9月よりマイナポイントの付与が始まりました!
そんな中、キャッシュレス決済「PayPay」はマイナポイント登録数が100万件を突破したとの発表をしています。
なぜPayPayは、数あるキャッシュレス決済の中から熱い支持を受けているのでしょうか。それには納得の理由がありました。
ここでは、マイナポイントにPayPayが紐付けられている理由や、ポイント付与タイミングなどについて詳しく解説していきます。
- ネットサービスや実店舗、請求書払いなど使える場所が多い
- 登録完了まで最短1分でサポート体制が充実している
- 「チャージでもらう」を選べばマイナポイントがすぐにもらえる
- 「プレミアムポイント」がつく自治体もある
トップ画像引用元:PayPay – QRコード・バーコードで支払うスマホ決済アプリ
マイナポイントとの紐づけにPayPayが選ばれている理由
画像引用元:マイナポイントをもらうならPayPayがおすすめ! – PayPay
マイナポイントをもらう際に、紐付けるキャッシュレス決済としてPayPayが選ばれているのには、大きな4つの理由があります。
まだどのキャッシュレス決済事業者にするか決めかねている方も、PayPayが選ばれる理由を知れば申込みたくなるはずです。
- 使える場所が多い
- ポイントがすぐにもらえる
- 登録完了まで最短1分
- サポート体制も充実
使える場所が多い
マイナポイントの紐付けでPayPayが選ばれる大きな理由に、使える場所が多いということがあります。
せっかくもらったマイナポイントも、使い道が少なければメリットが半減してしまいますよね。
しかし、PayPayならコンビニや飲食店など、全国230万以上の店舗で利用することができるのです(2020年10月現在)。
さらに、PayPayモールなどのネットショッピング、請求書払いにも対応しているので、日々の買い物や固定費の支払いにフル活用できます。
PayPay(ペイペイ)とは?使い方の初歩から解説、登録から支払いまで全網羅PayPayが使えるネットサービス・店舗
画像引用元:PayPayが使えるネットサービス – PayPay
どのようなネットサービスや実店舗に対応しているのか、一例をご紹介していきます。
- デリバリー
Uber Eats、出前館 - 飲食
スシローお持ち帰りネット注文、大阪王将公式通販 - ショッピング
PayPayモール、Yahoo!ショッピング、LOHACO - ニュース・エンターテイメント
Yahoo!ニュース、GREE、mobage - 家電・PC
エディオン、ヤマダウェブコム - 宿泊、旅
Yahoo!トラベル、skyticket - その他
郵便局のネットショップ、CAMPFIRE
その他は、「PayPayが使えるネットサービス – PayPay」で検索できます。
- コンビニ
セブン-イレブン、ローソン - 総合スーパー
東急ストア、東武ストア、ライフ - ドラッグストア
コクミンドラッグ、マツモトキヨシ、ココカラファイン - 飲食・宅配・居酒屋
ガスト、ミスタードーナツ、ピザーラ、白木屋 - 家電量販店
ビックカメラ、ケーズデンキ - 書籍
TSUTAYA、ジュンク堂 - ファッション
Right-ON、AOKI - 百貨店・モール
西武百貨店、そごう、高島屋 - ショッピング
IKEA、アカチャンホンポ、東急ハンズ - 宿泊・旅
H.I.S.、東横イン
このほかにも、さまざまなショップや娯楽施設などで使うことができます。
詳しくは「PayPayが使えるお店」で検索してみてください。
以下の事業者が発行するバーコード付きの請求書があれば、料金をPayPay残高から支払えます。
- 東京電力
- 関西電力
- 中国電力
- 東京ガス
- 大阪ガス
- 東京都水道局
- さいたま市水道局 など
ほかにも、517地方公共団体等の公共料金支払いに使えます。該当の自治体にお住まいなら、住民税、固定資産税、自動車税などの地方税をPayPayで支払えます。
詳しくはPayPay請求書払い – PayPayでご確認ください。
ポイントがすぐにもらえる
PayPayなら、マイナポイントがすぐにもらえるのも大きな魅力のひとつです。
PayPayでマイナポイントをもらう際には、「チャージでもらう」もしくは「支払いでもらう」の2つから選ぶことになりますが、「チャージでもらう」を選択した場合、マイナポイントが即日獲得できます。
ちなみに、「支払いでもらう」を選択した場合は、30日後に付与されます。早くマイナポイントをもらいたい人は、「チャージでもらう」を選択することをおすすめします。
ポイント付与タイミングについては、詳しく後述しますね。
登録完了まで最短1分
マイナポイントをもらう手続きは、時間も手間もかかると思いがちですが、PayPayなら登録完了まで最短1分と、時間をかけずに行えるというメリットがあります。
登録には次の2つの方法があり、自分の都合の良い方を選択できます。
- 手持ちのスマートフォンから登録する
- マイナポイント手続きスポットで登録する
手持ちのスマートフォンから登録するには、マイナポイントアプリとPayPayアプリをダウンロードして手続きをすすめていきます。
また、マイナポイント手続きスポットには、セブン銀行ATM、コンビニのマルチコピー機、ソフトバンクショップ、市区町村窓口の端末などがあります。
他にどのような場所が利用できるかは、総務省サイト「マイナポイント手続スポット」で検索できます。
サポート体制も充実
マイナポイントの手続きをしていくうえで、疑問に思ったり登録方法がわからなかったりすることもあると思います。
そういった場合に備えてPayPayでは、ガイドページを設ける、24時間電話対応するといったサービスを行っているので、安心して手続きをすすめることができます。
PayPayアプリからマイナポイントの申込み方法がわからないという方は、「PayPayマイナポイント専用サポート窓口」に問い合わせてみましょう。
0120-898-101
受付:24時間、土日祝日を含む365日
PayPayでマイナポイントとしてもらえる金額と付与タイミング
ここで、マイナポイントとはそもそもどういったものなのか、PayPayで申請した場合いくら獲得できるのかを改めて確認しておきましょう。
- 利用代金の25%分のポイントがもらえる(ただし5,000円分が上限)
- PayPayの場合「チャージでもらう」ならすぐにもらえる
- もらえるのはPayPayボーナス
- 自治体によっては「プレミアムポイント」がつく
マイナポイントとして付与される金額
マイナポイントとは、マイナンバーカードを使って予約・申し込みし、PayPayなどのキャッシュレス決済サービスでチャージやショッピングをすることで、利用代金の25%分のポイントがもらえる国主導のサービスです。
ただし、上限は一人あたり5,000円。
20,000円のチャージやショッピングをした場合、25%にあたる5,000円分のポイントがもらえます。
つまり、20,000円で25,000円分のチャージやショッピングができることになりますね。
マイナポイントの付与タイミングは利用方法による
先にも触れましたが、マイナポイントをPayPayでもらう方法には「チャージでもらう」と「支払いでもらう」の2つがあります。
チャージ・支払いとは具体的に以下の動作を指し、方法によってポイント付与タイミングが異なります。
利用方法 | 付与対象 | 付与タイミング |
---|---|---|
チャージでもらう | 以下いずれかの方法でチャージ ・銀行口座 ・ヤフーカード ・セブン銀行ATM ・ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い ・ヤフオク!・PayPayフリマの売上金 | 即日 |
支払いでもらう | ・PayPay残高 ・PayPayあと払い ・ヤフーカード | 30日後 |
ネットには「マイナポイントのキャッシュレス決済をPayPayにしたら、すぐにもらえた!」という口コミが見られますが、それはチャージを利用した場合ですね。
なお、「チャージでもらう」か「支払いでもらう」か、一度決めた利用方法は変更することができませんので、しっかり検討したうえで申し込みましょう。
マイナポイントでもらえるのは「PayPayボーナス」
マイナポイントでもらえるのは「PayPayボーナス」です。
PayPay残高には次の4つの種類がありますが、付与条件や出金・送金方法などに違いがあるので、混同しないよう確認しておきましょう。
- PayPayマネー
- PayPayマネーライト
- PayPayボーナス
- PayPayボーナスライト
4つのPayPay残高の付与条件・使途・有効期限
4つのPayPay残高が付与される条件は、それぞれ次の通りです。
PayPay残高の種類 | 付与条件 |
---|---|
PayPayマネー | 本人確認済のユーザーが、銀行口座やPayPayフリマの売上金をチャージした際に追加される残高 |
PayPayマネーライト | 本人確認をしていないユーザーが、銀行口座やPayPayフリマの売上金をチャージした際に追加される残高 |
PayPayボーナス | PayPayの基本還元やキャンペーン、特典などで付与 |
PayPayボーナスライト | Yahoo!ショッピングやヤフオク!、PayPayモール、PayPayフリマなどのヤフー関連のサービスの利用特典として付与 |
マイナポイントはキャンペーン・特典扱いなので、PayPayボーナスとして付与されます。
4つのPayPay残高は、「出金、送金・割り勘の可否」、「有効期限」なども異なります。
名称 | 出金 | 送金/わりかん | 有効期限 |
---|---|---|---|
PayPayマネー | ○ | ○ | 無期限 |
PayPayマネーライト | × | ||
PayPayボーナス | × | ||
PayPayボーナスライト | 60日間 |
PayPayボーナスは出金・送金ともに不可。有効期限はありません。
「プレミアムポイント」がつく自治体もある
画像引用元:マイナポイントをもらうならPayPayがおすすめ! – PayPay
対象の地方自治体では、通常のマイナポイントにプラスして、「プレミアムポイント」がPayPayボーナスとしてもらえます。
- 北海道厚真町
- 滋賀県
- 兵庫県三木市
- 徳島県
プレミアムポイントとは、自治体が独自に付与できるポイントのことをいいます。上乗せされる金額は自治体によって異なりますが、最大で50%にものぼります。
20,000円チャージまたは支払いを行うと、30,000円分の買い物に使える計算です。かなりお得ですね!
該当する地方自治体に住んでいる方は、マイナポイントにPayPayを紐付けるのがおすすめです。
PayPayでマイナポイントをもらうまでの流れ
画像引用元:マイナポイントをもらうならPayPayがおすすめ! – PayPay
マイナポイントがもらえるまでどのような流れになるのか見ていきましょう。
マイナポイントの申し込みは2020年7月から開始されており、9月1日からポイント付与期間がスタートしています。
ポイント付与の対象となるのは、2020年9月から2021年3月末までの間にチャージやショッピングで利用した代金です。
2020年8月末日までの利用分は対象外となりますのでご注意ください。
では、PayPayでマイナポイントをもらえるまでの流れを紹介します。
必要なものを準備
マイナンバーカードをまだ取得していない方は、まずは交付申請を行いましょう。
4桁のパスワードは、マイナンバーカード交付申請の際に設定します。忘れないよう注意してくださいね。
スマホでマイナポイントを登録する手順
実際にスマホを使ってPayPayでマイナポイントを登録する手順を紹介します。
- PayPayアプリを開き、ホーム画面の「マイナポイント」をタップ
- 登録の流れを確認した上で「PayPayアプリから申込む」をタップ
- 「申込みをはじめる」をタップ
- 利用方法を選択し、「上記に同意して登録する」をタップ
- 「マイナポイントアプリを開く」をタップし、マイナポイントアプリへ移行
- 「マイナンバーカードで認証」をタップ
- マイナンバーカードを読み取る
- マイナンバーカード受領時に設定した4桁のパスワードを入力
- スマホを動かさず読み取り完了まで待機
- マイナンバー読み取りが完了
- 利用規約を確認した上で「同意・申込する」をタップ
- 以上で申請が完了
上記設定が完了したら、PayPayで20,000円をチャージするだけ。
すると即日中に5,000円分のPayPayボーナスが付与され、合計25,000円分のショッピングや支払いに利用できるようになります。
なお、スマホではなくマイナポイント手続きスポットで申し込む手順は公式サイトで確認してくださいね。
家族のマイナポイントを申し込むときの注意点
画像引用元:PayPay – QRコード・バーコードで支払うスマホ決済アプリ
家族のマイナポイントをまとめて手続きするというケースもあると思います。
家族の分を申し込むときのよくある疑問についても確認しておきましょう。
- 未成年の子供の分は本人のPayPayアカウントがあれば申し込みOK
- 1つのPayPayアカウントにはマイナンバーカードは1つだけ
未成年の子供のマイナポイントもPayPayで申し込める
未成年の子供がいる方は、保護者がまとめてマイナポイントの手続きをすることが多いでしょう。
未成年の子供の場合、まだマイナポイントの登録をしていない本人(または法定代理人)のPayPayアカウントがあれば申し込むことができます。
なお、保護者が代わりに手続きをする場合、子供本人が操作する、または子供同席のもとに手続きをすすめることが推奨されています。
1アカウントに複数人のマイナンバーを登録することは不可
1つのPayPayアカウントで複数のマイナンバーカードを登録することや、5,000円以上のマイナポイントをもらうことはできませんのでご注意ください。
たとえ家族であっても、他の人のマイナンバーカードで申し込むことはできません。必ず自分のマイナンバーカードで申し込むようにしましょう。
PayPay以外のスマホ決済事業者の還元額を比較
画像引用元:登録キャッシュレス決済サービス | マイナポイント事業
マイナポイントは最高5,000円の還元が受けられるというサービスですが、各キャッシュレス決済ではその5,000円とは別に、独自の上乗せ還元を設定しているところがあります。
そこで気になるのが、各キャッシュレス決済ごとの上乗せ還元額ですね。
PayPayと同じQRコード決済ができる事業者の還元額をまとめたので、参考にしてください。
PayPayでは特定の自治体からもらえるプレミアムポイントのほか、2020年8月31日までにマイナポイントを登録した人を対象に、抽選で500円~100万円相当が当たる上乗せが行われていました。
決済サービス名 | 付与条件 | 上乗せポイント数 |
---|---|---|
FamiPay | 2020年9月30日までにマイナポイントへ登録 | 500円分のボーナス(先着10万人) |
メルペイ | 2020年9月30日までにマイナポイントへ登録 | 抽選で最大1,000万円分のポイント |
メルカリで買い物 | 1,000ポイント | |
残高チャージ | 1,000ポイント | |
au PAY | チャージ | 20%分(最大1,000ポイント) |
ゆうちょPay | マイナポイントへ登録 | 1,500ポイント |
d払い | 2020年9月30日までにマイナポイント登録 | 1,500ポイント |
2021年3月31日までにチャージまたは買い物 | 1,000ポイント | |
J-Coin Pay | マイナポイントへ登録 | 500円 |
アクアコイン | マイナポイントへ登録 | 1,000ポイント(先着2,500人) |
LINE Pay | 2020年11月25日までにマイナポイントへ登録 | 10%オフクーポン(最大2,500円割引)2枚 |
楽天ペイ | 2020年9月30日までにマイナポイントへ登録した上で、2021年3月31日までに支払い | 500ポイント |
Payどん | 20,000円以上の決済 | 500ポイント(先着1万人) |
chiica(サンセットコイン/トロン) | チャージまたは利用 | 5,000ポイント |
マイナポイントでPayPayが選ばれるのにはワケがある
画像引用元:PayPay – QRコード・バーコードで支払うスマホ決済アプリ
- ネットサービスや実店舗、請求書払いなど使える場所が多い
- 登録完了まで最短1分でサポート体制が充実している
- 「チャージでもらう」を選べばマイナポイントがすぐにもらえる
- 「プレミアムポイント」がつく自治体もある
マイナポイントのキャッシュレス決済にPayPayが選ばれているのには、使える場所が多い、登録が簡単など納得の理由があります。
「チャージでもらう」を選べばすぐにマイナポイントがもらえるのも大きな魅力のひとつです。
他のスマホ決済事業者では上乗せ還元をしているところもあるため、自分にとってどこが一番お得かしっかりと見極めて登録することをおすすめします。