ダイナースクラブカードの空港ラウンジサービス
  • 2021年5月11日
  • 2024年7月10日
当サイトには広告が含まれます

ダイナースクラブカードの空港ラウンジサービスはプライオリティパス並!?

グルメ関連の特典が豊富なことで有名なダイナースクラブカードですが、トラベル優待のひとつである空港ラウンジサービスもかなり充実しています。

ダイナースクラブカードにはプライオリティパスは付帯していませんが、サービス内容はプライオリティパスにも引けを取りません。

この記事では、ダイナースクラブカードとプライオリティパスのメリットを解説するとともに、どういった方にどちらがおすすめかもまとめました。

お得な空港ラウンジサービスを探している方は、ぜひ参考にしてみてください。

ダイナースクラブカードのメリット
  • 国内の主要空港47ラウンジが利用可能
  • 家族会員も無料で利用可能
  • 会員特典が豊富
プライオリティパスのメリット
  • 海外で利用できるラウンジ数が多い
  • 800以上のオファーが世界各地で使える

ダイナースクラブカードで利用できる空港ラウンジ

ダイナースクラブカード

ダイナースクラブカード
還元率ポイント0.25%~0.4%
マイルANAマイル:1.0%
その他航空会社のマイル:0.5%
*JALは2,500ポイント=1,000マイル
年会費初年度24,200円
2年目以降
家族カード5,500円
旅行保険海外最高1億円(※1・2の合算額)
1:自動付帯5,000万円
2:利用付帯5,000万円
国内最高1億円(利用付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費
電子マネーQUICPay
国際ブランドダイナースクラブ
発行会社三井住友トラストクラブ株式会社
発行期間カード到着まで2~3週間ほど

ダイナースクラブカードの会員になると、国内、海外合わせて1,300ヶ所以上の空港ラウンジが無料で利用できます。

フライトまでの時間をドリンクを飲みながらゆったりと過ごせるのは嬉しいですよね。

また、家族会員も無料で利用できるので、家族旅行の際にも大変便利です。

ダイナースクラブカードで利用できるラウンジは、プライオリティパスに比べると数は少ないですが、国内外の主要なラウンジは網羅しています。

日本の空港ラウンジ

ダイナースクラブカードの本会員と家族会員であれば、成田国際空港や羽田空港をはじめ、国内の主要な空港ラウンジを無料で利用できます。

その数は、32空港47ラウンジ。しかも、年間の利用回数に制限はありません

利用可能な日本の空港ラウンジは、以下の通りです。

エリア空港ラウンジ名
北海道・東北新千歳空港 スーパーラウンジ
NORTH LOUNGE
旭川空港ラウンジ大雪
函館空港ビジネスラウンジ A Spring
青森空港エアポートラウンジ
秋田空港ロイヤルスカイ
仙台空港ビジネスラウンジ EAST SIDE
中部・北陸新潟空港エアリウムラウンジ
富山空港ラウンジ らいちょう
中部国際空港プレミアムラウンジ セントレア
小松空港スカイラウンジ白山
関東成田国際空港第1ターミナルビル KAL Business Class Lounge
第1ターミナルビル IASS Executive Lounge
第2ターミナルビル IASS Executive Lounge
羽田空港POWER LOUNGE NORTH
POWER LOUNGE SOUTH
POWER LOUNGE CENTRAL
第2ターミナルビル エアポートラウンジ(南)
POWER LOUNGE CENTRAL
POWER LOUNGE NORTH
国際線旅客ターミナル SKY LOUNGE
国際線旅客ターミナル SKY LOUNGE ANNEX
関西伊丹空港ラウンジオーサカ
神戸空港ラウンジ神戸
関西国際空港カードメンバーズラウンジ「六甲」、「アネックス六甲」
カードメンバーズラウンジ「金剛」
中国米子空港ラウンジ 大山
広島空港ビジネスラウンジ もみじ
山口宇部空港ラウンジきらら
出雲縁結び空港エアポートラウンジ
岡山空港ラウンジ マスカット
四国徳島空港エアポートラウンジ ヴォルティス
高松空港ラウンジ讃岐
松山空港ビジネスラウンジ
スカイラウンジ
九州・沖縄北九州空港ラウンジひまわり
福岡空港ラウンジTIME/ノース
KAL Lounge
ラウンジTIME インターナショナル
大分空港ラウンジ くにさき
長崎空港ビジネスラウンジ アザレア
熊本空港ラウンジ「ASO」
宮崎ブーゲンビリア空港ブーゲンラウンジひなた
鹿児島空港スカイラウンジ菜の花
那覇空港ラウンジ華~hana

世界の空港ラウンジ

海外空港ラウンジは、2021年4月1日から無料で利用できる回数が10回までと変更されました。

11回目からは、料金が3,500円かかってしまうので注意してくださいね。

家族会員も10回までは無料で利用できます。

世界の主要な空港ラウンジは、以下の通りです。

エリア空港ラウンジ名
アジアソウル・仁川国際空港4ラウンジ
(ラウンジL、スカイハブラウンジ3か所) 
北京首都国際空港2ラウンジ
(BGSプレミアラウンジ2か所)
台北桃園国際空港5ラウンジ
(オリエンタルクラブラウンジ、プラザプレミアムラウンジ 等)
バンコクスワンナプーム国際空港14ラウンジ
(エールフランス-KLMSKYLOUNGE、ブルーリボンクラブラウンジ 等)
シンガポールチャンギ国際空港9ラウンジ
(アンバサダートランジットラウンジ、ブロッサムラウンジ 等)
グアム国際空港SAGAN BISITA
北米・ハワイホノルルHI国際空港IASSハワイラウンジ
ワシントンDCダレス国際空港2ラウンジ
(エールフランス-KLMラウンジ、ブリティッシュ・エアウェイズ・ギャラリー・ラウンジ)
シカゴILOヘア国際空港2ラウンジ
(エールフランス-KLMラウンジ、スイスポートラウンジ)
サンフランシスコCA国際空港2ラウンジ
(エールフランス-KLMラウンジ、ヴァージンアトランティッククラブハウス)
ニューヨークNYJFKインターナショナル4ラウンジ
(エアインディアマハラジャラウンジ、KALビジネスクラスラウンジ 等)
カリフォルニア州ロサンゼルス-LAXINTL2ラウンジ
(KALラウンジ、ヴァージンアトランティッククラブハウス)
ヨーロッパロンドンヒースロー7ラウンジ
(クラブアスパイアラウンジ、プラザプレミアムラウンジ 等)
パリシャルルドゴール4ラウンジ
(アイケアラウンジ、シェルテアラウンジ 等)
フランクフルトマイン6ラウンジ
(エールフランスラウンジ、プレミアムトラベラーラウンジ 等)
ローマフィウミチーノ3ラウンジ
(プラザプレミアムラウンジ、プリマビスタラウンジ2か所)
中南米サンパウログアルリョス国際空港3ラウンジ
(GOLプレミアムラウンジ、スターアライアンスラウンジ 等)
カンクン国際空港7ラウンジ
(アエロメヒコ航空-サロンプレミアカンクン、メラビジネスラウンジ 等)
中近東ドバイ国際空港7ラウンジ
(ビジネスクラス、ドバイインターナショナルホテルファーストクラスラウンジ 等)
クウェートインターナショナル3ラウンジ
パールラウンジ3か所
アフリカカイロインターナショナル9ラウンジ
(アーライン-プレミアムラウンジ、ALIOTHラウンジ 等)
ケープタウン国際空港2ラウンジ
(ビッドベストプレミア国内ラウンジ、ビッドベストプレミアインターナショナルラウンジ)
オセアニアシドニーキングスフォードスミスREXラウンジ
オークランド国際空港ストラタラウンジ
最大10,000円キャッシュバック

プライオリティパスのサービス内容

プライオリティパスのサービス内容

ダイナースクラブカードとプライオリティパス、どちらのラウンジサービスがお得なのかが気になるところです。

そこで、プライオリティパスのサービス内容をまとめてみました。

  • 3つのグレードからニーズに合わせて選べる
  • 利用できる空港ラウンジは1,300か所以上
  • 800以上のオファーが利用可能

3つのグレードから選べる

プライオリティパスは、年会費によって3つのグレードに分かれています。

グレード年会費ラウンジ利用料金同伴者料金
スタンダード
(旅行頻度が少ない人におすすめ)
99USドル1回につき35USドル1名につき35USドル
スタンダード・プラス
(定期的に旅行する人におすすめ)
299USドル10回まで無料、11回目からは1回につき35USドル1名につき35USドル
プレステージ
(頻繁に旅行する人におすすめ)
429USドル無料
(回数無制限)
1名につき35USドル
1USドル=109円計算で

429USドル:46,610円
299USドル:32,486円
99USドル:10,756円
32USドル:3,477円

年会費によってラウンジの利用料金も変わってくるので、ご自身のライフスタイルに合わてグレードを選択してください。

プライオリティパスは単独でも入会できますが、クレジットカードによってはプライオリティパスに無料で入会できるものもあります。

一般的に、プラチナカード級のクレジットカードであれば、「プレステージ」が無料になる場合が多いです。

クレジットカードの年会費が気になる方は、年会費11,000円の楽天プレミアムカードや、年会費16,500円のJCBゴールド ザ・プレミアへの入会を検討してみてはいかがでしょうか。

どちらのカードもプライオリティパスの「プレステージ」に無料で入会できるのでお得です。

利用できる空港ラウンジは1,300ヶ所以上

プライオリティパスに入会すると、世界148ヶ国、1,300ヶ所以上の空港ラウンジが利用できます。

日本国内は東京・成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡国際空港の4ヶ所のみとなっています。

東京・成田国際空港
  • ANA Lounge
  • IASS Executive Lounge
  • KAL Business Class Lounge
  • IASS Executive Lounge
関西国際空港
  • Botejyu
中部国際空港
  • Centrair Global Lounge
  • KAL Lounge
  • Star Alliance Lounge
福岡国際空港
  • KAL Lounge

国内は4空港のみですが、海外の主要な空港ラウンジはかなりの数が利用可能です。

アジア
  • ソウル・仁川国際空港
  • 北京首都国際空港
  • バンコク・スワンナプーム国際空港 など180以上の空港
北米
  • ワシントン・ナショナル空港
  • ニューヨーク・ジョン・F・ケネディ国際空港
  • シカゴ・オヘア国際空港 など60以上の空港
中南米
  • リオ・デ・ジャネイロ・ガレオン国際空港
  • サンパウロ・グアルーリョス国際空港
  • サンティアゴ国際空港 など90以上の空港
ヨーロッパ
  • ローマ・フィウミチーノ空港
  • プラハ・ヴァーツラフ・ハヴェル国際空港
  • フランクフルト・アム・マイン国際空港
  • パリ=シャルル・ド・ゴール空港
  • モスクワ・ヴヌーコヴォ国際空港 など180以上の空港
英国・アイルランド
  • ロンドン・ヒースロー空港
  • マンチェスター国際空港
  • アイルランド・ウェスト・ノック空港 など20以上の空港
中近東
  • ドバイ国際空港
  • クウェート国際空港
  • ドーハ・ハマド国際空港 など20以上の空港
アフリカ
  • カイロ国際空港
  • ケープタウン国際空港
  • ヨハネスブルグ・O・R・タンボ国際空港 など50以上の空港

また、利用できるラウンジ数は毎月増加しているので、メジャーではない都市へ旅行に行かれる方にはプライオリティパスの方がおすすめです。

主なサービスは、ドリンクサービス、軽食サービス、無料wi-fi、新聞や雑誌の閲覧などで、ラウンジによってはシャワー室を備えているところもあります。

800以上のオファーが利用可能

プライオリティパスには、ラウンジサービス以外にも空港のレストランやショップ、スパで利用できる割引オファーが用意されています。

世界各地で使える800以上のオファーを利用することで、空港での待ち時間をさらに楽しめますね。

ダイナースクラブカードの方がプライオリティパスより優れている点

ダイナースクラブカード ラウンジサービス

ここでは、ダイナースクラブカードのメリットやプライオリティパスにはない魅力を詳しく解説します。

ダイナースクラブカードの方がプライオリティパスより優れている点
  • 国内の主要空港47ラウンジが利用可能
  • 家族会員も無料で利用可能
  • 会員特典が豊富

国内28空港47ラウンジが利用可能

利用可能な空港ラウンジ数はプライオリティパスの方が多いですが、プライオリティパスの場合、日本国内で利用できるラウンジ数が少ないというデメリットがあります。

プライオリティパスで利用できる国内のラウンジは、東京・成田国際空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡国際空港の4ヶ所のみとなっているので、国内旅行には不向きです。

その点、ダイナースクラブカードのラウンジサービスは、国内の主要な空港の47ラウンジが利用可能です。

国内旅行が多い方にはダイナースクラブカードがおすすめです。

家族会員も無料で利用可能

ダイナースクラブカードには家族カードがあり、年会費5,500円で入会できます。

家族カードの年会費はかかりますが、家族会員もラウンジサービスを無料で受けられるのは大きなメリットです。

国内であれば回数無制限、海外でも10回までは無料です。

プライオリティパスは、同伴者の利用料金が1名につき32USドルかかります。

家族でよく旅行に行く方は、ダイナースクラブカードの方がコストパフォーマンスが良いでしょう。

会員特典が豊富

ダイナースクラブカードには、ラウンジサービスの他にも魅力的な会員特典が多数付帯しています。

プライオリティパスにも割引オファーが用意されていますが、やはりダイナースクラブカードの会員特典に比べると見劣りしてしまいます。

ダイナースクラブカードの主な会員特典である、グルメやトラベルに関するサービスをまとめてみました。

グルメ優待

ダイナースクラブと言えば、やはり豊富なグルメ優待でしょう。

レストランおすすめのコース料理が1名分無料になる「エグゼクティブ ダイニング」は、この特典だけで年会費がペイできるほどお得なサービスです。

6名以上で予約すれば2名分の料金が無料になるので、グループで利用する場合もかなりお得です。

また、「ごほうび予約」は、1人でもおいしい料理を楽しめるサービスです。テイクアウトもできるので、自宅でくつろぎながらプロの味を楽しむこともできます。

「ごひいき予約.com」は、なかなか予約が取れない人気店の空席情報をアプリやメールで知らせてくれるサービスです。

急なキャンセルが出た場合には、行ってみたかったお店に行くチャンスが巡ってくるかもしれません。

「Wishダイニング」は、予約の取りづらい人気店の席をダイナースクラブが確保してくれるサービスです。大切な方との記念日ディナーにも最適なサービスですね。

トラベル優待

ダイナースクラブカードには、ラウンジサービスの他にも魅力的なトラベル優待が付帯しています。

手荷物宅配サービス」は、海外から帰国した際の手荷物を空港から自宅や勤務先などに無料で届けてくれるサービスです。

その他、パッケージツアーの割引や国内外の厳選されたホテルや旅館で割引や優待特典が受けられます。国内外のレンタカー割引もあります。

さらに、トラベルデスクが利用できるのは大きなメリットです。

航空券やホテルの予約など旅行に関する手配や相談を電話1本で受け付けてくれるので、忙しいサラリーマンの方には嬉しいサービスですね。

プライオリティパスの方がダイナースクラブカードより優れている点

プライオリティパスのオファー

プライオリティパスの方がダイナースクラブカードより優れている点
  • 海外で利用できるラウンジ数が多い
  • 800以上のオファーが世界各地で使える

プライオリティパスが優れている点は、何といっても利用できるラウンジ数が多いことです。

世界148ヶ国、600を超える都市の1,300ヶ所以上の空港が対象になっているので、海外旅行で困ることはまずないでしょう。

また、プライオリティパスの会員になると、空港のレストランやショップ、スパで割引オファーを利用することができます。

オファーの数は800以上あり、世界各地で使えることが大きなメリットです。

ダイナースクラブカードの会員特典は国内に限られたものが多いので、海外旅行によく行く方はプライオリティパスの方に魅力を感じるかもしれません。

ダイナースクラブカードvsプライオリティパス、どちらがおすすめか

ダイナースクラブカードvsプライオリティパス
  • ダイナースクラブカードがおすすめな方
    国内旅行が多い方
  • プライオリティパスがおすすめな方
    海外旅行が多い方

国内旅行が多い方はダイナースクラブカードがおすすめです。

ダイナースクラブカードのメリット
  • 国内の主要空港47ラウンジが利用可能
  • 家族会員も無料で利用可能
  • 会員特典が豊富

総ラウンジ数は、プライオリティパスの方が多いですが、国内で利用できるラウンジ数はダイナースクラブカードの方が圧倒的に多いです。

また、グルメ優待など国内で利用できる会員特典も豊富なことから、国内旅行が多い方にはダイナースクラブカードがおすすめです。

ダイナースクラブカードのラウンジサービスは、家族会員も無料で利用できます。

国内であれば回数無制限で利用できるので家族カードの年会費もすぐにペイできます。

家族で旅行に行く場合もダイナースクラブカードの方が利用価値が高いでしょう。

一方、海外旅行が多い方には、プライオリティパスがおすすめです。

プライオリティパスのメリット
  • 海外で利用できるラウンジ数が多い
  • 800以上のオファーが世界各地で使える

プライオリティパスは、世界の主要な空港ラウンジを網羅しているうえに、利用できるラウンジ数がどんどん増えています。

あまりメジャーではない都市に行かれる場合でもプライオリティパスがあれば安心です。

また、空港で利用できる割引オファーもプライオリティパスの魅力の1つです。オファーは800以上あり、世界各地で利用できます。

プライオリティパスに入会する場合には、単独で入会するよりもクレジットカードの付帯特典を利用して入会する方がお得です。

クレジットカードによっては、利用回数無制限の「プレステージ」への入会が無料で付帯しているカードもあります。

プラチナカード級であれば会員特典も豊富です。

プライオリティパスに入会を希望する場合は、ぜひプライオリティパス付のクレジットカードをチェックしてみてくださいね。

最大10,000円キャッシュバック