J.Scoreの審査に落ちる人の特徴は?スコアを上げる要素を紹介

  • 2021年6月26日
  • 2021年6月25日
J.Scoreの審査に落ちる人の特徴は?スコアを上げる要素を紹介 —

みずほ銀行とソフトバンクがタッグを組んで設立したJ.Score(ジェイスコア)。

AIによる分析で顧客情報をスコア化し、個人向け融資の審査を行うという新しいサービスを提供しています。

従来のカードローンや消費者金融では、年収や勤務形態といった情報を元に審査を行っていましたが、J.ScoreはAIスコアという新しい評価基準を活用しています。

そのため、審査に通る人・落ちる人の基準もこれまでとは異なっているといえるでしょう。

そこで今回は、J.Scoreの審査について詳しく解説していきます。

J.Scoreの審査に落ちる人の特徴
  • 他社の借入総額が年収の3分の1以上
  • 過去に自己破産や任意整理などの金融事故を起こした
  • みずほ銀行系のサービスでトラブルを起こした履歴がある
  • AI診断の段階でうその回答が目立つ
J.Scoreの審査に通る人の特徴
  • 他社の借り入れなどがない
  • 正社員で勤続年数が長く、安定した収入を得ている
  • AIスコアが上がる生活習慣を継続している

J.Scoreとは

J.score 審査

J.Scoreは、みずほ銀行・ソフトバンクの合弁会社です。

みずほ銀行が実施しているカーロドーンなどの融資事業とソフトバンクのAI事業を融合させることで、顧客のデータをAIで分析。

数値化(スコア化)し、融資に活用する新しいサービスの提供を開始しました。

このAIを用いた顧客データの分析スコアのことを「AIスコア」と呼んでおり、診断によって算出されたスコアによって融資条件が決定されます。

個人向け融資サービスとしての基本的な概要としては下記のようになります。

J.Score「AIスコア・レンディング」
金利(年)0.8%~15.0%
利用限度額最大1,000万円
申込み/借入WEBから
融資期間最短翌日

こちらのサービスを利用する際は、下記の手順で申込みを行います。

  1. AIスコアの診断を行う
  2. スコアに応じた融資条件が提示される
  3. 仮審査の申し込みを行う
  4. WEB上で必要書類をアップロードする
  5. 契約・借入

基本的な流れに関しては、一般的なカードローンや消費者金融とそこまで変わりませんが、「AIスコアの診断を行う」「AIスコアによって融資条件が決まる」といった点が特徴として挙げられます。

J.Scoreの審査基準

J.score 審査

J.Scoreの個人向け融資の審査に利用される「AIスコア」とは、何を基準に算出されるのかを解説していきます。

従来の年収や勤務形態といった基準に加えて、今まで重視されてこなかった部分も審査の対象に含まれています。

どういった要素が審査に影響を与えるのか確認しておきましょう。

J.Scoreの審査基準
  • 診断によって算出されたAIスコアによって決まる
  • AIスコアは従来の基準に加え、生活習慣などのさまざまな情報が活用される
  • 自身の変化によってAIスコアも上がったり、下がったりする

J.Scoreのスコアを上げる要素

J.Scoreのスコアを上げる要素
  • より細かい情報をJ.Scoreに提供する
  • 運動・学習・睡眠・お金などの良い習慣を継続する
  • 各種サービスと情報連携する

J.ScoreのAIスコアを上げる要素について解説していきます。

より細かい情報をJ.Scoreに提供する

AIスコア診断では、自身の生活やライフスタイルなどの細かい情報もAIスコアの算出に活用されます。

例えば、「服を買う際に重視するポイント」「今後チャレンジしたい趣味」など、融資とは関係のない質問も用意されており、全部で150問以上あると言われています。

質問への回答は選択制になっており、より多くの質問に答えることでAIの分析精度を高めることができます。

そのため、AIスコア診断を通じてJ.Scoreにより細かい情報を提供することがスコアの向上につながると考えられます。

運動・学習・睡眠・お金などの良い習慣を継続する

J.Scoreでは、「J.Scoreアプリ」というスマホ向けのサービスも提供しています。

アプリ内では運動や学習、睡眠、お金に関する生活習慣を記録できる機能があります。

このアプリで良い行動を習慣化して継続すれば、AIスコアに反映されていきます。

例えば、「毎日30分の有酸素運動をした」「毎日7時間以上の睡眠をとった」など、健康的な習慣を続けるだけでもAIスコアの向上が期待できるでしょう。

こういった要素は従来の融資サービスでは重視されていませんでした。

日常生活を改善することでより良い融資条件が得られるというのは、J.Scoreの新しさが存分に出ているポイントと言えます。

各種サービスと情報連携する

以下の3つのサービスの取引情報をJ.Scoreと連携することで、AIの分析精度を高めることができます。

  • みずほ銀行
  • ソフトバンクまたはワイモバイル
  • Yahoo!JAPAN

各サービスを健全に利用すれば、良い取引情報としてAIスコアに反映されていきます。

さらに、上記のサービスと連携するだけで、金利がそれぞれ年0.1%(最大年0.3%)引き下げられるというメリットもあります。

J.Scoreのスコアを下げる要素

J.Scoreのスコアを下げる要素
  • 他社の借入件数や金額が多い
  • 年収や勤務形態などの支払い能力
  • 質問に対してうそをつく

ここでは、J.Scoreのスコアを下げてしまう要素について解説していきます。

下げる要素については、クレジットカードやカードローンの申し込みでも共通している部分ではありますが、それぞれの内容について詳しく見ていきましょう。

他社の借入件数や金額が多い

一般的なカードローンなどと同様に、他社の借入件数や金額が多いほどスコアが低下すると考えられます。

新しい評価方法だからといって、融資サービスに大きく関わる要素については依然として審査基準となるようです。

もし他社の借入件数や金額が多い方でAIスコアが低く評価された場合には、借入を整理したり、完済したりしてから再度AIスコア診断を受けてみてください。

年収や勤務形態などの支払い能力

年収や勤務形態、勤続年数といった従来からある評価基準も大きな影響を及ぼします。

例えば、「正社員で年収700万円以上の人」と「フリーターで年収120万円の人」であれば、当然ながら正社員の人のほうが高く評価され、スコアも高くなると考えられます。

そのため、十分な収入がなかったり、安定した仕事に就いていなかったりすると、AIスコアが下がってしまうでしょう。

質問に対してうそをつく

AIスコア診断を行うにあたって、より高いスコアを出すためにうその回答をしようとする人もいますが、うそは発覚する可能性が高いので注意してください。

もちろん趣味や生活習慣など、特定の難しい要素については確かめようがありません。

ウソがバレる可能性は低いと考えられますが、質問に多く答え続ける中で矛盾が生じる可能性があります。

お金に関する情報については、特にうそがバレやすくなります。スコアが気になるかもしれませんが、正直に答えるようにしてください。

J.Scoreの審査に落ちる人の特徴

女性

J.Scoreの審査に落ちる人と通る人には、どのような違いあるのでしょうか。

AIスコアによる基準としては1,000点満点中600点以上のスコアがなければ、融資を受けることができないとなっています。

次に、審査に落ちる人の特徴を詳しく見ていきましょう。

J.Scoreの審査に落ちる人の特徴
  • 他社の借入総額が年収の3分の1以上
  • 過去に自己破産や任意整理などの金融事故を起こした
  • みずほ銀行系のサービスでトラブルを起こした履歴がある
  • AI診断の段階でうその回答が目立つ

J.Scoreの審査に落ちる人の特徴は主に上記の4つです。

では、それぞれの詳しい内容について見ていきましょう。

他社の借入総額が年収の3分の1以上

個人向けの融資サービスの借入額については、「総量規制」によって年収の3分の1の金額が上限として定められています。

そのため、J.Score以外で借入を利用している方で、借入額が年収の3分の1以上あるようだと、審査に落ちてしまう可能性が高いです。

借入を完済するか、整理をして上限額に余裕がある状態で申し込むようにしてみましょう。

過去に自己破産や任意整理などの事故を起こした

過去に自己破産や任意整理といった金融事故を起こした履歴がある人も、審査に落ちてしまう可能性が高いです。

AIスコア診断では、こういった履歴に関する質問に答える項目はないのですが、審査を行う際に信用情報機関に個人の情報を照会します。

こういった履歴のある人が審査に通るのは極めて難しいと考えられるので、信用情報の保存期間が過ぎるのを待つしかないでしょう。

みずほ銀行系のサービスでトラブルを起こした履歴がある

J.Scoreはみずほ銀行とソフトバンクが共同で設立した会社でもあり、審査を行う際にはみずほ銀行が所有する顧客データを用います。

そのため、過去にみずほ銀行カードローンなどのサービスで返済トラブルを起こしたことがある場合、審査に落とされてしまう可能性が高くなるでしょう。

AI診断の段階でうその回答が目立つ

J.Scoreへの申し込みを行う前に受けるAI診断でうその回答を重ねていると、AIスコアが低下して審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

お金や生活に関する質問も多く用意されていますが、そこで見栄をはって回答するのではなく、正直に答えることが重要です。

質問数も多く、うそをついていると矛盾が生じてしまう可能性もあります。

AIスコア診断を行う際は、できるだけ今の自分の状況を正確に答えるようにしてください。

J.Scoreの審査に通る人の特徴

J.Scoreの審査に通る人の特徴は以下の3つです。審査に通るためにもチェックしてみてください。

J.Scoreの審査に通る人の特徴
  • 他社の借り入れなどがない
  • 正社員で勤続年数が長く、安定した収入を得ている
  • AIスコアが上がる生活習慣を継続している

他社の借り入れなどがない

他社で借入サービスなどを利用していない人であれば、J.Scoreの審査に通る可能性を高められるでしょう。

借入を利用していない=お金に困っていないと判断できるため、問題なく利用してもらえると判断されやすくなります。

正社員で勤続年数が長く、安定した収入を得ている

やはり勤務形態や勤続年数、年収といった支払い能力に関わる要素は、審査に大きな影響を与えると考えられます。

正社員で長く同じ職場で働いている人であれば、今後も安定してその職場で収入を得ていくでしょう。

年収が安定していれば借入を利用しても、問題なく返済してもらえると判断されるでしょう。

AIスコアが上がる生活習慣を継続している

AIスコアを上げるような取り組みをすることで、審査に通りやすくなると考えられます。

AI診断でされる質問により多く答えたり、指定のサービスと情報連携をしたり、日々の生活習慣を改善したりなど、できることから初めてください。

これらを続けることでAIの分析精度が高くなる上にAIスコアも上げられるので、審査に通りやすいだけでなく、より良い条件での融資が受けられます。

日々の生活を見直しながらAIスコアを高めるような意識づけをしてみましょう。

J.Scoreの審査を他社と比較

クレジットカード

「J.Scoreの審査」と「他社の審査」には、どのような違いがあるのでしょうか。

一般的なカードローンの場合、審査通過率は5割を下回る程度だと言われていますが、J.Scoreの審査通過率はまだ公表されていないため、数字で比較をすることはできません。

そこで、主なサービス内容から審査の難易度を図っていきましょう。

J.Scoreと他社のサービス内容を比較すると下記のようになります。

比較項目金利(年)利用限度額
J.Score0.8%~15.0%最大1,000万円
みずほ銀行カードローン2.0%〜14.0%最大800万円
アコム3.0%~18.0%最大800万円

一般的に審査の通過率は金利によって影響を受けると言われており、金利が低いほど審査通過率が下がる傾向にあるようです。

それを前提に上記の表を見ると、アコムのように金利が最大18%と高いサービスと比較して、J.Scoreの金利は低いと言えるでしょう。

みずほ銀行カードローンのような大手銀行系のカードローンと同程度の水準でもあります。

AIによって算出したスコアを活用するとはいえ、金利を見てみると審査通過率が劇的に変わるというわけではなさそうです。

J.Scoreの審査落ち回避策

確認する男性

J.Scoreの審査落ち回避策
  • 借入の返済やクレジットカードの支払いなどで遅延しない
  • 短期間に繰り返しローンの申し込みをしない
  • 借入総額が年収の3分の1を超えないように注意する
  • AIスコア診断の質問に正確に答える

J.Scoreの審査に落ちないためには、落ちる原因となる要素をできるだけ排除しなければなりません。

例えば、借入の返済を遅延してしまうと信用情報に傷がつき、審査落ちの原因となってしまいます。

借入の返済だけでなく、クレジットカードの支払いも関係しているので絶対に遅れないようにしましょう。

さらに、短期間に繰り返し借入に申し込んでいると、お金に困っていると判断されて審査落ちの原因となります。

借入の申し込みは最低でも6ヶ月程度の期間を空けてから行うようにしてください。

また、J.Scoreで行うAIスコア診断では、質問に対して正確に回答するようにしましょう。

うその情報や入力ミスなどが発覚すると、審査に落とされてしまうので注意してください。

J.Scoreで融資の申し込みをしてみよう!

電話カード解約

J.Scoreの審査に通るためのポイント
  • 勤務形態や勤続年数、安定した収入といった従来の要素も引き続き重要
  • AIスコアが上がる生活習慣を継続する
  • 借入の返済やクレジットカードの支払いに遅れない
  • AIスコア診断の質問により細かく正確に答える

J.Scoreで審査に落ちる人の特徴やAIスコアを上げる要素について解説していきました。

AIを活用し、利用者のさまざまな要素を点数化する「AIスコア」という新しいサービスが誕生し、従来とは異なった評価軸で融資サービスが提供されるようになりました。

ただし、従来から重視されているポイントも引き続き審査に影響を及ぼしているので、審査に落ちる原因を作らないように注意しましょう。