NHK受信料をクレジットカード払いに変更するメリットとデメリット

NHKの受信料はクレジットカードで支払うのがおすすめです。払い忘れを防げますし、ポイントもつきます。さらに、受信料を安くする方法もあります。最もお得になるのは「12ヶ月前納払い」でクレジットカード引き落としにした場合です。
  • 2021年7月7日
  • 2021年10月20日
NHK受信料をクレジットカード払いに変更するメリットとデメリット

クレジットカードは買い物をするだけのアイテムではありません。

便利な使い方のひとつが、公共料金の引き落としに活用することです。

NHKの受信料についても、クレジットカード払いが可能です。

クレジットカード払いするメリットとデメリット、支払方法の変更や解約の方法を見ていきましょう。

クレジットカードで支払うメリット
  • 継続支払と比べて、月額受信料が50円割引
  • 6ヶ月前納、または12ヶ月前納にすると、さらに受信料が割引となる
  • クレジットカードのポイントが付く
クレジットカードで支払うデメリット
  • クレジットカードの支払いを滞納した場合、個人信用情報の信頼度が低下
おすすめのクレジットカード比較表
カード名三井住友カード
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三井住友VISAカードナンバーレス
JCB CARD W
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三井住友カード
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SPGアメックス
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1.0%~1.25%
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VISA、MastercardVISAAmerican Express
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申込対象18歳以上39歳以下20歳以上
パート・アルバイト・学生不可
18歳以上18歳以上18歳〜25歳の学生
高校生は除く
20歳以上
パート・アルバイト・学生不可
発行スピード最短即日最短3営業日1~3週間最短1週間最短5営業日最短翌営業日最短2週間
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
矢印

NHK受信料の支払方法

光熱費の支払い

NHK受信料は、テレビを持っている世帯が支払いを義務付けられている公共料金です。

受信料の支払方法は次の通りです。

  • クレジットカード(継続払い・一時払い)
  • 口座振替(銀行引き落とし)
  • 払込み用紙(コンビニ、銀行、QRコード決済等)

この記事ではカード引き落としについて主としてご説明しますが、他の方法にも触れます。

払い込み用紙による支払方法の中に、キャッシュレス派にとって有益なものもあります。

クレジットカード引き落とし

NHK受信料を支払うにあたり、もっとも有利な方法がクレジットカード払いです。

こちらには次のメリットがあります。

  • 継続支払と比べて、月額受信料が50円割引
  • 6ヶ月前納、または12ヶ月前納にすると、さらに受信料が割引となる
  • クレジットカードのポイントが付く

HNK放送受信料は、基本的には2ヶ月単位の支払いとなっており、衛星契約と地上契約によって受信料が異なります。

継続振込よりも口座振替やクレジットカード払いのほうが、受信料金が安く設定されているのでお得です。

NHKの受信料の具体的な金額は以下の表をご参照ください。

衛星契約(地上契約含む)
支払区分2か月払6か月前払額12か月前払額
クレジット
口座振替
4,460円
12,730円
24,770円
継続振込4,560円13,015円
25,320円
地上契約
支払区分2ヶ月払6ヶ月前払い額12ヶ月前払い額
口座
クレジット
2,520円
7,190円
13,990円
継続振込等2,620円 7,475円
14,545円

なお、受信料は2020年10月から値下げされる予定です。

値下げ率は支払方法によって異なるため、詳しくはNHK受信料の公式サイトをご参照ください。

2020年10月以降の衛星契約を例に挙げると、受信料はひと月2,170円です(沖縄県は2,020円)。

衛星契約で12ヶ月前納クレジットカード引き落としの場合、24,185円です(沖縄県は22,530 円)。

低金利時代に嬉しいことに、実に7%強の割引となります。

ポイント還元率1.0%のクレジットカードで12ヶ月前納引き落としを申し込み、支払うと、おおむね240円分のポイントが付くことになります。

24,185 × 1.0% ≒ 240

NHKに限らず、公共料金のクレジットカード引き落とし全般についてのメリットは、まだまだあります。これは後述します。

クレジットカード一時払い

クレジットカード一時払いとは、WEBから支払える便利な機能です。

NHKから届いた払い込み用紙の情報があれば、NHK受信料を一時的にクレジットカード払いにすることができます。

払い込み用紙での支払いの場合、衛星契約・地上契約ともに自動引き落としよりも1ヶ月あたり50円高くなります。

実質的に、ここで手数料を取られていると考えられます。

なお、クレジットカード払いなので、ポイントは付きます。

銀行引き落とし

銀行や郵便局の口座からNHK受信料を引き落とすことができます。

銀行引き落としと、クレジットカード引き落としとで、受信料は変わりません。

銀行引き落としの場合も、「6ヶ月前納」「12ヶ月前納」によってさらに料金が安くなります。

銀行引き落としの場合、支払日は偶数月の26日です。2ヶ月分をまとめて支払うこととなります。

その他の支払方法にもキャッシュレスがある

クレジットカード一時払いと同様に、NHKから届く払い込み用紙を使って支払うことになります。

払い込み用紙を使った支払方法の中には、クレジットカードなどのポイントが付くものがあります。

払い込み用紙での支払いは、支払場所で次のとおり大別されます。

出かけて支払う
  • 銀行・郵便局
  • コンビニ
出かけずに支払う
  • QRコード決済
  • NHK公式サイトからクレジットカード決済(前述)
  • 「Yahoo!公金」でクレジットカード決済(後述)

いずれも手数料は不要です。

NHK受信料をクレジットカードで支払うデメリット

アメックスゴールド利用イメージ

画像引用元:ゴールドカード|アメリカン・エキスプレス

NHK受信料の支払い方を見てきましたが、カード払いにすることで生じる、デメリットはあるのでしょうか。

ひとつだけ考えられます。

受信料を滞納してもペナルティはないが、引き落としに使っているクレジットカードの支払いを滞納すると個人信用情報の信頼度が低下する

クレジットカードで引き落としを設定しておくと、受信料単独の場合よりも、カード全体を滞納することによる深刻な問題が生じるわけです。

NHKの受信料を絶対に支払いたくない、そもそも契約をしたくないという人は別ですが、きちんと支払うつもりの人にとっては、数ある支払方法の中でクレジットカード払いがもっともお得になります。

6ヶ月、12ヶ月の前納に抵抗がある人にとっても、毎月引き落としすることでポイントを生みます。

NHK受信料と公共料金はクレジットカード払いがお得

クレジットカード

NHK受信料に限らず、公共料金や税金、社会保険料の多くもクレジットカード払いが可能です。

自治体によっては「Yahoo!公金」のような専用Webサイトでのクレジットカード払いもできます。

こんな公共料金がクレジットカード払いできる

クレジットカード払いによる引き落としができる公共料金には、以下のようなものがあります。

  • 光熱費(電気・ガス・水道)
  • 通信費(電話・携帯電話・インターネット回線)
  • ケーブルテレビ/インターネットテレビ
  • 新聞
  • ふるさと納税(ふるさと納税サイトによる)
  • 自動車税/軽自動車税(自治体による)
  • 住民税(自治体による)
  • 固定資産税(自治体による)
  • 国民健康保険(自治体による)
  • その他国税各種

水道だけ口座引き落としのほうが50円程度割引になることが多いので気を付けましょう。

還元率の高いカードなら、ポイント還元でペイできる場合もあります。

決済が一本化できるメリット

クレジットカードで公共料金を引き落とすと、買い物と決済が一本化されて管理がしやすくなります。

万一、銀行口座の残高が不足している場合でも、一本化されているため対処は比較的容易です。

クレジットカードの年間利用額を上げるとメリットが多い

クレジットカードは、年間利用額を上げるとメリットが増えるもの。

もちろん、無駄な買い物をするのはいい使い方ではありません。公共料金のような必要不可欠の支払いをすることで、年間利用額を無理せずに上げられます。

利用額を上げるメリットは次の通りです。

  • ポイントが多く付く
  • 利用額に伴い、ボーナスポイントが付く
  • カード入会時のキャンペーン(○万円使うとボーナスポイントが付く)をクリアできる
  • 利用額に伴い、カード年会費が安くなる、または無料になることがある
  • 上級カードのインビテーションが来る

月間利用額を上げることで意外なメリットも

「お金がなければ公共料金を滞納しよう」という人もいるでしょうが、毎月きちんと支払ってこそ社会生活を営めるものです。

そのような心掛けの結果、公共料金支払いによりクレジットカードの利用月額が普段から高い人にとっては、カードの便利な使い方があります。

  • お金に困った際、カード代金をリボ払いにする
  • リボ払いにするとその月のカード引き落とし額が減るため、手元にお金が残る

キャッシングに頼らずに、これとほぼ同じメリットを享受できます。月の支払額が安定して高い人ならではの方法です。

リボ払いは金利15.0%のカードが多く、キャッシングの主流、18.0%より金利が低いのもメリットです。リボ払いのほうがキャッシングより手数料(利息)の発生時期が遅くなる点も、さらに有利です。

お金に困っていなくても、カード会社の開催するリボ払いキャンペーンを狙い、手数料より多い報酬を得ることも可能です。

クレジットカード引き落とし以外の、お得な支払方法

キャッシュレス派は、せっかく支払いをするなら少しでもお得感を味わいたいものです。

クレジットカード引き落とし以外にもある、キャッシュレス派ならではの公共料金支払方法を考えてみましょう。

NHK受信料に関していうと、6ヶ月または12ヶ月の前納がもっとも得が大きい方法なので、それよりお得の度合は大幅に下がります。

ですが利用額により変動する他の公共料金については、1ヶ月分でも損にはなりません。あとは、ポイント還元率の違いだけです。

PayPayやau PAY|自宅で公共料金払い

paypay利用イメージ

画像引用元:PayPayの登録方法と使い方 – PayPay

PayPay、LINE Pay、au PAYを使えば、外出せずにNHK受信料を含めた公共料金を支払うことができます。

支払によりポイントがつく決済方法もありますし、さらにクレジットカードとの組み合わせによってポイントが付きます

払い込み用紙のバーコードを、決済アプリのカメラで読み取れば、自宅にいながら支払いができます

セブン-イレブンでnanaco

nanacoオートチャージ

コンビニでは払い込み用紙で公共料金を支払えますが、セブン-イレブンでは電子マネーのnanacoも使えます。

ただし通常の買い物と異なり、支払い時のポイントは付きません。

ただ、nanacoにセブンカード・プラスからチャージをすると、その際にポイントが0.5%付きます

通常の場合、「チャージ」+「利用」でWポイントとなるところ、チャージ時のポイントだけとなるわけですが、それでも現金で支払うよりずっと得になります。

nanacoにチャージできるクレジットカードは、新規登録の可能なものでは、系列のセブンカード・プラスだけとなりました。

ファミリーマートでファミマTカード/ファミペイ

famima tcard_point JCB

ファミマTカード
還元率ポイント0.5~2.0%
マイル0.25〜1.0%
年会費初年度無料
2年目以降
家族カードなし
旅行保険海外なし
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーiD、Tマネー
国際ブランドJCB
発行会社ポケットカード株式会社
発行期間2〜4週間

ファミリーマートでは、クレジットカードで公共料金が支払えます。

ただし、自動車税、国民年金保険料の支払いは、店頭では不可となっています。

公共料金については「クレジットポイント」の0.5%のみ付きます。

QRコード決済、ファミペイでも公共料金支払いが可能です(一部不可)。ファミペイで公共料金を支払うと、1件あたり10円分のファミペイボーナスがもらえます。

ファミマTカードはファミペイに唯一チャージできるカードで、チャージの際に0.5%のポイントがもらえます。

ミニストップでWAON

セブン-イレブンでのnanacoと似た位置づけにあるのが、ミニストップで使う電子マネーWAONです。

2019年にWAONでの公共料金支払いはほぼ終了したのですが、2020年8月に一部の電気・水道・ガス料金支払いが復活しました。

これに先駆け、自動車税・軽自動車税の支払いも復活しています。

支払い時、WAON利用によるポイントは付きません。

ただ、系列のイオンカードからWAONへのチャージ時にポイントが貯まるので、少しでも有利に使えるわけです。

NHK受信料を支払わないとどうなる

クレジットカードでの支払い

この記事は、NHK受信料をどう支払って得をするかが主なテーマです。

ですが、それ以前の問題である「受信料を支払わないとどうなるのか」についても見ておきましょう。

受信料の支払い義務

NHK受信料は、放送法において支払いが義務付けられています。

自宅にTVがあれば、NHKとの契約と、それに伴う受信料の支払いが義務となります。

テレビの視聴方法も増えた昨今では古い法律ですが、現在もテレビの有無で受信料の支払いが運用されています。

2019年の最高裁判決により、ワンセグ利用者にも支払い義務があることが確定しました。

一方、「NHKだけ映らないフィルター」通称「イラネッチケイ」を付けたテレビの設置者に、受信料支払義務がないとした地裁判決が出て話題となりました。

合法的に受信料を支払わずに済ませようとするなら、テレビのない生活をするのがよさそうです。現代では決して難しいことでもありません。

支払わないときのリスク

さて、受信料支払いを義務付けた放送法には、受信料不払いに関する罰則は設けられていません。

英国のように罰則を設けている国もありますが、日本では受信料を支払わなくても罪にはなりません

それ以前に、生活していて困るのは次のもの。

  • NHK-BSに掛かる黒い案内表示を消せない
  • CS放送を契約できない

いずれも、NHKと契約を締結していなかったとしても、上記を対処するとNHKから受信料の請求が来ます。

快適なテレビライフを楽しみたい人は、受信料の支払いを強くおすすめします。

なお、クレジットカード払いでないなら、NHK受信料を滞納しても、クレジットカードやローンなどで参照される個人信用情報には無関係です。

滞納したからといって、審査に影響することはありません。

受信料は「前納引き落とし」が最もお得

最後に振り返ります。

NHK受信料を支払うためのもっとも得な方法は、これです。

12ヶ月前納払いでクレジットカード引き落としをする

公共料金の中では額もそれほど大きくないので、ぜひ上記のようにしてみてください。

そして、他の公共料金もカード引き落としにするのがおすすめです。

快適なクレジットカードライフを楽しみましょう。