最近ではクレジットカードや電子マネーの支払いができるレストランが増えていますが、スシローでも色々な支払い方法に対応しています。
結論から言いますと、スシローでは基本的に電子マネーの支払いはできませんが、クレジットカードでの支払いは可能です。
そこで今回は全国にあるスシローで、どのクレジットカードや電子マネーなら支払いが可能かをわかりやすく解説します。
クレジットカードを利用したスシローを最大限にお得にするための秘訣も紹介します。
この記事を読むとすぐにでもスシローに行きたくなるはずですよ。
- クレジットカードはVISAとMastercardのみ可
- 金券・食事券は不可
- 電子マネーは不可 ただしQRコード決済は可
画像引用元:スシローのこだわり|回転寿司 スシロー
スシローの現金以外の支払い方法
スシローでできる現金以外の支払い方法は次の2つだけです。
- クレジットカード
- QRコード決済
以下、特徴を詳しく解説していきますね。
クレジットカードはVISAとMastercardのみ
クレジットカードはスシロー全店で使えますが、利用できる国際ブランドはVISAとMastercardのみなので注意が必要です。
「日本国内のクレジットカード加盟店ならJCBはどこでも利用できる」と思っている人も多いですが、なぜかスシローではJCBが使えません。
スシローに行く前に必ず自分の持っているクレジットカードの国際ブランドを確認しておきましょう。
ただしJCBやアメリカンエキスプレス(以下アメックス)でも、QRコード決済でチャージして支払うことは可能です。
QRコード決済でチャージできるクレジットカードは限定されています。
QRコードのチャージについては、「スシローで賢くクレジットカードを使う方法」の章でさらに詳しく解説します。
電子マネーは基本利用できない
電子マネーは人によって定義が少し違いますが、スシローでは一般的に電子マネーとみなされている、次のような電子マネーでの決済はできません。
- 楽天Edy
- iD
- QUICPay
- Suica
- WAON
- nanaco
また下記のようなポイントカードも利用できません
- dポイントカード
- Tポイントカード
- 楽天ポイントカード
- Pontaポイントカード
スシロー公式ホームページにも「電子マネーは対応しておりません。」とはっきり記載されていますので、どこの店舗でも利用できません。
ただし「QRコード決済も電子マネーの一部」と考えるならスシローで電子マネーは支払えます。
QRコード決済(スマホ決済)は全店舗で利用できる
画像引用元:スシローキャンペーン/おすすめ
スシローでは電子マネーは利用できませんが、2020年7月1日(水)より全店舗で下記のQRコード決済が対応になりました。
- 楽天ペイ
- LINE Pay
- PayPay
- au PAY
- メルペイ
- Alipay
- WeChat Pay
スシローステラタウン店は利用できるQRコード決済が、「PayPay」「楽天ペイ」「WeChatPay」「Alipay」のみとなります。
しかし、それ以外の全国全てのスシローで上記の7種類のQRコード決済を利用できます。
いずれにしてもスシローでは主要のQRコード決済のほとんどが使えるようになりました。
さらに「WeChatPay」や「Alipay」も使えますので、中国人の知り合いや友人がいるなら教えてあげたいですね。
後ほど詳しく解説しますが、QRコード決済は最もポイント還元率が高い支払い方法なので、スシローでの決済に積極的に利用することをおすすめします。
ギフト券・金券は利用できない
スシローは年に2回最大10,000円分の株主優待券は発行していますが、それ以外の各種ギフト券は対応していませんし、プレゼント用の金券も販売していません。
よく知られている「ジェフグルメカード」や「全国共通寿司券」も、スシローでは使えませんので注意してください。
スシローで賢くクレジットカードを使う方法
スシローでクレジットカードを使うと特別に割引になるとか、ポイントが貯まりやすいというクレジットカードはありません。
しかし、次の点を知っておくとより賢くクレジットカードを利用できます。
- クレジットカードとQRコード決済でポイント二重取りできる
- 独自のスマホアプリ「まいどポイント」がある
- セルフレジはクレジットカードもQRコード決済も対応
これらの点を活用して、スシローを最大限に賢く利用する方法を紹介しますね。
QRコード決済ごとにポイント還元率を比較
スシロー全店でQRコード決済が対応となりました。これを活用しない手はありません。
QRコード決済で支払えば種類によってはポイント二重取りができます。
JCBやアメックスのようなスシローでは決済できない国際ブランドでもQRコード決済なら支払いが可能です。
中国人向けの「Alipay」と「WeChat Pay」を除くスシローで使えるQRコード決済のポイント還元率と、クレジットカードチャージの可否は次の通りです。
QRコード決済 | ポイント還元率 | クレジットカードチャージ |
---|---|---|
LINE Pay | 0.5〜3% | Visa LINE Payクレジットカードのみ可 |
PayPay | 0.5〜1.5% | ヤフーカードのみ可 |
楽天ペイ | 0.5〜1.5% | 楽天カードのみ可 |
auペイ | 0.5〜1.7%以上 | どのクレジットカードでも可 |
メルペイ | 0% | 不可 |
それぞれのQRコード決済やお得なクレジットカードについて以下にさらに詳しく紹介します。
ポイント還元率が最も高いLINE Pay
Visa LINE Payクレジットカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0% ※2021年4月末までは3.0% |
マイル | 0.3%〜 | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | 1,375円 ※年間1回以上利用で無料 |
|
家族カード | 初年度:無料 2年目以降:1人目は無料、2人目以降440円 |
|
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 初年度無料 2年目以降:550円 (ETCの利用が前年に1回以上の場合、無料) |
|
電子マネー | iD | |
国際ブランド | Visa | |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | |
発行期間 | 最短3営業日 |
LINE Payは過去6ヶ月のポイント獲得数によって決まる独自の「ランク」があります。
最大で3%貯まりますので今回紹介する支払い方法の中で最も高い還元率となります。
ただしLINE Payの「ランク」システムは少し複雑で、本題とは逸れますのでここでは割愛します。
ポイント還元率最大の3%となるにはかなりの金額を利用しなければならないということは覚えておきましょう。
このLINE Payのポイントをもらえるのは「Visa LINE Payクレジットカード」保持者のみです。
しかし、年に1回でも利用すれば翌年以降の年会費は無料になりますので、がっつりLINE Payを利用してポイントを貯めたい人にはおすすめです。
知名度が高くお得なPayPay
ヤフーカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0%~ |
マイル | 0.5%~ | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 | |
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB | |
発行会社 | ワイジェイカード株式会社 | |
発行期間 | 最短1週間 |
2018年の「100億円キャンペーン」が話題になった、QRコード決済の中で最も知名度の高いPayPay。
ポイントは少し複雑で、通常時の0.5%のポイント還元に加えて、前月の100円以上の決済回数が50回以上で+0.5%。
さらに、前月の決済金額が10万円以上で+0.5%となり、これらを組み合わせると最大ポイント還元率1.5%となります。
ヤフーカード以外のクレジットカードによる決済はポイント対象外です。
ヤフーカードは年会費永年無料ですので、まだお持ちでない方はこの機会にご検討ください。
楽天カードを持っている人は楽天ペイ
楽天カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0%~ |
マイル | 0.5%~ | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | なし | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 ※楽天会員ランクがプラチナ以上の場合は無料 |
|
電子マネー | QUICPay、楽天Edy | |
国際ブランド | VISA、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCB | |
発行会社 | 楽天カード株式会社 | |
発行期間 | 最短1週間 |
日本で最も保有率の高いクレジットカード「楽天カード」からチャージできる楽天ペイ。
楽天カード1%に楽天ペイ+0.5%が加わり、合計のポイント還元率は1.5%となります。
楽天ペイでチャージ払いをしてポイント二重取りできるのは「楽天カード」のみですので、楽天カードをお持ちの方はぜひ楽天ペイを登録することをおすすめします。
また楽天カードは年会費永年無料なので、もしまだお持ちでない方はいかがでしょうか。
au PAY×リクルートカードの併せ技でポイント二重取り
リクルートカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.2% |
マイル | 0.6% | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | ||
旅行保険 | 海外 | 最高2,000万円(利用付帯) |
国内 | 最高1,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | JCB:無料 VISA、Mastercard:1,100円 |
年会費 | 無料 | |
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB、VISA、Mastercard | |
発行会社 | JCB | 株式会社ジェーシービー |
VISA、Mastercard | 三菱UFJニコス株式会社 | |
発行期間 | 最短1週間 |
一般的に、QRコード決済は特定のクレジットカードでしかチャージができませんが、au PAYはどのクレジットカードからでもチャージが可能で、ポイントの二重取りができる決済方法です。
au PAYであれば手持ちのカードを決済元に指定できるので、QRコード決済のためにわざわざ新しいクレジットカードを入手する必要はありません。
しかし、あえてau PAYと相性の良いクレジットカードを選ぶならリクルートカードをおすすめします。
リクルートカードは年会費が無料のカードの中では最も還元率が高く、還元率はなんと1.2%です。
さらに、2020年5月21日よりau PAYで貯まるポイントは「Pontaポイント」となったため、ポイントの利用幅がグッと増えました。
なお、リクルートポイントはPontaポイントに変更することもできるので、au PAY との相乗効果は大きいといえます。
スシローはもちろんau PAY を利用できるところなら、かなりの高還元率でショッピングを楽しめます。
ポイント還元率は0%のメルペイ
メルカリの売上金の出金手数料がかからなくなることが最大の魅力のメルペイですが、スシローで決済してもポイントは貯まりません。
すでにメルペイをお持ちの方以外は、あえてスシローの決済のために導入する必要はないでしょう。
来店するだけで貯まる「まいどポイント」
画像引用元:スシローまいどポイント
まいどポイントとは、ご利用に応じてお得な特典がもらえるポイントシステムです。
店内での飲食はもちろん、お持ち帰りやネット注文の際に利用できる割引特典のほか、だっこずしグッズのプレゼントなどもあります。
「まいどポイント」は来店のたびにゲットできるので、クレジットカードやQRコード決済のポイントと同時に貯めることができます。
まいどポイントを貯めるためには「スシローアプリ」が必要となりますが、一度ダウンロードすれば次のように簡単にポイントが貯まります。
- 「スシローアプリ」を起動させる
- 今すぐ行く場合は「受付」を後で行く場合は「予約」をタップし、人数、日付、時間などを入力する
- スシローにあるお客様案内板でチェックインする
たったこれだけで1ポイントがもらえます。
スシローアプリを利用すれば、来店2回目からいきなり50円引きの特典がもらえるうえ、1週間以内であれば何度でも使用可能です。
繰り返しますがポイントが貯まるのは金額にかかわらず来店回数ですので、小腹が空いた時にちょこちょこスシローを利用すればすぐにポイントが貯まりますよ。
セルフレジでもカードやQRコード決済可能
セルフレジがある店舗では現金の他にクレジットカードやQRコード決済で支払いができますので、会計時の待ち時間がほとんどなくなりました。
スシローにあるセルフレジの使い方は次のとおりです。
- セルフレジのバーコードに「お会計札」をかざす
- 「現金」「QRコード決済」「クレジットカード」を選択する
- QRコード決済ならスマホアプリのバーコードをスキャンする
※クレジットカードならレジ横にある端末に差し込むかスライドさせる形で読み込ませ、暗証番号を入力する
QRコード決済を利用するときは、アプリを起動してバーコードを表示し、すぐにスキャンできるように準備しておきましょう。
慣れれば1分程度で決済が完了します。
スシローでは現金は必要なし!支払い方法まとめ
スシローでは電子マネーは利用できませんが、クレジットカードとQRコード決済は利用できることがわかりました。以下、まとめです。
- クレジットカードはVISAとMastercardのみ可
- 金券・食事券は不可
- 電子マネーは不可 ただしQRコード決済は可
最後に最もお得でスマートな方法もご紹介します。
まとめますと、次のような支払い方が最もお得でスマートな方法です。
- 「スシローアプリ」から予約・チェックインをして、まいどポイントを貯める
- クレジットカードでチャージしたQRコード決済を使って支払いする
- セルフレジでスマートに会計する
このようにすれば土日祝日など混雑している時でもほとんど待つことなくお寿司を食べることができます。
さらにクレジットカードのポイント+QRコード決済のポイント+まいどポイントが貯まり、食べ終わったらお支払い時も並ばずに会計を済ませることができます。
このようにクレジットカードとスマホを活用すれば、スシローをもっと手軽に、もっとお得に利用できるようになりますよ。