2020年9月からマイナンバーカードとキャッシュレス決済の普及を目的として「マイナポイント事業」がスタートしました。
これにより、還元率25%、最大5,000円相当のポイントが獲得できます!
マイナポイントの申請が可能なキャッシュレス決済サービスは100種類以上ありますが、選べるのは1人につき1つだけ。
どの事業者を選ぼうか迷っている方も多いのではないでしょうか。
マイナポイントを申し込む際に重視したいのが、ポイントの汎用性です。
せっかく5,000円分ものポイントを獲得しても、使い道がなければ意味がありません。
そこで今回の記事では、汎用性抜群の楽天ポイントが得られる「楽天カード」と「楽天ペイ」をマイナポイントに紐づけるメリットについて詳しく解説していきます。
- マイナポイント+楽天カードで26%〜還元
- マイナポイント+楽天ペイで最大26.5%還元
- どちらも汎用性の高い楽天ポイントの「通常ポイント」が獲得できる
マイナポイントとの紐づけに楽天カードを選ぶ理由
マイナポイントとの紐付けに楽天カードを選ぶメリットについて解説します。
- 楽天カード決済で合計26%還元
- 楽天カードは使える場所が多い
楽天カード決済で合計26%還元
楽天カードは、通常カード決済を利用することで利用額の1.0%(100円ごとに1ポイント)相当の楽天ポイントが獲得できます。
マイナポイントの還元率は25%のため、楽天カードのカード決済ポイントをあわせると合計還元率は26%になります。
そのため、たとえば楽天カードを使って2万円分のショッピングをした場合、最低でも合計5,200円相当のポイントを獲得できます!
楽天経済圏の活用でさらに多くのポイントゲット!
楽天カードにマイナポイントを紐付けると26%還元と先述しましたが、これは最低値です。
楽天カードは「楽天市場」「楽天トラベル」などの楽天系サービスを活用することで、ボーナスポイントを大量に獲得できます。
例えば、楽天市場で年会費無料の楽天カードで決済すれば、少なくとも3倍(還元率3.0%)のポイントを獲得できます。
さらに、SPU(スーパーポイントアッププログラム)という制度により各条件をクリアするたびに楽天市場でのポイント還元率が上がります。
サービス名 | 条件 | ポイント倍率 |
---|---|---|
楽天カード | 楽天カード(種類問わず)で楽天市場で買い物 | +2% |
楽天カード(プレミアム・ゴールド)で楽天市場で買い物 | +2% ※楽天ゴールドカードの+2%還元は3月31日まで |
|
楽天銀行+楽天カード | 楽天カード利用料の支払先を楽天銀行口座に | +1% |
楽天の保険+楽天カード | 「楽天の保険」の保険料を楽天カードで支払い | +1% |
楽天でんき | 楽天電気に加入&利用 | +0.5% |
楽天証券 | 月1回500円以上のポイント投資(投資信託) | +1% |
楽天モバイル | 対象サービスを契約 | +1% |
楽天ひかり | 対象サービスを契約 | +1% |
楽天トラベル | 対象サービスを月1回5,000円以上予約+対象期間に利用 | +1% |
楽天市場アプリ | 楽天市場アプリで買い物 | +0.5% |
楽天ブックス | 月1回1注文1,000円以上 | +0.5% |
楽天Kobo | 電子書籍を月1回1注文1,000円以上 | +0.5% |
楽天Pasha | トクダネ対象商品の購入&レシート申請・合計100ポイント以上の獲得 | +0.5% |
Rakuten Fashion | アプリで月1回以上買い物 | +0.5% |
楽天TV・NBA Rakuten | NBA Rakutenまたは楽天TV「Rakuten パ・リーグ Special」加入・契約更新 | +1% |
楽天ビューティ | 月1回3,000円以上利用 | +1% |
楽天カードを楽天市場で利用するだけで+2.0%になり、通常還元の1.0%と合わせて3.0%。
さらに楽天市場アプリ経由で買い物すれば3.5%は確実に返ってきます。
マイナポイントに楽天カードを申込み、楽天市場アプリで2万円分のお買い物をすれば、次のように合計5,700円相当のポイントを獲得できます。
- マイナポイント:5,000円相当
- 通常ポイント:200円相当
- 楽天カード利用ポイント(SPU):400円相当
- 楽天アプリ利用ポイント(SPU):100円相当
- 合計:5,700円相当
通常のマイナポイント還元額5,000円を大幅に超える楽天カードはやはりお得ですね!
楽天カードは使える場所が多い
クレジットカードである楽天カードは、決済できる場所も多いです。
主要な4つの国際ブランドから選べるため、国内で決済できないシーンはかなり少ないでしょう。
マイナポイントに登録できる事業者にはQRコード決済や電子マネーもあります。
これらの普及が広がっていることは確かですが、やはりクレジットカードの汎用性には敵いません。
特定のお店でしか使えないもの、対応していない店舗が多い決済手段では、2万円の上限額を使い切れないおそれもあります。
オンラインショップを含め、街中の至る所で使えるのはメリットですね。
また、クレジットカード払いに対応する自治体なら税金の支払いにも利用できます。
マイナポイントとの紐づけに楽天ペイを選ぶ理由
スマホで利用できるQRコード決済サービス「楽天ペイ」も、マイナポイント事業に参画する決済サービスです。
「楽天ペイ」をマイナポイントに登録すると、以下のようなメリットがあります。
- 最大26.5%のポイント還元
- 期間限定ポイントが使える
- 滋賀県・徳島県での利用なら上乗せあり
最大26.5%のポイント還元
楽天ペイをマイナポイントに紐付ければ、26.5%もの楽天ポイントが返ってきます。
ただし、決済方法によって還元率が変わります。マイナポイントの還元25%を除く還元率は以下のとおりです。
支払方法 | 還元率 | |
---|---|---|
チャージ払い | 楽天カードチャージ | 1.5% |
楽天銀行口座からチャージ | 1.0% | |
ラクマ売上金からチャージ | ||
クレジットカード払い | 1.0% | |
ポイント払い | 1.0% |
「チャージ払い」と「クレジットカード払い」に大別でき、さらにチャージ払いでは3つのチャージ方法が選べます。
3つのチャージ方法のうち「楽天カードからチャージ」する場合、チャージで0.5%、楽天ペイ決済で1.0%、合計1.5%のポイントがもらえます。
マイナポイントの還元率25%を含めると合計還元率は26.5%となるわけです。
楽天ペイには楽天カード以外のクレジットカードを登録することもできますが、楽天キャッシュにチャージできるのは楽天カードのみです。
お店によってはポイント三重取りも可能
楽天ポイントカードの加盟店では、ポイントカード提示による還元も受けられます。
還元率は店舗によって異なります。
利用方法は簡単で、楽天ペイのトップ画面に表示される「楽天ポイントカード」をお店に提示し、その後楽天ペイで決済するだけです。
楽天ポイントも楽天ペイも使えるお店は以下のとおり全国にたくさんあります。
- ファミリーマート
- デイリーヤマザキ
- ココカラファイン
- サンドラッグ
- くら寿司
- 吉野家
- Royal Host など多数
期間限定ポイントが使える
楽天カードの入会キャンペーンや楽天市場のボーナスとしてもらえるポイントの多くは「期間限定ポイント」です。
期間限定ポイントは電子マネーの楽天Edyにチャージできない、楽天カードの支払いに充当できないなど、用途が限定されています。
そのため「期間限定ポイントは使いづらい」という意見も少なくありません。
しかし、楽天ペイでは、楽天ポイントの期間限定ポイントを通常の決済に利用することができます。
さらに、「期間限定ポイント」を使って楽天ペイで支払った場合もマイナポイントの付与対象です。
滋賀県・徳島県での利用は上乗せも!
滋賀県・徳島県では、マイナポイント還元の最大額5,000円に加え、以下の上乗せを行っています。
- 滋賀県:1,000円
- 徳島県:3,000円
徳島県ではなんと3,000円相当のポイントが上乗せされます!
独自上乗せを行っている数ある事業者の中でも3,000円はかなり高額です。
対象となるのは県内でのお買い物です。
居住者に限っていませんので、勤務先が滋賀県・徳島県である人、旅行で訪れる予定がある人にもおすすめです。
楽天サービスでマイナポイントを登録する最大のメリットは「汎用性」!
楽天カード・楽天ペイは、どちらもマイナポイントの登録におすすめです。
上記でそれぞれの理由を述べましたが、共通するメリットは「楽天ポイントの汎用性」にあります。
5,000円ものポイントを獲得しても、あまり使えないポイントなら意味がありません。ポイント消費のために無駄な買い物をしては本末転倒です。
しかし、楽天ポイントはとにかく幅広いお店で使えるのが嬉しいところ。楽天市場なら手に入らないものはないほどの品揃えです。
楽天ポイントを日々貯めている人なら、マイナポイントも楽天ポイントでゲットしましょう!
50%ポイントバックキャンペーン当選確率が50倍アップ
2020年11月現在、楽天ではポイントバックキャンペーンを行っています。
楽天ポイントカードを提出してお買い物をされた人のなかから、抽選で100名様にキャンペーン期間中の購入金額(税抜)の50%がポイントバック(最大10,000ポイント)されます。
参加にはエントリーが必要です。
また、マイナポイントに紐づけるキャッシュレス決済に「楽天カード」「楽天ペイ」「楽天Edy」のいずれかで申込んだ方は、このキャンペーンの当選確率が50倍になります!
抽選で100名という枠は狭すぎますが、当選確率50倍なら少し希望が持てそうですね。
すでに楽天カードや楽天ペイでマイナポイントに申込んでいる方もエントリー可能です!
楽天ポイントカードが使えるお店で利用した金額が対象です。
早めに参加するほどポイントバックの額は大きくなります。
マイナポイント×楽天カード・楽天ペイの注意点
楽天カード・楽天ペイをマイナポイントに紐付ける際、いくつか注意点もあります。
登録前に確認しておきましょう。
- マイナポイントは『通常ポイント』で付与される
- ポイント付与のタイミングがそれぞれ異なる
マイナポイントは『通常ポイント』で付与
「マイナポイント」というポイントがあるわけではなく、紐づけた決済事業者のポイントが付与されます。
マイナポイントに楽天カードを紐づけた場合は、楽天ポイントのうち「通常ポイント」が付与されます。
楽天ポイントにはキャンペーンなどで獲得できる「期間限定ポイント」と、通常のお買い物によって獲得できる「通常ポイント」の2種類があります。
違いを簡単にまとめると下記のとおりです。
項目 | 通常ポイント | 期間限定ポイント |
---|---|---|
獲得方法 | 楽天カードの通常利用時 | キャンペーンやボーナスポイントなど |
有効期限 | ・獲得から1年間 ・1度でもポイントを獲得するとさらに1年の延長可能 | ・獲得から約1カ月ほど※ポイントによっては15日などもある ・有効期限の延長は不可 |
用途 | 楽天ポイントのすべての使い道に利用可能 | 利用は特定のものに限定される |
マイナポイントもある種キャンペーンですが、付与されるポイントは「通常ポイント」です。
通常ポイントは、ポイントを獲得した日から1年間有効です。
楽天ポイントを日常的に貯めている方であれば、有効期限は実質無期限と言えます。
マイナポイントで付与される最大5,000円分の楽天ポイントも、期限を気にすることなく利用できるのは嬉しいですね。
楽天カードに紐づけた場合のポイント付与タイミング
楽天カードでマイナポイント登録した場合、「利用金額の累積が2万円に達した月の翌々月25日」にポイントが付与されます。
例えば2020年11月中に楽天カードで2万円以上決済すると、2021年1月25日に5,000ポイントが付与されます。
もしマイナポイント事業終了時点(2021年3月31日)までに決済額が2万円に満たなかった場合、累計利用金額の25%分が2021年5月25日(火)頃に付与されます。
なお、キャッシングの利用やATM利用手数料、電子マネーへのチャージなどは、マイナポイントの付与対象外です。
マイナポイントは、楽天カードでお買い物をした金額に対して付与される点に注意しましょう。
楽天ペイに紐づけた場合のポイント付与タイミング
楽天ペイでマイナポイント登録をした場合、「月間の利用金額を集計し、翌々月末に付与(小数点以下切捨て)」されます。
たとえば11月1日〜11月30日に1万円の利用をした場合、2021年1月中にマイナポイント2,500円相当が付与されます。
2万円に満たなくても、翌々月時点で25%相当のポイントがひとまず獲得できるわけです。
なお、ポイント付与の対象となるのは楽天ペイでの決済です。
ポイント(通常・期間限定)での決済、楽天キャッシュでの決済も対象です。
一方で、楽天ペイアプリ上で行う楽天Edyや楽天キャッシュへのチャージはポイント付与対象外なので注意しましょう。
マイナポイント登録で楽天ポイントを大量ゲット!
- マイナポイント×楽天カードで26%〜還元
- マイナポイント×楽天ペイで最大26.5%還元
- どちらも汎用性の高い楽天ポイントの「通常ポイント」が獲得できる
マイナポイント事業は、マイナンバーカードの発行と決済事業者の登録を行うだけで5,000円分ものポイントが得られるお得な施策です。
日常的に楽天サービスを利用しているなら、楽天カードや楽天ペイを登録すれば間違いありません。
なぜなら、楽天ポイントはとにかく使い道が多いからです。
付与されるのは通常ポイントなので、有効期限や使い道に苦慮することもありません。
マイナポイントの対象期間は2021年3月までです。早めに楽天カードもしくは楽天ペイを紐づけてちょっぴりお得な気分を味わいましょう!