クレジットカードの審査に落ちると原因を知りたくなりますよね。
結論からいうとクレジットカードの審査基準は公表されていません。
しかし、これまで発行された方の情報などから「こうすれば発行しやすくなる!」というコツが想像できます。
今回の記事では三井住友カード ゴールドを発行するコツ、基準として想定される年収や勤続年数を徹底解説します。
どの三井住友カードを選んでも、銀行系カードのため、信販系クレジットカード等よりはハードルが高いと考えておきましょう。
- 審査基準は公表されていない
- 審査に落ちた原因は特定できない
- 入会資格は確実に満たそう
- 『スコアリング』という審査基準を知っておこう
- 審査に合格する『信用』を上げるコツを知っておこう

年会費 | 11,000円 | 追加カード | ETCカード/家族カード |
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還元率 | 0.5%~2.5% | ポイント | Vポイント |
マイル | ANA | 付帯保険 | 海外旅行/国内旅行/ショッピング |
電子マネー | iD | スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay |

三井住友カード ゴールドの審査に落ちた原因
三井住友カード ゴールド | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5~2.5% |
マイル | 0.3~1.5% | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | 11,000円 | |
家族カード | 1人目:無料 2人目以降:1,100円 |
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旅行保険 | 海外 | 最高5,000万円(うち1,000万円自動付帯) |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 ※ETCカードご入会初年度無料 ※翌年度以降は、前年度に1回以上ETC利用のご請求があれば年会費無料 |
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電子マネー | iD | |
国際ブランド | VISA、Mastercard | |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | |
発行期間 | 最短翌営業日 |
もしあなたが三井住友カード ゴールドの審査に落ちたのであれば、その原因を知りたいと思うのは当然です。
結論からいうと、審査に落ちてもその明確な原因は教えてもらえません。
従って落ちた原因は「わからない」が正です。
ただし発行できた人、発行できなかった人の傾向から、ある程度原因を予測することができます。
三井住友カード ゴールドの審査基準は厳しい
まず、三井住友カード ゴールドの審査ハードルは比較的高いことを覚えておきましょう。
三井住友カード ゴールドは銀行系のクレジットカードだからです。
クレジットカードは発行元によって下記のようなジャンルに大別されます。
- 銀行系クレジットカード
- 信販系クレジットカード
- 流通系クレジットカード
- 交通系クレジットカード
- メーカー系クレジットカード
例えば信販系クレジットカードであればセゾンカード、流通系クレジットカードであればイオンカードなどが有名です。
三井住友カード ゴールドは三井住友銀行系列が発行しているので、銀行系クレジットカードに当てはまります。
上記のうち、銀行系クレジットカードは審査が厳しいと言われています。
そのため、他のクレジットカードに比べて三井住友カード ゴールドは審査のハードルが高いことを覚えておきましょう。
入会資格は満たしているか
次に、三井住友カード ゴールドの入会資格を確認しましょう。
公式に発表されている三井住友カード ゴールドの入会資格は下の通りです。
原則として、満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
※ゴールドカード独自の審査基準により発行させていただきます。
つまり学生やアルバイト・パートの方は「安定継続収入がある」という条件を満たさないおそれがあります。
支払い遅延・延滞などはない?
銀行ローンやクレジットカード、家賃などの支払いで遅延・延滞をしたことはありますか。
もしある場合は、その履歴は『クレジットヒストリー(通称:クレヒス)』として第三者機関に記録されています。
国から指定された信用情報機関にお金の取引に関する情報が記録されており、クレジットカード審査時参考にされます。
つまり、他のクレジットカードや家賃の支払いなどを遅延・延滞したことのある人は、クレジットカードの審査に通りにくくなるおそれがあるということです。
「入会資格を満たしているのに審査に落ちた」という方は過去に支払い遅延・延滞をしたことが一因となっているかもしれません。
必要な年収や勤続年数
クレジットカードの審査には年収や勤続年数が重要視されると言われています。
インターネット上にある三井住友カード ゴールドを発行できた方の口コミを見ると、年収300万円以上が発行できる基準年収だと推測できます。
あくまでもネット上の情報なので決して正確な数字ではありません。参考程度に考えてください。
また、勤続年数は短いより長い方が審査には有利になると言われていますが、こちらもはっきりとした年数はわかりません。
年収や勤続年数を上げることは容易ではないため、次の項で紹介する三井住友カード ゴールドの審査基準や、審査に通過するコツを抑えて申し込んでみてください。
三井住友カード ゴールドの審査基準
繰り返しになりますが、三井住友カード ゴールドの審査基準は公表されていません。
しかし、クレジットカードを発行した人の傾向からある程度の審査基準が推測されます。
明確な審査基準は公表されないのが一般的
クレジットカードは言わば「代金の立て替え」なので、誰彼構わずカードを発行してしまうことはクレジットカード会社にとってリスクです。
仮に自分がお金を立て替える側の立場なら、相手が信用できる人かどうかをしっかり見極めますよね。
そのため三井住友カード ゴールドも「この基準をクリアしていれば発行できる」といったことは公表せず、「発行の可否は独自の審査基準によります」と曖昧にしています。
『スコアリング』を意識しよう
クレジットカード会社はクレジットカードの審査に際して、『スコアリング』という方式を採用していると言われています。
スコアリングとは、申し込み時に入力された年収や勤続年数などの個人情報を数値化する方式のことです。
例えば、以下のような項目が点数化されています。
- 年齢:働き盛りの30代〜50代の年齢層だと点数が高い
- 雇用形態:公務員、正社員など収入が安定していると点数が高い
- 勤続年数:勤続年数が長いほど点数が高い
- 年収:年収が高い方が点数が高い
- 配偶者:配偶者がいる方が点数が高い
個人情報を機械的に数値化していき、一定の点数を超えると審査通過と判断されるようです。
もしこのシステムが採用されていたとしても、申込者が確認することはできません。
もちろんスコアをあげるために虚偽の情報を入力するのは絶対にNGです。
基本的に空欄を埋めて情報を提供するほど信用度は増すため、やるべきことは申込時にしっかりと空欄を埋めることです。
三井住友カード ゴールドの審査に通過するためのコツ
審査基準が公表されていない以上対策はないと思われるかもしれませんが、審査に通過する確率を上げることは可能です。
三井住友カード ゴールドに限らず多くのクレジットカードで応用できる考え方・コツなのでぜひ参考にしてください。
キャッシング枠を0円にする
クレジットカードを申し込む際には「キャッシング枠を利用しない」(0円)を選択しましょう。
クレジットカードのキャッシング枠をつけると審査が厳しくなるためです。
これには、『総量規制(そうりょうきせい)』という賃金業法が影響しています。
総量規制とは、簡単に説明すると「年収の3分の1を超える貸付は禁止します」という法律です。
例えば年収300万円であればキャッシング枠は100万円が限度です。
複数のクレジットカードを持っている場合は、通算の金額が年収の3分の1が上限となるため注意が必要です。
キャッシング枠の設定金額によっては別途「収入を証明する書類」の提出なども求められます。
カードを発行することが目的であれば、キャッシング枠は0円にしましょう。
申込みフォームの項目をできるだけ埋める
申込みフォームの欄は埋められるだけ埋めましょう。
申込みフォームには『必須』と『任意』の入力項目があります。
必須事項は埋めなければ申し込みに進めませんが、任意事項は空欄でも問題はありません。
しかし、『任意』の項目もしっかり埋めるとクレジットカード会社からの信頼が高くなります。
三井住友カードを使い続ける
三井住友カード ゴールドの審査に通過しやすくなる最大のコツといっても過言ではないのが、三井住友カードを使い続けることです。
三井住友カードを使い続けていれば、三井住友カードからの確実な信頼につながります。
もちろん三井住友カードを利用していても、支払い遅延や延滞をしていたら逆効果ですので注意しましょう。
ちなみに私は三井住友カードを利用していたのですが、30歳の誕生日に三井住友カード ゴールドへのインビテーション(招待状)が届きました。
初めから三井住友カード ゴールドを申し込むよりも、インビテーションから申し込んだ方が発行できる確率が上がります。
20代なら三井住友カード プライムゴールド
もしあなたが20代であれば、三井住友カード ゴールドの入会資格である「30歳以上」という条件を満たしません。
しかし、三井住友カードには20代でも持てる『三井住友カード プライムゴールド』というカードも用意されています。
入会資格は下記の通りです。
満20歳以上30歳未満で、ご本人に安定継続収入のある方
年会費は三井住友カード ゴールドの半額である5,500円(税込)ですが、カード特典は三井住友カード ゴールドとほぼ同じです。
さらに三井住友カード プライムゴールドカード会員は、30歳になった時点で自動的に三井住友カード ゴールドに切り替わります。
20代から三井住友カード ゴールドを狙うなら、まずは三井住友カード プライムゴールドカードを発行するのがおすすめです。
三井住友カード ゴールドの審査通過には信用が最重要!
今回の内容をまとめると下記の通りです。
- 審査基準は公表されていない
- 審査に落ちた原因は特定できない
- 入会資格は確実に満たそう
- 『スコアリング』という審査基準を知っておこう
- 審査に合格する『信用』を上げるコツを知っておこう
クレジットカードの審査基準は一般的に公表されません。落ちたとしても原因を知ることは不可能です。
クレジットカードの審査で一番大切なのは『信用』ですから、信用を上げるような行動を重ねることが大切です。
三井住友カード株式会社からの信頼を確実に得るためには、まずは三井住友カードや三井住友カード プライムゴールドを使うのがおすすめです。
支払い遅延などに気をつけて、三井住友カード ゴールドを手に入れましょう!