セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カードを徹底解説

  • 2020年6月12日
  • 2020年12月2日
セゾンゴールドアメックス

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以降、セゾンゴールドアメックス)は、提携カードの中でとりわけ信頼を得ているブランドです。

パッと見てわかる特徴はローマ兵士(百人隊長)デザインを採用していることです。

このデザインなのはプロパーカード以外では株式会社クレディセゾンが発行するカードのみです。

プロパーカードと比較した時、ステータスの面では若干劣ります。

しかし、提携カードであるゆえのメリットもあります。それは、アメックスの特典以外にもセゾングループの特典を受ける事が出来ることです。

それではセゾンゴールドアメックスについて詳しく見ていきます。

セゾンゴールドアメックスのポイント
  • 素晴らしい優待特典が受けられる
  • 海外旅行で非常に便利
  • ポイントプログラム(マイルプログラムを含む)
  • 年会費は初年度無料
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
年会費 11,000円 追加カード ETCカード/家族カード
還元率 0.75%~ ポイント 永久不滅ポイント
マイル JAL/ANA 付帯保険 海外旅行/国内旅行/ショッピング
電子マネー iD/QUICPay スマホ決済 Apple Pay/Google Pay
最短3営業日発行!ポイント還元率は1.5倍以上キャンペーンサイトを見る

セゾンゴールドアメックスの基本特性

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード

セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
還元率ポイント0.67~1.0%
マイル0.37~0.6%
年会費初年度無料
2年目以降11,000円
家族カード1,100円
旅行保険海外最高5,000万円(自動付帯)
国内
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーQUICPay
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
発行会社株式会社クレディセゾン
発行期間最短3営業日

まずはセゾンゴールドアメックスの基本情報を確認しましょう。

初年度の年会費は無料ですが、翌年以降は11,000円かかってしまいます。

果たしてこれだけの価値があるか、持とうと考えている方にはここが判断のポイントとなるでしょう。

セゾンゴールドアメックスの入会資格

セゾンゴールドアメックスの公式サイトにある、入会資格を見てみましょう。

条件に合わない場合は、申し込み自体できません。

安定した収入があり、社会的信用を有するご連絡可能な方(学生・未成年を除く)

出典【公式】セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス®・カード (セゾンゴールド・アメックス|SAISON GOLD AMEX)

「社会的信用」と聞くと恐れをなしてしまう人もいるかもしれませんが、会社に勤めている人ならそれほど心配することはありません。

ゴールドカードは現在、決して入手困難なカードではないのです。

アルバイトや契約社員よりは正社員のほうがよく、また入社間もない人よりは勤続年数の長いほうが審査通過の可能性が高いことは確かです。

ただそれよりも、クレジットやローンの滞納のないことが重要です。

セゾンゴールドアメックスの発行スピード

発行スピードが速いのが、セゾンカードの特色です。

スタンダードのセゾンカードなら、Webから申し込んで全国にあるセゾンカウンターに出向けば、その場で発行してもらえます。

ゴールドカードの場合、即日受け取りまではできません。セゾンカウンターで受け取る場合でも、最短3営業日です。

最近では発行スピードの速いゴールドカードも出ており、3営業日というのはそれほどインパクトの強いものではなくなってしまいました。

それでも、これなら受け取りまでの日数を計算できます。旅行の直前に発行してもらっても間に合いますね。

セゾンゴールドアメックスの特徴

セゾンゴールド・アメックス

基本性能を抑えたところで、次に特徴を見てみましょう。

世間には多くのクレジットカードがあり、ゴールドカードも多数あります。

セゾンゴールドアメックスは、以下のような特徴を持つカードです。

  • 旅行で特に役立つゴールドカード
  • オプションとして、SAISON MILE CLUBでJALマイルを貯められる
  • アメリカン・エキスプレス・コネクトで優待がある
  • 提携アメックスでは貴重なローマ兵士(百人隊長)デザイン
  • 毎月第1第3土曜日は西友などで5%オフ

セゾンゴールドアメックスは旅行で便利

ゴールドカードは、海外旅行傷害保険空港ラウンジ利用など、旅行におけるサービスが充実しています。

セゾンゴールドアメックスも同様です。年会費を支払う価値が十分あるでしょう。

空港ラウンジ利用、国内外の旅行傷害保険について、順に見ていきましょう。

国内空港ラウンジが使える

ゴールドカード以上のカードならではの特典が、国内外の空港ラウンジに無料で入室できることです。

セゾンゴールドアメックスにも、このサービスがあります。

国内空港(およびホノルル)のラウンジには、搭乗時に無料で入室できます。ソフトドリンクは無料で、Wi-Fiやコンセントも完備されています。

VIPラウンジも使える|ただし無料ではない

国内外のVIPラウンジはカード会社のラウンジとは違い豪華な施設です。アルコールや食事の出る施設もあり、比較的空いています。

VIPラウンジは、クレジットカードのクラスが上がったからといって入室できるものではなく、利用にはプライオリティ・パスが必要です。

「プライオリティ・パス」は誰でも加入できるプログラムですが、年会費が必要です。一方で、多くのプラチナカード以上の会員資格により、無料入手できます。

セゾンゴールドアメックスでも、無料ではないもののプライオリティ・パスが入手できます。年会費として、11,000円が必要です。

プライオリティ・パスは本カード会員のみ入手できるもので、家族カード会員は入手できません。

ただし、同行者は利用時に2,200円支払えば入室できます。同伴者料金は本来32米ドル(1ドル=108円 約3,400円)の設定なので、優遇されています。

プライオリティ・パスについて
  • 年会費 11,000円
  • 同行者のラウンジ利用料金 2,200円(本来は32ドル:約3,400円)※家族カード会員は入手できません

1年に何度かラウンジを使う人にとっては、プライオリティ・パスの年会費を支払う価値があるでしょう。

ただし、年会費11,000円を追加で支払うなら、同じ年会費で楽天プレミアムカードを持ったほうがいいかもしれません。

楽天プレミアムカードだと、この年会費でプライオリティ・パスが無料で入手できるからです。

または、上級カードのセゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(年会費22,000円)も検討するといいでしょう。こちらもプライオリティ・パスが無料です。

セゾンゴールドアメックスとプライオリティ・パスの年会費合計(2年目以降)と、セゾンプラチナアメックスの年会費は同一額です。

  • セゾンゴールドアメックス:年会費11,000円+プライオリティ・パス11,000円=22,000円
  • セゾンプラチナアメックス:年会費22,000円

海外旅行傷害保険が充実

海外旅行で必須なのが、海外旅行傷害保険です。

保険に加入していないと、医療制度の違う海外ではケガ・病気の際の治療費が高額になってしまいます。

ゴールドカードには海外旅行傷害保険が付いていますが、補償内容は千差万別です。

付帯保険が次の内容を満たしていると、プラチナカード並みの高い補償だと言えます。

  • 自動付帯(会員なら何もせずに保険適用となる)
  • 治療費用の補償上限が300万円程度
  • 家族特約により、家族カードの持てない18歳未満の子供にも保険が適用される

セゾンゴールドアメックスは、この3点すべてを満たしているので、プラチナカード並みの補償と言えます。

年会費が同水準のアメックスグリーンカードと比べても優れた補償内容であり、これ1枚で家族旅行に行っても安心できる内容です。

本カード会員、家族カード会員、家族揃って自動で次の内容が補償されます。

  • 治療費上限300万円
  • 賠償責任3,000万円(他人や物に対する損害の賠償)
  • 救援者費用200万(現地で入院した際、家族が救援に駆けつけるのに要する費用の保障)

国内旅行傷害保険

健康保険の使える国内旅行においては、旅行保険の価値は海外ほどではありませんが、補償があると安心です。

8日以上の治療が必要になった場合、家族も含めて次の補償があります。

  • 入院日額5,000円
  • 通院日額3,000円

国内旅行傷害保険の適用に当たっては、旅行代金を事前にカード決済しておくことが必要です(利用付帯)。

プロパーアメックス以外で唯一のローマ兵士デザイン

アメックス本体の発行するプロパーカードでおなじみなのが、ローマ兵士の百人隊長(センチュリオン)のデザインです。

これがアメックスの人気の一因でもあるのですが、提携カードでこの百人隊長デザインを許されているのは、セゾンアメックスだけなんです。

このデザインが、セゾンカードを特別なものにしてくれています。

SAISON MILE CLUBでマイルが貯まる

JALの飛行機

効率よくマイルを貯めるためには、通常は航空会社提携のカードを取得する必要があります。

ところが、セゾンゴールドアメックスは航空系ではないものの、JALマイルを効率的に貯めることができるんです。このためのプログラムが、SAISON MILE CLUBです。

SAISON MILE CLUBへの加入は任意で、年会費4,400円を別途支払います。

航空系クレジットカードと比べて、あまり経費がかからないのがセゾンゴールドアメックスのメリットと言えます。

SAISON MILE CLUBに加入すると、セゾンゴールドアメックスではカード利用1,000円ごとに10マイルが貯まります。つまりマイル還元率1.0%のカードに変わるのです。

マイルは、毎月の利用額ごとに自動で貯まる仕組みです。

この自動移行方式の場合、毎月貯まったマイルが3年後に時効で消滅することになります。大きく貯めるためには、この点がやや不利です。

年間の移行上限は15万マイルで、つまり年間1,500万円使うと上限に達します。年間1,500万円も使わない人にとっては、実質的に無制限と考えていいかと思います。

年会費と併せて年間15,400円の経費で、マイル還元率が1.0%になるカードは、なかなか貴重です。

航空系カードで近いものというと、「JAL CLUB-Aゴールドカード」にショッピング・プレミアムを加えた場合でしょうか。

年会費が17,600円で、ショッピング・プレミアムで3,300円を足すと、合計20,900円です。

もっぱら日常生活でマイルを貯める”陸マイラー”なら、セゾンゴールドアメックスを選ぶのもひとつの手でしょう。

アメリカン・エキスプレス・コネクトで優待がある

セゾンゴールドアメックスは、国際ブランドはアメックスです。

JCBと提携している日本ではあまり問題ないものの、世界における加盟店の数は決して多くないというのがデメリットです。

ですが、アメックスを選ぶ意味はあります。それが、このブランドならではのWebサイト「アメリカン・エキスプレス・コネクト」です。

具体的には、次の優待が受けられます。

  • 「ボーナスポイントパートナーズ」→レストランにより、ポイント還元率2.0~3.0%のボーナス
  • 「Tablet Plus」→世界のホテル優待
  • 「PREMIUM HOTEL PRIVILEGE」→国内のホテル優待

プラチナカードにすると、さらに多くの優待が受けられます。

西友などで割引あり

毎月第1・第3土曜日は、西友(およびリヴィン・サニー)で5%オフです。

こちらはセゾンカード共通のサービスですが、セゾンゴールドアメックスなら、さらに2種類の優待があります。

PARCO、ロフトで割引

PARCOでも割引があります。毎月第1土・日曜日にPARCOで5%オフです。

ロフトでは、月末の金・土・日は5%オフとなります。

PARCO、ロフトの割引は、セゾンアメックスのゴールド以上限定のサービスです。

ゴールドの年会費を少しでも取り返すため、積極的に活用しましょう。

セゾンゴールドアメックスのポイントプログラム

永久不滅ポイント

ゴールドカードはやはり、メインのカードとして日常的に使ってこそ価値が大きくなるものです。

そのため、どのぐらいのリターンが得られるかは非常に重要です。

では、セゾンゴールドアメックスのポイントプログラムを確認してみましょう。

先に触れたSAISON MILE CLUBに加入することもできますが、その場合は通常のポイントは貯まらなくなります。

ポイント還元率は0.75%以上

セゾンカードの共通項として、ポイントプログラムは永久不滅ポイントです。失効することがないので、大きく貯められます。

セゾンカードのスタンダードカードの場合、ポイント還元率が0.5%と高くないのが難点です。

ところが、ゴールドアメックスの場合はポイントが常時1.5%となっています。

引き落としの合計額について、1,000円ごとに1.5ポイント貯まります。1ポイント5円相当なので、還元率0.75%となります。

決済ごとのポイント付与となるクレジットカードなどでは、切り捨てられてポイントとならない端数が発生します。ところが、このカードでは端数は出にくくなっています。

また、税込金額についてポイント付与されるのもメリットです。

海外でカード利用の際は、1,000円ごとに常時2ポイント、つまりポイント還元率2.0%となります。

貯めたポイントの使い方

セゾンカードの永久不滅ポイントは、さまざまな商品に替えられます。

1ポイント=5円のレートが高い交換方法であり、この数字がポイント還元率の根拠にもなっています。

このような交換方法の一部をご紹介します。

  • 年会費に充当(2,000ポイントを11,000円に充当なので、他の交換法よりやや得になる)
  • Amazonギフト券
  • mijica(ゆうちょプリペイドカード)
  • 出光キャッシュプリカ
  • ベルメゾンお買い物券/ベルメゾンポイント
  • プリンスチケット
  • dポイント
  • au WALLETポイント
  • モスカード

多少目減りするものの、nanaco、Pontaなどへの交換もあります。

そして、マイル移行もあります。

  • JAL・・・200ポイント(1,000円相当)⇒500マイル
  • ANA・・・200ポイント(1,000円相当)⇒600マイル

ANAへのマイル移行は、マイル還元率0.6%と、比較的いいレートです。

JALのマイル移行はマイル還元率0.5%です。最初からJALマイルを貯めたい場合は、SAISON MILE CLUBに加入するほうが得です。

ただし、永久不滅ポイントを貯めることで、期限を気にせず一度に交換し、大きく貯められるメリットはあります。

セゾンゴールドアメックスは、メインカードとして活用しよう

MileagePlusセゾンカードはマイルが貯まる

今回は、セゾンゴールドアメックスの特徴を見てきました。

最後にポイントを振り返ってみましょう。

セゾンゴールドアメックスを選びたいと思わせるポイント
  • 還元率0.75%、SAISON MILE CLUBに加入するとマイル還元率1.0%
  • 海外旅行傷害保険が充実
  • 西友やPARCOで割引あり
  • アメックスの優待、アメリカン・エキスプレス・コネクトが使える
  • カードデザインは百人隊長

セゾンゴールドアメックスは、日常使いから海外旅行まで、広く活用できます。

ポイント派には物足りない還元率かもしれませんが、SAISON MILE CLUBに入ると、航空系カードと比べても引きを取らないカードとなります。

Apple Pay,Google Payなどの決済も活用して、メインカードとして使いこなしてください。