エムアイカードのメリットとデメリット
  • 2021年7月17日
  • 2024年7月12日
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エムアイカードのメリットとデメリット|年会費が無料になる条件

三越や伊勢丹でお得に買い物ができるエムアイカード。

ポイントが貯まりやすい上に、貯まったポイントをマイルや他社のポイントに交換することもできます。

三越伊勢丹グループをよく利用する方には必携のエムアイカードのメリットやデメリットを解説します。

また、年会費が永年無料になる条件についても解説するので参考にしてみてください。

エムアイカードのメリット
  • 三越伊勢丹で1%還元
  • 特約店で1%以上還元
  • ポイントワールド経由でポイントアップ
  • マイルや他社ポイントと相互交換が可能
エムアイカードのデメリット
  • 海外旅行保険が付帯していない
  • 通常のポイント還元率が0.5%と低い

※本記事の価格は全て税込みです。

エムアイカード プラス
年会費 2,200円 追加カード ETCカード/家族カード
還元率 0.5%~ ポイント エムアイポイント
マイル ANA/JAL 付帯保険 -
電子マネー - スマホ決済 楽天ペイ
最短即日発行可能!三越伊勢丹で最大10%ポイント還元矢印キャンペーンサイトを見る

エムアイカードの特徴・基礎知識

エムアイカード

エムアイカード
還元率ポイント0.5%〜
マイル0.125%〜
年会費初年度無料
2年目以降550円
※Web明細サービスの登録+年1回以上のカード利用で2年目以降も年会費無料
家族カード無料
旅行保険海外なし
国内
電子マネーなし
国際ブランドVISA
発行会社株式会社エムアイカード
発行期間最短1週間

エムアイカードは、三越伊勢丹グループのカード会社が発行しているクレジットカードです。

基本のポイント還元率は0.5%ですが、三越や伊勢丹でカードを利用すると還元率が1%になります。

また、ポイント還元率がアップする特約店やネットのお店を利用すると、さらにポイントが貯めやすくなります。

貯まったポイントは、街のお店で利用できるほか、マイルや他社のポイントに交換することもできます。

ポイントの交換先が多いのもエムアイカードの大きなメリットです。

年会費は550円ですが、初年度は無料です。また、2年目以降もカードの利用条件を満たせば無料になります。(後で詳しく解説します。)

エムアイカードなら三越・伊勢丹でポイントアップ

エムアイカード特約店

エムアイカードは、三越や伊勢丹で利用するとポイント還元率がアップするメリットがあります。

通常0.5%の還元率が、三越伊勢丹での利用で1.0%になるのでお得です。

しかし、通常ポイントが税込金額の0.5%還元なのに対して、三越伊勢丹での利用分は税抜金額の1.0%となっているので注意してください。

三越伊勢丹でお得に使えるエムアイカードですが、他の店舗でもポイントアップが狙えるので詳しく見ていきましょう。

ポイントアップが可能な街のお店

三越伊勢丹グループの中でも、ミーツ国分寺店、ラシック(名古屋・福岡)ではポイント還元率が3%にもなります。

また、三越伊勢丹グループ以外でもポイントアップが可能な特約店が全国にあります。

  • 3%ポイント還元:ミーツ国分寺店、ラシック(名古屋・福岡)
  • 2%ポイント還元:LUCUA(大阪)
  • 1.5%ポイント還元:得タク
  • 1%ポイント還元:ビッグカメラ、ソフマップ、IWATAYA、J:COM、MEGALOS など

特約店はまだまだたくさんあります。

よく行くお店がはいっているかどうかは、公式サイトの「エムアイカードでお得なお店」をチェックしてみてください。

ポイントアップが可能なネットサービス

エムアイカードは、ネットサービスの利用でもポイントアップが狙えます。

Webエムアイカード会員サービスに登録して、以下のサイトを利用すると通常より多くポイントが還元されます。

  • さとふる
  • スターバックス
  • Booking.com
  • 一休.com
  • 一休.com/restaurant
  • Relux

ふるさと納税サイト「さとふる」を利用した場合は、通常の5倍のポイントが貯まります。

返礼品ももらえてポイントもアップするので、ダブルでお得ですね。

宿泊サイト「Booking.com」の利用でもポイント還元率が上がります。

Webエムアイカード会員サービスとブッキング・ドットコム会員に登録して、「Booking.com」で予約・宿泊すると、支払代金200円につき9ポイントが貯まるのでかなりお得です。

宿泊サイト「一休.com」、レストラン予約サイト「一休.com/restaurant」では、宿泊代や食事代200円につき5ポイントが貯まります。

ポイントアップが可能なネットのお店

エムアイカードには、ポイントワールドというポイントアップサイトがあります。

三井住友カードのポイントUPモールやJCBのOki Dokiランドと同じように、サイトを経由することで通常よりも多くのポイントが還元されます。

ポイントワールドに加盟しているサイトには、以下のものがあります。

  • 楽天
  • ヤフーショッピング
  • ユニクロオンラインストア
  • ベルメゾン
  • DHC
  • じゃらんnet など

ポイント還元率は、加盟しているサイトによって違います。

通常の2倍のポイントが還元される楽天やヤフーショッピング、ユニクロオンラインストアのほか、通常の3倍のポイントが還元されるじゃらんnetなど様々です。

中には、最大11倍、最大21倍などの高還元率サイトもあるのでぜひチェックしてみてください。

エムアイカードの年会費を2年目以降も無料にする方法

Web明細サービス

エムアイカードは、初年度の年会費が無料で、2年目以降は通常550円の年会費がかかります。

しかし、一定の利用条件を満たすと、2年目以降も年会費が無料になります。

年会費が無料になる条件は、以下の通りです。

年会費が無料になる条件
  • Web明細サービスに登録する
  • 年1回以上のカード利用がある

Web明細サービスは、毎月郵送で届く利用明細書や融資明細書を停止してWeb上で請求内容や明細内容を確認できるサービスのことです。

他社でも紙媒体を減らす動きがあり、Web明細にすることで独自の特典を設けていますよね。

エムアイカードでは、Web明細サービスへの登録が、年会費無料の条件となっています。

もう一つの条件、「年1回以上のカード利用がある」も、そう難しい条件ではありません。

エムアイカードは、Web明細サービスに登録して年に1回でもカードを利用していれば、実質永年無料で利用できるカードなのです。

エムアイカードのメリット・優待特典

エムアイポイントの交換先

エムアイカードのメリット・優待特典
  • 三越伊勢丹で1%還元
  • 特約店で1%以上還元
  • ポイントワールド経由でポイントアップ
  • マイルや他社ポイントと相互交換が可能

エムアイカードの一番のメリットは、三越伊勢丹グループ百貨店や特約店での利用でポイントがザクザク貯まることです。

また、貯まったポイントの使い道が多いこともエムアイカードの嬉しいメリットです。

三越伊勢丹グループで利用したり、マイルや他社ポイントに交換することもできます。

寄付に利用することもできるので、ポイントの使い道に困ることはないでしょう。

三越伊勢丹グループで使う

貯まったエムアイポイントは、三越や伊勢丹などで1ポイント=1円として買い物に利用できます。

ポイントの有効期限は、最短13ヶ月、最長25ヶ月となっています。

ポイント有効期限の改正

2022年からは、入会月に関わらずポイントを獲得した年の翌々年1月31日までが有効期限になるので注意してください。

貯まったポイントは、以下の店舗で使えます。

  • 三越伊勢丹グループ百貨店(海外店を除く)
  • 三越伊勢丹オンラインストア
  • 丸井今井オンラインストア
  • 岩田屋三越オンラインストア
  • ラシック(名古屋、福岡)
  • ルクア大阪内 イセタン各ショップ
  • イセタンサローネ
  • イセタン羽田ストア
  • ISETAN MiRROR
  • MI PLAZA
  • 三越伊勢丹ニッコウトラベル
  • クイーンズ伊勢丹
  • 伊勢丹スイング

マイルや他社ポイントに交換

エムアイポイントは、JALやANAのマイルに交換することができます。

さらにお得なのが相互交換が可能なことです。

フライトで貯めたマイルをエムアイポイントに交換して買い物に利用することもできます。

エムアイポイントと相互交換できる他社ポイント(マイル)との交換レートは以下の通りです。

ポイントの種類エムアイポイント→他社ポイント(マイル)他社ポイント(マイル)→エムアイポイント
JALマイレージバンク3,000ポイント→1,500マイル3,000マイル→1,500ポイント
10,000マイル未満はエムアイポイントとの交換レートは2分の1
10,000マイル→10,000エムアイポイント
ANAマイレージクラブ2,000ポイント→500マイル10,000マイル→10,000ポイント
JTBトラベルメンバー1,000ポイント→1,000ポイント1,000ポイント→1,000ポイント
VIORO500ポイント→500ポイント500ポイント→500ポイント
WAON POINT1,000ポイント→1,000ポイント1,000ポイント→1,000ポイント
ビックカメラ1,000ポイント→1,000ポイント1,500ポイント→1,000ポイント
中国新聞100ポイント→100ポイント100ポイント→100ポイント
マイコイン500ポイント→500ポイント500ポイント→500ポイント
はぴeポイント100ポイント→100ポイント100ポイント→100ポイント

他社のポイントに交換できる

相互交換はできませんが、他社ポイントへの移行だけができる提携サービスもあります。

エムアイポイントから他社ポイントに移行可能な場合の交換レートは以下の通りです。

ポイントの種類エムアイポイント→他社ポイント
ニトリメンバーズポイント1,000ポイント→1,000マイル
Kinokuniya point1,000ポイント→1,000マイル
スターバックスカード1,000ポイント→1,000ポイント
一休クーポンコード5,000ポイント→5,000ポイント
OZポイント1,000ポイント→1,000ポイント
ビックカメラ1,000ポイント→1,000ポイント
すかいらーくWeb優待券3,000ポイント→3,000ポイント
ストックポイント600ポイント→500ポイント
ISETAN DOORポイント1,000ポイント→1,000ポイント
エムアイポイント券600ポイント→500ポイント
「エムアイポイント券」の場合は、600ポイントで500円券1枚と交換になるので少し損ですね。

「一休クーポンコード」や「すかいらーくWeb優待券」に交換して、宿泊代や食事代に利用するのがおすすめです。

エムアイポイントに交換できる

提携先ポイントからエムアイポイントへの交換だけが可能なサービスもあります。

提携先ポイントからエムアイポイントに交換した場合のレートは以下の通りです。

ポイントの種類提携先ポイント→エムアイポイント
TLCポイント1ポイント→1ポイント
カテエネポイント(中部電力)100ポイント→100ポイント
エネルギアポイント(中国電力)100ポイント→100ポイント
北ガスポイント500ポイント→500ポイント
パッチョポイント(東京ガス)500ポイント→500ポイント
itsmonコイン100コイン→100コイン
サンクスポイント(大垣共立銀行)5,000ポイント→1,000ポイント
ベネポ100ベネポ→100ポイント
よりそうeポイント(東北電力)500ポイント→500ポイント
エネモポイント(北海道電力 )300ポイント→300ポイント
ドットマネー300マネー→300ポイント
光熱費の支払いなどで貯まったポイントをエムアイポイントに交換して、買い物に利用することもできますね。

エムアイカードのデメリット

エムアイカード デメリット

エムアイカードのデメリットは以下の通りです。

エムアイカードのデメリット
  • 海外旅行保険が付帯していない
  • 通常のポイント還元率が0.5%と低い

海外旅行保険が付帯していないことが、エムアイカードのデメリットです。

海外旅行保険付きのクレジットカードが欲しい方は、エポスカードや楽天カードなど年会費が無料のカードとの併用がおすすめです。

また、エムアイカードは三越伊勢丹での買い物に特化したカードなので、一部の特約店以外はポイント還元率が0.5%と低めです。

コンビニや三越伊勢丹グループ以外のスーパーで買い物をする時用に、ポイント還元率が高いカードも作っておきたいところです。

先に紹介した楽天カードやdカードならどこで使ってもポイント還元率が1.0%で、年会費も無料なのでおすすめです。

エムアイカードの審査

エムアイカード 審査

エムアイカードの申し込み資格は、以下の通りです。

満18歳以上で安定した収入のある方、その配偶者の方、学生の方(高校生は除く)。

引用元:MICARDご入会のご紹介|クレジットカードは三越伊勢丹グループのエムアイカード

エムアイカードは審査基準を公開していません。

そのため、あくまでも予想になりますが、エムアイカードの審査基準はそれほど高くないと考えられます。

その理由は、エムアイカードが流通系のカードだからです。

クレジットカードは、発行している会社によって銀行系、信販系、流通系に区分されており、流通系カードは比較的審査に通りやすいです。

審査難易度クレジットカードの種類
作りにくい銀行系
やや作りにくい鉄道・交通系
普通信販系
やや作りやすい流通系
作りやすい消費者金融系

エムアイカードは三越伊勢丹グループが発行している流通系カードなので、たくさんの方に利用してもらいたいという狙いがあると考えられます。

また、エムアイカードが一般カードである点も審査基準が高くないと考えられる理由です。

申し込み条件は「安定した収入がある方」となっていますが、専業主婦(夫)の方や学生でも申し込めます。

専業主婦(夫)の方や学生の場合は、世帯収入で審査されるので、配偶者や保護者に安定した収入があれば審査に受かる可能性は十分にあります。

審査に落ちる原因

収入が高くても審査に落ちる場合もあります。いわゆる「クレヒスに傷がある」場合です。

過去にカードの支払いの遅延や滞納があれば審査に通りにくくなってしまいます。

また、携帯電話料金の支払い遅延や滞納も審査に不利になるので注意しましょう。

エムアイカードの審査を突破するためには、収入の高さよりも信用情報(クレヒス)に傷をつけないことが大切です。

エムアイカードの審査に落ちた…原因と審査基準から対策方法を考察

エムアイカードとエムアイカードプラスの違い

エムアイカードエムアイカード プラス
項目エムアイカードエムアイカードプラス
還元率ポイント0.5%〜0.5%〜10%
マイル0.125%〜0.125%~
年会費初年度無料無料
2年目以降550円
※Web明細サービスの登録+年1回以上のカード利用で2年目以降も年会費無料
2,200円
家族カード無料無料
旅行保険海外なしなし
国内
電子マネーなしなし
国際ブランドVISAVISA、アメリカン・エキスプレス

ここでは、エムアイカードとエムアイカードプラスを比較してみました。

一番大きな違いは、ポイント還元率です。

最大10%と驚異的な還元率を誇るエムアイカードプラスの仕組みについても詳しく解説します。

ポイント還元率で比較

エムアイカードは基本の還元率が0.5%で、三越伊勢丹グループでの利用で1.0%、一部の店舗で最大3%の還元率でした。

エムアイカードプラスも基本の還元率はエムアイカードと同じ0.5%です。

しかし、エムアイカードプラスは三越伊勢丹グループでの利用分は還元率が5%になります。

また、エムアイカードプラスには、カードの利用金額によって翌年のポイント還元率がアップするというメリットがあります。

前年の利用金額が30万円以上なら、翌年のポイント還元率が8%です。100万円以上なら10%もの還元率になります。

三越伊勢丹グループをよく利用する方なら、エムアイカードプラスの方が断然お得です。

年会費で比較

エムアイカードは実質年会費無料で持てるカードですが、エムアイカードプラスは2年目以降の年会費が2,200円かかってしまいます。

しかし、エムアイカードプラスは三越伊勢丹グループで使うと5%がポイント還元されるので、年間5万円使っただけでも年会費はペイできてしまいます。

三越伊勢丹グループのヘビーユーザーなら、年会費2,200円以上のメリットがあるでしょう。

国際ブランドで比較

エムアイカードの国際ブランドはVISAのみですが、エムアイカードプラスはVISA、アメリカン・エキスプレスから選ぶことができます。

アメリカン・エキスプレスは、海外でのポイント還元率がVISAより高くなるのがメリットです。

海外利用時の還元率は、VISAが1.0%なのに対してアメリカン・エキスプレスは1.5%になります。

また、アメリカン・エキスプレスの場合は、「ボーナスポイントパートナーズ」という特約店で利用すると、ボーナスポイントがもらえるメリットもあります。

対象店舗でカードを利用するだけで、通常の200円につき2ポイントに、1ポイントのボーナスが自動的に加算されます。

効率よくポイントを貯めたい方は、エムアイカードプラスがおすすめです。そのうえでアメリカン・エキスプレスを選択してください。

ショッピングするならエムアイカードがおすすめ

エムアイカードがおすすめな方
  • 三越・伊勢丹をよく利用する方
  • いろんなお店でショッピングを楽しみたい方
  • インターネットショッピングを頻繁に利用する方
  • マイルを貯めている方

エムアイカードがおすすめな方は、「三越伊勢丹グループでよく買い物をする方」これに尽きます。

年会費実質無料で持てますし、特約店やポイントワールド経由でもポイントアップが狙えるので、1枚作っておいても損はないカードです。

また、貯まったポイントはマイルと相互交換ができるので、マイルを貯めている方にもおすすめです。

基本の還元率が0.5%と低いので、楽天カードやdカードなどの高還元率カードと併用してポイ活を楽しんでみてください。