三井住友カードは、日本で最初にVISAブランドのクレジットカードを発行した会社です。
歴史ある三井住友カードのクレジットカードは持っているだけで相応のステータスがあるといわれています。
一般の三井住友カードでも十分ステータスはありますが、さらに高いステータスを求める方の多くは、ゴールドカードやプラチナカードを使ってみたいですよね。
今回ご紹介する「三井住友カード プライムゴールド」は、20代限定のゴールドカードです。
まずは、三井住友カード プライムゴールドの基本スペックについてまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
初年度年会費 | 無料 |
次年度以降年会費 | 5,000円+税 |
ポイント還元率 | 0.5~2.5% |
対応ブランド | Visa/MasterCard |
ゴールド特典 | 空港ラウンジ、ゴールドデスクなど |
旅行傷害保険 | 最高5,000万円(海外・国内) |
ショッピング補償 | 年間300万円 |
家族カード | 1人目:年会費無料 2人目:1,000円(税抜) |
追加カード | ETCカード・バーチャルカード |
キャッシュレス・スマホ決済 | iD / Apple Pay / Google Pay / PiTaPa / WAON |
三井住友カード プライムゴールドの年会費は5,500円(税込)です。
一般的に、ゴールドカードの年会費は1万円を超えることが多いので、比較的安めです。
初年度の年会費は無料なのも嬉しいですね。
条件 | 年会費割引 |
---|---|
①WEB明細サービスに登録し年6回以上の請求 | 1,100円割引 |
②マイペイすリボ(リボ払い)に登録し年1回以上利用 | 50%割引 |
③前年度利用額が100万円以上300万円未満 | 20%割引 |
④前年度利用額が300万円以上 | 50%割引 |
条件達成 | ゴールドの割引後年会費 | プライムゴールドの割引後年会費 |
---|---|---|
①のみ | 9,900円 | 4,400円 |
②のみ | 5,500円 | 2,750円 |
③のみ | 8,800円 | 4,400円 |
④のみ | 5,500円 | 2,750円 |
①+② | 4,400円 | 1,650円 |
①+③ | 7,700円 | 3,300円 |
①+④ | 4,400円 | 1,650円 |
マイ・ペイすリボを利用して年会費の割引を受ける際は注意するようにしましょう。
三井住友カード プライムゴールドには様々なメリットがありますが、今回は厳選した5つを紹介します。
三井住友カード プライムゴールドの通常のポイント還元率は0.5%です。
これは決して高いものではありません。
しかし、三井住友のクレジットカードには前年度の利用額に応じてポイントがもらえるボーナスポイント制度があります。
このボーナスポイントが、一般の三井住友カードに比べると三井住友カード プライムゴールドは2倍に設定されています。
前年度利用額 | ステージ | プラチナ/ゴールド/ プライムゴールド会員 |
その他カード会員 |
---|---|---|---|
300万円以上 | V3 | 50万円到達で1,500pt 以降10万円ごとに300pt |
50万円到達で750pt 以降10万円ごとに150pt |
100万円以上 300万円未満 |
V2 | 50万円到達時750pt 以降10万円ごとに150pt |
50万円到達時375pt 以降10万円ごとに75pt |
50万円以上 100万円未満 |
V1 | 50万円到達時500pt 以降10万円ごとに100pt |
50万円到達時250pt 以降10万円ごとに50pt |
また、一般の三井住友カードのポイント(Vポイント)の有効期間は2年間ですが、三井住友カード プライムゴールドでは3年間と一年長くなっています。
さらに三井住友のポイントは使い道が多いのも特徴です。
このように幅広い使い道が用意されているので、ポイントが使い切れなくて困る心配はないでしょう。
三井住友カード プライムゴールド会員は、国内主要空港のラウンジを無料で使うことができます。
フライトまでの時間、空港ラウンジを無料で利用できるのはゴールドカードならではの特典です。
ただし、同伴者は無料になりません。ラウンジで所定の料金を払わないと利用できないので注意してくださいね。
三井住友カード プライムゴールドには、国内旅行傷害保険と海外旅行障害保険が付帯しています。
一般の三井住友カードにももちろんついていますが、三井住友カード プライムゴールドのほうが補償内容は充実しています。
補償内容は以下の通りです。
項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 自動付帯1,000万円 |
利用付帯4,000万円 | |
傷害治療 | 300万円 |
疾病治療 | 300万円 |
賠償責任 | 5,000万円 |
携行品損害 ※1旅行かつ年間限度額 | 50万円(自己負担3,000円) |
救援者費用 ※年間限度額 | 500万円 |
項目 | 保険金額 |
---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 自動付帯1,000万円 |
利用付帯4,000万円 | |
入院保険金日額 | 5,000円 |
通院保険金日額 | 2,000円 |
手術保険金 | 最高20万円 |
三井住友カード プライムゴールドにはショッピング保険も付帯しています。
項目 | 保険金額 |
---|---|
補償限度額 | 300万円 |
対象の利用 | 海外・国内 |
自己負担額 | 3,000円 |
補償期間 | 200日 |
もちろん、購入者に重大な過失がある場合は保証されませんが、保証が付いているのは安心感がありますね。
クレジットカードの保有中、紛失や盗難などのイレギュラーが発生しないとは言い切れません。
このようなトラブルが発生してしまったとき、頼りになるのがサポート体制です。
三井住友カード プライムゴールド会員なら、ゴールドカード会員専用のフリーダイヤルを利用できます。
ゴールドカード限定の専用ダイヤルなので、一般カードの電話よりも非常につながりやすい傾向にあります。
24時間365日利用可能だけでなく、海外からでも利用できます。
三井住友カード プライムゴールドを保有するとドクターコール24を利用できます。
これは電話一本でお医者さんや看護師、保健師などの専門スタッフに24時間年中無休で相談できるものです。
セカンドオピニオンとして使う方も多いようです。
また、病院に行くほどでもないけど、体調に不安があるという場合でも使えて安心ですね。
以上のように様々なメリットがある三井住友カード プライムゴールドですが、デメリット・注意しておきたい点もあります。
三井住友カード プライムゴールドのポイント還元率は、前述したとおり0.5%です。
年会費無料で基本還元率1%のカードもあるので、どうしても気になってしまうかもしれません。
ですが、三井住友カードには以下のようなポイント特典が用意されています。
基本還元率の低さはこういった特典を活用してカバーするのがいいでしょう。
三井住友カード プライムゴールドには、 空港ラウンジ無料利用や海外・国内旅行傷害保険などの特典があります。
しかし、他のゴールドカードでは、旅行やレストランの予約などを行ってくれるコンシェルジュサービスが使えたり、特定の期間のみ高い還元率で利用できたりするカードもあります。
これらと比較すると、どうしても物足りなく感じるかもしれませんね。
三井住友カード プライムゴールドは、20代限定のクレジットカードです。
10代、30代以降の人は持つことはできません。
30歳になって最初の更新で、三井住友カードゴールドに自動更新されます。
カードのスペックは大きく変わりませんが、年会費が5,500円(税込)から11,000円(税込)になるので、しっかり覚えておきましょう。
三井住友カード プライムゴールドは、20代で、ステータスにこだわりがあるタイプの人向きのカードです。
年会費5,500円で持てるのも魅力的ですね。
ゴールドカードのステータスに惹かれる人にはおすすめのカードといえるでしょう。
また、将来三井住友カードのプラチナカードを持ちたいと考えている人は、プライムゴールドで利用実績を積んでいくのもオススメですよ!