エポスカードをお持ちの方の中には、発行したものの使う機会が少なく解約を考えている方もいるはずです。
クレジットカードの解約手続きはカードによって異なります。電話、ネット、郵送などの方法はもちろん残ポイントや支払い残高の扱いも気になります。
解約手続は本人以外でも可能なのか、解約のタイミングはいつがいいのか、解約と利用を止める手続きの違いなど、気になる点はたくさんありますよね。
今回はエポスカードの解約までの流れや解約時に確認しておくポイントを紹介していきます。
- エポスカードの解約方法は「電話」と「店舗」の2つ
- 支払い残高や残ポイントなど解約前に確認しておく
- 解約手続きは原則カード名義本人が行う
- 解約後、カードはICチップにハサミを入れて処分する
エポスカードの解約までの流れ
まず、エポスカードの「解約までの流れ」について解説していきます。
- エポスカードの解約受付は「電話」と「店舗」の2つのみ
- 「電話」での解約は「エポスカスタマーセンター」へ問い合わせる
- カスタマーセンターの混雑時間帯をチェックする
- 「店舗」での解約は「エポスカードセンター」に行き、手続きを行う
エポスカードの解約受付は「電話」または「店舗」でとなっています。
インターネットや郵送による解約手続きは行えません。
では、それぞれの方法の手続きについて、詳しく説明していきます。
電話での解約手続き方法
電話での解約は以下の流れで行ってください。
- エポスカスタマーセンターに電話をかける
- 音声ガイダンスに従い番号をプッシュする
- オペレーターに繋がるので解約手続きを行う
- 東京:03−3383−0101
- 大阪:06−6630−0101
- オペレータ受付時間 9:30~18:00 ※1月1日休業
電話の混雑を避ける方法
クレジットカードの解約手続きで電話をしたものの、混雑していて電話がつながらないという経験をした人も多いはずです。
カード会社のカスタマセンターは混雑していることが多いので、混雑していない時間帯に問い合わせをしたほうがいいでしょう。
エポスカスタマーセンターの混雑状況については、公式サイトの「お問い合わせ」ページ内にある「エポスカスタマーセンター混雑状況」という項目をチェックしてください。
混雑状況については過去の統計情報を元に記載されているため、リアルタイムでの混雑状況を表したものではないので注意してください。
ちなみに混雑する時間帯については以下のようになっています。
- 9:30~11:00
- 16:00~18:00
混雑する時間帯を避けて電話をすれば解約手続きをスムーズに行えます。
店舗での解約手続方法
エポスカードでは、丸井グループの百貨店内にある「エポスカードセンター」でも解約手続きが行えます。
店舗での解約は以下の流れで行ってください。
- 最寄りの「エポスカードセンター」に行く
- 解約手続きをしたい旨を伝える
- 本人確認を行い解約手続きを行う
エポスカードの解約の前に確認しておくべき5つのこと
エポスカードを解約する前に、5つのことを確認しておきましょう。
カードの利用で貯めたポイントや解約月の支払い残高、分割払い、年会費、付帯カードなどの確認を忘れると、解約後に面倒なことになってしまう可能性があります。
- 解約後の残ポイントについて
- 支払い残高について
- 年会費の引き落としのタイミングについて
- 付帯カードについて
- 公共料金の支払いについて
残ポイントについて
エポスカードの利用などによって貯まったエポスポイントは解約後に失効します。
解約してしまうと、ポイントの移行や景品との交換などができなくなってしまいます。
そのため、使い忘れているポイントがないかを解約前に確認しておかなければなりません。
なお、エポスポイントはエポスカードの利用200円ごとに1ポイント貯まります。
貯まったエポスポイントは丸井店舗での割引やプリペイドカードへの移行、ギフト券や他社ポイントへの交換、景品と交換などさまざまな用途で利用できます。
少ないポイントからでも交換できる使い方も用意されているので、解約時にポイントが余っている人は忘れずに消費しておきましょう。
なお、エポスポイントはエポスNetにログインすればすぐに確認できます。また、メニューから「エポスポイント照会・交換」にいけば、月々の加算ポイントを確認できます。
支払い残高について
カード会社によっては支払い残高がある状態でも解約でき、残金を一括請求する方法もあります。
しかしエポスカードでは、支払い残高がある状態での解約は行えません。
解約月の支払い残高だけでなく、分割払いやリボ払いの残債についても、解約前に支払い終えておく必要があります。
支払い残高を確認するにはエポスカスタマーセンターに問い合わせを行ってください。
また、支払い残高の確認には「カード番号16桁」「暗証番号4桁」が必要です。
- 東京:03−3383−0101
- 大阪:06−6630−0101
- オペレータ受付時間 9:30~18:00 ※1月1日休業
解約前に利用残高をまとめて精算したい方は、エポスカードセンターで手続きを行ってください。
年会費について
エポスカードは年会費永年無料のクレジットカードなので、解約時に年会費について確認することはありません。
ただし、年会費がかかる「エポスゴールドカード」や「エポスプラチナカード」を利用している方は、解約時に年会費の引き落とし時期を確認しましょう。
年会費が引き落とされた直後に解約してしまうと、1年分の年会費が無駄になってしまいます。
解約のタイミングが選べる際には、年会費の引き落とし月を確認して、ギリギリのタイミングで解約手続きを行うのがいいでしょう。
もちろん急いで解約しなければならない場合には、年会費を気にする必要はありません。
付帯カードについて
エポスカードには下記の付帯カードが用意されています。
- エポスVISAプリペイドカード
- エポスETCカード
クレジットカードの解約手続きを行うと「ETCカード」は退会となり、「プリペイドカード」は有効期限まで利用できます。
ただし、解約後にプリペイドカードへの追加チャージはできません。
また、ETCカードのみ、またはプリペイドカードのみの解約も可能です。
解約手続きは、電話のみで対応しています。
エポスカスタマセンターまで問い合わせて、解約手続きを行ってください。
- 東京:03−3383−0101
- 大阪:06−6630−0101
- オペレータ受付時間 9:30~18:00 ※1月1日休業
なお、付帯カードの解約を行っても、本カードが解約になることはありません。
公共料金などの支払いについて
エポスカードで公共料金やスマホ、ネット料金を支払っている場合には、解約前に支払い方法をエポスカードから違うカードに変更しておきましょう。
なお、解約後にエポスカードに届いた支払い分に関しては別途利用明細が届くので、それに従って料金を支払ってください。
公共料金などライフラインに関する支払いが滞ってしまうと、大変なことになる可能性を秘めていますので、注意しましょう。
利用明細は届けられるものの支払いを忘れてしまう可能性があるため、公共料金などの支払い方法の変更は必ず解約前に行ってください。
エポスカードの締め日と支払い日|引き落とし時に残高不足だとどうなる?エポスカードの解約の疑問点
- 本人以外でも解約手続きはできる?
- 解約を引き留められたりする?
- 解約時に手数料などは発生する?
- 解約の通知書は郵送される?
- 解約ではなく利用を止めることもできる?
- 家族カードや付帯カードのみの解約は可能?
エポスカードの手続きを行う際の疑問点について、まとめていきます。
解約手続きについてわからないことがあった場合は、こちらを参考にしてみてください。
本人以外もで解約手続きはできる?
エポスカードの解約手続きは原則、カード名義本人が行わなければなりません。
家族などの代理手続きには基本的に対応していません。
しかし、カード名義本人が亡くなっている場合などやむを得ない状況の際には、本人以外でも解約手続きを行えます。
本人以外が解約手続きを行う際は、以下の情報を用意しておいてください。
- 会員本人の氏名
- カード番号
- 生年月日
- 住所・電話番号
後は、通常の解約手続と同様に「エポスカスタマーセンター」へ問い合わせを行ってください。
電話口で「本人の代理による解約であること」「本人が手続きを行えない理由」を説明すれば対応してもらえます。
解約を引き留められたりする?
エポスカードの解約手続きは電話口でオペレーターとのやり取りによって解約手続きを行いますが、基本的に解約を引き留められることはないでしょう。
ただ、引き留められることはありませんが、解約する理由などについて聞かれる場合はあります。
その際は「カードを使わなくなった」などシンプルに答えれば大丈夫です。
解約時に手数料などは発生する?
エポスカードの解約手続きに手数料などは発生しません。
解約は無料で行えます。
ただし、解約後に固定費の支払いなどがエポスカードのままになっており、請求がきた場合、利用明細の送付に88円がかかります。
解約後の利用明細についてはWeb上の利用明細サービスに登録していても送付されるので、解約時には支払い残高と公共料金などの支払いに注意してください。
解約の通知書は郵送される?
エポスカードでは解約手続きを行っても、その旨を記載した通知書などが送られてくることはありません。
ただ、退会した証明書などが欲しい場合には、「エポスカスタマーセンター」に問い合わせれば対応してくれます。
解約ではなく利用を止めるだけでもできる?
エポスカードを解約するのではなく、利用を停止するだけの手続きも可能です。
カードを紛失した際や不正利用された際など、リスク拡大を防ぐためにも速やかに利用停止手続きを行ってください。
利用停止手続きは以下の方法で行えます。
- Web:エポスNetマイペーシからカード再発行手続きを行う
- 電話:エポスカード紛失受付センター(03−5340−3333 24時間受付)に問い合わせる
- 店頭:エポスカードセンターでカード再発行手続きを行う(エポスカードVISA、エポスゴールドカード、エポスプラチナカードのみ)
また、海外での利用を停止する手続きは「エポスNet」または「エポスカード紛失受付センター」から行えます。
「エポスカード紛失受付センター」は滞在国によって問い合わせ先が異なるので確認しておきましょう。
- イギリス、フランス、イタリア、スイス、ドイツ、オーストリア、スペイン、オランダ:00-800-53403333
- ギリシャ:00-800-8113-0101
- アメリカ本土(ハワイ):1-800-540-8595
- カナダ:011-800-53403333
- グアム:1-888-890-3899
- サイパン:1-866-222-0317
- 香港、タイ、シンガポール、韓国:001-800-53403333
- 台湾、中国、フィリピン、マレーシア:00-800-53403333
- インドネシア:001-803-81-0268
- オーストラリア:0011-800-53403333
- ニュージーランド:00-800-53403333
不正利用される可能性が生じたら、慌てずに利用停止手続きをしてください。
家族カードや付帯カードのみの解約は可能?
家族カード、ETCカード、プリペイドカードといった付帯カードのみの解約も可能です。
解約手続きは「エポスカスタマーセンター」から行ってください。
- 東京:03−3383−0101
- 大阪:06−6630−0101
- オペレータ受付時間 9:30~18:00 ※1月1日休業
エポスカード解約後のカードの処分方法
解約後、残ったカードは自分で処分する必要があります。
解約したカードをそのまま捨てると悪用される恐れがあるため、必ずハサミなどでIC部分を切ってから処分してください。
カード番号や名義などが確認できないように細かく切るのも重要ですが、ICカード部分にハサミを入れるのを忘れないでください。
エポスカードの解約方法や注意事項を確認しておこう
- エポスカードはネットで解約できない。電話は混雑する時間を事前にチェック!
- 支払い残高が残っている状態での解約はできない
- 解約するとポイントも失効するので忘れずに使い切る
- 家族カード、ETCカード、プリペイドカードといった付帯カードのみの解約も可能
エポスカードの解約までの流れや注意点、疑問点について解説していきました。
クレジットカードの解約方法はカード会社ごとに異なるので、必ず調べておく必要があります。
また、解約手続きだけではなく、ポイントや支払い残高、付帯カードなどカードの周辺にある機能についての対応も把握しておいてください。
手続き方法や注意点、疑問点を事前に把握して、スムーズに解約が行えるようにしてください。