ラウンジ・キーとプライオリティ・パスの違い|結局どっちがいいの?

  • 2021年2月21日
  • 2021年2月19日
ラウンジ・キーとプライオリティ・パスの違い

ラウンジ・キーもプライオリティ・パスも空港ラウンジが利用できる世界共通のサービスです。

搭乗券のクラスや航空会社に関係なく利用でき、運営会社も同じコリンソングループです。

似ている部分が多いラウンジ・キーとプライオリティ・パスですが、使い勝手やコスパが優れているのはどちらなのでしょうか。

この記事では、ラウンジ・キーとプライオリティ・パスの利用方法や利用できるラウンジ、料金などの違いを詳しく解説しています。

ラウンジ・キーとプライオリティ・パス優待が付帯しているおすすめのクレジットカードも紹介しているので、参考にしてください。

ラウンジ・キーの特徴
  • 付帯するクレジットカードが必須
  • 世界約1,100以上の空港ラウンジが対象
  • 国内発行のラウンジ・キー付帯カードは少数
  • おすすめのクレジットカードはミライノ カード Travelers Gold
プライオリティ・パスの特徴
  • 付帯するクレジットカードがお得だが、直接会員になることも可能
  • 世界1,300以上の空港ラウンジが対象
  • プラチナ以上のクレジットカードならプライオリティ・パス優待は定番
  • おすすめクレジットカードは楽天プレミアムカード

※本記事の価格は全て税込みです。

ラウンジ・キー(Lounge Key)とは

ラウンジキー

ラウンジ・キーは、世界1,100以上もの空港ラウンジが使えるサービスのことです。

100ヶ国300以上の都市にある空港ラウンジが対象で、ビジネスクラス以上の搭乗者が利用できるVIPラウンジも含まれています。

ラウンジ・キーの利用方法

ラウンジ・キーを利用するためには、提携するクレジットカードに入会し、入会後ラウンジ・キーの利用登録が必要です。

利用登録さえ済ませれば実際に利用するのは簡単です。

対象空港のラウンジ・キーでクレジットカードと当日の搭乗券を提示し、「ラウンジ・キーを使いたい」と申し出るだけです。

別途ラウンジ・キーの会員証などは必要ありません。

ラウンジ・キーの利用料金

入会するクレジットカードにより、無料利用回数が異なります。

規定回数を超えたら1回につき32米ドル(≒3,360円※)支払う必要があります。

また、同伴者は1回目から有料です。料金は32米ドルです。

※1ドル=110円で試算

日本国内のラウンジ・キー対象ラウンジ

日本にあるラウンジ・キーと提携しているラウンジは以下のとおりです。

  • 成田空港第1ターミナル:IASS Executive Lounge、T.E.I. Lounge
  • 成田空港第2ターミナル:IASS Executive Lounge、T.E.I. Lounge
  • 中部国際空港:スターアライアンスラウンジ
  • 関西国際空港:ぼてぢゅう(飲食店)

関西国際空港のぼてじゅうはラウンジではありませんが、3,400円分の飲食代が無料となります。

このように国内にはラウンジ・キーで利用できる空港ラウンジは多くありません

スターアライアンスラウンジ以外は制限エリア外にあり、使い勝手もよくありません。

ラウンジ・キーは海外旅行時に役立つ特典と言えるでしょう。

国内旅行時や海外旅行出発前などは、ゴールドカードの空港ラウンジ特典が役立つ可能性が高いです。

ラウンジ・キー付帯のクレジットカード

ラウンジ・キーが付帯する国内のクレジットカードは少ないのが現状です。

2021年2月現在のラウンジ・キー付帯のクレジットカードは以下のとおりです。

クレジットカード名カード年会費(本会員)無料回数同伴者料金
TRUST CLUB ワールドエリートカード143,000円無制限1名無料
2人目以降US$32
Orico Card THE PLATINUM20,370円年6回US$32
TRUST CLUB ワールドカード13,200円なし
ジャックスプラチナ22,000円年6回
HARLEY|プラチナカード22,000円年6回
ミライノ カード Travelers Gold11,000円年6回
ミライノ デビット PLATINUM(Mastercard)11,000円年3回
タカシマヤプラチナデビットカード33,000円年6回
JCBザ・クラス55,000円なし
JCBプラチナ27,500円
JCBゴールド ザ・プレミア16,500円
JCBゴールド11,000円

このように、無料で利用できる回数や同伴者料金はカードによって差があります。

年会費やラウンジの利用頻度などを考慮して、クレジットカードまたはデビットカードを選ぶようにしてください。

プライオリティ・パスとは

プライオリティ・パス

プライオリティ・パスは、世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジを利用できるサービスです。

対象空港は140ヶ国500都市以上にも及び、ターミナル空港以外の地方空港でも利用できることがあります。

プライオリティ・パスの利用方法・料金

プライオリティ・パスを利用する方法は2つあります。

  • プライオリティ・パス会員になる
  • 提携のクレジットカードに入会する

いずれの場合も、利用の際にはプライオリティ・パスカード(またはアプリのデジタル会員証)と当日の搭乗券をラウンジ受付に提示する必要があります。

プライオリティ・パス会員になる

プライオリティ・パスのホームページで直接申し込みをすることで、プライオリティ・パス会員になれます。

会員プランは3種類。それぞれ年会費とラウンジの無料利用回数が異なります。

会員プラン年会費ラウンジ利用料
スタンダードUS$99(約10,890円)US$32(約3,520円)
スタンダード・プラスUS$299(約32,890円)10回まで:無料
11回目以降:US$32
プレステージUS$429(約47,190円)無料

※1ドル=110円で試算

提携のクレジットカードに入会する

おすすめはプライオリティ・パスが付帯しているクレジットカードに入会する方法です。

直接入会するよりも安い年会費で済む可能性が高いためです。なんと年会費1万円台でプレステージ会員になれるクレジットカードもあります。

クレジットカードによって登録される会員ランクや同伴者料金に差があるため、しっかり比較してくださいね。

プライオリティ・パスを利用するには、クレジットカード発行後さらに申し込みが必要です。

申し込み後1〜2週間ほどで、プライオリティ・パスの会員カードが手元に届きます。

日本国内にあるプライオリティ・パス対象ラウンジ

プライオリティ・パスで利用できる国内空港ラウンジは以下のとおりです。

  • 成田空港第1ターミナル:KAL BUSINESS CLASS LOUNGE、IASS EXECUTIVE LOUNGE、T.E.I. LOUNGE
  • 成田空港第2ターミナル:IASS Executive Lounge、T.E.I. Lounge
  • 中部国際空港:KAL LOUNGE、CENTRAIR GLOBAL LOUNGE、スターアライアンスラウンジ
  • 関西国際空港:KAL BUSINESS CLASS LOUNGE、ぼてじゅう(飲食店)
  • 福岡空港:KAL LOUNGE

ぼてじゅうの優待はラウンジ・キーと同等です。

プライオリティ・パスの方がラウンジ・キーよりも利用できるラウンジ数が多いです。

プライオリティパス対象のクレジットカード

プライオリティ・パス優待はプラチナランク以上の多くのクレジットカードに付帯しています。

プレステージ会員資格が付帯する主なクレジットカードは以下のとおり。

カード名年会費
楽天プレミアムカード11,000円
JCBゴールド ザ・プレミア11,000円(年間100万円利用時)
または16,500円
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス11,000円(年間200万円利用時)
または22,000円
MUFGカード・プラチナアメックス22,000円
JCBプラチナ27,500円
JALアメックス・プラチナ34,100円
三井住友カード プラチナ55,000円

なお、カードによって家族会員の対象可否や同伴者料金の有無が異なります。

ラウンジ・キーとプライオリティ・パスの違い

ラウンジ・キーとプライオリティ・パスは似た部分の多いサービスですが、決定的な違いがいくつかあります。

項目プライオリティ・パスラウンジ・キー
利用可能ラウンジ数約1,300約1,150
受付で提示するものプラスチックカードまたはデジタルカードクレジットカード
都度料金US$32US$32
同伴者料金US$32
(1名まで無料の場合もあり)
US$32

利用できるラウンジの数

ANAのラウンジイメージ

対象ラウンジの数はプライオリティ・パスの方が多いです。

  • ラウンジ・キー:1,150ヶ所
  • プライオリティ・パス:1,300ヶ所

ラウンジ・キーの1,150ヶ所でも十分な数ですが、国内に限って見てもプライオリティ・パスの方が優れていることがわかります。

空港名プライオリティ・パスラウンジ・キー
成田空港第1IASS Executive Lounge、KAL BUSINESS CLASS LOUNGE、T.E.I. LoungeIASS Executive Lounge、T.E.I. Lounge
成田空港第2IASS Executive Lounge、T.E.I. Lounge
中部国際空港スターアライアンスラウンジ、CENTRAIR GLOBAL LOUNGE、KAL LOUNGEスターアライアンスラウンジ
関西国際空港KAL BUSINESS CLASS LOUNGEなし(※ぼてぢゅうは利用可)
福岡空港KAL LOUNGEなし

例えば成田空港ではKAL BUSINESS CLASS LOUNGEが利用可能です。

KAL BUSINESS CLASS LOUNGEは制限エリア外にあり、出国手続きも全て済ませた後の待ち時間を優雅に過ごせます。

出国手続き前はトラブルに備えて、早め早めの行動が必要です。

制限エリア外のラウンジでは、手続きにかかる時間を踏まえて利用しなければならないため、やや不便と言えます。

受付で提示するもの

プライオリティ・パス

利用の簡単さで言えば、ラウンジ・キーに軍配があがります。

なぜなら、ラウンジ・キーは搭乗券とクレジットカードの提示だけで利用手続きが済み、別途会員証を用意する必要がないためです。

対して、プライオリティ・パスはプラスチックの会員証かアプリのデジタル会員証が必要です。

会員証の発行には時間もかかるため、旅行前に余裕を持って申し込む必要があります。

利用料金

利用料金はどちらも32米ドルと変わりません。

ただし、クレジットカードにより無料で利用できる回数が決まっています。

ラウンジ・キーは6回まで無料のものが多く、同伴者は大抵有料です。

一方プライオリティ・パスは無制限で無料のカードも多く、同伴者は1名まで無料としているものも少なくありません。

ラウンジ・キー付帯のおすすめクレジットカード

ラウンジキー

ここでは、ラウンジ・キーが付帯したおすすめクレジットカードを2枚紹介します。

ラウンジ・キー付帯のクレジットカード
  • ミライノ カード Travelers Gold
  • Orico Card THE PLATINUM

ミライノ カード Travelers Gold

ミライノ カード Travelers Gold

ミライノ カード Travelers Gold
還元率ポイント1.2%
マイル0.48%
年会費初年度11,000円
2年目以降
家族カード無料(3枚まで発行可)
旅行保険海外最高5,000万円(自動付帯)
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーiD
国際ブランドMastercard
発行会社ライフカード株式会社
発行期間1~2週間
  • ラウンジ・キー年6回まで無料
  • 7回目以降は1回につき32米ドル(≒3,360円/2021年2月3日現在)
  • 家族会員も利用できる
  • 同伴者は1回につき32米ドルで利用可能

ミライノ カード Travelers Goldは、ライフカードと住信SBIネット銀⾏が提携して発行しているゴールドカードです。

国内だけでなく、海外で利用しても還元率1.2%、貯まったポイントは現金やJALマイルに交換できます。

一般的なゴールドカードと同じ年会費水準でラウンジ・キーが付帯しているのは、突出した魅力と言えます。

Orico Card THE PLATINUM

OricoCardTHEPLATINUM

Orico Card THE PLATINUM
還元率ポイント1.0%~2.5%
マイル0.5%〜1.5%
年会費初年度20,370円
2年目以降
家族カード無料(3枚まで)
旅行保険海外最高1億円
(自動付帯5,000万円 + 利用付帯5,000万円)
国内最高1億円(利用付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーiD、QUICPay
国際ブランドMastercard
発行会社株式会社オリエントコーポレーション
発行期間2~3週間程度
  • ラウンジ・キー年6回まで無料
  • 7回目以降は1回につき32米ドル
  • 家族会員も利用できる
  • 同伴者は1回につき32米ドルで利用可能

Orico Card THE PLATINUMは、数あるオリコカードの中でも高いポイント還元率が特長です。

常時1.0%以上、誕生月は2.0%という高還元です。

Orico Card THE PLATINUMには最高1億円、家族特約付きの国内外旅行傷害保険や個人賠償責任保険など充実したサービスが付帯します。

また、国際線手荷物宅配優待サービスや空港クローク優待サービスなどもあり、海外旅行や出張で力を発揮してくれるでしょう。

プライオリティ・パス付帯のおすすめクレジットカード

次にプライオリティ・パスが付帯するおすすめのクレジットカードを2枚紹介します。

「プライオリティ・パスカードがどれくらいの期間で届くのか」「プライオリティ・パスの更新が自動なのか」もチェックしてください。

プライオリティ・パスが付帯するクレジットカード
  • 楽天プレミアムカード
  • セゾン・プラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

楽天プレミアムカード

楽天プレミアムカード(VISA)

楽天プレミアムカード
還元率ポイント1.0~5.0%
マイル0.5~2.5%
年会費初年度11,000円
2年目以降
家族カード550円
旅行保険海外4,000万円(自動付帯)
1,000万円(利用付帯)
国内最高5,000万円(自動付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーQUICPay、楽天Edy
国際ブランドVISA、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCB
発行会社楽天カード株式会社
発行期間最短3営業日
  • 年会費11,000円でプレステージ会員資格付与
  • 同伴者のラウンジ利用料は有料(3,300円)
  • 家族カード会員はプライオリティ・パス利用不可
  • プライオリティ・パスは2年ごとに更新が必要

楽天プレミアムカードは、楽天市場で利用すると5%還元を受けられる人気のクレジットカードです。

年会費が11,000円でプライオリティ・パス(プレステージ会員)付き、旅行保険も充実しているのは破格と言えます。

ただし家族カード会員はプライオリティ・パスが付かない点、同伴者料金が必要な点には注意が必要です。

プライオリティ・パスは申し込み後2週間程度で簡易書留にて届けられます。

なお、プライオリティ・パス会員の自動更新はないので、有効期限が切れる前に都度更新手続きが必要です。

楽天プレミアムカードの詳細を見る

セゾン・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
還元率ポイント0.5%
マイル1.125%〜1.375%(セゾンマイルクラブ加入時)
年会費初年度22,000円
2年目以降
追加カード3,300円
旅行保険海外最高1億円(利用付帯)
国内最高5,000万円(自動付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーQUICPay
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
発行会社株式会社クレディセゾン
発行期間最短3営業日(セゾンカウンター受取)
  • 年間200万円以上利用で年会費11,000円
  • プレステージ会員資格付与
  • 同伴者は優遇価格の2,200円(都度支払い)

セゾン・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードは、その名のとおりセゾンとアメックスの提携カードです。

「ビジネス」と付きますが、個人で申し込むことも可能です。

通常年会費は22,000円ですが、年間200万円以上利用すると半額の11,000円に下がります。

この年会費の安さゆえ、最強のプラチナカードとの呼び声も高いです。

最高1億円補償の海外旅行保険、24時間年中無休のコンシェルジュサービス、トラベルサービスが利用でき、海外旅行の強い味方になってくれるでしょう。

同伴者料金が2,200円と安いこと、プライオリティ・パス会員証が自動更新であることもメリットです。

プライオリティ・パスの会員証は、申し込みを受付した日から約1週間で送られてきます。

セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスの詳細を見る

海外旅行にはプライオリティ・パスがおすすめ!

プライオリティ・パスがおすすめの理由
  • 利用できる空港ラウンジ数が多く、質も優れている
  • 年会費1〜2万円台のクレジットカードでも無制限で利用可能
  • プラチナ以上のカードの定番優待で種類も豊富

この記事ではラウンジ・キーとプライオリティ・パスを比較しましたが、結論を述べるとプライオリティ・パスがおすすめです!

数や使い勝手にほとんど差はないものの、付帯するクレジットカードが多く、年会費も安く済むのが決め手です。

楽天プレミアムカードやセゾン・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カードを持てば、年会費1万円台でプレステージ会員になることが可能です。

ぜひプライオリティ・パスを利用して、快適な旅をしてくださいね!