改札口でピッとスマホをかざしたり、コンビニやお店でスマホを専用端末にかざして決済したり、日常的にスマホでSuicaを利用している人は多いと思います。
今回は、そんなモバイルSuicaを使っている人向けにおすすめのクレジットカードと、便利な設定方法について解説します。
スマホのSuica払いが多い方向けのおすすめクレジットカード
- ビュースイカカード
- ビックカメラSuicaカード
- ルミネカード
- JALカードSuica
- JRE CARD
Suica払いにおすすめなのはビューカードですが、ビューカードも複数種類があります。そこで、今回は5枚のビューカードを厳選しました。
どのビューカードもポイント還元率や年会費、サービス内容が異なるので、チェックしてください。
トップ画像引用元:モバイルSuica:JR東日本
モバイルSuicaとは
画像引用元:JR東日本:モバイルSuica>モバイルSuicaをはじめる
モバイルSuicaは、スマホや携帯電話端末にSuica機能を取り込み、カードの代わりに利用できるものです。
カード型Suicaにはないサービスも備えており、Suicaをより便利に活用したい人におすすめのサービスです。
モバイルSuica利用に必要なもの
モバイルSuica利用にあたって、以下のものが必要となります。
- モバイルSuica対応のスマホ機種(電話番号・メールアドレスが設定されているもの)
- クレジットカード
クレジットカードを持っていないという人は、EASY モバイルSuicaならクレジットカード不要で使えます。
ただし、EASY モバイルSuicaは機能が制限されているため、より便利に使いたいならクレジットカードが必須です。
モバイルSuica開始手順
画像引用元:モバイルSuica 〜Suica電子マネー、定期券、Suicaグリーン券、新幹線をスマホで〜 Google Play のアプリ
- 「モバイルSuica」アプリをダウンロード
- 会員登録(新規入会登録を押下し必要事項を入力)
モバイルSuicaアプリを利用する方法以外に、AndroidスマホならGoogle Payを、iPhoneならApple Payを使う方法もあります。
それぞれのアプリ内で設定を行い、利用開始手続きを行ってくださいね。
モバイルSuicaの年会費
モバイルSuicaは、年会費1,030円(税込)が必要となります。
ただし、この年会費が無料となるお得なクレジットカードがビューカードです。
ビューカードについては後ほど詳しく紹介します。
また、Google PayやApple PayでモバイルSuicaを利用する場合、年会費は無料となります。
モバイルSuicaでできること
モバイルSuicaを使えば、以下の機能がスマホ一台で可能になります。
- 電子マネー
- 定期券
- Suicaグリーン券
- モバイルSuica特急券
- エクスプレス予約サービス
交通機関の乗り降りやコンビニ等お店でのお買い物に使えるだけでなく、新幹線の予約やチケットレス乗車、グリーン券の購入もできます。
また、定期券の有効期限が切れる1週間前にメールを通知してくれるなど、カード型にはないサービスが用意されています。
モバイルSuicaを利用するなら「ビューカード」がおすすめ
Suica・モバイルSuicaと相性が良いクレジットカードといえば、間違いなく「ビューカード」です。
クレジットカード1枚がSuicaや定期券の機能を兼ねたり、オートチャージに対応していたり、Suicaチャージをするだけでポイントが貯まったりと、便利なだけでなくお得なクレジットカードです。
そんなビューカードの特徴について、まずは詳しく見ていきましょう。
JR東日本グループが発行しているクレジットカード
ビューカードとは、JR東日本の子会社「株式会社ビューカード」が発行しているクレジットカードであり、同じくJR東日本のサービスであるSuicaとは非常に相性が良いです。
クレジットカードにSuicaが内蔵されているだけでなく、定期券も一体化できるなど利便性に優れています。
ビューカードによるSuicaチャージがお得!
ビューカードでSuicaをチャージすると、なんと1.5%もポイント還元されます。
ただ現金でチャージするよりもお得になるでしょう。
クレジット機能だけでなくSuica・定期券一体型も
ビューカードの多くは、SuicaまたはSuica+定期券と一体化しているクレジットカードを取り扱っています。
カードを複数枚持つ必要がなくなり、よりスマートにSuicaを利用できるでしょう。
オートチャージに対応
ビューカードはオートチャージに対応しています。
残高が不足したら自動的にチャージしてくれるのです。
事前にチャージしたり、急いでいる時に残高不足により改札口で止められることもありません。
また、モバイルSuicaのオートチャージに対応するクレジットカードはビューカードのみです。
そのため、モバイルSuicaでオートチャージに設定したい場合はビューカードを手に入れる他ありません。
モバイルSuica年会費が無料になる
先にも述べましたが、ビューカードをモバイルSuicaに紐付ければ、年会費1,030円が無料になります。
無料でモバイルSuicaの機能が利用できるのは嬉しいポイントですね。
さまざまな提携カードがある
ビューカードには、さまざまな商業施設や企業と提携して発行するクレジットカードがあります。
どのビューカードもSuicaチャージ時のポイント還元率は一律ですが、カードによってその他のポイント還元率やサービスは異なります。
それぞれの特徴を比較し、自分のニーズに合った1枚を見つけましょう。
- モバイルSuicaはあらゆる機能を兼ね備えた交通系電子マネー
- モバイルSuicaを利用するならJR東日本が発行するビューカードがおすすめ
- ビューカードでSuicaのチャージをするとポイント還元率が1.5%
- クレジットカードにSuicaと定期券を一体化させられて便利
- ビューカードならモバイルSuicaの年会費が無料に
- モバイルSuicaのオートチャージに対応しているのもビューカードのみ
次の章では、具体的におすすめのビューカードを紹介していきます。
Suica対応のおすすめクレジットカード|定期とチャージで賢くポイント貯蓄
スマホのSuica払いが多い人向けのおすすめクレジットカード
次に、スマホのSuica払いが多い人向けのおすすめクレジットカード5枚をピックアップします。
- ビュー・スイカカード
- ビックカメラSuicaカード
- ルミネカード
- JALカードSuica
- JRE CARD
ビューカードは、Suicaのチャージに対するポイント還元率はどのカードも一律ですが、ショッピングによるポイント還元率などその他のサービス面は大きく異なります。
それぞれのカードの特徴を詳しく紹介していきましょう。
ビュー・スイカカード
ビュー・スイカカードの基本情報を見ていきましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
初年度年会費 | 477円+税 |
次年度以降年会費 | 477円+税 |
ポイント還元率 | 0.5%~1.5% |
対応ブランド | VISA/MasterCard/JCB |
ビュー・スイカカードの特徴は下記の通りです。
- Suicaチャージ時のポイント還元率1.5%
- その他のポイント還元率は0.5%
- JRE POINT加盟店でのお買い物は1.0%還元
- 定期券と一体型にすることが可能
- Web明細サービス利用で600円分のポイント進呈
ビックカメラSuicaカード
ビックカメラSuicaカードの基本情報は下記の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
初年度年会費 | 無料 |
次年度以降年会費 | 477円+税(年1回利用すれば無料) |
ポイント還元率 | 1.0%~10.0% |
対応ブランド | VISA/JCB |
次に、ビックカメラSuicaカードの特徴について紹介します。
- Suicaチャージ時のポイント還元率1.5%
- 通常のポイント還元率は1.0%
- ビックカメラでSuicaを利用すると10%ポイントバック
- ビックカメラの買い物でチャージ+利用のポイント2重取りが可能(計11.5%のポイントバック)
- 年会費は初年度無料
- 1度でも利用すれば翌年度以降も年会費無料
ルミネカード
ルミネカードの基本情報について確認してみましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
初年度年会費 | 無料 |
次年度以降年会費 | 953円+税 |
ポイント還元率 | 0.5%~5.0% |
対応ブランド | VISA/MasterCard/JCB |
ルミネカードの特徴は下記の通りです。
- Suicaチャージ時のポイント還元率1.5%
- 通常のポイント還元率0.5%
- 年会費初年度無料
- ルミネの買い物は5%OFF
- 年に数回ルミネの買い物が10%OFFになる
JALカードSuica
画像引用元:JALカード新規入会申し込み
次に、JALカードSuicaについて紹介します。
項目 | 内容 |
---|---|
初年度年会費 | 無料 |
次年度以降年会費 | 2,000円+税 |
ポイント還元率 | 0.5%~1.5% |
対応ブランド | JCB |
JALカードSuicaの特徴は下記の通りです。
- Suicaチャージ時のポイント還元率1.5%(1マイル=1円換算の場合)
- 通常のポイント還元率は0.5%
- マイルを貯めることができるクレジットカード
- JAL特約店での利用でポイント還元率が2倍になる
- 貯まったJREポイントはJALマイルに交換可能
JRE CARD
最後に、JRE CARDについて紹介します。
項目 | 内容 |
---|---|
初年度年会費 | 無料 |
次年度以降年会費 | 477円+税 |
ポイント還元率 | 0.5%~3.5% |
対応ブランド | VISA/MasterCard/JCB |
JRE CARDの特徴は下記の通りです。
- Suicaチャージ時のポイント還元率1.5%
- 通常のポイント還元率は0.5%
- 駅ビルやJRE MALLの利用でポイント還元率が最大3.5%
- クレジット・Suica・定期券一体型もある
- ビュースイカカード
- ビックカメラSuicaカード
- ルミネカード
- JALカードSuica
- JRE CARD
次は、おすすめのモバイルSuica利用方法を紹介します。
モバイルSuicaの便利な利用方法
次に、モバイルSuicaのおすすめ設定方法について解説します。
基本的に、SuicaもモバイルSuicaもプリペイド型(先払い式)電子マネーで、事前にチャージをして電車や買い物で利用するものです。
そのため、事前にチャージをして、チャージをした分だけ利用できるのが基本です。
裏を返せば、チャージ残高が足りなければ使うことができません。
チャージする手間を省くためにおすすめなのがオートチャージです。
オートチャージを利用しよう!
オートチャージとは、手動でチャージをしなくても、残高が不足した時に自動的にチャージする機能のことです。
クレジットカードを登録しておくことで、残高が不足したら自動的にクレジットカードからチャージされます。
モバイルSuicaのオートチャージは、一部のクレジットカードしか対応していません。それが、ビューカードです。
オートチャージを利用すれば、残高を気にする必要はありません。また、チャージするごとにどんどんポイントが貯まります。
モバイルSuicaオートチャージ設定方法
画像引用元:JR東日本:モバイルSuica>モバイルSuicaを使う>SF(電子マネー)>オートチャージ
オートチャージは、以下の手順で簡単に設定できます。
- モバイルSuicaアプリを開く
- 「SFマネー」を選択
- 「オートチャージ設定」を選択
- 「オートチャージ申込/変更」を選択
- 自動チャージする金額を入力
- 「申込/変更する」をタップすれば数十秒で完了
オートチャージのメリット
オートチャージのメリットとして以下の点が挙げられます。
- 事前チャージ不要
- 残高を気にしないで使える
- 急いでいる時もスムーズ
オートチャージを設定することで、利便性がぐんと高まります。
事前にチャージする必要もありませんし、残高を気にすることなく使うことができます。
オートチャージのデメリット
オートチャージのデメリットをあえて挙げるなら、気付かない間に利用金額が大きくなってしまうおそれがあることです。
現金決済や手動でのチャージに比べ、お金を遣うという感覚が薄くなるかもしれません。
しかし、モバイルSuicaならアプリ上でいつでも利用履歴を確認することができます。
遣いすぎが心配な人は、こまめに利用履歴をチェックしましょう。
モバイルSuicaにはオートチャージ対応のクレジットカードを!
最後に、スマホのsuica払いが多い人向けのおすすめ設定とクレジットカードの選び方についてまとめます。
- オートチャージなら残高不足にならない
- アプリにビューカードを登録することで簡単オートチャージ設定
- 利用履歴をチェックして遣いすぎに気をつけよう
モバイルSuicaは、いつも使っているスマホがSuicaとして使える便利なサービスです。
そのモバイルSuicaをよりスマートに利用するためには、オートチャージを設定するのがおすすめ。
しかし、モバイルSuicaのオートチャージに対応しているクレジットカードは、JR東日本グループが発行するビューカードしかありません。
モバイルSuicaをお得に便利に利用するなら、ビューカードを検討してみてくださいね。
さまざまなビューカードから、あなたに合った1枚を選びましょう!
SuicaとPASMOどっちがお得?ポイント貯めるなら圧倒的に有利なカードはこれだった