招待日和とは、株式会社フィールドプランニングが提供するグルメ優待サービスです。
国内外の有名レストランのコース料理1名分が無料となるサービスは、家族や友人の誕生日や特別な記念日、また大切なお客さまとの食事など、特別な時間を彩ってくれるでしょう。
今回は、そんな招待日和の特典内容や入会条件など、くわしく解説していきます。
また、招待日和のサービスを利用できるお得なクレジットカードもチェックしましょう!
- 2名以上の利用で1名分のコース料金が無料になる特典
- 国内外380店舗ほどのレストランから選べる
- 同じお店は、半年に1度のみ優待サービス利用可能
- 会員資格は医師のみだが、アメックスゴールドなら自動付帯
- Webか電話で専用デスクを通じて予約
※本記事の価格は全て税込みです。
招待日和とは高級レストランの会員制サービス
招待日和とは、かんたんに言えば、高級レストランを予約できる会員制グルメサービスのことです。
株式会社フィールドプランニングが提供しており、国内外合わせて約380店舗のレストランが掲載されています(2020年7月現在)。
招待日和の会員になれば、以下のお得なサービスを受けられます。
有名レストランのコース料金が1名分無料に
招待日和の目玉特典は、2名以上で所定のコースメニューを予約をすると、1名分のコース料金が無料になるサービスです。
掲載されているのは1名あたり約15,000〜20,000円が相場の高級なレストランばかり。1名分が無料になれば、非常に大きな節約となります。
注意点としては、同じレストランでの優待は半年に1度という制限があることがあげられます。
招待日和では、半年の区切りを次のように設定しています。
- 期間①:4月1日〜9月30日
- 期間②:10月1日〜翌年3月31日
言い換えると、回数制限は4月1日と10月1日にリセットされるということです。例えば、4月に行ったA店で再度コース料理の1名分無料特典を受けたい場合、期間②に行けばいいのです。
なお、半年に1回という制限は、同じお店の場合です。異なるお店なら、半年間に何度でも1名分無料になります。
招待日和では、数多くの店舗が対象になっています。様々なレストランを楽しみたい方にとって半年の制限はデメリットにはならないかもしません。
また、レストラン情報も半年ごとに更新されるため、その都度チェックして美味しいお店を開拓しましょう。
その他の優待サービス
招待日和では「コース料金の1名無料」が大きな特典ですが、加えて「グループ優待」と「リピーター優待」という2つの優待が利用できます。
グループ優待
レストランを利用するシーンは、2名とは限りません。家族や親戚と、あるいはビジネスなどの場面では人数が多くなることもあるでしょう。
そんな時にお得なのが、グループ優待です。対象のレストランにて大人6名以上で予約した場合、2名分のコース料金が無料になります。
1名分のコース料金が20,000円だとすると、合計40,000円も安くなります。
ただし、6名を下回る人数変更があると、無料優待は1名のみの適用となってしまうので注意してください。
リピーター優待
前述した通り、招待日和では、半年間で全店1度ずつコース料金が無料になる優待サービスを利用できます。気に入ったお店を見つけ、半年間に何度も行ったとしても毎回無料になるわけではありません。
しかし、好きなレストランならコース料金が無料にならなくても行きたくなるでしょう。
そんな時にお得なのがリピーター優待です。
半年の間に同じレストランを2回以上利用する場合、2回目以降ウェルカムドリンクやプレゼント、スペシャル特典を用意してくれるお店があるようです。
内容はお店によって異なるため、予約時に確認してみましょう。
招待日和の入会条件・年会費
招待日和には厳しい入会条件、そして一定の年会費がかかります。誰でも利用できるサービスではありません。
招待日和の入会条件
招待日和の入会条件は、次の通りです。
- 医師
- 招待日和が承認し、入会を希望された個人及び法人、団体
申込み画面にも、このように「医師の方のみ」という条件が明記されています。
ここまで読んで「利用できず残念だな…」と思った方。実は、招待日和のサービスが付帯しているクレジットカードがあります。
対象のクレジットカードを入手すれば、上記の入会条件を満たさなくとも招待日和の優待特典を利用できます。クレジットカードについては後述しますね。
招待日和への入会方法・利用の流れ
入会条件を満たす人は、公式サイトから会員登録を行いましょう。
入会登録〜実際に利用するまでの流れは、このようになっています。
- 『公式サイト』から入会申込
- 登録したメールアドレスに届いた仮登録メールのURLをクリック
- 入会の申し込み画面で「年会費」か「月会費」を選択
- 会員証とレストランガイドの受け取り(2週間ほど)
入会申込はこちら。
招待日和の年会費
年会費は、個人と法人で金額が異なります。
区分 | 年会費 | 月会費 |
---|---|---|
個人 | 33,000円 | 2,750円 |
法人 | 39,600円 | 3,300円 |
なお、個人・法人ともに入会金は不要です。
仮に1年に2回、1人あたり20,000円のコースを楽しむとすれば、本来かかる代金は40,000円。33,000円の年会費をあっという間に取り戻せるどころかお釣りが出ます。
3回以上利用する機会があれば、さらにお得になるでしょう。
年会費は決して安くありませんが、高級レストランを頻繁に利用する方、会食が多い方なら入会する価値が高いと言えそうです。
招待日和の予約方法や注意点
会員登録が済んだら、実際に優待サービスを利用しましょう。ここでは招待日和の利用方法やその際の注意点を説明していきます。
予約の際には、会員専用のWebサイトか予約デスクへの電話が必要です。
Webで予約する方法
Webで予約をする場合、以下のような手順で行います。
- 招待日和の会員ページよりログイン
- レストランを検索し、行きたいお店を選ぶ
- 詳細ページから「メール予約」
- 必要事項を入力し、予約をする
- 予約デスクより、予約結果可否のメールが届く
- 予約が確定したら当日コース料理を堪能する
アレルギーや苦手な食材がある方は、備考欄へ入力しましょう。当日だと食材などの変更に対応できない場合があります。
会員ページはこちら。
電話で予約する方法
一方、電話での予約は次のような手順です。
- 予約デスクへ電話
- 希望のレストラン名・日時・利用人数・アレルギーの有無などを伝える
- 予約デスクがレストランへ確認
- 予約が確定した場合、FAXまたはメールにて予約確認書が送付される
- 当日、コース料理を楽しむ
営業時間:平日10:00~19:00
休業日:土日祝・GW・年末年始
招待日和を利用する際の注意点
招待日和を利用する際は、以下の点に気をつけましょう。
- 予約は3営業日前までに済ませる
- キャンセル料が発生することがある
- コースメニューはあらかじめ決まっており、お酒などの飲み物代はコース料金に含まれていない
- お店に直接予約すると優待サービスは利用不可
予約は3営業日前までに
電話でもWebでも、利用希望日の3営業日前までに予約しなければいけません。
例えば、19日(火)に予約したい場合には、予約デスクの休業日である土日を除いた3営業日、すなわち14日(木)の19:00までに予約を完了させなければなりません。
GWや年末年始をまたぐ場合、たっぷり余裕をもって予約しておくことが大切です。事前にスケジュールが決まっていれば、前もって予約するのがベストです。
また、キャンセル・予約変更も電話またはWebで行えますが、土日の受付は行っていません。キャンセル料がかかる場合があるので、キャンセルなども余裕をもって行いましょう。
キャンセル料がかかることも
直前のキャンセルには要注意です。3営業日以内のキャンセルには、50%または100%のキャンセル料が発生します。
キャンセル規定は店舗によって異なるため、予約時にしっかり確認しておきましょう。
所定のコースメニューのみ、お酒などの飲み物代は別途要
コースメニューはあらかじめ決まっており、好きな料理を注文することはできません。
また、お酒などのドリンク代はコースメニューに含まれていません。コース料金に含まれない費用は自己負担となります。
お店に直接予約すると優待サービスは利用不可
先ほど説明した通り、予約は招待日和の予約デスクを通して行います。
直接お店に予約しても、コース料金1名無料の優待サービスは利用できません。くれぐれも注意してくださいね。
利用可能な店舗
招待日和には、国内外約380店舗のレストランが掲載されています。エリアごとに利用できる店舗数は以下のとおりです(2020年7月現在)。
- 北海道・東北:31店舗
- 関東:163店舗
- 中部:30店舗
- 北陸:5店舗
- 関西:74店舗
- 中国・四国:4店舗
- 九州・沖縄(福岡県のみ):33店舗
- シンガポール:11店舗
- ハワイ:26店舗
- 台湾:5店舗
招待日和で利用できるレストランは、東京・神奈川・大阪・愛知・博多といった首都圏や都心部に多くあるようです。ハワイやシンガポールなどにも提携店舗があり、海外旅行時にも華やかなディナーを楽しめるでしょう。
具体的な店名は、「招待日和 日本レストラン検索」からエリアを絞って検索できます。
レストラン検索はこちら。
招待日和と提携しているクレジットカード
招待日和と提携しているクレジットカードがあれば、医師でなくとも、また年会費を払わずとも優待を利用できます。
「優待サービスを利用したい、でも入会条件に当てはまらない…」「年会費が気になる…」という方は、こちらのクレジットカードを発行する手段も検討してくださいね。
カード名 | 年会費 | 「招待日和」の名称 |
---|---|---|
TRUST CLUB プラチナマスターカード | 3,300円 | ダイニング by 招待日和 |
新生アプラスゴールドカード | 5,500円 | アプラス プレミアム グルメ サービス |
Orico Card THE PLATINUM | 20,370円 | ダイニング BY 招待日和 |
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード | 22,000円 | プラチナ・グルメセレクション |
JCBプラチナ | 27,500円 | グルメ・ベネフィット |
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | 31,900円 | ゴールド・ダイニング by 招待日和 |
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | 143,000円 | 2 for 1ダイニングby招待日和 |
招待日和と提携するクレジットカードは、プラチナクラスが中心です。年会費は比較的高額で、審査難易度も高い傾向です。
しかし、上記クレジットカードは年会費を払うだけで年会費33,000円の招待日和の優待に加え、各種保険や決済サービスを利用できます。中には年会費が数千円のクレジットカードもあり、コスパが高いですよね。
なお、クレジットカードによって招待日和のサービス呼称が異なります。
例えば、アメックス・ゴールドカードでは「ゴールド・ダイニング by招待日和」、アメックス・プラチナカードでは「2 for 1ダイニングby招待日和」と表記されますが、内容はほぼ同様です。
ただし、対象店舗がカードによって異なるようです。お目当てのレストランがある人は、対象店舗に含まれているか確認しましょう。
クレジットカードの優待で招待日和を利用する場合の注意点
クレジットカードによって、招待日和の利用方法や利用条件が異なります。以下2点を必ずチェックし、活用しましょう。
- 回数制限の有無
- 予約方法や決済手段
利用制限が設けられているカードもある
カードによっては、コース料金1名分無料特典に回数制限があるので注意が必要です。
例えば、「TRUST CLUB プラチナマスターカード」を始めとした「ダイニング by 招待日和」では、1ヶ月あたり2回までという制限が設けられています。
好評を得ているサービスですから、こうした回数制限が設けられているのでしょう。
決済手段や予約方法にも注意
クレジットカードに付帯されているサービスなので、決済する際はそのカードを使用するのが条件となります。
また予約する際には、招待日和の公式デスクではなく設けられているクレジットカードの専用デスクから行います。
例えば、「新生アプラスゴールドカード」では、「アプラス・プレミアムグルメ・サービスデスク」という専用デスクを通しての予約が必要です。
実際にクレジットカードの優待サービスを利用する際には、当該カードのWebサイト等を確認しましょう。
招待日和を利用して優雅な食事を楽しもう
- 2名以上の利用で1名分のコース料金が無料になる特典
- 国内外380店舗ほどのレストランから選べる
- 同じお店は、半年に1度のみ優待サービス利用可能
- 会員資格は医師のみだが、クレジットカードに付帯する場合も
- Webか電話で専用デスクを通じて予約
高級レストランで手厚い優待が受けられる招待日和は、入会資格が設けられており、誰でも利用できるわけではありません。
しかし、サービスが付帯するクレジットカードがあれば、カード年会費のみで招待日和の優待が利用できます。
興味のある人は、ダイニング特典が充実しているクレジットカードを探してみてくださいね。
招待日和を活用し、一流のレストランで大切な人と優雅な食事を楽しんではいかがでしょうか。