楽天ゴールドカードは2,000円(+税)という年会費の安さで人気のゴールドカードです。
他のゴールドカードより年会費が安いため、初めてのゴールドカードに楽天ゴールドカードを選ぶ人もいるでしょう。
しかし、年会費が安いとは言え立派なゴールドカードなので「一般カードよりも審査が厳しいのでは?」と心配かもしれません。
本記事では楽天ゴールドカードの審査基準と審査に落ちてしまう原因、そして審査に受かるコツを紹介します。
- 楽天ゴールドカードの申込資格は20歳以上であること
- 審査基準は年収200万程度が目安
- 職業や勤続年数はそこまで重視されていない
- 短期間に複数のカードを同時に申し込むと審査落ちする
- クレヒスに傷がある人やスーパーホワイトも落ちやすい
これから楽天ゴールドカードを申し込もうと思っている人や、楽天ゴールドカードの審査に落ちた人は、ぜひ本記事を参考にしてください。

年会費 | 2,200円 | 追加カード | ETCカード/家族カード |
---|---|---|---|
還元率 | 1.00%~ | ポイント | 楽天ポイント |
マイル | ANA | 付帯保険 | 海外旅行 |
電子マネー | QUICPay/楽天Edy | スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay/楽天ペイ |

一般的なゴールドカードの審査基準
楽天ゴールドカードに限らず、クレジットカードを作る際は審査基準が気になりますよね。
審査基準の詳細を公表しているクレジットカード会社はありません。
しかし、一般的には以下のような項目が審査基準になります。
- 年齢
- 年収
- 職業・勤続年数
- クレヒス
審査基準1.年齢
ゴールドカードの審査基準の1つが年齢です。
クレジットカードが申し込めるのは原則18歳以上と決まっています。さらに、ゴールドカードの場合は20歳以上であることがほとんどです。
中には20代限定や39歳以下など、より細かく指定されている場合もあります。
年齢の基準を満たしていない場合は、当然審査に受かりません。
クレジットカードの審査基準は公表されていないと言いましたが、年齢制限については公式サイトに掲載されていることがほとんどです。
申し込みをする前に、年齢制限を満たしているかをチェックしてください。
審査基準2.年収
ゴールドカードを申し込む際にとくに重視されるのが年収でしょう。
年収が高い人ほど返済能力が高く、料金をしっかり払ってくれると判断されます。
カード会社としては料金を滞納されると困るので、できる限り返済能力が高い人に貸したいと思うのは当然のことです。
具体的に必要な年収はカードによります。
グレードが高いカードやステータスが高いと言われているカードは求められる年収も高いです。
審査基準3.職業・勤続年数
カードによっては職業や勤続年数も審査基準になります。
クレジットカード会社は安定した収入があることを重視するためです。
例えば自営業やフリーランスは収入が安定しません。収入が安定しないと、料金を滞納される可能性が高いです。
一方、会社員は給料が安定しているため、滞納される可能性が低いと判断できます。
勤続年数も同様です。
同じ場所に長く勤めているということは、それだけ安定した勤務先と言えます。
ただし、職業や勤続年数を重視するかはカードによって異なり、自営業やフリーランス、主婦やフリーターでも審査に通るカードはたくさんあります。
審査基準4.クレヒス
画像引用元:クレジットカードの契約と、CICとの関わり
クレジットカードやローンに関する信用情報をクレジットヒストリー(クレヒス)と言います。
クレヒスは国内の個人信用情報機関である「CIC」「JICC」「KSC」に登録されています。
クレヒスには、以下のような情報が登録されています。
- どのようなクレジットカードやローンを利用・契約しているか
- クレジットカードやローンの滞納をしていないか
クレジットカード会社は必ずこのクレヒスを確認します。
他のクレジットカードやローンで滞納していないかをチェックするためです。
クレヒスは個人信用情報機関に開示申込をすることで、自分で確認することもできます。
気になる人は開示申込をしてクレヒスをチェックしましょう。
日本には個人信用情報機関が3つありますが、クレヒスを確認するなら「CIC」の情報開示を申し込んでください。
申し込み方法は「インターネット」「郵送」「窓口」の3つです。
詳しくはCIC公式サイトの「情報開示とは|指定信用情報機関のCIC」をチェックしてください。
CICはこちら。
楽天ゴールドカードの申込資格と審査基準
さきほど紹介した審査基準はあくまでも一般的なゴールドカードの審査基準です。
どの項目を重視するかはカードによって異なります。
ここからは楽天ゴールドカードの申込資格と審査基準について解説します。
楽天ゴールドカードの申込資格は年齢のみ
楽天ゴールドカードの申し込み基準は「年齢が20歳以上であること」のみです。
他のゴールドカードだと「安定した収入のある方」など、収入に関する項目も申込資格に含まれます。
楽天ゴールドカードにはそういった記載はなく、20歳を超えていれば誰でも申込は可能です。
職業の制限もなく、20歳以上であれば学生や主婦、フリーターなどでも申し込みが可能です。
審査基準は年収200万以上が目安?
楽天ゴールドカードの審査基準となる年収額は、正式に発表されていません。
インターネット上の情報ですが、実際に申し込んだ人によると年収200万円が一つの目安になるようです。
ちなみに本人の年収が少ない(または全くない)人でも親や配偶者の収入、つまり「世帯年収」があれば楽天ゴールドカードは作りやすいと言われています。
職業や勤続年数はあまり重視されない
楽天ゴールドカードでは職業や勤続年数はあまり重視されていないようです。
楽天ゴールドカードは会社員だけでなく自営業者やフリーター、学生、パートでも審査に通った人がたくさんいるようです。
ある程度収入がある人なら、職業や勤続年数は関係なく受かる傾向にありそうですね。
全く重視しないというわけではないでしょうが、職業や勤続年数だけが原因で落ちるということはあまりないでしょう。
楽天ゴールドカードの審査にかかる時間
楽天ゴールドカードの審査は申し込んだ当日から翌日には結果が分かります。
ただし、これはスムーズに審査を通過した場合です。
キャンペーン期間などは申し込みが殺到し、審査完了まで4日~1週間ほどかかる可能性もあります。
楽天ゴールドカードの申し込みはなるべく早く行いましょう。
楽天ゴールドカードの審査に落ちる原因
楽天ゴールドカードの審査に落ちても、原因については教えてくれません。
しかし、楽天ゴールドカードの審査に落ちる人の多くは以下のパターンであることが多いです。
- 申込資格を満たしていない
- 短期間に複数のカードを申し込んでいる
- クレヒスに傷がついている
- クレヒスがない
申込資格を満たしていない
楽天ゴールドカードの申込資格は20歳以上です。
申込資格を満たしていない場合、つまり20歳未満の場合は収入やクレヒスなど他の基準とは一切関係なく審査に落ちてしまいます。
通常の楽天カードは18歳から申し込めるので、楽天ゴールドカードも18歳から申し込めると勘違いしないようにしましょう。
短期間に複数のカードを申し込んでいる
複数のクレジットカードを短期間のうちに同時に申し込むと審査落ちすることがあります。
同時にたくさんのカードを申し込むと、「お金に困っているのではないか」「ちゃんと返済できるのか」という疑問を持たれることがあるためです。
また、クレジットカードは新規入会者向けにお得なキャンペーンを実施しています。
そういったキャンペーン目当てでたくさんのクレジットカードを申し込んでいると思われる可能性も高いです。
クレヒスに傷がついている
これまでに他のカードやローンなどで料金の滞納をしていると、クレヒスに傷がついてしまいます。
一度クレヒスに傷がつくと、5年間は信用情報に残り続けます。
この状態だと楽天ゴールドカードはもちろん、他のカードの審査に受かるのも難しいです。
心当たりのある人は、一度信用情報を開示してクレヒスをチェックしてみましょう。
クレヒスがない
クレヒスに傷がついていると審査落ちの原因となりますが、実はクレヒスが全くない人も審査に落ちやすいです。
クレヒスが全くない、つまり一度もクレジットカードを使ったことがない人を「スーパーホワイト」と言います。
スーパーホワイトのうち、30歳以上の人は審査に落ちやすくなります。
クレヒスが全くないと、返済能力があるか分からないためです。
過去にクレジットカードを利用し、かつ遅延なく支払いをしている人はちゃんと返済をしてくれると分かります。
スーパーホワイトだと延滞はしていないものの支払ったという証明もないため、審査に通りにくいわけです。
ちなみに20代であればスーパーホワイトが理由で落ちることはあまりありません。
20代は社会人になったばかりであり、クレジットカードを使ったことがなくても不自然ではないためです。
楽天ゴールドカードの審査に通るコツ
前述の通り楽天ゴールドカードは審査基準を公表していないので、「これをすれば確実に受かる!」という方法はありません。
しかし、審査に受かりやすくなる「コツ」はいくつかあります。
楽天ゴールドカードを申し込む際の参考にしてください。
- 短い期間に複数のカードを申し込まない
- キャッシング枠は0万円を選択する
- 楽天カードでクレヒスを積む
短い期間に複数のカードを申し込まない
前述の通り、短期間に複数のカードを申し込むと審査に落ちやすいです。
楽天ゴールドカードを申し込む際は、他のカードの申し込みをするのはやめましょう。
もし直近に他のクレジットカードを申し込んだ場合は、最低でも1ヶ月は間を開けてから楽天ゴールドカードを申し込んでください。
キャッシング枠は0万円を選択する
楽天ゴールドカードを申し込む際は「キャッシング枠」を「0万円」で申し込みましょう。
キャッシング枠は楽天ゴールドカードから借りられるお金の金額です。
楽天ゴールドカードのキャッシング枠は0~90万円の9パターンから選択できます。
キャッシング枠はショッピング枠とは別に審査が行われるため、キャッシング枠の審査で落ちる可能性があります。
とにかく審査に通りたいなら「0万円」を選択するのがおすすめです。
楽天カードでクレヒスを積む
これまでクレジットカードを使ったことがない、つまりクレヒスがない人は通常の楽天カードでクレヒスを積みましょう。
クレヒスを積むだけなら楽天カード以外のクレジットカードでもいいです。
しかし、楽天カードには楽天ゴールドカードへの切り替え手続きが簡単というメリットがあります。
楽天カードの支払いをちゃんとしていれば、ゴールドカードへ切り替える際の審査が最短1分で完了します。
まずは楽天カードを使ってクレヒスを積んでいき、後から楽天ゴールドカードへ切り替えるのがおすすめです。
楽天ゴールドカードの審査基準を事前にチェック
以上、楽天ゴールドカードの審査基準や審査に落ちる原因、審査に通るためのコツについて解説しました。
- 楽天ゴールドカードの申込資格は20歳以上であること
- 審査基準は年収200万程度が目安
- 職業や勤続年数はそこまで重視されていない
- 短期間に複数のカードを同時に申し込むと審査落ちする
- クレヒスに傷がある人やスーパーホワイトも落ちやすい
あくまでもゴールドカードなので、一般カードと比べると審査は厳しいです。
ただ、他のゴールドカードと比べると職業や勤続年数はそこまで重視されないと言われています。
申込資格(年齢)をクリアし安定した年収があれば、フリーランスや自営業者、主婦でも審査に通る可能性があります。
これから申し込む人や一度審査に落ちてしまった人も、ぜひ本記事を参考に対策を立ててみてください。
楽天ゴールドカードの特徴まとめ

- 年会費は余裕で回収可能
- 基本還元率1%
- 楽天市場でポイント最大5倍
- 最高2,000万円の海外旅行傷害保険
- リーズナブルな年会費で空港ラウンジも使える
年会費 | 2,200円 | 還元率 | 1%以上 |
国際ブランド | JCB/VISA/MASTER | 発行スピード | 最短1週間程度 |
家族カード | あり/年会費無料 | ETCカード | あり/無料 |
保険・補償 | 海外旅行傷害保険 | スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay |