エポスカードの最上級カード「エポスプラチナカード」ですが、どのような特典が付帯しているカードなのでしょうか。
特徴から言えばプラチナカードの中では安めの年会費にも関わらず、コンシェルジュサービスやレストラン優待、空港ラウンジサービスの特典が最上級ランクで付帯しているカードです。
この記事ではエポスプラチナカードの還元率や追加カード(家族カードやETCカード等)の基本情報からメリット・デメリットについて詳しく解説していきます!
エポスプラチナカードの基本情報をまとめると以下のようになります。
エポスプラチナカード | ||
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還元率 | ポイント | 0.5%~ |
マイル | 0.3%~ | |
年会費 | 初年度 | 30,000円 ※インビテーションを受けて加入の場合、20,000円 |
2年目以降 | 30,000円 ※年間の利用額が100万円以上の場合、20,000円 |
|
家族カード | 年会費無料でエポスゴールドカードを発行可能 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(自動付帯) |
国内 | 最高1億円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | VISA | |
発行会社 | 株式会社エポスカード | |
発行期間 | 即日交付可能(郵送は1週間) |
基本情報は上記の通りですが、もう少し詳しくみていきましょう。
エポスカードの締め日・支払日は、下記の2パターンです。
基本的には、前者の27日締め・翌月27日支払が多いようですが、その方の希望に合わせて選べるようになっています。
(一部金融機関、インターネットや郵送からの申込みの場合は27日に設定されます。)
エポスプラチナカードの年会費は30,000円(税込)です。
エポスゴールドカードが5,000円(税込)なので、エポスカードの中でも断然高い年会費になります。
条件 | 年会費 |
---|---|
通常 | 30,000円 |
招待 | 20,000円 |
年間利用額100万円以上 | 翌年以降20,000円 |
さらに、年間100万円以上利用でも、翌年以降年会費20,000円(税込)で持てるようになっています。
他のプラチナカードでは20,000円〜130,000円の年会費が一般的なので、かなり安価なことが分かりますね。
エポスプラチナカードは、追加カードとして家族カードの発行もできます。
画像引用元:エポスファミリーゴールド|クレジットカードはエポスカード
しかし、発行される家族カードはプラチナカードではなく「エポスファミリーゴールド」になります。
全ての特典が使えるというわけではありませんが、家族特約で受けられる特典も多数です。
ETCカードも追加カードとして発行が可能です。発行手数料・年会費ともに無料となっています。
この点はエポスカード共通の内容となっているので、エポスカード全体のメリットとも言えるでしょう。
エポスプラチナカードは、比較的安価な年会費で所有できるプラチナカードです。
そのため、コストを抑えてプラチナカードを保有したい方におすすめです。
また、エポスプラチナカードの場合には安価な年会費でもプラチナ級の特典が満載です。
ここからは、そんなエポスカード最上級のカードについての豊富な特典を解説していきます。
エポスプラチナカードのメリットは、以下の3つの特典が豊富な点です。
エポスプラチナカードには、ポイントが貯まりやすくなる特典が多数用意されています。
画像引用元:エポスプラチナカード|クレジットカードはエポスカード
エポスプラチナカード会員は、誕生月にポイントが2倍になる特典があります。
通常200円につき1ポイント付与されるエポスポイントが、誕生月では2倍の2ポイントが付与されます。
ただし、上記のように分割払いやリボ払い時には1.5倍のポイント付与になるため注意が必要です。
画像引用元:エポスプラチナカード|クレジットカードはエポスカード
選べるポイントアップショップとは、エポスカードの加盟店から選定された300以上のお店の中から、お好きな3つのお店を選んで最大3倍のポイントがもらえる特典です。
こちらも誕生月のポイントアップ同様に、支払回数によって上記のポイントが付与される内容です。
選べるお店を一部を紹介すると、
利用頻度の多いお店を選べば、効率よくポイントをゲットできますね!
選べるポイントアップショップは事前にエントリーが必要なので、忘れないようにしましょう。
画像引用元:エポスプラチナカード|クレジットカードはエポスカード
エポスプラチナカードはポイント有効期限がないため、期限切れを気にすることなく使えます。
特にプラチナ級のカードなので、利用する額も多い会員がほとんどの中、大量のポイントが期限切れにより失効する事態にならないのは、一つのメリットと言えますね!
エポスプラチナカードには、年間の利用額に応じた「年間ボーナスポイント」の特典もあります。
年間の利用額に応じて以下のポイントが付与されます。
エポスプラチナカードの基本還元率は0.5%ですが、このボーナスポイントがあるため、100万円利用すれば通常ポイント5,000ポイント+ボーナスポイント20,000ポイントが付与されます。
そのため、単純計算でポイント還元率も2.5%ということになるので、ポイントがかなり貯まるカードと言えるでしょう。
また、家族カードを発行している場合にも、家族カードの合計金額に応じてもらえるボーナスポイントもあります。
上記のように本会員のボーナスポイントよりは少なめですが、合わせてもらえるので非常にお得ですね。
続いてここからは、エポスカードの中でも、エポスプラチナカード限定の特典を紹介していきます。
「プラチナグルメクーポン」は、全国約100店舗の高級レストランや料亭で、1名分のコース料金が無料になる割引特典です。
2名以上での利用が条件ですが、10,000円〜最大30,000円以上のコース料理が一人分無料になるのはかなりお得ですね!
Visaプラチナ会員が利用できる「Visaプラチナホテルダイニング」と「Visaプラチナラグジュアリーダイニング」は、
対象ホテル内の高級レストランで3,000円相当の割引が受けられるクーポンや、星付の高級店などで使える5,000円相当のクーポンが利用できるサービスです。
ゴルファー向けのサービスとしては「Visaプラチナゴルフ」という特典があります。
国内約1,400コースで使える割引クーポンは、最大10,000円の割引が受けられ、とてもお得です。
こちらも毎月の上限数があるので、利用の際には早めの申込みをしましょう。
また、名門ゴルフコースでのプレーが可能になる「GDOプレミアム倶楽部」への入会で優待が受けられる特典もあります。
ゴルフ好きな方は、あわせて覚えておきましょう!
エポスプラチナカードでは、24時間365日いつでもどこでもサポートしてくれるコンシェルジュサービス(「Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター」)も使うことができます。
レストランや出張の宿泊先などの手配を電話一本で、無料サポートしてくれます。
忙しい方にとって便利な特典ですよね!また、旅行先・出張先など知らない地域でのアシストとしても使える、優れたサービスです。
エポスプラチナカードには、旅行関連特典が充実しているというメリットもあります。
そちらについても詳しく見ていきましょう。
画像引用元:世界に広がるラウンジ・ネットワーク | プライオリティ・パス
海外旅行や出張に大いに役立つのがプライオリティ・パスです。
プライオリティ・パスは、世界各国の空港にあるVIPラウンジを利用できる会員資格のことで、全世界1,300カ所以上の空港ラウンジが利用できます。
プライオリティ・パスには、スタンダード、スタンダード・プラス、プレステージの3つのランクが存在するのですが、エポスプラチナカードで登録できるのは最上位のプレステージ会員です。
本来429USドル(日本円でおよそ45,183円/2020年9月時点)の会費がかかるところ、無料で利用することが可能です。
サポートデスクの特典も、旅行時に非常に役立つ特典です。
世界30都市以上の現地デスクで、観光に役立つ情報や、緊急時の対応などを全て日本語で行ってくれるサービスです。
シーンに合わせたサポートデスクが3つ準備されていて、困ったときに非常に役に立つサポートデスクになっています。
サービスの種類 | 内容 |
---|---|
インフォメーションサービス | 現地の情報提供・出入国の案内・ショッピング、免税店、ホテル、レストランの案内など |
リザベーションサービス | レストラン、観劇、コンサート、スポーツ観戦などの予約・手配など |
エマージェンシーサービス | パスポートなどの紛失、盗難時の手続の案内・事故トラブル時の各種手続き・日本語医師や医療施設の紹介・事故時の各種アドバイスなど |
エポスプラチナカードの海外旅行傷害保険は、最高1億円の補償が受けられる手厚い保険となっています。
適用条件は自動付帯なので、保有しているだけで海外に行った際の万が一をサポートしてくれます。
補償内容は以下の通りです。
補償の種類 | 本会員 | 家族 |
---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 1億円 | 2,000万円 |
入院日額 | 5,000円 | 5,000円 |
手術保険金 | 入院日額の10、20、40倍 | 入院日額の10、20、40倍 |
通院日額 | 3,000円 | 3,000円 |
乗継遅延費用 | 2万円 | 2万円 |
出航遅延費用等 | 2万円 | 2万円 |
寄託手荷物遅延費用 | 10万円 | 10万円 |
寄託手荷物紛失費用(補償) | 10万円 | 10万円 |
以上のように、エポスプラチナカードはプラチナ級の特典が満載のカードですが、いくつかデメリット・注意点もあるので、そちらについても見ていきましょう。
エポスプラチナカードでは、プラチナカードの家族カードは発行ができません。
家族カードの場合には、エポスファミリーゴールドの発行になるため注意が必要です。
エポスプラチナカードは基本還元率が0.5%のカードです。
クレジットカードの基本還元率としては決して高くないですが、ポイントアップ特典でカバーが可能です。
以上、エポスプラチナカードの基本情報、メリットを中心に紹介してきました。
エポスプラチナカードは、プラチナカードの中でも安価な年会費ですが、プラチナ級の特典が付帯しているのが特徴です。
プラチナカードが欲しい方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。