き落としで返済すると利息は1,479円ですが、借入から10日後に繰り上げ返済すれば493円で済みます。
- 100,000円×18.0%×30÷365日=1,479円
- 100,000円×18.0%×10÷365日=493円
これはリボ払いでも同じです。リボ増額払いや全額払いで早く返せば、その分だけ利息を減らせます。
リボ払いは計算が複雑なので、シミュレーションを利用するのがおすすめです。
エポス公式サイト内のご返済シミュレーションから利用予定金額、支払い日、支払い方法を選択するだけで、簡単に利息をシミュレーションできます。
はじめて申し込みの場合、30日間金利が0円に!
エポスカードでは初めてのキャッシングに限り、30日間金利が0円になります。
国内のキャッシングはもちろん、海外キャッシングも対象です。
借入れから30日以内に返せば、利息が一切かかりません。
エポスカードで初めてキャッシングする場合は、繰り上げ返済や全額払いを活用して30日内に返済するとお得ですよ。
エポスカードのキャッシングの手数料
エポスカードのキャッシングでは、利用時および返済時に手数料がかかることがあります。
キャッシング利用時は、海外キャッシングのみATM手数料がかかります。
1万円以下なら110円、1万円超えなら220円です。
その他のキャッシングでは手数料がかかりません。ATM手数料も振込手数料も無料です。
キャッシングの返済では、バーコード返済の際に110円の手数料がかかります。
また、銀行ATMから返済する際は、時間外手数料を負担しないといけません。利用する金融機関によっては、時間外手数料が発生します。
口座引落とし、エポスATM、コンビニATM、インターネットバンキングは手数料が無料です。
エポスカードでキャッシングができない原因・対処法
最後に、エポスカードのキャッシングができない時の原因と対処法を解説します。
- キャッシング枠をつけていない
- 利用限度額に達している
- エポスカードの支払いに失敗している
- 海外利用停止サービスを設定している
- 磁気不良でカード自体が使えない
キャッシング枠をつけていない
エポスカードのキャッシングを利用するにはキャッシング枠を付ける必要があります。
キャッシング枠が0の場合はキャッシングできません。
エポスNetの「ご利用可能額照会」のキャッシング欄で、キャッシング枠の上限をチェックしてください。
エポスカード公式アプリからも確認可能です。
キャッシング枠が0円の場合はエポスNetの「キャッシングご利用可能枠の設定・増額」から申し込みましょう。
利用限度額に達している
エポスカードの利用限度額に達している場合もキャッシングは使えません。
キャッシング枠はショッピング枠に含まれています。
ショッピングの利用で利用限度額に達すると、キャッシングも利用できません。
エポスNetの「ご利用可能額照会」から、利用限度額に達していないかチェックしてください。
エポスカードの支払いに失敗している
口座引き落としに失敗し、エポスカードの支払いができなかった場合はキャッシングが制限されます。
支払いに失敗したまま放置していると延滞とみなされ、クレヒスに傷がつくこともあります。
万が一支払いに失敗していた場合はエポスATM、インターネット入金、バーコード返済のいずれかで速やかに支払ってください。
海外利用停止サービスを設定している
海外キャッシングができないときは「海外利用停止サービス」を設定していないか確認してください。
海外利用停止サービスをオンにしていると、海外キャッシングができません。
エポスNetから海外利用停止サービスをオフにしましょう。
磁気不良でカード自体が使えない
利用限度額や設定に問題がないのに使えない時は磁気不良を疑いましょう。
磁気不良になるとATMがカードの情報を読み取れないので、キャッシングも利用できません。
ATMにカードを入れてもそのまま出てきてしまう場合は磁気不良の可能性が高いです。
磁気不良の疑いがある場合は、エポスNetからカード再発行の手続きをしてください。
近くにマルイがある場合は店頭でも再発行可能です。本人確認書類を持っていきましょう。
エポスカードのキャッシングは計画的に
以上、エポスカードのキャッシングについて解説しました。
- キャッシングの方法は全部で4つ
- ATM、Net、電話キャッシングは手数料無料
- 返済方法はリボ払いと1回払いの2つ
- 支払い方法は口座引落しとご持参払いの2つ
- ご持参払いはさらに3つの支払い方法がある
- エポスカードの金利は年率18.0%
- 初めてのキャッシングなら30日間金利が0円
エポスカードのキャッシングは利用方法も支払い方法も豊富です。
自分に合った方法で気軽に借入れできます。多くの場合は手数料がかからないのもうれしいですね。
ただし、キャッシングの金利は年率18.0%と高く設定されています。
初回30日間金利0円や増額払いなどを活用し、利息を抑えるよう工夫してくださいね。