プライオリティ・パス付きクレジットカードは、ラウンジ利用の利便性とコストパフォーマンスの高さで人気が高いです。
しかし、「種類がたくさんあって、どんな違いがあるのかわからない…」と悩む方も多いでしょう。
本記事では、プライオリティ・パスを使えるおすすめの人気クレジットカードを厳選して紹介します。
申込みを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。
- プライオリティ・パス年会費>カード年会費なら所持する価値あり
- 使い放題の「プレステージ会員」に申し込めるカードがおすすめ
- 家族カードへの付帯と同伴者料金もチェックすべし
- 他の特典も鑑みて総合的に判断しよう
※本記事の価格は全て税込みです。
カード名 | 三井住友カード(NL) | JCB CARD W | dカード GOLD | New! JCBカード S | JCBゴールド | 楽天プレミアムカード | セゾンプラチナ・ビジネス アメリカン・エキスプレス(R)・カード | リクルートカード | アメックスグリーン |
年会費 (税込) | 永年無料 | 無料 | 11,000円 | 無料 | 11,000円(税込) 初年度無料 | 11,000円 | 22,000円 条件付きで11,000円 | 無料 | 月会費制1,100円/月 (年合計13,200円) |
還元率 | 0.5%~7%※M1 | 1.00%~10.50%※J1 | 1.0%~10% | 1.00%~10.50%※J1 | 1.00%~10.50%※J1 | 1.0%~5.0% | 0.5%〜1.0% | 1.2%~4.2% | 0.3%~1.0% |
国際ブランド | Visa、Mastercard | JCB | Visa、Mastercard | JCB | JCB | Visa、Mastercard、 JCB、American Express | American Express | JCB | American Express |
キャンペーン | 新規入会&条件達成で 最大5,000円分 プレゼント 2024年11月1日~2025年2月2日 | 新規入会 +Amazon利用で最大12,000円 キャッシュバック 2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)まで | 新規入会&利用 +公共料金などすべて支払い 最大11,000ポイント プレゼント 2024年6月1日(土)〜 | 新規入会 +Amazon利用で最大15,000円 キャッシュバック 2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)まで | 新規入会 +Amazon利用で最大23,000円 キャッシュバック 2024年10月1日(火)~2025年3月31日(月)まで | 新規入会& 1回利用で 5,000ポイント プレゼント | 最大6,000円相当 プレゼント | 合計35,000ポイント プレゼント |
|
申込対象 | 18歳以上 (高校生を除く) | 18歳以上39歳以下 | 18歳以上 | 18歳以上 | 20歳以上 | 20歳以上 | 20歳以上 個人の方も申込可能 | 18歳以上 | 20歳以上 パート・アルバイト・学生不可 |
発行スピード | 最短10秒
| 最短5分※J1 | 最短5営業日 | 最短5分※J1 | 最短5分※J1 ※オンライン口座設定が必要。 | 最短3営業日 | 最短3営業日 | 1~2週間 | 1~3週間 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
プライオリティ・パスとは
プライオリティ・パスとは、プライオリティ・パス社が運営する世界最大級のラウンジサービスです。
日本も含め、世界中にある1,300ヶ所以上もの空港ラウンジを利用できます。
3種類の会員資格があり、年会費や1回あたりのラウンジ利用料金が異なります。
会員プラン | 年会費 | ラウンジ利用料 |
---|---|---|
スタンダード | US$99(14,850円) | US$35(約5,250円) |
スタンダード・プラス | US$329(49,350円) | 10回まで:無料 11回目以降:US$35 |
プレステージ | US$469(70,350円) | 無料 |
※()内は1ドル=130円換算
本来ならば上記の料金がかかるのですが、付帯サービスとして無料でプライオリティ・パスに登録できるクレジットカードがあるのです。
プライオリティ・パスに直接申し込むよりも、クレジットカードを申し込んだほうがコスパは良好なケースが多いです。
たとえば、年会費22,000円のクレジットカードにプレステージ会員資格がついていたら、25,000円以上お得になります。
プライオリティ・パスだけで、カード年会費の元を取れると考えることもできますね。
プレステージ、スタンダード・プラス、スタンダードのうちどの会員資格が付帯するのかは、クレジットカードごとに異なります。
この記事では、最上位の「プレステージ会員」資格が付帯するカードの中から、おすすめの8枚を紹介します。
カード名 | 年会費 | 家族カード/追加カードでのラウンジ利用 | 同伴者料金 |
---|---|---|---|
楽天プレミアムカード | 本人:11,000円 家族:550円 | × | 3,300円 |
JCBゴールド ザ・プレミア | 本人:11,000円or16,500円 家族:1枚無料、2枚目以降1,100円 | × | 2,200円 |
エポスプラチナカード | 本人:20,000円 家族カードなし | - | US$27(約2,948円) |
MUFGカード・プラチナアメックス | 本人:22,000円 家族:1枚無料、2枚目以降3,300円 | ○ | 3,300円 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 本会員:11,000円または22,000円 追加カード:3,300円 | × | 2,200円 |
ミライノ カード PLATINUM | 27,500円 家族カードなし | - | 2,200円 |
JCBプラチナ | 本人:27,500円 家族:1枚無料、2枚目以降3,300円 | × | 2,200円 |
アメックスプラチナ | 本人:143,000円 家族:4枚まで無料 | ◯ | 1名無料 |
楽天プレミアムカード
楽天プレミアムカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0~3.0% |
マイル | 0.5~1.5% | |
年会費 | 初年度 | 11,000円(税込) |
2年目以降 | ||
家族カード | 550円(税込) | |
旅行保険 | 海外 | 4,000万円(自動付帯) 1,000万円(利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(自動付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay、楽天Edy | |
国際ブランド | Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス、JCB | |
発行会社 | 楽天カード株式会社 | |
発行期間 | 最短3営業日 |
- プレステージ会員資格が付帯するカードでは年会費最安
- 楽天市場でポイント最大6倍
- 自動付帯の海外・国内旅行保険
楽天プレミアムカードは、自己申込みできる楽天カードの中では最上位クラスに位置します。一般的なゴールドカード相当のステータスです。
楽天プレミアムカードの年会費は11,000円。プライオリティ・パス(プレステージ会員資格)が使えるクレジットカードの中では、年会費が最安です。
頻繁に海外へ行く方は、プライオリティ・パス特典だけでも楽天プレミアムカードを申し込む価値があるのではないでしょうか。
ただし、家族カードにはプライオリティ・パスの特典がつきません。同伴者料金は3,300円です。
プライオリティ・パス以外の面でも、楽天ならではのメリットが多数あるクレジットカードです。
楽天市場ではポイントが5倍になったり、楽天トラベル等がお得になる優待サービスもついています。
海外渡航時だけでなく、普段のネットショッピングもお得になります。
プライオリティ・パスを使いたい楽天ユーザーや、できる限りコストを抑えてプライオリティ・パスを使いたいと考える方にはぴったりの1枚です。
JCBゴールド ザ・プレミア
JCBゴールド ザ・プレミア | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5%~ |
マイル | 0.3%~ | |
年会費 | 初年度 | 11,000円(税込) |
2年目以降 | 11,000円(税込) ※年間利用額が100万円以下の場合は16,500円(税込) |
|
家族カード | 1人目:無料 2人目:1,100円 |
|
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
発行期間 | 2〜3週間 |
- インビテーション専用!ワンランク上のゴールドカード
- 年間100万円以上利用で年会費がお得に
- JCB最高峰カード「ザ・クラス」を目指せる
JCBゴールド ザ・プレミアは、JCBゴールドからのインビテーション限定で申し込める、ワンランク上のゴールドカードです。
JCBゴールドを取得し、2年連続で年間100万円以上のカード利用があれば、確実にインビテーションが届きます。
家族カードには、プライオリティ・パスの特典はつきません。ただし、同伴者料金は2,200円と、他のクレジットカードに比べて安価です。
また、年間利用額に応じて年会費を抑えられるのもJCBゴールド ザ・プレミアの魅力です。
JCBゴールド ザ・プレミア取得後に年間100万円以上の利用があれば、通常16,500円の年会費が11,000円になります。
JCBゴールドの年会費も11,000円なので、変わらぬ年会費で特典が増える素敵な現象が発生するのです。
お手頃な年会費にも関わらず、JCBプロパーのゴールドカードかつインビテーション専用なので、ステータスはゴールドカードの中でも高め。
「年会費は抑えたい。でもハイステータスでプライオリティ・パスを使えるクレジットカードがいい」そんな要望に応えてくれる、とっておきの1枚です。
※インビテーション専用のため、JCBゴールドをまずはお考えください↓
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5% |
マイル | 1.125%(セゾンマイルクラブ加入時) | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | 22,000円 | |
家族カード | 3,300円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(自動付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | QUICPay、iD | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | 株式会社クレディセゾン | |
発行期間 | 最短3営業日(セゾンカウンター受取) |
- コスパ最強!最安1万円台で持てるプラチナカード
- JALマイルを貯めやすい!還元率1.375%
- 航空機遅延も補償する手厚い旅行保険
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス(R)・カード(以下「セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス」)は、セゾンとアメックス提携のビジネスカードです。
法人代表者や個人事業主にメリットが大きいカードですが、会社員の方でも申し込めます。
なお、ビジネスカードなので家族カードはありません。
追加カードは発行できますが、プライオリティ・パス利用は不可で、同伴者料金は2,200円です。
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス最大の特徴は、年間利用額に応じて年会費が半額になること。
同じ年会費である楽天プレミアムカードやJCBゴールド ザ・プレミア(年間100万円利用時)は、あくまでもゴールドカードです。
一方のセゾンプラチナ・ビジネス・アメックスは、れっきとしたプラチナカード。
コンシェルジュサービスや手厚い旅行傷害保険など、プラチナ級のサービスもしっかり付帯しています。
「プライオリティ・パス付きのプラチナカードをできるだけ低コストで保有したい」と考える方で、年間200万円以上のカード利用がある方にはぴったりのクレジットカードです。
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス®・カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5〜15.0% ※1ポイント5円相当の商品に交換した場合。 ※ポイント還元対象となる利用金額は各ご利用期間中29,000円が上限です。 |
マイル | 移行不可 | |
年会費 | 初年度 | 22,000円 |
2年目以降 | ||
家族カード | 1人目無料、2人目以降3,300円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円 (自動付帯5,000万円+利用付帯5,000万円) |
国内 | 最高5,000万円(自動付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | Suica 楽天Edy |
|
国際ブランド | American Express® | |
発行会社 | 三菱UFJニコス株式会社 | |
発行期間 | 最短3営業日 |
- 家族カードにもプライオリティ・パス付帯
- 2万円台で持てる銀行系プラチナ
- 家族カードが1枚無料
三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード(以下「MUFGカード・プラチナ・アメックス」)は、三菱UFJニコスが発行するプラチナカードです。
プライオリティ・パスを重視する方にとって最大のメリットが、家族カードにもプライオリティ・パスが付帯すること!
家族カードにもプライオリティ・パスが付帯するカードは貴重です。
本記事で紹介する8券種の中でも家族カードにプライオリティ・パス会員権が付くのは2券種のみ。
しかも、もう1つは年会費143,000円のアメックスプラチナです。
年会費22,000円で家族カードにもプライオリティ・パスをつけられるのは、他の同価格帯カードにはないエッジの利いたメリットです。
さらに、家族カードが1枚無料で作れます。
夫婦で本カードと家族カードを持てば、実質1人11,000円でプライオリティ・パス付きのプラチナカードを持てることに。
コンシェルジュやコース料理1名分無料のダイニング特典、最高1億円の海外旅行傷害保険などプラチナカードに求められるサービスは網羅しています。
家族カードを申し込む方、家族と一緒に海外へ行く機会が多い方に最適のプラチナカードでしょう。
なお、プライオリティ・パスの同伴者料金は3,300円です。
エポスプラチナカード
エポスプラチナカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5%~ |
マイル | 0.3%~ | |
年会費 | 初年度 | 30,000円 ※インビテーションを受けて加入の場合、20,000円 |
2年目以降 | 30,000円 ※年間の利用額が100万円以上の場合、20,000円 |
|
家族カード | 年会費無料でエポスゴールドカードを発行可能 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(自動付帯) |
国内 | 最高1億円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | Visa | |
発行会社 | 株式会社エポスカード | |
発行期間 | 即日交付可能(郵送は1週間) |
- 年間100万円以上利用で年会費が実質無料
- 誕生月はポイント2倍!ポイントがざくざく貯まる
- コンシェルジュ、コース料理1名無料などのプラチナサービスも豊富
エポスプラチナカードは、年会費30,000円で保有できるプラチナカードです。
十分リーズナブルなのですが、真価を発揮するのは年間100万円以上利用した場合です。
年間利用額100万円以上またはインビテーションによる入会で、年会費が優遇され20,000円になります。
さらに、年間100万円利用すればボーナスポイントが20,000ポイント付与されます。
エポスプラチナカードの年会費はポイントで支払えるので、年間100万円利用するなら年会費を実質無料にできるのです!
実質年会費無料でプライオリティ・パスを使えるプラチナカードはめったにありません。
ボーナスポイントの他にも、誕生月ポイント2倍などのポイント優遇が盛りだくさん。ステータスだけでなくポイント還元率にもこだわるプラチナホルダーにはぴったりです。
コンシェルジュサービスやコース料理1名無料のグルメ優待「プラチナグルメクーポン」などのプラチナサービスもしっかり付帯します。
年間100万円以上利用する方で、コストを抑えたプラチナカードを持ちたい方、プライオリティ・パスもグルメ優待もほしい方には最適の1枚でしょう。
なお、エポスプラチナカードに家族カードはありません。同伴者料金は27米ドルです(約2,970円/1ドル=110円で計算)。
ミライノ カード PLATINUM
ミライノ カード PLATINUM | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.2% |
マイル | 0.48% | |
年会費 | 初年度 | 27,500円 |
2年目以降 |
||
家族カード | なし | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(自動付帯) |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 住信SBIネット銀行株式会社 | |
発行期間 | 1~2週間 |
- ポイント還元率1.2%でキャッシュバックが可能
- パソコン・スマホなどの保険が自動付帯
- 住信SBIネット銀行のATM/振込手数料優遇
ミライノ カード PLATINUMは、住信SBIネット銀行が発行するプラチナカードです。
住信SBIネット銀行の口座を持っているとメリットが大きいですが、口座がなくても申込みできます。
特徴はポイント還元率の高さ。
プラチナカードはポイント還元率重視ではなく、特典が充実する傾向があります。ポイント還元率0.5%が一般的で、1.0%あれば高いほうです。
対してミライノ カード PLATINUMは1.2%還元なので、ひときわ還元率が高いことがわかります。
また、モバイル端末向けの保険が自動付帯するのも特徴的です。スマホやパソコンの破損や故障に対し、年1回最大50,000円までが補償されます。
最高1億円(疾病・傷害治療費用1,000万円補償)の手厚い保険も完備。プラチナカードとして申し分ないスペックです。
住信SBIネット銀行のATM手数料・振込手数料が優遇される「スマートプログラム」のランクが上がる特典もあるため、ミライノ カード PLATINUMの申込を機に口座開設するのもおすすめです。
なお、ミライノ カード PLATINUMには家族カードがありません。プライオリティ・パスラウンジの同伴者料金は2,200円です。
JCBプラチナ
JCBプラチナ | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5%~10.0%※J1 |
マイル | 0.3%~ | |
年会費 | 初年度 | 27,500円(税込) |
2年目以降 | ||
家族カード | 本会員支払い型:1名様無料 2人目以降:3,300円(税込) |
|
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(利用付帯) |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
ポストペイ型電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | 株式会社ジェーシービー | |
発行期間 | 最短5分※J1 |
- 自己申込可能なJCBカードの中で最高ステータス
- JCBザ・クラスへの最短ルート
- 傷害・疾病1,000万円補償の海外旅行傷害保険
JCBプラチナは、自己申込み可能なJCBオリジナルシリーズの中で最高ステータスのクレジットカードです。
審査にさえ通れば、上で紹介した「JCBゴールド ザ・プレミア」よりも早く取得できます。
家族カードにはプライオリティ・パスが付帯しません。同伴者料金は、JCBゴールド ザ・プレミアと同じく2,200円です。
手頃な年会費ながら、コンシェルジュサービスやダイニング特典といったプラチナクラスのサービスはしっかり付帯します。
特に手厚いのが海外旅行傷害保険です。保険が「最高1億円補償」と謳うクレジットカードは少なくありませんが、重要なのはその中身。
もっとも使う頻度が高いとみられる「傷害・疾病治療」が、JCBプラチナでは1,000万円補償されます。
たとえば、同じ「最高1億円」の保険が付帯するMUFGカード・プラチナ・アメックス(年会費22,000円)は、傷害/疾病治療の補償金額が200万円ずつです。
同価格帯のプラチナカードと比較して、JCBプラチナは頭ひとつ抜きん出た安心感がありますね。
また、JCBザ・クラスを最短で取得したい方にもJCBプラチナはおすすめです。
JCBゴールドを申込みJCBゴールド ザ・プレミアへのインビテーションを待つ必要はありません。
インビテーションの条件は公開されていませんが、JCBプラチナを使って1年ほどで届いたというクチコミもあります。
安心できるプラチナカードを安価で保有したい方、コストパフォーマンスとステータスを両立したい方に最適の1枚です。
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.3%~3.0% |
マイル | 0.5%~3.0% | |
年会費 | 初年度 | 165,000円 |
2年目以降 | ||
家族カード | 無料 ※発行上限4枚 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(うち自動付帯最高5,000万円) |
国内 | 最高1億円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 935円 |
年会費 | 無料 | |
電子マネー | QUICPay+ | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | |
発行期間 | 1~2週間 |
- 家族カードにプライオリティ・パス付帯、同伴者無料
- 名実ともに最強ステータスのプラチナカード
- プライオリティ・パス含め8つのラウンジサービスを利用可
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード(以下「アメックス・プラチナ」)は、名実ともに最強のプラチナカードといってよいでしょう。
高額な年会費ながら、そのステータスと特典の充実度は折り紙付き。
家族カードにもプライオリティ・パス特典が付帯するうえ、家族カードを持たない同伴者でも1名まで無料でラウンジを利用できます。
同伴者無料で利用できるのは、アメックス・プラチナならではの特典です。
また、プライオリティ・パスだけでなく、デルタ航空やルフトハンザ航空など8つのラウンジサービスを利用できるのも大きな特徴です。
アメックス・プラチナがあれば、世界中のどこへフライトしてもくつろげるでしょう。
アメックス・プラチナの家族カードは4枚まで無料で発行できます。仮に4枚発行すると、1枚あたり35,750円。
一見高額な年会費ですが、「35,750円で最高峰のプラチナカードが持てる」と考えると、コスト面でも評価できそうです。
海外ではクレジットカードが身分証代わりになると言われるほどですから、海外旅行で上質なサービスを受けたいと考える方でも安心でしょう。
他にも、マリオットボンヴォイなど4つのホテルグループで上級メンバーシップになれる・更新のたびに国内のホテルで使える無料宿泊券をもらえるなど、アメックス・プラチナならではの上質な特典が目白押しです。
年会費の価格を許容できる方で、プライオリティ・パスを使える最強ステータスカードがほしいという方におすすめの1枚です。
プライオリティ・パス付きクレジットカードの選び方
プライオリティ・パス付きのクレジットカードには、それぞれ特徴があります。
何を基準に選べばよいのかわからないという方もいるでしょう。
プライオリティ・パス付きクレジットカードを選ぶ際のポイントを4つご紹介します。
- 本会員、家族会員のカード年会費
- プライオリティ・パスのうち、どの会員資格か
- 家族カードにもプライオリティ・パスが付帯するか
- 同伴者料金はいくらか
必ずおさえたいポイントは、カード年会費とプライオリティ・パスの会員資格。
ラウンジが使い放題の「プレステージ会員」だと思って申し込んだら、都度料金がUS$32かかる「スタンダード会員」だった…などということのないように、事前に確認しておきましょう。
なお、本記事で紹介したのは、すべて「プレステージ会員」資格の特典がつくクレジットカードです。
本記事で紹介したプライオリティ・パス付きクレジットカード一覧を再掲します。
カード名 | 年会費 | 家族カード/追加カードでのラウンジ利用 | 同伴者料金 |
---|---|---|---|
楽天プレミアムカード | 本人:11,000円 家族:550円 | × | 3,300円 |
JCBゴールド ザ・プレミア | 本人:11,000円or16,500円 家族:1枚無料、2枚目以降1,100円 | × | 2,200円 |
エポスプラチナカード | 本人:20,000円 家族カードなし | - | US$27(約2,948円) |
MUFGカード・プラチナアメックス | 本人:22,000円 家族:1枚無料、2枚目以降3,300円 | ○ | 3,300円 |
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス | 本会員:11,000円または22,000円 追加カード:3,300円 | × | 2,200円 |
ミライノ カード PLATINUM | 27,500円 家族カードなし | - | 2,200円 |
JCBプラチナ | 本人:27,500円 家族:1枚無料、2枚目以降3,300円 | × | 2,200円 |
アメックスプラチナ | 本人:143,000円 家族:4枚まで無料 | ◯ | 1名無料 |
家族カードを作りたい方は、カード年会費と会員資格以外に、家族カードにプライオリティ・パスが付帯するかをチェックしましょう。
家族で頻繁に海外旅行する方の場合、家族カードにプライオリティ・パスが付くかどうかで海外渡航時の負担が大幅に変わります。
家族カードにプライオリティ・パスが付かない場合でも、同伴者料金がお得なら許容できるかもしれません。
通常、プライオリティ・パスの同伴者料金はUS$32ですが、クレジットカードの付帯サービスでプライオリティ・パスが提供されている場合はカード会社ごとに同伴者料金が異なります。
プライオリティ・パスのためだけにクレジットカードを作るのでなければ、その他の特典もチェックするとよいでしょう。
たとえば、楽天ユーザーなら楽天プレミアムカード、マルイをよく使うならエポスプラチナカードといった具合です。
クレジットカードでプライオリティ・パスをお得に使おう
- プライオリティ・パス年会費>カード年会費なら所持する価値あり
- 使い放題の「プレステージ会員」に申し込めるカードがおすすめ
- 家族カードへの付帯と同伴者料金もチェックすべし
- 他の特典も鑑みて総合的に判断しよう
プライオリティ・パス付きクレジットカードの多くは、カード年会費がプライオリティ・パス年会費を下回ります。
そのため、プライオリティ・パス付きカードを持つだけで年会費の元が取れるケースもあります。
申込みの際は、プライオリティ・パスのうちどの会員資格か、家族カードに付帯するか、同伴者料金はいくらかを確認しましょう。
プライオリティ・パス付きクレジットカードで、優雅な海外旅行を楽しんでくださいね。