ラグジュアリーカード3種類を年会費とポイント還元率・特典から比較

Mastercardの最高位ステータスを誇るラグジュアリーカード3種類の違いを解説します。最も下位のチタンカードでも特典満載ですが、ブラック、ゴールドとランクが上がればそのサービスに隙がなくなります。年会費も高額で特別なカードが欲しい方におすすめです。
  • 2021年7月28日
  • 2021年7月29日
ラグジュアリーカード3種類を比較

ラグジュアリーカードとは、独自の金属製のデザインが採用されたMastercard最上位クラスのクレジットカードです。

ラグジュアリーカードには、チタンカード・ブラックカード・ゴールドカードの3種類があり、どれも特典が充実しているがゆえ違いが分かりにくいと感じるかもしれません。

そこで、ラグジュアリーカード3種類を年会費・ポイント還元率・特典といった視点から比較します。

発行を迷っている方は参考にしてください。

ラグジュアリーカード3種類の違い
  • ステータス・ランク
    チタン・ブラック・ゴールドの順|ゴールドカードが最上位
  • 年会費
    最も安いチタンが55,000円、ゴールドは220,000円
  • 特典
    共通してプラチナランク以上のダイニング特典やトラベル特典が付帯
    ブラックカード以上は最上級の贅沢な特典が利用できる
  • 審査
    ゴールドのみ自己申し込み不可

※本記事の価格は全て税込みです。

ラグジュアリカードの共通点

ラグジュアリーカード

違いをみていく前に、まずはラグジュアリーカード3種類の共通点について解説します。

ラグジュアリーカードの共通点
  • 金属製デザインを採用
  • 24時間365日のコンシェルジュサービス
  • プライオリティ・パスや手荷物無料宅配などのトラベル特典
  • コース料金無料などの豪華なダイニング特典
  • Mastercardのワールドエリート特典

金属製デザインを採用

ラグジュアリーカードは金属製

いずれのカードにも金属製のデザインが取り入れられています。

重厚感があり、見た目だけでもハイステータス感が感じられるのが魅力です。

一般的なプラスチック製のクレジットカードと比べると「ほかとは違う」ことが一目瞭然でしょう。

24時間365日のコンシェルジュサービス

Titanium Cardのコンシュルジュサービス

いずれのカードも、24時間365日いつでもコンシェルジュサービスを利用できます。

国内外を問わず、また自動音声もなく直ぐにコンシェルジュにつながります。また、電話だけでなくメールでも問い合わせ可能です。

レストランやホテルなどの手配はもちろん、リマインド、サプライズの提案、調査などあらゆるシーンで活用できます。

ホテルが満室で予約できないときやレストランの名前を忘れてしまった場合など、どんな要望にも応えてくれるので、困ったときはコンシェルジュサービスを積極的に利用しましょう。

基本的にカードランクによる違いはありませんが、ゴールドカード会員のみ電話・メールに加えてすぐにつながるライブチャット機能も利用できます。

ラグジュアリーカード共通のダイニング特典

ラグジュアリーのイメージ3

ラグジュアリーカードには、共通して豪華なダイニング特典が付帯しています。

ラグジュアリーカード共通のダイニング特典
  • ラグジュアリーアップグレード
  • ラグジュアリーダイニング
  • カフェ・バー優待
  • ケンズカフェ東京優待
  • ラグジュアリービール ROCOCO Tokyo WHITE

なかでも、ラグジュアリーアップグレードとラグジュアリーダイニングの贅沢さはひとしおです。

ラグジュアリーアップグレードは、厳選された人気レストランでコース料理のアップグレードなどさまざまな優待が受けられます。

ラグジュアリーダイニングは、対象レストラン約200店舗で2名以上の所定のコースを予約した場合に、1名分が無料になるサービスです。

また、カフェ・バーでの優待、ケンズカフェ東京が販売するガトーショコラを会員限定で取り置き、通常購入が難しい「ROCOCO Tokyo WHITE」を直接購入できるといった優待も利用できます。

3種類のカード共通の特典なので、最も年会費が安いチタンカードはかなりコスパが高いと言えます。

ラグジュアリーカード共通のトラベル特典

ラグジュアリーカードはトラベル特典もかなり手厚く、旅行や出張の多い方におすすめです。

ラグジュアリーカード共通のトラベル特典
  • プライオリティ・パスが無料
  • 国際線の手荷物宅配が3個まで無料
  • 世界中のホテルや日本旅館での優待
  • 業界トップクラスの旅行傷害保険

プライオリティ・パスが無料

プライオリティ・パス

いずれのカードも、プライオリティ・パスのプレステージ会員に無料で登録できます。

プライオリティ・パスは世界中1,300ヶ所以上の空港ラウンジを利用できるサービスです。

プレステージ会員はプライオリティ・パスの最上位会員ランクで、会員本人はすべて無料で利用できます。

プレステージ会員の年会費は通常なら429米ドルです(約47,190円/1米ドル=110円換算)。

年会費55,000円のチタンカードなら年会費の多くをプライオリティ・パス特典だけで取り返せる計算です。

国際線の手荷物宅配が3個まで無料

どのカードも、国際線利用の際に出発・帰国時の荷物をカード1枚につき最大3個まで無料で宅配してくれます。

重い荷物を持ったまま移動する必要がないので、海外旅行に大いに活躍してくれるでしょう。

特に帰国時は疲れている上にお土産などの荷物が増えるので、3個まで無料で宅配してくれるのはメリットが大きいですね。

他のクレジットカードと比べても、3個まで無料になるのはかなり手厚く、希少な特典です。

世界中のホテルや日本旅館での優待

ホテルや旅館滞在での優待も付帯しています。

  • グローバルホテル優待
    世界の3,000を超えるホテルなどで55,000円相当以上/1滞在の優待が受けられる
  • The Ryokan Collection
    対象日本旅館・小規模ホテルで、特別な優待やエクスペリエンスが受けられる

海外旅行先だけでなく日本国内でもさまざまな優待が利用できます。旅行好きの方にとってはうれしいサービスですね。

業界トップクラスの旅行傷害保険

ラグジュアリーカードには、共通して業界トップクラスの旅行傷害保険が付帯しています。

保険の種類補償額
国内旅行(利用付帯)傷害死亡・傷害後遺障害最高1億円
入院保険金日額5,000円
通院保険金日額3,000円
海外旅行(自動付帯)傷害死亡・後遺障害保険金最高1.2億円
傷害治療費用保険金200万円
疾病治療費用保険金200万円
賠償責任保険金1億円
携行品損害保険金1旅行中最高100万円
救援者費用保険金(補償期間中)500万円
国内・海外航空機遅延費用
(国内は利用付帯)
乗継遅延費用最高2万円
出航遅延・欠航・搭乗不能費用最高2万円
受託手荷物遅延費用最高2万円
受託手荷物紛失費用最高4万円

カードランクに関わらず補償額は同じです。

条件も共通で、海外旅行傷害保険は自動付帯、国内旅行傷害保険は利用付帯です。

海外旅行傷害保険については、カードを保有しているだけで最高1.2億円の補償が受けられます。

しかも家族特約も付いているので、家族旅行も安心して楽しめるでしょう。

国内旅行傷害保険は旅行代金などをカードで支払う必要がありますが、こちらも補償額は最高1億円と手厚く、さらに国内でも航空機遅延費用保険が使えます。

ラグジュアリーカード共通のライフスタイル特典

ラグジュアリーカードに共通して付帯しているライフスタイル特典には、以下のようなものがあります。

  • 国立美術館の所蔵作品展が無料
  • 新生銀行の最上位ステージサービスが利用できる
  • スーパーカー優待プログラム

国立美術館の所蔵作品展が無料

国立美術館の所蔵作品展が無料で鑑賞できます。以下の美術館が対象です。

  • 東京国立近代美術館
  • 国立西洋美術館
  • 京都国立近代美術館
  • 国立国際美術館
  • 国立映画アーカイブ(7階展示室)

カード会員と同伴者1名様までが対象で、何度でも無料です。

新生銀行の最上位ステージサービスが利用できる

ラグジュアリーカード会員は、新生銀行の優遇プログラム「新生銀行ステップアッププログラム」の最上位ステージ、新生プラチナのサービスが利用できます。

ATM手数料やインターネットによる他行宛て振込手数料、円定期預金の金利、外貨為替手数料などさまざまな優遇が受けられます。

新生銀行の口座を持っている方はよりお得に利用できますよ。

スーパーカー優待プログラム

ランボルギーニやフェラーリといったスーパーカーの運転体験ができるイベントやカーシェアリングを、ラグジュアリーカード会員限定で利用できます。

Mastercardのワールドエリート特典

3種類とも、Mastercardのワールドエリート特典が利用できます。

ワールドエリート会員は「Taste of Premium」の優待を受けることが可能です。

Taste of Premiumとは高級レストランや旅行時に利用できる優待など、さまざまな優待が受けられるサービスです。

コース料理を2名以上で予約した場合に1名分が無料になるなど、お得に人気レストランの味が楽しめます。

3枚のカードに共通する特典だけでこれだけあるので、年会費が最安のチタンカードのコスパはかなり良いと言えますね。

ここからは違いについて見ていきましょう。

ラグジュアリーカードの違い
  • 年会費
  • マイル還元率
  • 特典
  • 家族カード
  • 審査

ラグジュアリカードの年会費を比較

ラグジュアリーカード

3種類のラグジュアリーカードの年会費は以下のとおりです。

年会費チタンブラックゴールド
本会員55,000円110,000円220,000円
家族会員16,500円27,500円55,000円

ラグジュアリーカードのランクはチタン・ブラック・ゴールドという順で、上表の通りランクが上がるほど年会費も高くなります。

最もランクが低いチタンカードでも55,000円、一般的なクレジットカードでいうとプラチナカードレベルです。

最高ランクのゴールドカードは220,000円と高額な年会費がかかります

ただし、年会費が高額になるほど当然特典は充実します。

自分の利用する特典が高い年会費に見合っているかどうかをよく見極めましょう。

ラグジュアリカードのポイント・マイル還元率を比較

ラグジュアリーカードのポイント還元率

続いて、3種類のラグジュアリーカードのポイントおよびマイル還元率を比較しましょう。

還元率チタンブラックゴールド
ポイント1.0%1.25%1.5%
マイル0.6%0.75%0.9%

ラグジュアリーカードは、1,000円利用につき2~3ポイントが付与されます。

1ポイントの価値はさまざまですが、5円に相当する交換先を選ぶとポイント還元率は1.0~1.5%となります。

  • チタン
    月間請求合計1,000円につき2ポイント
  • ブラック
    月間請求合計1,000円につき2ポイント+利用明細ごとに2,000円あたり1ポイント
  • ゴールドカード
    月間請求合計1,000円につき3ポイント

ブラックカードはチタンカードと同等の還元に加え、1回あたりの決済額が2,000円を超えた場合にのみ2,000円ごとに1ポイントが追加で付与されます。

貯まったポイントは商品やギフト券などに交換できるほか、マイルにも移行可能です。

  • JAL:1ポイント=3マイル
  • ANA:1ポイント=3マイル
  • ハワイアン航空:1ポイント=3マイル
  • ユナイテッド航空:1ポイント=3マイル

どのマイルへ移行する場合も、交換手数料はかかりません。

いずれもレートは1ポイント=3マイルなので、マイル還元率はチタンカードが0.6%、ブラックカードが0.75%、ゴールドカードが0.9%となります。

ランクが上がるほどコストも上がりますが、その分マイルも貯まりやすくなります。

ラグジュアリカードの特典を比較

次に、3種類のラグジュアリーカードの特典を比較しましょう。

3種類のカードには、共通して豪華なダイニング・トラベル・ライフスタイル特典が付帯しているのは前述したとおりですが、ランクが上がるほどさらに上質なサービスが受けられます。

ラグジュアリーカードのダイニング特典を比較

ラグジュアリーリムジン

ラグジュアリーカードには、さまざまなダイニング特典が付帯していますが、カードランクによって一部サービスが異なります。

ダイニング特典チタンブラックゴールド
ラグジュアリーリムジン×〇(往路の片道)〇(往路、復路いずれかの片道)
ラグジュアリーソーシャルアワー×
  • ラグジュアリーリムジン
    対象レストランと指定の場所を送迎してくれる、厳選レストランで会員専用の席を確保してくれるなどのサービス
  • ラグジュアリーソーシャルアワー
    5つ星ホテルやバーラウンジなどで定期的に開催される会員限定のテイスティングイベント

ラグジュアリーリムジンサービスは、チタンカードには付帯していません

ブラックカードは往路の片道送迎、ゴールドカードも片道送迎ですが往復いずれかを選べるなど、少し違いがあります。

また、ラグジュアリーソーシャルアワーはブラックカード・ゴールドカードのみ付帯しているサービスです。

チタンカードにも料理のアップグレードや対象レストランでコース料理が1名分無料になる特典などが付帯していますが、ブラックカード以上ならさらに豪華なダイニング特典が受けられます

ラグジュアリーカードの付帯保険を比較

3種類のカードはいずれも業界トップクラスの手厚い旅行保険が付帯しています。

加えて、ゴールドカードには最高1億円の国内賠償責任保険が付帯しています。

賠償責任保険はチタンカード・ブラックカードには付帯していません。

国内における日常生活で生じた法律上の賠償責任を1億円まで補償してくれます。家族会員も対象です。

子どもが自転車で他人にケガをさせてしまった場合や、マンションの水漏れで下の階の方に損害を与えてしまった場合など、日常のさまざまなトラブルに備えられます。

最高1億円の国内賠償責任保険が自動で付帯しているのはクレジットカードのなかでも稀で、メリットが大きいです。

ラグジュアリーカードのライフスタイル特典を比較

ライフスタイル特典チタンブラックゴールド
国立美術館(企画展)の無料鑑賞×会員様と同伴者1名様まで無料(会期中1回)
映画館優待(ムビチケ前売り券GIFT)毎月最大1枚提供毎月最大2枚提供毎月最大3枚提供

ラグジュアリーカード会員は、国立美術館の所蔵作品展を会員と同伴者1名まで無料で何度でも鑑賞できます。

さらに、ブラックカード・ゴールドカードなら、東京国立近代美術館と国立新美術館の企画展も無料で鑑賞できます。

会員と同伴者1名までが対象、会期中1回無料です。企画展はチタンカードでは無料にならないので注意しましょう。

また、ラグジュアリーカードには映画優待も付帯しています。

TOHOシネマズ、イオンシネマのオンラインチケット購入で、もれなくムビチケ前売り券GIFTが入手できます。

カードランクによってもらえる枚数が異なり、最高位のゴールドカードでは毎月最大3枚獲得することが可能です。

ラグジュアリカードの家族カードを比較

家族

ラグジュアリーカードは最大3枚まで家族カードを発行できます。家族カードの年会費はそれぞれ以下のとおりです。

  • チタンカード:16,500円
  • ブラックカード:27,500円
  • ゴールドカード:55,000円

本カードと同様に、カードランクが上がるほど家族カードの年会費も高額になります。

とはいえ、ハイクラスなカードとしては格安の年会費で保有できることが分かりますね。

いずれのカードも、本会員のカードと同様に金属製のデザインが採用されています。

ラグジュアリーカードの家族カードのメリットは、プライオリティ・パスが本会員と同様に無料で発行できることです。

チタンカード・ブラックカードならプライオリティ・パスだけで家族カードの年会費をペイできる計算です。

家族会員も本カードと同様のコンシェルジュサービスが利用できるほか、国内・海外旅行傷害保険も付帯しています。

ラグジュアリカードの審査を比較

ラグジュアリーカード

最後に、ラグジュアリーカードの審査について比較します。

  • チタンカード:20歳以上(学生不可)
  • ブラックカード:20歳以上(学生不可)
  • ゴールドカードインビテーション制、自己申し込み不可

チタンカードとブラックカードは、20歳以上の方であれば申し込みできます。学生の方は残念ながら申し込めません。

なお、ラグジュアリーカードには個人カードだけでなく法人決済用カードもあります。

法人決済用カードの申し込み対象者は法人等の代表、個人事業主に限るので注意してください。

最高位ランクのゴールドカードについてはインビテーション制となっており、自分から申し込むことはできません。

ゴールドカードを保有したいなら、チタンカード・ブラックカードで利用実績を積む必要があります。

審査基準は一切公表されていませんが、ラグジュアリーカードはMastercardの最高位ステータスのカードであり、一般的なクジレットカードと比べて審査は厳しいと考えられます。

最もランクの低いチタンカードでもプラチナカードレベルの年会費・ステータスを備えており、審査難易度は高いと考えるのが妥当でしょう。

ラグジュアリーカードの審査に落ちた…否決の理由は信用情報と年収?

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ラグジュアリーカード3種類の違いについてもう一度確認しましょう。

ラグジュアリーカード3種類の違い
  • ステータス・ランク
    チタン・ブラック・ゴールドの順|ゴールドカードが最上位
  • 年会費
    最も安いチタンが55,000円、ゴールドは220,000円
  • 特典
    共通してプラチナランク以上のダイニング特典やトラベル特典が付帯
    ブラックカード以上は最上級の贅沢な特典が利用できる
  • 審査
    ゴールドのみ自己申し込み不可

ラグジュアリーカードにはチタン・ブラック・ゴールドの3種類があり、最上位カードはゴールドカードです。

チタン・ブラックは自己申し込みできますが、ゴールドカードは招待制で自ら申し込むことはできません。

プライオリティ・パスや国際線の手荷物宅配無料(3個まで)、最高1.2億円の海外旅行傷害保険、コース料金1名分無料といったラグジュアリーカードの大きなメリットは3種類に共通して付帯しています。

それを踏まえれば、年会費55,000円のチタンカードはコスパが高くおすすめです。

レストランへの送迎サービスなどが付くブラックカード以上ならさらに満足度は高まるでしょう。

もちろんカードランクが上がるほどステータス・審査難易度は高くなります。

自分に合ったラグジュアリーカードを見つけて贅沢な体験を味わってくださいね。