夫婦利用でおすすめのクレジットカード|別々か家族カードが得か比較

夫婦で別々のクレジットカードを利用している方も多いでしょう。しかし、結婚すると家族カードを発行できるようになります。メリットは年会費が安くなる可能性が高いことと、家計の管理が楽になる点で、デメリットは同じ口座しか使えない点です。
  • 2021年7月7日
  • 2021年7月10日
夫婦利用のおすすめクレジットカード

夫婦で利用するクレジットカードは何が一番得なのか。

夫婦別々のカードを持っている場合、このままで良いのか。

新規のクレジットカードを作りたいが、家族カードと別々のカードとどちらが良いのか。

本記事では、夫婦にとっての最適なカード選びに迷いや不安を感じている人に向けて、家族カード・夫婦別々のカードとの違いを比較し、詳しく解説していきます。

それぞれのカードのメリット・デメリットを理解し、夫婦利用のクレジットカードを選ぶ際の参考にしてみてください。

家族カードを持つ場合のメリット
  • 収入面が少ない場合は家族カードを有効活用
  • 家族カードは使い過ぎをセーブする面も
  • 年会費は家族カードが安く済む
  • 家族カードでポイントやマイルを効率よく貯められる
  • ステータスの高い家族カードは利用限度額をカバーできる
  • 家族カードは夫婦共有出費で家計管理しやすい
夫婦別々のカードを持つ場合のメリット
  • 利用限度額は夫婦別々のカードが高い
  • プライバシー重視の場合は夫婦別々のカードが良い
  • 特典やキャンペーンは夫婦別々のカードで発行するとお得
【2023年】クレジットカードおすすめ人気ランキング15枚|最強はコレ!

本記事の価格は全て税込みです。

おすすめのクレジットカード比較表
カード名三井住友カード(NL)
三井住友VISAカードナンバーレス
JCB CARD W
JCB CARD W
アメックスグリーン
アメックスグリーン
JCBゴールド
JCBゴールド
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード
dカード GOLD
dカード GOLD
セゾンプラチナ・ビジネス
アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
リクルートカード
リクルートカード
年会費無料無料月会費制1,100円/月
(年合計13,200円)
11,000円
初年度無料
11,000円11,000円22,000円
条件付きで11,000円
無料
還元率0.5%~5.0%1.0%~5.5%0.3%~1.0%0.5%~5.0%1.0%~5.0%1.0%~10%0.5%〜1.0%1.2%~4.2%
国際ブランドVisa、MastercardJCBAmerican ExpressJCBVisa、Mastercard、
JCB、American Express
Visa、MastercardAmerican ExpressJCB
キャンペーン最大8,000円相当
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合計15,000ポイント
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最大5,000ポイント
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最大21,000ポイント
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最大9,000円相当
プレゼント
最大6,000円相当
プレゼント
申込対象18歳以上39歳以下20歳以上
パート・アルバイト・学生不可
20歳以上20歳以上20歳以上20歳以上
個人の方も申込可能
18歳以上
発行スピード最短即日最短3営業日1~3週間最短即日

※最短即日発行は平日11時までの申し込み。
オンライン口座設定が必要。
通常デザインもしくはWEB限定デザイン。

最短3営業日最短5営業日最短3営業日1~2週間
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
矢印

家族カードとは

お金とカード

家族カードとは、本会員の家族が追加で発行できるクレジットカードのことです。

家族カードは、すでに発行済みのクレジットカードの追加枠として、発行することができます。

その際、発行した家族カードの名義は本会員ではなく、利用する家族の名義になります。

例えば、契約者が夫であるクレジットカードの家族カードを妻が申し込むと、名義は利用者である妻になります。

また、家族カードは、クレジットカード会社によって枚数制限があることがほとんどです。

加えて、家族カードは自由にブランド選択はできず、本会員と同じブランドになることを心得ておきましょう。

家族カードの対象は本会員と生計を共にする家族

一般的な家族カードの発行条件は以下のようになります。

家族カードの対象
  • 18歳以上であること
  • クレジットカード契約の本会員と生計を同一にする配偶者、親、子ども(高校生を省く)

本会員と生計を共にすることが条件で、単身赴任中の夫や、離れて暮らす学生の子供、同居する両親なども対象になります。

逆に、たとえ同居していても、家族カードの対象外になるのは以下のようになります。

  • 恋人
  • 兄弟姉妹
  • 義理の両親
  • 事実婚(内縁関係)

以上の条件を家族カードの対象・対象外としているカード会社が多いです。

しかし、必ずしもクレジットカード会社一律の条件というわけではありません。

たとえば、事実婚も可能なアメリカン・エキスプレス・グリーン・カードや、同性パートナー(LGBT)の家族カードを可能とする楽天カード・オリコカードなどのケースもあります。

家族カードの対象範囲は、カード会社によってそれぞれ条件が異なる場合があると、念頭に置いておきましょう。

家族カードのお得ポイントを解説

家族カードには以下のようなメリットがあります。

  • 年会費が安い
  • 同一口座引き落としで家計管理がしやすい
  • 一緒に利用することでポイントやマイルが貯まりやすい
  • 専業主婦、フリーター、アルバイトでも作りやすい
  • 本カードと同じ特典や付帯サービスが受けられる

年会費が安く済む

カード種類年会費(本会員)年会費(家族会員)
JCB CARD W無料無料
楽天カード無料無料
REXカード無料無料
Orico Card THE POINT無料無料
楽天ゴールドカード2,200円550円
JCBゴールド11,000円1枚目無料
2枚目以降1,100円
dカード GOLD11,000円1枚目無料
2枚目以降1,100円
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード31,900円1枚目無料
2枚目以降13,200円

カード会社にもよりますが、上記のように家族カードは年会費無料の場合や、有料でも本会員の年会費より安い設定になっていることが多いです。

たとえば、アメリカン・エキスプレス・ゴールドカードの場合、本会員は年会費31,900円で、家族カードは1枚目が年会費無料となっています。

家族カードではなく、夫婦別々に同じカードを作った場合、年会費はそれぞれ必要になります。

しかし家族カードであれば、その分年会費を安く抑えることが可能になります。

同じ口座から引き落としで家計管理がしやすい

家族カードは、本会員と同じ口座から利用分が引き落としされます。(※一部、口座別の家族カードもあります)

そのため、家族間でいつ何にどれだけ使ったかが、利用明細で分かります。

家族の出費が可視化されるので、その分家計管理がしやすいというメリットがあります。

クレジットカードを複数枚所有していると、利用明細をいちいち確認する手間がかかります。

しかし、同一口座ならその分簡単です。利用明細書から、毎月出費が多い項目が分かるので、家計の見直しにも役立つでしょう。

家族カードは利用額が家族間で共有されるので、使い過ぎを防ぐ効果もある反面、プライバシーが守られないという点もあります。

しかし、衝動買いしやすい人ほど、家族カードの利用で節約に一歩近づけることもあります。

高価なものは事前に家族の許可を得てから購入する、または誕生日など特別な時に購入を先送りにするなど、家族カードは買う前に検討する習慣ができやすいからです。

このように、家族カードは使い方によっては“購入欲を抑える”のにひと役買うでしょう。

一緒に利用することでポイントが貯まりやすい

家族カードで貯まったポイントは、本会員カードのポイントと合算されます。

そのため普段の食材や日用品など、頻繁に買い物をする先で使用していると、自然にポイントも貯まりやすいでしょう。

中にはポイントを有効期限までに使い切ることなく、失効してしまう人も一定数います。

その点、家族カードで一緒にポイントを把握できると、無駄なくポイントを商品交換や値引きなどに活用できて安心ですよね。

また、出張や旅行が多い人はマイルが貯まりやすいので、そんなクレジットカードを夫婦で利用するのもおすすめです。

主婦やフリーター、アルバイトでも作りやすい

家族カードのメリットは、主婦やパート・フリーター・アルバイト・大学生など、収入の少ない人でも作りやすいことです。

家族カードを発行するには、一般的に本会員の審査で判断します。

本会員はカード発行時に一度審査が通っているので、よほどのことがない限り、家族カードは発行されます。

クレジットカードが必要だけれど、収入面で審査に不安がある時は、家族カードを上手く活用すると良いでしょう。

本カードと同じ特典や付帯サービスが受けられる

大体の家族カードは、本会員のカードと同じ特典や付帯サービスが受けられるメリットがあります。

カード会社により様々な特典やサービスがありますが、主に以下のような内容に分けられます。

  • 提携店舗のポイントアップや優待割引
  • 旅行傷害保険
  • ショッピング補償保険
  • 提携先の各種サービス

例えば、カード会社によって空港ラウンジを無料で利用できるサービスや、高額医療費になりがちな海外での手術や入院など、不測の事態が発生した時に役立つ旅行傷害保険なども対象になります。

仮に夫婦で海外旅行に行き、2人とも入院した場合は同じように補償されるので、安心できるでしょう。

また、本会員カードに商品が盗難や破損した時に補償される保険が付いている場合も、家族カードは対象になります。

このように家族カードは、本会員が有しているクレジットカードの特典や付帯サービスを、一緒に受けられるのでお得です。

ただし、一部のカード会社は本会員と家族カードのサービスが異なることがあります。

詳細は事前にカード会社に確認しておきましょう。

家族カードと別々のカードの違いを比較

クレジットカード

同じクレジットカードでも、家族カードで発行するのと、夫婦別々にカードを申し込む場合は具体的に何が違うのでしょうか。

ここでは、家族カードのデメリットから、その違いを紐解いていきます。

  • 入会特典やキャンペーンなどが受けられないことが多い
  • 利用明細が本会員と共有される
  • 利用限度額は本会員と合算になる
  • 本会員が解約すると家族カードも自動的に解約になる

入会特典やキャンペーンなどが受けられないことが多い

家族カードは、期間限定キャンペーンや入会特典ポイントが受けられないことが多く、仮にあったとしても本会員より恩恵が少ないことがほとんどです。

家族カードは、あくまでも本会員のサブカードの役割なので、発行時のお得感はほぼありません。

逆に、夫婦別に本会員でクレジットカードを発行すると、これらの入会特典やキャンペーンを全てそれぞれが受けられます。

高い年会費が必要なクレジットカードを長年個別に支払う場合は、家族カードの方がコスト面で安く済みます。

しかし、年会費無料のクレジットカードですと、これら初回の入会特典をそれぞれ貰った方がお得な場合もあるでしょう。

利用明細が本会員と共有される

先に述べた家族カードのメリットにもなる点ですが、いつどこで何を買ったのか、本会員にも分かるようになってしまいます。

支払いは本会員の口座に請求されるので、毎月の利用明細書で詳細が筒抜けになるのです。

プライバシーがない反面、家族カードは家計を見える化できるので、よく使う出費の見直しや使い過ぎをセーブする効果が期待できます。

食費に日用品、携帯電話代、水道光熱費など毎月生活にかかる出費を家族カードで1つの口座から支払い、それ以外の個別の買い物は現金払いか、夫婦別々のカードで支払うなど、使い分けする方法も良いでしょう。

また、一部のカード会社では口座を分けられる家族カードもあります。

いずれにせよ、夫婦にとって家計がやりやすい方法は何かを、よく考えておく必要があります。

利用限度額(買い物の上限額)は本会員と合算になる

家族カードの利用限度額は、カードが何枚あっても基本的に本会員と合算になります。

例えば、本会員の利用限度額が50万円とすると、本会員が30万円分利用したら、残り20万円が家族カードの限度額になります。

反対に夫婦ともに本会員カードの場合、ひとり一人の利用限度額が設定されるので、それだけ多く使えるようになります。

家族カードは、家族みんなで本会員の利用上限額を守るようになります。

どうしても限度額の高さが欲しい場合、利用限度額の設定が最初から高めな「ゴールドカード」の家族カードにするという手もあります。

本会員が解約すると家族カードも自動的に解約になる

家族カードは本会員カードと紐づけられているため、本会員が解約すると家族カードも自動的に解約になってしまいます。

万一、本会員が亡くなってしまった場合でも、家族カードも解約になってしまうのです。

あくまでもメインは本会員のカードで、家族カードはサブカードということを念頭に置いておきましょう。

夫婦で別々のカード発行のメリット・デメリット比較

前述した家族カードのメリット・デメリットを踏まえた上で、本会員カードを別々に発行すると、以下の違いがあります。

  • 出費のプライバシーが守られる = 家計の出費が掴みにくくなる
  • 入会特典やキャンペーンを人数分受けられる = 年会費を夫婦で払うので出費が増える場合もある
  • 利用限度額が多い = 使いすぎてしまう場合もある
  • ポイントやマイルが個別で貯まり自由に使える = ポイントが効率よく貯まらず期限切れになることも

このようにメリット・デメリットは捉え方によって表裏一体の面があります。

家族カード、夫婦別々のカード、両方のメリット・デメリットを理解した上で、家族ごとの夫婦の働き方やライフスタイルに適しているカードをよく検討すると良いでしょう。

夫婦利用のおすすめクレジットカード

まずは、家族カード・別々カード、どちらで発行しても、夫婦で利用するとお得なクレジットカードをご紹介します。

主に還元率が高いものを中心に厳選しました。

  • JCB CARD W
  • REXカード
  • 楽天ゴールドカード

JCB CARD W

JCB CARD W

JCB CARD W
還元率ポイント1.0%~5.5%
マイル0.6%〜
年会費初年度無料
2年目以降
家族カード
旅行保険海外最高2,000万円(利用付帯)
国内なし
電子マネーQUICPay
国際ブランドJCB
発行会社株式会社ジェーシービー
発行期間最短3営業日発行(届くのは1週間後)
  • 年会費永年無料
  • ETCカード無料
  • 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
  • 紛失・盗難サポート
  • 海外でのショッピングガード保険: 最高100万円(自動付帯)

JCB CARD Wは、高校生を除く18歳以上から39歳以下の方が申込みできる、Web入会限定のクレジットカードです。

家族カードやETCカードも無料で発行可能で、ショッピングのポイント還元率は1.0%~5.5%と、大変お得です。

JCB CARD Wはご利用金額1,000円ごとに、Oki Dokiポイントが2ポイント貯まっていくシステムになっています。

また、万一不正利用された場合、損害額を補償してくれる紛失・盗難サポートがあるので安心です。

さらに、海外旅行傷害保険(死亡・後遺障害の場合)が最高2,000万円(利用付帯)で、海外でJCBカード購入の商品が破損や盗難の被害に遭った時、年間最高100万円の補償が受けられるショッピングガード保険が付いています。

申込み年齢の条件はありますが、年会費無料で、国内・海外のショッピングもポイント2倍の高還元率、海外旅行時にも活躍する高性能なカードと言えるでしょう。

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REXカード

REX CARD

REXカード
還元率ポイント1.25%~1.75%
マイル0.25%
年会費初年度無料
2年目以降無料
家族カード無料
旅行保険海外最高2,000万円(自動付帯)
国内最高1,000万円(利用付帯)
電子マネーQUICPay
国際ブランドMastercard、VISA
発行会社株式会社ジャックス
発行期間1〜2週間
  • 年会費永年無料
  • ETCカード無料
  • 国内旅行傷害保険:最高1,000万円(利用付帯)
  • 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(自動付帯)
  • カード盗難保険
  • ネットあんしんサービス(不正利用の損害補償)

REX(レックス)カードは、ETCカードはもちろん、本会員・家族共に年会費無料で、最大3枚まで家族カードを作ることが可能です。

通常時での買い物やネットショッピングでも、1.25%のポイントが還元される、高還元率なクレジットカードです。

ショッピングご利用合計金額2,000円ごとに25ポイントが付くようになります。

また、ネットショッピングでは「JACCSモール」を経由して買い物すると、1.25%のポイントとは別に、「Jデポ」が0.50%還元されるようになっています。

つまり「JACCSモール」を経由のネットショッピングは、ポイント還元率1.25%に加えて、Jデポ還元率0.50%がプラスされ、最終的に合計還元率が1.75%になるので、大変お得です。

また、海外旅行中の病気や怪我、携帯品の盗難や賠償責任、捜索救助等が必要な場合に適用される海外旅行傷害保険も自動付帯されています。

さらに最高1,000万円まで補償される国内旅行傷害保険(利用付帯)があるので、家族でよく旅行に行く場合、利便性が高いカードと言えるでしょう。

楽天ゴールドカード

楽天ゴールドカード

楽天ゴールドカード
還元率ポイント1.0~5.0%
マイル0.5~2.5%
年会費初年度2,200円
2年目以降2,200円
家族カード550円
旅行保険海外最高2,000万円(利用付帯)
国内なし
電子マネー楽天Edy、QUICPay
国際ブランドVISA、Mastercard、JCB
発行会社楽天カード株式会社
発行期間最短3営業日
  • 海外旅行傷害保険:最高2,000万円(利用付帯)
  • 利用可能額:最高200万円
  • 楽天市場:ポイント最大5倍
  • カード盗難保険
  • ETCカード無料
  • 楽天Edy搭載
  • 国内外の空港ラウンジが年間2回(※9/1〜8/31の1年間)無料で利用可能

楽天グループが発行する楽天ゴールドカードは、利用限度額が最高200万円と多いので、家族カード使用でも不都合ありません。

また、家族カードの発行上限枚数は5枚となっています。

通常時の買い物でも100円につき1ポイントが貯まり、楽天市場で買い物をする場合にポイントが最大5倍となり、楽天市場ユーザーには大変お得なカードです。

いわゆる”格安ゴールドカード”であり、本会員2,200円・家族会員550円と年会費も安く、ETCカードの年会費は無料となっています。

その他、海外レンタカー割引や、最高2,000万円(利用付帯)の海外旅行傷害保険もあるので、海外旅行や出張が多い方におすすめです。

本会員・家族会員ともに年会費無料のおすすめカード

本会員・家族会員ともに年会費が無料のおすすめクレジットカードです。年会費を一切かけずに家族でクレジットカードを持ちたい人は、以下のカードがおすすめです。

本会員・家族会員ともに年会費無料のカード
  • 楽天カード
  • Orico card THE POINT

楽天カード

楽天カード・アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード

楽天カード
還元率ポイント1.0%~3.0%
マイル0.5%~
年会費初年度無料
2年目以降
家族カード
旅行保険海外最高2,000万円(利用付帯)
国内なし
ETCカード発行手数料無料
年会費550円(税込)
※楽天会員ランクがプラチナ以上の場合は無料
ポストペイ型電子マネーQUICPay
国際ブランドVisa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCB
発行会社楽天カード株式会社
発行期間最短1週間
  • 家族カードの発行上限枚数:5枚
  • ポイントの使い道:楽天サービスでの買い物、楽天Edyへのチャージ、ANAマイルへ交換など
  • 支払口座を分ける:不可

国内で高い人気を誇る楽天カードは、本会員・家族会員ともに年会費無料で利用できます。

楽天スーパーポイントが貯まりやすいのが特徴です。

通常の還元率は1.0%ですが、楽天市場での買い物時は3.0%にアップします。

楽天市場を頻繁に利用するなら、まず検討したいカードですね。

家族カードを使えば家族で貯めたポイントが1つにまとまるので、効率よくポイントが貯められます。

貯まったポイントは楽天のサービスをはじめ、マクドナルドやファミリーマートなど全国の加盟店で利用可能です。

ポイントを貯めやすいだけでなく、貯めたポイントの使い道が多いのも楽天カードのメリットです。

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Orico Card THE POINT

Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)

Orico Card THE POINT
還元率ポイント1.0%~
マイル0.5%~
年会費初年度無料
2年目以降
家族カード
旅行保険海外なし
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーiD、QUICPay
国際ブランドMastercard、JCB
発行会社株式会社オリエントコーポレーション
発行期間最短8営業日(オンライン申込)
  • 家族カードの発行上限枚数:3枚
  • ポイントの使い道:Amazonギフト券へ交換、Tポイント・楽天スーパーポイントなど各種ポイントへ移行など
  • 支払口座を分ける:不可

オリエントコーポレーションが発行するOrico Card THE POINTは、ポイントを貯めることに特化したカードです。とくに家族でネット通販をよく利用する人に向いています。

通常のポイント還元率は1.0%です。

これでも十分お得ですが、オリコ会員専用のショッピングモール「オリコモール」を経由してネットショッピングをすると、還元率が常に2.0%以上になります。

例えばネット通販最大手であるAmazonでの買い物も、ポイント還元率が常に2.0%です。

内訳還元率
通常のカード利用ポイント1%
オリコモール利用分(オリコモールはこちら)0.5%
Orico Card THE POINT特別加算0.5%
合計2%

楽天市場だけを使うなら楽天カードのほうがポイント還元率は上です。

しかしAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなど複数のネットショップを使うならOrico Card THE POINTのほうがポイントが貯まりやすいです。

貯まったポイントを、楽天スーパーポイントやdポイントなど任意のポイントに交換できるのもうれしいですね。

本会員は有料/家族会員は1枚目無料のおすすめカード

続いては本会員は有料で家族カードは1枚無料で持てるクレジットカードをピックアップします。

年会費が高いカードが多いですが、家族カードが1枚無料になるので1人あたりの年会費は実質半額になります。

付帯サービスも年会費無料のカードより充実しています。

本会員は有料だが家族会員は1枚目無料のカード
  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • JCBゴールド
  • dカード GOLD

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
還元率ポイント0.3%~1.0%
マイル0.5~1.0%
年会費初年度31,900円
2年目以降
家族カード1枚目:無料
2枚目以降:13,200円
旅行保険海外最高1億円(利用付帯)
国内最高5,000万円(利用付帯)
ETCカード発行手数料935円
年会費無料
電子マネーQUICPay+
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
発行会社アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド
発行期間最短3営業日
  • 家族カードの発行上限枚数:6枚
  • ポイントの使い道:ANAマイル・提携ホテルのポイント・楽天スーパーポイント・Tポイントなどへの移行など
  • 支払口座を分ける:不可
  • 家族カードを2枚発行した場合の1枚あたりの年会費:約15,033円

アメックスゴールドは、ステータス性の高さと付帯サービスに定評のあるゴールドカードです。

年会費は31,900円と、ゴールドカードとしては高額な部類に入ります。

しかし、家族カードの1枚目は無料です。

例えば夫婦で夫が本会員、妻が家族会員になれば年会費は1人当たり15,950円となり、一般的なゴールドカードの水準と変わりません。

その上、豪華な付帯サービスの恩恵を受けることができます。

付帯サービスの多くを家族会員も本会員同様に受けられるため、家族カードのベネフィットは大きいです。

  • 最高1億円の海外旅行傷害保険(家族会員は5,000万円)
  • 最高5,000万円の国内旅行傷害保険
  • 国内外29ヶ所の空港ラウンジ無料
  • プライオリティ・パス(スタンダード会員)年会費無料&利用料も2回まで無料
  • 手荷物無料配送サービス

夫婦で頻繁に旅行に行く人で、付帯サービスを重視する人におすすめです。

新規入会&利用で
合計30,000ポイントプレゼント

JCBゴールド

JCB GOLD

JCBゴールド
還元率ポイント0.5%~5.0%※1
マイル0.3~1.5%
年会費初年度無料
2年目以降11,000円
家族カード1枚目:無料
2枚目以降:1,100円
旅行保険海外利用付帯:最高1億円
自動付帯:最高5,000万円
国内最高5,000万円(自動付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーQUICPay
国際ブランドJCB
発行会社株式会社ジェーシービー
発行期間最短即日※2
※1 最大還元率はJCB PREMO(or nanacoポイント)に交換した場合
※2 モバ即(最短5分)の入会条件は以下2点になります。
【1】 9:00AM~8:00PMでお申し込み。
【2】 顔写真付き本人確認書類による本人確認。(運転免許証/マイナンバーカード/在留カード)
※モバ即での入会後、カード到着前の利用方法について、詳しくはHPをご確認ください。
  • 家族カードの発行上限枚数:8枚
  • ポイントの使い道:nanacoポイント・dポイント・au WALLETポイント・楽天スーパーポイント・JAL/ANAマイルなどへの移行など
  • 利用者支払型家族カードを発行できる(年会費3,000円)
  • 家族カードを2枚発行した場合の1枚あたりの年会費:約4,033円

JCBゴールドは、国際ブランドでもあるJCBが発行しているゴールドカードです。

本会員の年会費は11,000円ですが、家族カード1枚目は無料。夫婦で使えば1人あたりの年会費は実質5,500円です。

3人目以降は有料ですが、それでも1,100円と比較的安いです。

JCBゴールドは「利用者支払型家族カード」を利用することで家族カードの支払い口座を分けることができます。

利用明細を見られたくない人や、支払いを別々にしたい人におすすめです。

ただし、利用者支払型家族カードは3,300円の年会費が発生します。

それでも2人で13,000円、1人あたり6,500円で済みますが、通常の家族カードのように1枚目が無料にならないので注意してください。

なお、JCBゴールドの家族カードの付帯サービスは本会員と同じです。

例えば旅行傷害保険は本会員と同じ海外最高1億円、国内最高5,000万円の補償が家族会員にもついています。

手ごろな年会費で付帯サービスが充実したカードを使いたい人にもおすすめです。

dカード GOLD

dカード GOLD(ゴールド)

dカード GOLD
還元率ポイント1.0~10%
マイル0.5~5.0%
年会費初年度11,000円
2年目以降
家族カード1枚目:無料
2枚目以降:1,100円
旅行保険海外最高1億円(自動付帯)
国内最高5,000万円(利用付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費無料
※初年度無料
※前年度に1回以上の利用で翌年度無料
電子マネーiD
国際ブランドVisa、Mastercard
発行会社株式会社NTTドコモ
発行期間最短5日
  • 家族カードの発行上限枚数:3枚
  • ポイントの使い道:dポイント加盟店での買い物、ドコモ商品へ交換など
  • 支払口座を分ける:不可
  • 家族カードを2枚発行した場合の1枚あたりの年会費:約4,033円

dカード GOLDは、大手携帯電話会社の1つであるドコモが発行しているゴールドカードです。

本会員の年会費は11,000円、家族カードは1枚無料で、夫婦で使えば1人あたり5,500円で済み、年会費の面ではJCBゴールドと並びます。

dカード GOLDならではとも言えるのが、ドコモユーザー向けの特典です。

その特典のほとんどを家族カード会員も本会員同様に利用可能なので、家族でドコモを使っている人におすすめです。

  • 毎月のドコモ利用料金の10%をdポイントで還元
  • dカードお支払割(ドコモの縛りなしプランの利用料が170円割引)
  • dカードケータイ補償

dカード GOLDを契約していると、毎月のドコモ利用料金の10%がdポイントとして還元されます。

ドコモの利用料金が毎月10,000円前後の人なら、dポイント還元だけで本会員の年会費の元を取ることが可能です。

家族カードは上手く使い分けて家計管理に役立てよう

エムアイカードゴールド特典

以上、夫婦で利用する際の家族カードを中心に個別カードと比較し、それぞれのメリット・デメリットをご紹介しました。

全体をまとめると、以下のようになります。

家族カードを持つ場合のデメリット
  • キャンペーンなどが受けられないことも
  • 利用明細が本会員と共有
  • 利用限度額は本会員と合算
  • 本会員が解約すると家族カードも自動的に解約
夫婦別々のカードを持つ場合のデメリット
  • キャンペーンなどが受けられる分、年会費を夫婦で払うので出費が増える場合も
  • 利用明細がバラバラになる分、家計の出費が掴みにくくなる
  • 利用限度額がそれぞれになる分、使いすぎてしまう場合も
  • それぞれでポイントを貯めることになり、効率よく貯められずに期限切れになることも

家族カードも夫婦別カードも、それぞれにメリット・デメリットがあります。

以上を踏まえて、ライフスタイルや家計の管理に最も適したクレジットカードを夫婦で検討することが大切です。

また、どちらか1つを選択するのでなく、家族カードと別々カードの両方を持ち、出費項目で使い分けするのもおすすめです。

1枚はポイントが貯まりやすい還元率の良さを重視したカード、もう1枚は優待特典や付帯サービスが充実したカードといったように、両カードを持つことで不足を補い、夫婦にメリットが増すなら申し分ありません。

普段は家族カードで生活にかかる出費を夫婦で家計管理し、時には別々カードと上手く使い分けるのも、夫婦ともに快適さを残したメリハリのある使い方でしょう。

夫婦でやりくりするのにお得な使い方ができるのを前提に、双方にとってプラスになるクレジットカードを選んでください。