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株式貯蓄の考え|企業を評価して中長期の株式保有がおすすめ

株式貯蓄の考え|企業を評価して中長期の株式保有がおすすめ

初心者に向けた株式投資の解説やセミナーなどを全国各地で開催されている福沢隆雄さんに、今さら聞けないお金や投資の素朴な疑問を投げかける本連載。

株式貯蓄の考え|インタビュー画像。福沢隆雄さん

第2回では、「投資って本当に儲かるの?損しないの?」と素直な不安をズバリぶつけてみました!

第1回の記事はこちらをチェック!
株式貯蓄の考え|老後2000万円足りない!と言われても…具体的に何をすればいい?

福沢さん、前回のお話で「貯蓄から投資」へという考え方には大変納得できたのですが…。
実際、投資って本当に儲かるんでしょうか? 損をしてしまうんじゃないかという不安が大きいです。
実は、金融庁のデータでは、投資信託を買った人のうち損をしている方の割合が昨年3月末では46%、本年3月末では35%という結果が出ています。
えっ、約4割も損しているんですか!?
やっぱり、投資ってギャンブル的な要素が強いんですかね…。
いえ、必ずしもそういうわけではありません。前回、日本ではお金や投資について十分な勉強ができる環境が整っていないというお話をしました。
投資の基礎や投資商品の構造理解のないまま、任せっきりで投資しているから、このような結果になってしまっているとも言えます。

Check!投資には学びが必要

投資を学ぶ→投資の結果(利益、損失)→見直す

  • 投資を学び、見直すことにより「金融リテラシー(知識・スキル)」が磨かれます。
  • 何も学ばないまま、言われた投資をして「損」となっても、その分析ができません。
なるほど。投資教育が必要ですね。それに、やはり自分できちんと理解した上で、取り組むことは重要ですよね。
でも、いくら理解していたとしても、確実に儲けることって不可能ですよね?
もちろん、100%の保証はできませんが、「損をしづらい投資」というのはあると考えています。その前に、まずは、投資の種類について見ていきましょう。
坪井さんは、投資と聞くと、何を思い浮かべますか?
えーっと…。不動産は、わかりやすい投資の方法として真っ先に思い浮かびます。
株やFXも“THE投資”というイメージですが、高度な知識やスキルが必要そうに思えます。
なるほど、そういうイメージなんですね。他には、債券や仮想通貨なども投資ですね。
いろいろな投資の方法があるなか、私は中長期で株式を保有することをおすすめしています。
中長期で株式を保有…?
株を買ったら、基本的にずっと持っているということです。
え?いわゆるトレーダーのように、パソコンに張り付いて、売ったり買ったりするのではないんですか?
しません。短期間でのFX や株式の投資は、そういうイメージがありますよね。
でも、短期間で売り買いして利益を出すには、チャートを勉強してというように、坪井さんの想像通り、高度なテクニックが必要になってきます。しかも、実際にそれで儲けられる人はほんのわずかです。
短期売買は初心者には向かないということですね。運良く一発当てたとしても、その後に再現性がないですもんね。
そうなんです。短期売買は、株価という「値ふだ」の変動を利用して儲けようとするものです。
このために、他の者を出し抜いて利益を得ようとするもので、誰かが儲けて、誰かが損をするゼロサムの社会です。初心者にはハードルが高いです。
初心者の方や堅実に資産形成をしたいという方には、企業を評価して中長期での株式の保有をおすすめしたいですね。

Check!短期売買(デイトレーダーのイメージ)

短期売買(デイトレーダー)の取引イメージ図

取引手法

  • 株価(値ふだ)の様々な動きのパターン(チャート)を学び、短期間で儲けようとする取引き(売買のタイミングが難しく、かなりの訓練が必要)。
  • 誰かが儲けて、誰かが損をする取引。
なぜ、中長期で保有すると損をしづらいんですか?
そこがポイントです。企業の業績というのは、毎日変わるものではありません。ですから、企業をしっかり評価して株を長期で保有します。つまり企業の「価値」を買うものです。株価(値ふだ)だけみていて、短期売買するのとは全く異なります。
このため、株式取引で、ある日突然、損をしてしまうというリスクはかなり低くなります。
急速には売買益は増えないけれど、急にすべてパーになってしまうリスクもないということですね。
はい。これは株式の「価値」に投資をするためです。株式とは本来、投資家が企業に資金を提供して、企業はその資金を使って業績を上げていく仕組みです。
投資家はそれにより、配当をもらったり株価の上昇を得ようとするものです。そこで、業績の堅実な企業を貯蓄感覚で持つという意味で、「株式貯蓄」という言葉を作りました。
株を投資ではなく貯蓄と捉えるということです。

Check!株式貯蓄(堅実企業(安定成長企業)投資)

資金提供(投資のイメージ図)

なるほど。たしかに、今日明日で大きく変動しない価値に投資して、ずっと売らずみ、持っておくなら、銀行に預けておくのとそんなに変わらない感覚でいられそうですね。
そうなんです。投資の目的にもよりますが、資産を築くという意味では、安定成長企業を長期での株式保有は堅実な投資法と言えると思います。
投資の考え方が少しわかってきたような気がします。
私が株式投資をおすすめする理由は他にもあります。株というのは、いろいろなものの源になっています。
投資をしてくれる人がいるからこそ、企業は商品やサービスを提供することができ、それによって世の中が便利で豊かになっていきます。
つまり、株式というのは社会のインフラになっているということです。その結果として、企業に利益が生じ、投資をした人へ配当という形などでリターンされます。

Check!株式会社は、社会のインフラ作り

投資は社会のインフラを担うイメージ図

株式によって、世の中が循環しているんですね。
そうです。たとえば皆さんがよく利用するコンビニも、携帯電話も、鉄道も、上場企業によるサービスにより世の中が活性化されていきます。それには、株主として企業を支えてくれる人がいるため、これらの企業のビジネスは成り立っています。
そう言われると、急に身近に感じられますね。
株式は、資本主義の根幹です。そういった意識を持ちながら投資をすると、別の面白みを感じられるのではないかと思います。
たしかに。単に売り買いの差額で儲けるというのが投資ではないんですね。しかも、お金だけの視点でなく、「世の中と関わっている」「社会のためになっている」という実感を持てそうです。
そう感じてもらえたら、嬉しいですね。
ありがとうございました。次回は、実際に長期で株式を保有する際の考え方などを具体的に伺わせてください!

次回は、中長期で株式を保有する考えと売るタイミングなど、もっと詳しく掘り下げていきます。

第3回の記事はこちら
株式貯蓄の考え|銘柄選定のポイントは安定成長企業。見極める方法を解説

福沢隆雄(若葉マークの株式投資代表)
福沢隆雄
若葉マークの株式投資 代表

元大蔵省勤務。証券局にて企業の海外資金調達関係の業務や証券検査官を担当。
証券検査官当時、ニューヨーク・ロンドンに長期滞在し、米・英の証券市場・証券規制と証券会社の営業実態の調査を行う。その後、リーマン・ブラザーズ証券会社ニューヨーク本社・東京支店、静岡東海証券、日興アセットマネジメント、アセットマネジメントOneオルタナティブインベストメンツ等に従事。
退職後の2019年4月から株式投資教育に専念。

主な著作/連載
『はじめての株式投資』(きんざい)、『海外資金調達の実務』(きんざい:共著)
MonJa 「株式貯蓄」にて、株式投資の初歩的・基礎的な内容を解説中

「若葉マークの株式投資」ホームページはこちら

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