【SPGアメックス VS アメックスゴールド】それぞれ誰におすすめ?

マイルを貯めたい、お得に高級ホテルに泊まりたい、ステータスの高いカードを持ちたい、といった願望を叶えるのが「SPGアメックス」と「アメックスゴールド」です。2枚をあらゆる角度から徹底比較しました。ニーズに合った1枚を見つける参考にしてください。
  • 2021年4月8日
  • 2021年4月9日
SPGアメックスとアメックスゴールドを比較

スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(以下SPGアメックス)とアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以下アメックスゴールド)は、いずれもアメックスが発行する人気カードです。

どちらも人気があり、それぞれに良さがあります。

そこで、SPGアメックスとアメックスゴールドの違いを年会費・特典・ポイントプログラム・還元率・審査・入会キャンペーンの基準からまとめました。

自分のライフスタイルに合った1枚を選んでください。

SPGアメックスの特徴
  • ホテル特典が豪華!無料宿泊特典+ホテルの上級会員
  • マイル還元率は至高の1.25%、さらに自由度も高い
アメックスゴールドの特徴
  • 家族カード発行で1人あたりの年会費が安くなる
  • コース料理1名無料のレストラン特典、プライオリティ・パス優待がお得すぎ
  • アメックスプラチナを狙える

※本記事の価格は全て税込みです。

スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード
年会費 34,100円 追加カード ETCカード/家族カード
還元率 1%~ ポイント Marriott Bonvoyポイント
マイル ANA/JAL 付帯保険 海外旅行/国内旅行/ショッピング
電子マネー QUICPay スマホ決済 Apple Pay
今がお得!年会費相当の最大30,000ptプレゼント公式サイトを見る

SPGアメックスとアメックスゴールドを比較

スターウッドプリファードゲスト アメリカン・エキスプレス・カードアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

まずは、SPGアメックスとアメックスゴールドの基本スペックを比較しました。

項目SPGアメックスアメックスゴールド
年会費34,100円31,900円
家族カードの年会費17,050円13,200円(1枚目無料)
付与ポイントMarriott Bonvoyポイントメンバーシップ・リワード
ポイント付与率100円ごとに3ポイント100円ごとに1ポイント
マイル還元率1.0〜1.25%1.0%
※メンバーシップ・リワード・プラス、メンバーシップ・リワード ANAコース加入の場合
入会ボーナス30,000ポイント
(=10,000マイル)
30,000ポイント
(=最大30,000マイル)
海外旅行傷害保険1億円(うち5,000万円利用付帯)1億円(利用付帯)
国内旅行傷害保険5,000万円(利用付帯)
空港ラウンジサービス
プライオリティ・パス優待-
ダイニング優待-
カード更新特典無料宿泊特典(利用除外日なし)・宿泊時に使える15,000円クーポン(利用除外日あり)
・スターバックス3,000円分
マリオットゴールドエリート会員-
インビテーションなしあり(アメックスプラチナ)

2つのカードの共通点は以下のとおりです。

SPGアメックスとアメックスゴールドの共通点
  • アメックスが発行するクレジットカード
  • ポイントをマイルへ移行できる
  • 最高1億円の海外旅行傷害保険、最高5,000万円の国内旅行傷害保険
  • 国内外29ヶ所の空港ラウンジが無料で利用できる
  • カード継続でホテル特典が受けられる
  • 手荷物無料宅配やHIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクなどアメックス特典が利用できる

次の章からは、年会費・特典・ポイント・審査・キャンペーンの視点から、2つのカードの違いについて詳しくみていきます。

SPGアメックスとアメックスゴールドの年会費を比較

お金

項目SPGアメックスアメックスゴールド
年会費本会員34,100円31,900円
家族会員17,050円13,200円(1枚目無料)
本カード+家族カード1枚の合計51,150円31,900円
メンバーシップ・リワード・プラス登録不可3,300円
メンバーシップ・リワード ANAコース5,500円

まずは年会費ですが、両者に大きな差はありません。

ただ、アメックスゴールドは家族カードなら1枚無料で保有できます。

家族カードを発行するなら、家族全体でのコストはアメックスゴールドの方が格段に安くなります。

家族カード会員も本カードと同等の付帯サービスが利用できるので、無料で発行できるのはかなりお得です。

なお、アメックスゴールドの場合、別途年間参加費を支払えばメンバーシップ・リワード・プラスに登録できます。

未登録の場合、ポイントやマイルへの移行レートが低くなるので、年間参加費を考慮して検討すると良いでしょう。

SPGアメックスとアメックスゴールドの特典を比較

続いて、SPGアメックスとアメックスゴールドに付帯している特典についてみていきましょう。

どちらも年会費に相応しい豪華な特典が詰まっていますが、よく見るとそれぞれに強みがあることがわかります。

項目SPGアメックスアメックスゴールド
旅行傷害保険海外1億円(うち5,000万円利用付帯)1億円(利用付帯)
国内5,000万円(利用付帯)
空港ラウンジサービス国内空港ラウンジ〇(同伴者1名無料)
プライオリティ・パスなしスタンダード会員
レストラン特典15%オフゴールド・ダイニングby招待日和
ホテル特典宿泊特典無料宿泊特典(利用除外日なし)宿泊時に使える15,000円クーポン進呈(利用除外日あり)
上級会員資格マリオットゴールドエリート会員なし
その他の特典なし継続時にスターバックス3,000円分進呈

ホテル特典を比較

ホテル特典を基準にするならSPGアメックスが間違いないでしょう。

それぞれのホテル特典は以下のとおりです。

SPGアメックスのホテル特典
  • カード継続で毎年無料宿泊特典がもらえる
  • Marriott Bonvoyの会員資格「ゴールドエリート」を付与
アメックスゴールドのホテル特典
  • ザ・ホテル・コレクション・国内クーポン

SPGアメックスの最大の魅力が、無料宿泊特典とMarriott Bonvoyの「ゴールドエリート」を獲得できることです。

無料宿泊特典はカード継続のたびにプレゼントされ、世界中のMarriott Bonvoy参加ホテルのスタンダードルーム1泊1室(2名まで)に利用できます。

利用除外日がないのが大きなメリットで、祝日や年末年始などに関わらず空室があればいつでも利用可能です。

ザ・リッツ・カールトンやシェラトンといった高級ホテルも対象なので、うまく利用すればこの特典だけで年会費を回収できます。

また、カードを保有しているだけでMarriott Bonvoyの上級会員資格「ゴールドエリート」が付与されます(通常年間25泊以上した会員に与えられる)。

マリオットボンヴォイのゴールドエリート

ゴールドエリートは、以下のような特典が利用できます。

  • 参加ホテル利用によるポイントが25%加算
  • レイトチェックアウト
  • 客室アップグレード
  • プレミアムWi-Fi
  • ウェルカムギフトポイントの付与

一方、アメックスゴールドはカード継続で「ザ・ホテル・コレクション」の国内対象ホテルで2泊以上の予約に使える、15,000円クーポンがもらえます。

ザ・ホテル・コレクションの通常特典である、館内施設100米ドル相当オフ・お部屋をアップグレードなどと合わせて利用可能です。

ただし、ザ・ホテル・コレクション・国内クーポンの場合、利用除外日があります。

ホテル特典でみると、利用除外日がなく高額な年会費も回収できる、SPGアメックスに軍配が上がります。

レストラン特典を比較

レストラン特典で選ぶなら、アメックスゴールドがおすすめです。

  • SPGアメックス:参加レストラン&バーでの利用が15%オフ
  • アメックスゴールド:ゴールド・ダイニング by 招待日和

SPGアメックスは、Marriott Bonvoy参加ホテルのレストラン&バーが15%オフになります。

東京の夜景が眺められるザ・リッツ・カールトン東京の「THE BAR」など、ラグジュアリーなレストラン・バーがお得に利用できます。

一方、アメックスゴールドには「ゴールド・ダイニング by 招待日和」が付帯しています。

国内外約200店舗の対象レストランで所定のコースメニューを2名以上で予約した場合、1名分のコース料金が無料になります。

対象レストラン数はSPGアメックスと比べて少ないものの、1度の利用で数万円ほどお得になる魅力ある特典です。

アメックスゴールドのメリットとデメリットを使用者から聞いてみた

空港ラウンジ特典を比較

プライオリティ・パス

空港ラウンジ特典を重視するなら、アメックスゴールドがおすすめです。

どちらのカードにも空港ラウンジサービスが付帯しており、国内28ヶ所・海外1ヶ所の空港ラウンジを本カード会員と同伴者1名まで無料で利用できます。

家族カード会員も、同伴者1名とともに無料で利用が可能です。

この点はどちらのカードも変わりませんが、アメックスゴールドは家族カードを1枚無料で発行できるため、SPGアメックスよりお得になります。

さらに、アメックスゴールドなら通常99米ドルかかる「プライオリティ・パス・メンバーシップ」に年会費無料で登録できます。

国内外1,200ヶ所以上の空港ラウンジを年間2回まで無料で利用できる(通常32ドル)ので、空港ラウンジサービスを利用するならアメックスゴールドがおすすめです。

なお、アメックスゴールドの家族カード会員もプライオリティ・パスに無料で登録することができます。

旅行傷害保険を比較

SPGアメックスとアメックスゴールドの旅行保険の補償内容は以下のとおりです。

項目SPGアメックスアメックスゴールド(利用付帯)
海外旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害1億円(うち5,000万円利用付帯)1億円
傷害治療費用300万円(うち100万円利用付帯)300万円
疾病治療費用300万円(うち100万円利用付帯)300万円
賠償責任4,000万円
携行品損害50万円
救援者費用400万円(うち100万円利用付帯)400万円
乗継遅延
出航遅延
欠航・搭乗不能
2万円
受託手荷物遅延費用4万円
国内旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害5,000万円(利用付帯)

旅行傷害保険の補償内容は変わりませんが、アメックスゴールドについては2021年7月1日よりすべての補償が利用付帯に変更されます。

一方、SPGアメックスはカードで決済していなくても、一部の補償が受けられます

とは言え、旅行費をカードで決済すればどちらも同じ補償を受けられるため、旅行傷害保険については大差ありません。

SPGアメックスの特典 VS アメックスゴールドの特典
  • ホテル特典を重視するなら
    SPGアメックス
  • レストラン・空港ラウンジ特典を重視するなら
    アメックスゴールド

SPGアメックスとアメックスゴールドのポイント還元率・プログラムを比較

SPGアメックスとアメックスゴールドは、カード利用で貯まるポイントが異なります。

項目SPGアメックスアメックスゴールド
付与ポイントMarriott Bonvoyポイントメンバーシップ・リワード
ポイント付与率100円ごとに3ポイント
(3ポイント=1マイル)
100円ごとに1ポイント
(1ポイント=0.33〜1マイル)
マイル還元率1.0〜1.25%1.0%
※メンバーシップ・リワード・プラス、メンバーシップ・リワード ANAコース加入の場合

それぞれの還元率についてみていきましょう。

SPGアメックスのマイル還元率は1.25%

マリオットボンヴォイ

SPGアメックスは、カード利用100円ごとに3ポイントのMarriott Bonvoyポイントが貯まります。

Marriott Bonvoy参加ホテルではポイント優遇があり、100円につき6ポイントのMarriott Bonvoyポイントを付与。

また、ゴールドエリート特典として、参加ホテル宿泊の利用1米ドルにつき12.5ポイント(通常は10ポイント)が獲得できます。

貯まったMarriott Bonvoyポイントは、参加ホテルの無料宿泊特典に利用したり、40社以上のマイルに移行することが可能です。

ほとんどのマイルは3ポイント=1マイルのレートなので、100円=1マイル、つまりマイル還元率は1.0%となります。

さらに、60,000ポイントをマイル移行するごとに5,000マイルのボーナスマイルが付与されるため、取得できるマイルは25,000マイルです。

つまり、60,000ポイントを移行したときのマイル還元率は1.25%になります。

この数字は数あるマイル系カードの中でも抜きん出ています。さらに移行先の自由度も高いです。

マイルの貯めやすさ・使いやすさで選ぶならSPGアメックスはおすすめです。

アメックスゴールドのマイル還元率は1.0%

メンバーシップリワード

一方、アメックスゴールドはアメックスのポイントプログラム「メンバーシップ・リワード」が適用されます。

カード利用代金100円ごとに1ポイント貯まり、同様にマイルへの移行が可能です。

ただ、移行レートはメンバーシップ・リワード・プラスに入会しているかどうかで異なります。

移行先登録済の場合未登録の場合
ANAのマイルに移⾏
※メンバーシップ・リワード ANAコースへの登録が条件
1,000ポイント→1,000マイル2,000ポイント→1,000マイル
JALのマイルに移⾏2,500ポイント→1,000マイル3,000ポイント→1,000マイル

メンバーシップ・リワード・プラスに入会していない場合はマイル移行レートが低いので注意しましょう。

入会した場合のANAマイル還元率は1.0%となり、SPGアメックス(の通常マイル還元率)と互角です。

ただし、メンバーシップ・リワード・プラスの年会費(3,300円/年)に加え、メンバーシップ・リワード ANAコースの年会費(5,500円/年)がかかります。

つまり、アメックスゴールド自体の年会費と合わせると、40,700円かかります。

また、移行できるマイルの種類もSPGアメックスと比べて少ないため、移行したいマイルが対象かどうかもチェックしておきましょう。

SPGアメックスのマイル還元率 VS アメックスゴールドのマイル還元率
  • SPGアメックス
    最大1.25%の還元率、40社のマイルへ追加費用なしで交換可能
  • アメックスゴールド
    ANAのみ還元率1.0%(要年会費8,800円)

SPGアメックスとアメックスゴールドの審査基準を比較

チェックリスト

SPGアメックスとアメックスゴールドの申込条件は、いずれも「満20歳以上で安定収入があること」です。

パート・アルバイトの方は残念ながら申し込めません。

審査基準については公表されていませんが、2つのカードの審査基準は基本的には違いはないと考えて良いでしょう。

ただし、SPGアメックスが提携カードであることを考慮すると、アメックスゴールドよりも発行しやすい可能性はあります。

  • SPGアメックス:アメックスとホテルの提携カード
  • アメックスゴールド:アメックスのプロパーカード

アメックスゴールドは上位カードへのインビテーションあり

アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(以下アメックスプラチナ)のインビテーションが届くのはアメックスゴールドのみです。

SPGアメックスは上位カードがありません。

プラチナカードの保有を目指すなら、アメックスゴールドで着実な利用実績を積むことが一番の近道でしょう。

SPGアメックスとアメックスゴールドの新規入会キャンペーンを比較

SPGアメックスキャンペーン

最後に、SPGアメックスとアメックスゴールドの新規入会キャンペーンについて比較します。

いずれのカードも、入会後3ヶ月以内のカード利用で、最大30,000ポイントが獲得可能ですが、条件が異なります。

SPGアメックスの新規入会特典
  • 入会特典
    10万円以上の利用で30,000ポイント
アメックスゴールドの新規入会特典
  • 入会特典①
    10,000円の利用で1,000ポイント
  • 入会特典②
    20万円の利用で9,000ポイント
  • 入会特典③
    60万円の利用で20,000ポイント

どちらも最大30,000ポイント獲得できますが、前述したようにポイントプログラムが異なり、1ポイントの価値も違います。

SPGアメックスで貯まるポイントは、3ポイント=1マイルなので、マイルに換算すると10,000マイル相当です。

一方、アメックスゴールドならメンバーシップ・リワード・プラスに入会した上でマイル移行すれば、30,000マイルも獲得できます。

SPGアメックス VS アメックスゴールド|誰におすすめか

SPGアメックスとアメックスゴールドは、それぞれ以下のような方におすすめです。

SPGアメックスがおすすめな方
  • マイルを効率よく貯めて自由に使いたい方
  • ザ・リッツ・カールトンやシェラトンといった高級ホテルに無料で宿泊したい方
  • Marriott Bonvoyの会員資格「ゴールドエリート」を獲得したい方
  • 家族カードが必要ない方
アメックスゴールドがおすすめな方
  • ステータスを重視する方
  • アメックスプラチナのインビテーションを狙う方
  • レストラン特典を利用したい方
  • 家族カードを発行したい方

SPGアメックスの最大のメリットは、無料宿泊特典とMarriott Bonvoyのゴールドエリートが無条件で獲得できることです。

これらの特典を利用したいなら、SPGアメックスで決まりでしょう。

また、マイル還元率が1.25%とアメックスゴールドよりも高いため、マイルを貯めたいならSPGアメックスがおすすめです。

一方、ステータス性の高さを重視するならやはりプロパーカードのアメックスゴールドでしょう。

アメックスプラチナのインビテーションを手にできる可能性もあるので、ランクアップを目指すならアメックスゴールドで利用実績を積むのが1番です。

家族カードを発行するなら、コストもSPGアメックスと比べて抑えられます。

どちらのカードが自分に合っているのかよく比較したうえで選んでくださいね。