「ずっとリボ払いの返済をしているのに完済できない」
「リボ払いの残高がなかなか減らない」
そんな悩みを抱えている人もいるでしょう。
では、リボ払いは一括返済できるのでしょうか? リボ払いの一括返済することで、手数料が少なくなるというメリットがあります。
また、一括返済ができない場合は、繰上返済で毎月の返済額を増やすことで返済期間を短くすることができます。
- リボ払いは返済が長期化しやすい
- リボ払いの一括返済で手数料が少なくなる
- 一括返済することで利用限度額に余裕ができる
- 一括返済できない場合は繰上返済を考える
※本記事の価格は全て税込みです。
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発行スピード | 最短10秒
| 最短5分※J1 | 最短5営業日 | 最短5分※J1 | 最短5分※J1 ※オンライン口座設定が必要。 | 最短3営業日 | 最短3営業日 | 1~2週間 | 1~3週間 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※2 学生の場合:新規入会&条件達成で4,000円分プレゼント (VポイントPayギフトのプレゼント)。条件:スマホのタッチ決済1回以上利用。
リボ払いとは
リボ払いとは、正式名称「リボルビング払い」を略したもので、クレジットカードの支払い方法の一つです。
毎月の支払額を一定に設定できるので、月々の支払いを抑えることができるというメリットがあります。設定した支払額を毎月払い、利用額を返済していくシステムです。
例えば、月の支払額を5,000円に設定している場合は、10万円の買い物をしても毎月の支払い額は5,000円です。
決められた一定の金額を支払い、元金が返済されるまで払い続けることになります。
しかし、毎月の支払額に手数料をプラスして支払う必要があるというデメリットがあります。プラスして支払う手数料が「利息」というものです。
また、毎月の支払額が少額の場合はほとんどが金利に当てられてしまい、払い続けてもいつまでも元金が減らないという事態に陥る恐れがあります。
リボ払いの金利はクレジットカード会社によって違いはありますが、年利15%に設定されている場合が多いです。
では、リボ払いの具体例を見てみましょう。
以下の条件で、JCBのショッピングリボ払いのシミュレーションでシミュレーションしてみました。
方法:定額方式
毎月返済額:5,000円
買い物金額:10万円
支払い手数料は合計で12,902円で、支払い合計額は112,902円にでした。また、支払いが完了するまでの期間は20ヶ月です。
10万円の買い物をしてリボ払いで支払いをしようとすると、多くの金利がかかってしまい、支払いが終わるまでの期間も長くなってしまうことがわかります。
リボ払いする際は、この点を十分理解した上で利用するようにしてください。
リボ払いは2種類
リボ払いの種類は、主に2つです。
- 残高スライド方式
- 定額方式
リボ払いによる毎月の支払い額は、利用額に応じて支払額が変化したり、利用額に関係なく毎月一定だったりします。
残高スライド方式
残高スライド方式とは、利用額に応じて毎月の支払額が変化するリボ払いの方法です。
支払い残高が増えるとリボ払いの返済額が増えて、逆に支払い残高が減ると返済額が減ります。
支払額の増減については、クレジットカード会社によって様々です。
例えば、支払い残高が10万円未満の場合は毎月の支払額は1万円ですが、支払額残高が増えて10万円以上になると毎月の支払額が2万円になるといったことです。
定額方式
一方、定額方式は、支払い残高にかかわらず毎月の支払額が一定のリボ払いの方法です。
そのため、どれだけ買い物をしても毎月の支払額は変わりません。
支払い残高が増えてもリボ払いの返済額は変わらないということは、返済期間が長引くことになります。
つまり、手数料がかかるということですので、注意が必要です。
リボ払いと分割払いの違い
クレジットカードの支払い方法の一つに、「分割払い」があります。
分割払いは、3回払い・6回払いなど、何回かに分けて支払いをする方法です。
分割払いとリボ払いは、手数料と合わせて利用額を分けて返済するという部分では同じですが、大きな違いがあります。
分割払いは支払い回数を固定して返済する方法です。
一方で、リボ払いは支払額を固定して返済するという違いがあります。
分割払いは返済が終わる時期が明確ですが、リボ払いは完済できる時期が見えにくいという点がデメリットです。
リボ払いは残高を把握しづらい
リボ払いは毎月の返済額が一定なので、残高が増えても気づきにくい傾向があります。
また、「毎月しっかりと返済をしているから大丈夫」と考えてしまい、気づいたときには残高が高額になっていたという場合もあります。
そのため、リボ払いは返済が長期化しやすい傾向にあります。
リボ払いをしている人は定期的に残高を確認し、いつごろ返済が終わるのかを把握しておくと良いでしょう。
リボ払いの残高は、クレジットカード会社の会員ページにログインすることで確認できます。
リボ払いは一括返済できる?
リボ払いは計画的に返済しないと、返済期間が長期化して結果的に手数料をたくさん払うことになります。
手数料が高くなるので、「いっそのこと一括返済して完済してしまいたい!」と思っている人もいるでしょう。
リボ払いをしている人は、一括返済をして完済することでお得になるのでおすすめです。
毎月手数料をプラスした金額を支払っているので、リボ払いが長期化するほど手数料が膨らみます。
リボ払いの残高を確認して、金銭的に余裕がある場合は一括返済を検討してみてはいかがでしょうか。
リボ払いから一括返済に変更する方法
リボ払いを一括返済に変更するには、クレジットカード会社の会員ページや電話で変更できます。
しかし、クレジットカード会社によっては後から一括返済に変更できない場合もあります。
心配な方は、クレジットカード会社のウェブサイトで一括返済が可能か調べるか、電話をして尋ねてみることをおすすめします。
リボ払いを一括返済に変更できる場合は、支払い日当日までの手数料を日割りで計算されます。
一括返済の方法や手数料の計算方法はクレジットカード会社によって違いがあるので、こちらも合わせてホームページや電話で確認してみましょう。
一括返済の方法は主に3種類
リボ払いから一括返済に変更できたあと、実際に一括返済する方法を紹介します。
- いつもの口座から引き落とし
- 指定された銀行口座への振込
口座引き落とし
リボ払いの返済は、多くの場合は口座からの引き落としで行っているのではないでしょうか。
一括返済の申し込みをした後に、残高分の金額をいつもの口座に準備しておくだけで引き落とされるので手間がかかりません。
銀行振込
クレジットカード会社が指定する口座に銀行振込をする方法で返済ができます。
銀行振込の場合は、返済日は固定されない場合が多く、決められた日までに振込をすることになります。
また、振込手数料は自分で負担する場合が多いです。
その他、ATMによる方法もあります。
ATM含め、クレジットカード会社によって方法が異なる場合がありますので、一括返済する場合は詳細を確認してから行うようにしてください。
一括返済のメリット
- 手数料が安く抑えられるのでトータルの返済額が安くなる
- 利用限度額に余裕ができるのでまとまった金額の買い物が可能
リボ払いを一括返済することには、いくつかメリットがあります。
リボ払いを一括返済することの最大のメリットは、金利分の負担を減らすことができ、結果的にトータル返済額が安くなることです。
手数料が少なくなる
リボ払いは、支払いが長期化するほど手数料がかさむので、トータルでの支払いが増えることになります。
そこで、返済額を一括で返済することで、今後払うことになっていた手数料分を減らすことができ、トータルの返済額が安くなるのです。
リボ払いの残高を確認して、貯蓄から一括返済が可能な場合は早めに支払うことでお得になります。
利用限度額に余裕ができる
リボ払いが上限に達している場合は、新たに買い物ができません。
そこで、一括返済をすることでクレジットカードの利用限度額に余裕ができ、新たに買い物で利用できるようになります。
一括返済のデメリット
- 返済のための手続きが必要
- 一時的に預貯金が減る
- 締め日までの金利が発生する
リボ払いを一括返済することで、手数料を抑えられるというメリットがある一方で、当然、デメリットもあります。
リボ払いの一括返済を考えている人は、注意点を把握してから行いましょう。
返済のための手続きが必要
リボ払いを一括返済に変更する場合は、多くの場合は事前に申し込みが必要になります。
クレジットカード会社の会員ページから申し込みをしたり、電話でリボ払いを一括返済したい旨を伝えたりします。
一括返済の申し込みをしたタイミングによっては、一括返済できるのが翌月になる場合があるので、手続きは申し込み期限内に行いましょう。
一括返済が翌月になってしまうと、その分の手数料が増えてしまうので注意が必要です。
リボ払いの残高を確認して、一括返済できそうな場合は早めに申し込みをするのが良いでしょう。
一時的に預貯金が減る
一括返済するということは、数回に分けて返済する予定だった金額をまとめるということです。
当然、金額は大きなものになりますので、一時的に預貯金が減ります。無理をして一括返済すると、家計を圧迫する可能性があります。
例えば、冠婚葬祭や子どもの進学など、大きな出費があるイベントを控えている場合は気をつけましょう。
一括返済したあとに、またカードローンなどを利用することになれば、より利息が高くなってしまうことがあるので本末転倒です。
リボ払いの一括返済をする際は、残高を確認して計画的に返済しましょう。
締め日までの金利が発生する
一括返済の申し込みをした時期によっては、締め日までの手数料や金利が日割りで計算されます。
そのため、予想していた返済額よりも多くなる可能性があります。
とはいえ、手数料がかかる場合でも、ずっとリボ払いを続けるのに比べれば安いので、結局は早めに一括返済をすることのメリットは大きいと言えます。
一括返済ができない場合
クレジットカード会社によっては、リボ払いの一括返済ができないことがあります。
また、一括返済したくても金額によっては家計を圧迫してしまうこともあるでしょう。
一括返済ができない場合は、「繰上返済」という方法もあります。
繰上返済をする
繰上返済とは、毎月の支払日よりも早いタイミングで返済をすることです。
なるべく早めにリボ払いの元金を少なくすることで、手数料を少なくすることにつながります。
多くのクレジットカード会社がリボ払いの繰上返済に対応していますが、繰上返済ができない場合もあるので事前に確認しておきましょう。
繰上返済をする方法は、一括返済のときと同じ方法です。
- いつもの口座から引き落とし
- 指定された銀行口座への振込
ここでは、加えてATMでの方法を解説しましょう。
ATMで繰上返済をする方法
- ATMにクレジットカードを挿入する
- 暗証番号を入力する
- 画面に従って繰上返済を選択する
- 返済する金額を入力する
ATMで繰上返済をする方法は簡単ですが、時期によってはできない場合があります。
その月の支払額が確定してから行う必要があるので、クレジットカード会社のウェブサイトで繰上返済が可能な時期を確認しておきましょう。
繰上返済で返済期間を短くできる
リボ払いは、完済できる時期が分かりにくく、返済期間が長くなるほど手数料がかさむことになります。
そこで、積極的に繰上返済をすることで返済期間を短縮し、返済期間が短くなれば、その分の手数料を減らすことができます。
リボ払いの残高を一括返済することは難しいという場合には、繰上返済を検討してみましょう。
こんな人はリボ払いを控えよう
リボ払いは、毎月決まった支払い額が請求されるので、家計の管理をしやすいというメリットがあるでしょう。
しかし、使い方を間違えると借金が増えてしまい、返済が難しくなってしまうことがあります。
以下に当てはまる人は要注意です。
自制力がない人
リボ払いは、毎月の返済額が一定なので、実際にいくら利用しても支払額は変わりません。
普段から節約を心がけているような人であれば大丈夫ですが、自制心のない人は好きなだけ利用してしまい、借金がどんどん増えてしまう恐れがあります。
計画的に返済できない人
リボ払いの返済計画を立てており、具体的にいつまでに完済すると予定を立てている人であれば問題はないでしょう。
しかし、毎月の支払いをしているだけで「いつ完済できるのか把握できていない人」は、リボ払いの返済が長期になりやすいです。
どちらか、あるいは両方に当てはまる人は、リボ払いの利用を控えたほうが良いかもしれません。
もし、利用しなければならない場合は、上記の2点をしっかり理解し、十分注意した上で利用するようにしましょう。
リボ払いは一括返済がおすすめ
最後に、リボ払いの手数料を抑えるポイントをまとめます。
- リボ払いの一括返済で手数料が少なくなる
- 一括返済できない場合は繰上げ返済を検討する
クレジットカードの支払い方法をリボ払いに設定していると、支払いの残高が増えても気づきにくいため、返済期間が長くなりがちです。
「もう1年以上リボ払いの返済を続けているけど、いまだに返済が終わらない」という人もいるのではないでしょうか。
リボ払いの返済額が少額だと手数料ばかりの支払いになってしまい、元金がなかなか減らないことがあります。
そこで、まずはリボ払いの残高を確認してみましょう。
金銭的に余裕がある場合は、リボ払いの一括返済をすることで手数料を安く抑えることができます。
一括返済ができない場合は、繰上返済をすることで返済期間を短くすることができ、結果的に手数料を抑えることができます。
リボ払いは、残高が高額になるほど多くの手数料を負担することになるので、計画的に利用することが大切です。