事業用のクレジットカードを作るときは「法人カード」を選ぶのが一般的です。
法人カードも個人カードと同じく、年会費無料の一般カードから十数万円のコストがかかるプラチナカードまで幅広い種類があります。
どのカード持つかは自由ですが、会社の顔でもある社長ならゴールド以上のカードを持ちたいですね。
事業や経理の効率が良くなるのはもちろん、接待や会食の際に見られても恥ずかしくありません。
かといって、ただステータスが高いだけではだめです。
ステータスが高く、なおかつビジネスの手助けとなる付帯サービスが充実したカードを選びましょう。
本記事では社長におすすめの人気クレジットカード(2021年版)をランキング形式で紹介していきます。
クレジットカードおすすめ人気ランキング【2021年】社長向けのクレジットカードの選び方
社長向けのクレジットカードを選ぶ際は以下の3つのポイントに着目してください。
- なるべくステータスが高いカードを選ぶ
- 付帯サービスと年会費のバランスをチェックする
- 従業員が多い時は追加可能枚数や年会費もチェック
なるべくステータスが高いカードを選ぶ
社長が持つクレジットカードは、できるだけステータスが高いものがおすすめです。
カードのランクで言えば最低でもゴールドカード、可能であればプラチナカード以上を検討してください。「クレジットカード=社会的信用」と見る向きもあるためです。
社長ともなると、接待や会食の機会も多いでしょう。その際にステータスが高いカードを持っていれば、取引相手からの印象も良くなります。
逆に年会費無料のカードや流通系のカードでは、ちょっとカッコ悪いです。
もちろんステータスがすべてではありませんが、高いに越したことはありません。
付帯サービスと年会費のバランスをチェックする
社長向けのクレジットカードを選ぶ際は付帯サービスと年会費のバランスもチェックしてください。
いくらステータスのために年会費が高額なカードを契約しても、付帯サービスを使いきれないのでは経費の無駄使いです。
例えば出張や旅行をほとんどしない人がアメックス・ビジネス・プラチナを持っても魅力は半減です。
ステータス性は抜群ですが、そのためだけに143,000円という年会費は高すぎます。
逆に頻繁に海外に行く人や高級ホテルに泊まる人なら、アメックス・ビジネス・プラチナでも十分年会費の元が取ることが可能です。
さきほど「なるべくステータスが高いカードを選ぶ」と言いましたが、だからといって身の丈に合わないカードを無理に契約する必要はありません。
付帯サービスと年会費のバランスをチェックし、ちゃんと使いこなせるかどうかを判断してください。
従業員が多い時は追加可能枚数や年会費もチェック
従業員が多い場合は追加カードの発行可能枚数やその年会費もチェックしてください。
法人カードのうち、個人事業主や法人代表者向けのカードだと追加カードの枚数が制限されていることがあります。
従業員が多い場合は追加カードを無制限に発行できるカードを選んでください。
また、追加カードの年会費もカードによって大きく異なります。
従業員が多い場合は本カードの年会費が高くても、追加カードの年会費が安いものを選んだほうがトータルが安くなることも多いです。
例として「ダイナースクラブ ビジネスカード」と「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」のそれぞれで追加カードを4枚発行した場合の年会費を比較してみました。
- ダイナースクラブ ビジネスカード:総額29,700円
- セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス:総額35,200円
ダイナースクラブ ビジネスカードは追加カードの発行可能枚数は無制限、年会費無料です。本カード会員と追加カード4枚の年会費は29,700円になります。
対して、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは追加カードの発行可能枚数が4枚、年会費3,300円/枚です。本カード会員と追加カード4枚の年会費の合計は35,200円になります。
本会員の年会費だけならセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのほうが安いです。
しかし、追加カードが多くなるとダイナースクラブ ビジネスカードのほうがセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスより安くなります。
追加カードを発行する予定の時は、本カードの年会費だけでなく追加カードの年会費も含めたトータルの年会費を考慮してください。
ここまで選び方を説明しました。次章から本題である社長におすすめのクレジットカードランキングを紹介します。
1枚ずつ特典やメリットを紹介します。
第1位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.33~1.0% |
マイル | 0.5~1.0% | |
年会費 | 初年度 | 34,100円 |
2年目以降 | ||
追加カード | 13,200円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(うち5,000万円利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 | |
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | |
発行期間 | 2~3週間 |
- 高いステータス性
- 接待に便利な「ビジネス・ダイニング by ぐるなび」
- 福利厚生プログラム「クラブオフ」のVIP会員年間登録料が無料
- 国内外29ヶ所の空港ラウンジが同伴者1名まで無料
- 手荷物無料配送をはじめとする空港サービスが充実
- 最高1億円の海外旅行傷害保険
社長におすすめの人気クレジットカードランキング1位は「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード(以下アメックス・ビジネス・ゴールド)」です。
個人向けのアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以下アメックス・ゴールド)はハイステータスカードとして知られています。
法人カードであるアメックス・ビジネス・ゴールドも通常のアメックス・ゴールドに負けないステータス性と付帯サービスを持つカードです。
会食や接待が多い社長・経営者にうれしいサービスとして、「ビジネス・ダイニング by ぐるなび」があります。
エリアや人数などに合わせて会食や接待にふさわしいレストランを提案・予約してくれるサービスです。
また、アメックス・ビジネス・ゴールド所有者は福利厚生プログラム「クラブオフ」のVIP会員に無料で登録できます。
本会員はもちろん、追加カードを所有している従業員も登録が可能です。
個人向けのアメックス・ゴールド同様、空港関連の付帯サービスが充実しています。
- 国内主要空港の空港ラウンジが同伴者1名まで無料
- 手荷物無料宅配サービスが利用可能
- 指定の場所と空港間を定額料金で送迎する「エアポート送迎サービス」
- JALオンラインで法人専用運賃「eビジネス」を利用できる
- 海外出張先でも24時間日本語でサポートを受けられる
- 最大1億円の海外旅行傷害保険が自動付帯
これだけ充実していれば、出張が多い社長でも安心です。
アメックス・ビジネス・ゴールドの年会費は34,100円と、ゴールドカードとしてはかなり高い部類に入りますが、その分ステータス性が高く付帯サービスも豪華です。
ステータス性と付帯サービスに優れたゴールドカードを持ちたい人にはアメックス・ビジネス・ゴールドが向いています。
第2位:ダイナースクラブ ビジネスカード
ダイナースクラブ ビジネスカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.4~1.0% |
マイル | 1.0% | |
年会費 | 初年度 | 29,700円 |
2年目以降 | ||
追加カード | 無料 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(自動付帯) |
国内 | 最高1億円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | ダイナースクラブ | |
発行会社 | 三井住友トラストクラブ株式会社 | |
発行期間 | 2~3週間 |
- アメックスに並ぶ高いステータス性
- 追加カードが何枚でも無料
- ダイヤモンド経営者倶楽部が運営する会員制ラウンジを利用できる
- ビジネス関連の優待が豊富な「ビジネス・オファー」
- エグゼクティブ ダイニングでコース料理がお得に
- 国内外1,000ヶ所以上の空港ラウンジが無料
第2位はダイナースクラブ ビジネスカードです。アメックスに並ぶ高いステータス性を持ちます。
むしろ、審査の難易度を考えるとステータス性はアメックス以上という声も多いです。
ダイナースクラブ ビジネスカードは追加カードを無制限に発行できます。しかも追加カードの年会費は無料です。
本カードの年会費は29,700円と高額ですが、従業員が多い場合は他のカードよりトータルの年会費が低くなります。
ダイナースクラブ ビジネスカード限定の特典の中でも特にお得なのが「ビジネス・ラウンジ」と「ビジネス・オファー」です。
ビジネス ラウンジはダイヤモンド経営者倶楽部が運営する会員制ラウンジ「銀座サロン」を利用できるサービス。
ダイヤモンド経営者倶楽部は入会資格をクリアした社長や経営者だけが入会できます。通常、銀座サロンはダイヤモンド経営者倶楽部のメンバーしか利用できません。
しかし、ダイナースクラブ ビジネスカードを持っていればカードを提示するだけで銀座サロンの利用が可能です。もちろん、商談や打ち合わせなどにも使えます。
ビジネス・オファーは、ビジネスに関するさまざなサービスを優待価格で利用できるサービスです。健康診断や法律相談、税務相談など、いずれもビジネスに役立つものばかりです。
その他、通常のダイナースクラブカードの特典はほぼすべて利用できます。
- 最大2名のコース料理が無料になる「エグゼクティブ ダイニング」
- 予約の取りづらいお店をダイナースクラブが確保してくれる
- 国内外1,000ヶ所以上の空港ラウンジが無料
- 予約の取りにくい名門ゴルフ場を代わりに予約してくれる
エグゼクティブ ダイニングや名門ゴルフ場の予約は取引先との接待が多い社長にはありがたいですね。
クレジットカード単体で国内外1,000ヶ所以上の空港ラウンジが無料なのも、ダイナースクラブならではの特典。
とくに海外出張が多い社長にはうれしいサービスです。
第3位:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5% |
マイル | 1.125%(セゾンマイルクラブ加入時) | |
年会費 | 初年度 | 22,000円 |
2年目以降 | ||
追加カード | 3,300円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(自動付帯) |
国内 | 最高5,000万円(自動付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | 株式会社クレディセゾン | |
発行期間 | 最短3営業日(セゾンカウンター受取) |
- プラチナカードとしては年会費が安い
- 年間200万円以上利用で年会費が半額になる
- ビジネス関連の優待を受けられる「ビジネス・アドバンテージ」
- プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料
- JALマイルがザクザク貯まる
第3位は「セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス)」です。
コスパ重視の方におすすめで、年会費は22,000円とプラチナカードとしては破格の安さです。
さらに年間200万円以上利用すると半額の11,000円に下がります。10,000円台で使えるプラチナカードはまずありません。
年会費は安いですが、付帯サービスはプラチナカードらしく豪華そのもの!
「ビジネス・アドバンテージ」はビジネスで役立つサービスを優待価格で利用できます。レンタカーや宅配サービス、経済雑誌の年間購読などジャンルは幅広いです。
さらにセゾンプラチナ・ビジネス・アメックス所有者はプライオリティ・パスのプレステージ会員に無料でなれます。
プレステージ会員になれば世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料です。通常、プレステージ会員の年会費は429米ドル。日本円で40,000円以上かかります。
年会費22,000円のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスを持つだけで40,000円以上の年会費が無料になるなんて、かなりお得ですね。
また、ショッピング時にマイルが貯まる「ショッピングマイルプラン」に登録すればJALマイル還元率が1.125%までアップします。
通常なら4,400円の年会費がかかりますが、セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスなら年会費が無料です。
出張で飛行機によく乗る人、とくにJALの飛行機の利用頻度が高い人にも向いています。
第4位:三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.3~2.5% |
マイル | 0.3~1.5% | |
年会費 | 初年度 | 55,000円 |
2年目以降 | 55,000円 | |
追加カード | 5,500円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(自動付帯) |
国内 | 最高1億円(自動付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | iD | |
国際ブランド | VISA/Mastercard | |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | |
発行期間 | 3週間 |
- 24時間・年中無休コンシェルジュサービスが利用できる
- 国内・海外ともに最高1億円の旅行傷害保険が自動付帯
- プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料
- 2名以上でコース料理を頼むと1名分が無料
- USJやゴルフなどオフタイムを楽しむ特典も充実
第4位は「三井住友ビジネスプラチナカード for Owners」です。個人事業主・法人代表者向け三井住友ビジネスカードの最高ランクにあたります。
会員は24時間・年中無休で専用のコンシェルジュサービスの利用が可能です。
旅行のサポートや航空券・レストラン・ホテルの予約などが電話一本でできます。忙しい社長にうれしいですね。
また、旅行傷害保険が充実しているのも特徴の1つ。国内・海外ともに補償額は最高1億円、しかも自動付帯です。
とくに国内旅行傷害保険が自動付帯のカードはそう多くありません。
三井住友ビジネスプラチナカード for Owners所有者は1年に1度「メンバーズセレクション」というプレゼントがもらえます。
プレゼントは以下6つのジャンルから任意で選ぶことが可能です。
- Business
- Life
- Hobby
- Gourmet
- Health
- Travel
とくにお得なのが「Travel」でもらえるプライオリティ・パスのプレステージ会員です。世界1,300ヶ所以上の空港ラウンジを無料で使えるようになります。
その他も上質なビジネスアイテムやギフト、名医によるセカンドオピニオンなど豪華なプレゼントばかりです。
さらに、グルメサービスとして2名以上のコース料理を利用すると1名分が無料になる「プラチナグルメクーポン」が一押しです。
対象となるのは東京・大阪を中心に約100店舗の一流レストラン。会食や接待が多い社長さん向けの特典と言えますね。
USJのユニバーサル・エクスプレス・パスがもらえる、名門ゴルフコースを優待価格でプレーできるなど、オフタイムを充実させるための特典も豊富です。
ビジネス用のカードですが、プライベートを充実させることもできるでしょう。
年会費は55,000円と高いですが、それに見合った特典を持つプラチナカードと言えますね。
第5位:三井住友ビジネスプラチナカード
三井住友ビジネスプラチナカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.3~2.5% |
マイル | 0.3~1.5% | |
年会費 | 初年度 | 55,000円 |
2年目以降 | 55,000円 | |
追加カード | 5,500円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(自動付帯) |
国内 | 最高1億円(自動付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 無料 | |
電子マネー | なし | |
国際ブランド | VISA/Mastercard | |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | |
発行期間 | 3週間 |
- 三井住友ビジネスプラチナカード for ownersと同等の機能を持つ
- 年齢制限がなく、個人事業主も申し込める
- ETCカードを複数枚無料で発行可能
第5位は「三井住友ビジネスプラチナカード」です。
さきほど紹介した「三井住友ビジネスプラチナカード for Owners」と名前がよく似ており、実はサービス内容はほぼ同じです。
コンシェルジュサービスや最高1億円の旅行傷害保険、プライオリティ・パスの無料登録などは三井住友ビジネスプラチナカードでも利用できます。
三井住友ビジネスプラチナカードと三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersの違いは以下の通りです。
項目 | 三井住友ビジネスプラチナカード for Owners | 三井住友ビジネスプラチナカード |
---|---|---|
申し込み対象 | 満30歳以上の法人代表者、個人事業主 | 法人のみを対象 |
支払口座 | 法人口座、個人事業主(屋号)名口座、個人名義口座 | 法人名義口座 |
支払い方法 | 1回払い・2回払い・ボーナス一括払い・リボ払い・分割払い | 1回払いのみ |
国内キャッシング | 〇 | × |
電子マネー | iD | なし |
ETCカード | 1枚 | 複数 |
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersは30歳以上の法人代表者と個人事業主を対象としています。
一方、三井住友ビジネスプラチナカードは法人のみ対象です。
三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersのほうが支払い方法が豊富に用意されています。
さらに国内キャッシングや電子マネーにも対応しており、使い勝手はfor Ownewsに軍配があがります。
ただし、三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersは30歳以上しか申し込めません。
三井住友ビジネスプラチナカードは法人限定ですが、年齢制限がないので20代でも申し込みが可能です。
法人かつ30歳未満なら三井住友ビジネスプラチナカード、30歳以上なら三井住友ビジネスプラチナカード for Ownersを選ぶのがおすすめです。
第6位:JCBプラチナ法人カード
JCBプラチナ法人カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.3~1.5% |
マイル | 0.3~1.5% | |
年会費 | 初年度 | 33,000円 |
2年目以降 | 33,000円 | |
追加カード | 6,600円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(自動付帯) |
国内 | 最高1億円(自動付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
発行期間 | 2~3週間 |
- ステータス性が比較的高い
- プラチナカードとしては年会費が安い
- 24時間・365日対応のプラチナ・コンシェルジュ
- プライオリティ・パスのプレステージ会員が無料
- 国内・海外ともに最高1億円の旅行傷害保険が自動付帯
- 接待・会食に役立つグルメサービス
第6位は「JCBプラチナ法人カード」です。JCBの法人カードの中では最もランクの高いカードに位置付けられます。
国内唯一の国際ブランドであるJCBが直接発行するプロパーカードで、ステータス性はピカイチ。
その割に年会費は33,000円とプラチナカードとしては比較的安い部類に入ります。
それでもプラチナカードらしく、付帯サービスは抜群です。
まず、24時間・365日対応のプラチナ・コンシェルジュが利用できます。
電話一本でホテルや航空券の手配、旅行のサポート、レストランやゴルフ場の予約などさまざまなサポートをしてもらえます。
プライオリティ・パスのプレステージ会員への無料登録も可能です。プレステージ会員の年会費は40,000円以上なので、これだけで年会費の元が取れますね。
さらに最高1億円の国内・海外旅行傷害保険付き。どちらも自動付帯で、カードを所有しているだけで有効となります。
国内・海外ともに家族特約がついているので、家族で旅行に行く際も安心でしょう。
他に、対象店舗で飲食代が割引される「JCBゴールドグルメ優待サービス」やコース料理を2名以上予約で1名分無料の「グルメ・ベネフィット」など、グルメ関連のサービスも豪華です。
第7位:法人口座決済用 Mastercard Black Card
ラグジュアリーカード Mastercard Black Card | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.25% |
マイル | 0.75% | |
年会費 | 初年度 | 110,000円 |
2年目以降 | ||
家族カード | 27,500円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1.2億円(自動付帯) |
国内 | 最高1億円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | Mastercard | |
発行会社 | 株式会社アプラス | |
発行期間 | 最短5日 |
- 直接申し込みできる法人カードではトップクラスのステータス性
- リムジンによる送迎サービス
- 会員同士が交流できるラグジュアリーカードコミュニティ
- 対象レストランを2人以上予約で1人無料
- 24時間365日使えるコンシェルジュサービス
第7位は「法人口座決済用 Mastercard Black Card」です。
招待なしで直接申し込みできる法人カードとしてはトップクラスのステータス性を持ちます。金属製の高級感溢れるカードで、所有欲を満たせるでしょう。
法人口座決済用と付いている通り、法人代表者や個人事業主が申込対象者です。サービス内容は個人向けのMastercard Black Cardと全く同じです。
ラグジュアリーカードならではの特典、指定されたレストランまでリムジンで送迎してくれる「ラグジュアリーリムジン」ももちろん使えます。
また、会員限定イベントも多数実施しています。
中でも注目は他のカード会員と交流できる「ラグジュアリーカードコミュニティ」です。他の会社の社長や経営者との人脈づくりにもってこいです。
さらに、対象レストランを2名以上予約で1人無料になる「ラグジュアリーダイニング」も利用できます。
厳選された有名レストランが対象なので、取引先との会食や接待におすすすめです。
コンシェルジュサービスは24時間・365日対応。接待の相談・手配や急な出張時のホテル・航空券の予約など、あらゆる相談が電話一本で可能です。
第8位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.33~3.0% |
マイル | 0.5~3.0% | |
年会費 | 初年度 | 143,000円 |
2年目以降 | ||
追加カード | 4枚まで:無料 5枚目以降:13,200円 |
|
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(自動付帯) |
国内 | 最高5,000万円(自動付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 | |
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | |
発行期間 | 2~3週間 |
- ビジネスプラチナカードの中ではトップクラスのステータス性
- ホテルグループの上級会員プログラムに無条件で登録できる
- 国内外1,000ヶ所以上のホテルで優待特典を受けられる
- 世界1,200ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用できる
- 24時間365日対応してくれるコンシェルジュサービス
第8位は「アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード(以下アメックス・ビジネス・プラチナ)」です。
年会費は143,000円と、今回紹介するカードの中でもっとも高額です。その分ステータス性と付帯サービスはビジネスプラチナカードの中でもトップクラス。
とくにトラベル関連のサービスが充実しています。
「ホテルメンバーシップ」は対象のホテルグループの上級会員プログラムに無条件で登録できるサービスです。
上級会員になるには年間に一定数以上宿泊するなどの条件を満たさないといけません。
アメックス・ビジネス・プラチナを持っていれば、そういった条件は一切なしで登録が可能です。
上級会員になれば部屋のアップグレードやアーリーチェックイン、朝食無料といった特典を受けられます。
国内外1,000ヶ所以上のホテルやリゾート施設で優待特典を受けられる「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」も利用可能です。
ホテルメンバーシップとファイン・ホテル・アンド・リゾートがあれば世界中のホテルでVIP待遇を受けられます。
さらに世界1,200ヶ所以上の空港ラウンジを無料で利用可能です。
国内主要空港の空港ラウンジはもちろん、アメックスの上級会員だけが利用できるセンチュリオンラウンジが利用できます。
また、プライオリティ・パスのプレステージ会員も無料です。
24時間365日コンシェルジュが対応してくれる「プラチナ・セクレタリー・サービス」もあります。
出張や接待の手配など、さまざまな要望を電話1本ですることが可能です。
旅行や出張で頻繁に海外に行く人や高級ホテルに泊まる人なら、143,000円という高い年会費もすぐに元を取れるでしょう。
社長にはステータスとサービスを両立したカードを
以上、社長におすすめのクレジットカードランキングを紹介しました。
- 第1位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
- 第2位:ダイナースクラブ ビジネスカード
- 第3位:セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
- 第4位:三井住友ビジネスプラチナカード for Owners
- 第5位:三井住友ビジネスプラチナカード
- 第6位:JCBプラチナ法人カード
- 第7位:法人口座決済用 Mastercard Black Card
- 第8位:アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
今回紹介したカードはいずれもゴールドランク以上のハイステータスカードです。接待や会食などで利用して恥ずかしい思いをすることもありません。
もちろん、付帯サービスも充実しているものばかりです。
空港ラウンジ優待やコンシェルジュといったハイステータスカード向けのサービスはもちろん、ビジネス向けのサービスも利用できます。
ハイステータスなクレジットカードで、ビジネスをさらに加速させましょう。