TRUST CLUB プラチナマスターカードは、プラチナカードでありながら年会費が3,300円という破格の安さを誇るクレジットカードです。
この記事では、年会費が格安である理由とともに、TRUST CLUB プラチナマスターカードの豊富なメリットも詳しく解説します。
プラチナカードに興味のある方、コスパの良いクレジットカードを探している方、ぜひ参考にしてください。
- 入会基準が22歳以上、年収200万円以上
- 付帯特典は最小限
- 旅行傷害保険が利用条件付き
TRUST CLUB プラチナマスターカードの年会費が安い理由は、他のプラチナカードに比べると付帯特典が最小限であることが考えられます。
一般的なプラチナカードには、コンシェルジュサービスなどの豪華な特典が付帯しています。
しかし、TRUST CLUB プラチナマスターカードの特典は、利便性の高いサービスに絞っている印象です。
そのため、コストパフォーマンスにこだわる方にはおすすめのクレジットカードと言えるでしょう。
また、旅行傷害保険が利用条件付きであることも年会費が安い理由と推測されます。
入会基準からも若年層をターゲットにしていることが分かるので、新社会人でも保有しやすい年会費は3,300円に設定してあります。
TRUST CLUB プラチナマスターカードの特徴・基礎知識
TRUST CLUBプラチナマスターカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5% |
マイル | - | |
年会費 | 初年度 | 3,300円 |
2年目以降 | ||
旅行保険 | 海外 | 最高3,000万円(利用付帯) |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | Mastercard | |
発行会社 | 三井住友トラストクラブ株式会社 | |
発行期間 | 最短1週間 |
TRUST CLUB プラチナマスターカードの年会費は3,300円です。
リーズナブルですが、利便性の高いサービスが充実している、コストパフォーマンスの高いクレジットカードです。
国際ブランドは世界中で普及率の高いMastercardです。
旅行傷害保険も国内、海外ともに最高3,000万円の補償が付帯しているので、旅先でもこのカードが1枚あれば安心ですね。
TRUST CLUB プラチナマスターカードのメリット・優待特典
- 年会費が安い
- 有効期限のないポイントが貯まる
- ETCカードを無料で5枚まで発行可能
- ダイニング by 招待日和
- 国内空港ラウンジサービス
- トラベルデスクが利用可能
- Boingo Wi-Fi
- 国際線手荷物宅配優待サービス
- 旅行傷害保険、ショッピング補償が付帯
このように、TRUST CLUB プラチナマスターカードには嬉しい特典が満載です。
詳しく見ていきましょう。
年会費が安い
TRUST CLUB プラチナマスターカードの一番のメリットは、プラチナカードでありながら年会費が3,300円と安いことです。
年会費が比較的安い他のプラチナカードと比べてみると、JCBプラチナは27,500円。
MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードでも22,000円かかります。
TRUST CLUB プラチナマスターカードの年会費が破格の安さであることが分りますね。
また、家族カードは無料で作れるうえに、本会員と同じサービスを受けることができます。
家族3人でカードを作ったら、年会費は実質一人1,000円ほど。かなりコスパのいいカードと言えるでしょう。
有効期限のないポイントが貯まる
TRUST CLUB プラチナマスターカードを使って買い物をすると、100円につき2ポイント、リボルビング払いなら100円につき3ポイント獲得できます。
また、ポイントモールを経由してオンラインショッピングをすると、ポイントがアップしたりキャッシュバックが受けられます。
ポイントモールには、楽天やYahoo!ショッピングの他250店舗以上が参加しているので、お気に入りのショップをチェックしてみましょう。
家族カードを作った場合は家族の利用分も合算されるので、ポイントがどんどん貯まります。
なお、TRUST CLUBカードのポイントには有効期限がありません。
たくさん貯めて高額商品と交換するのも楽しみのひとつですね。
貯まったポイントは商品券やキャッシュバックのほか、年会費の充当にも利用できます。
ETCカードを無料で5枚まで発行可能
ETCカードが年会費無料で発行可能なクレジットカードは多いですが、TRUST CLUB プラチナマスターカードは5枚まで無料で作成できます。
地域によっては家族それぞれが車を所有している場合もあるので、場合によってはかなり利便性の高いサービスです。
ETCカードの利用分もポイント還元されるので、家族でETCカードを発行して利用するとポイントも貯まりやすいですね。
ダイニング by 招待日和
TRUST CLUB プラチナマスターカードを持つと、MasterCardの特典「Taste of Premium」が利用できます。
中でも「ダイニング by 招待日和」は、全国の厳選された有名レストランのコース料理を2名以上で予約すると1名分が無料になる大変お得なサービスです。
有名レストランのおすすめコース料理2名分が実質半額で堪能できるので、この特典だけでも十分年会費をペイできますね。
「ダイニング by 招待日和」は、1人あたり1か月に2回まで利用できます。記念日のお食事や大切な方への接待にもおすすめです。
空港ラウンジサービス
TRUST CLUB プラチナマスターカードには、国内主要空港30ヶ所以上、海外2ヶ所の空港ラウンジを無料で利用できる特典が付いています。
利用方法は、カードと搭乗券を提示するだけ。
ソフトドリンクの提供やFAX・コピーが利用できるメリットもあります。出発までの時間をゆったりと過ごせますね。
トラベル優待が利用可能
TRUST CLUB プラチナマスターカードは、国内外の旅行の手配をしてくれるトラベルデスクを用意しています。
JRや飛行機のチケット手配から宿泊施設の予約、旅先のイベント情報や天気予報まで電話1本で対応してくれます。
さらに、トラベルデスクを経由することで国内外のパッケージツアーが最大5%割引になるメリットもあります。
同伴者も割引対象なので、トータルの旅行代金を安くすることができますね。
Boingo Wi-Fi
Boingo Wi-Fiは、世界の100ヶ所でインターネットに接続可能な無料Wi-Fiサービスです。
海外の空港や航空機内、ホテル、カフェなどあらゆる施設で4機種まで接続可能です。
利用方法も簡単です。
- Boingo Wi-Fi専用サイトでアカウントを作成
- 専用アプリ(Wi-Finder)をダウンロード
- Boingoアカウントでログイン
- アプリ上の地図機能から、近くのホットスポットを検索
- ホットスポットで専用アプリの「今すぐ接続」のボタンを押す
- 利用開始
国際線手荷物宅配優待サービスなどその他の特典
前述した「Taste of Premium」には、その他にもきめ細かなサービスがあります。
帰国時の手荷物を500円で宅配してもらえるサービスや、1着につき10%割引で利用できる空港クローク優待などは利便性の高いサービスです。
また、国内の高級ホテルや高級旅館、ゴルフ場の予約サービスも付いているので、ステータスの高い旅行プランを立てることもできますね。
旅行傷害保険とショッピング補償が付帯
TRUST CLUB プラチナマスターカードは、年会費が3,300円と比較的安いにも関わらず、手厚い旅行傷害保険を備えています。
国内・海外ともに「公共交通乗用具または募集型企画旅行の料金をカードで支払った場合」などの利用条件が付きますが、補償額は最高3,000万円。
国内旅行傷害保険は、家族も補償の対象になっており、最高1,000万円まで補償されます。
また海外旅行傷害保険には、海外緊急アシスタンスサービスも付いています。
海外旅行中に病気やケガなどに遭ったときには、最寄の病院や往診医の紹介、医療通訳の手配もしてくれるので心強いですね。
さらに、「バイヤーズ プロテクション」というショッピング補償も付帯しています。
1品あたり10,000円の自己負担額が発生しますが、年間50万円まで補償してくれます。
TRUST CLUB プラチナマスターカードのデメリット
- 海外空港ラウンジサービスは2ヶ所のみ
- 手荷物無料宅配が付帯していない
- コンシェルジュサービスが付帯していない
例えば、年会費20,000円以上のMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスには、世界140ヶ国、1,200ヶ所以上のラウンジが無料で利用可能です。
しかし、TRUST CLUB プラチナマスターカードの海外の空港ラウンジサービスは2ヶ所のみに限定されています。(仁川国際空港、ダニエル・K・イノウエ・国際空港)
その他、プラチナカードで付帯していることが多い手荷物無料宅配やコンシェルジュサービスも、TRUST CLUB プラチナマスターカードには付いていません。
これでは、やはりプラチナカードとしては見劣りしてしまいます。
コンシェルジュサービスとは、旅行の手配はもちろんのことレストランの予約やイベントのチケット手配まで対応してくれるサービスです。
まるで秘書のように細かな要望に応えてくれるので、旅行時だけでなく普段のライフスタイルの質もグッと上がります。
コンシェルジュサービスを希望する方は、他社のプラチナカードかTRUST CLUB プラチナ Visaカードの取得をおすすめします。
TRUST CLUB プラチナマスターカードとダイナースクラブカードを比較
項目 | TRUST CLUBプラチナマスターカード | ダイナースクラブカード | |
---|---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5% | 0.25~0.33%程度 |
マイル | - | ANAマイル:1.0% その他航空会社のマイル:0.5% |
|
年会費 | 初年度 | 3,300円 | 24,200円 |
2年目以降 | |||
家族カード | 無料 | 5,500円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高3,000万円(利用付帯) | 最高1億円(自動付帯) |
国内 | |||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 | |
年会費 | |||
電子マネー | QUICPay | ||
国際ブランド | Mastercard | ダイナースクラブ | |
発行会社 | 三井住友トラストクラブ株式会社 | ||
発行期間 | 最短1週間 | カード到着まで2~3週間ほど |
TRUST CLUB プラチナマスターカードの発行元である三井住友トラストクラブは、ダイナースクラブカードも発行しています。
ダイナースクラブカードは、ステータスが高いことでも知られている日本で最初の汎用クレジットカードです。
実は、ダイナースクラブカードに入会するとコンパニオンカードとしてTRUST CLUB プラチナマスターカードを年会費無料で発行することができます。(コンパニオンカードについて後に解説します)
いずれはダイナースクラブカードを持ちたいと考えている場合は、TRUST CLUB プラチナマスターカードでクレヒスを積んでおくと、審査のプラス材料になります。
ダイナースクラブカードは新規入会キャンペーンを開催しています。
ダイナースクラブカードを検討中の方は、お得に特典をゲットできるチャンスです。
ダイナースクラブカードのメリット・優待特典
- 世界1,000ヶ所以上の空港ラウンジサービス
- 手荷物宅配などのサービス
- 最高1億円の旅行傷害保険
- 豪華なグルメ優待
ダイナースクラブカードには、トラベル優待やグルメ優待など便利かつお得な特典が多数付帯しています。
世界1,000ヶ所以上の空港ラウンジサービス
TRUST CLUB プラチナマスターカードには海外空港ラウンジサービスはほとんど付いていません。
しかし、ダイナースクラブカードには世界1,000ヶ所以上の空港ラウンジが無料で使える特典が付帯しています。
家族会員も家族カードを提示すると無料で利用できます。
手荷物宅配などの空港送迎サービス
帰国時の手荷物1個を、指定の場所まで無料で宅配してくれるサービスも便利です。
さらに、海外旅行時の片道分のタクシー送迎優待サービスも受けられます。
最高1億円の旅行傷害保険
旅行傷害保険は、年会費が高い分ダイナースクラブカードの方が補償が充実しています。
国内海外ともに最高1億円の旅行傷害保険が付帯しており、海外旅行の場合は5,000万円が自動付帯になっているので安心ですね。
豪華なグルメ優待
食事をする人という意味の「ダイナース」。ダイナースクラブカードは、名前の由来にもなっている「食」に特化したサービスが魅力です。
主なグルメ優待は以下の通りです。
- エグゼクティブ ダイニング
- ごほうび予約
- ごひいき予約.com
- Wishダイニング
エグゼクティブ ダイニングは、TRUST CLUB プラチナマスターカードの「ダイニング by 招待日和」に似たサービスです。
対象レストランのコース料理を2名以上の予約で1名分が無料。
グループプランなら6名以上の予約でコース料理2名分の料金が無料になります。
ごほうび予約は、一人でコース料理やお酒を楽しみたい方向けの優待サービス。
テイクアウトできるお店も紹介してくれるので家でプロの味を堪能することもできます。
ごひいき予約.comは、なかなか予約が取れない人気店のキャンセル情報を利用日の最大2日前から連絡してくれるサービスです。
行きたかったお店に行くチャンスが不意にめぐってくるかもしれませんよ。
Wishダイニングは、予約の取りづらいお店の席を事前に確保してくれるサービスです。
コンパニオンカードサービス
前述したように、ダイナースクラブカードに入会するとTRUST CLUB プラチナマスターカードを年会費無料で発行することができます。
実は、ダイナースクラブカードはVISA、Mastercardと比べると使えるお店が限られていることが欠点です。
この欠点を補うため、ダイナースカードの付帯カードとして「コンパニオンカード」が導入されました。
特に海外ではダイナースクラブ加盟店でしか利用できないので、TRUST CLUB プラチナマスターカードとの2枚持ちがおすすめです。
TRUST CLUB プラチナマスターカードの利用料金は、ダイナースクラブカードの請求に1本化されるので、2枚持ちでも管理が簡単です。
また、ポイントもダイナースクラブカードに合算されるので、効率よくポイントを貯めることができます。
TRUST CLUB プラチナマスターカードの審査
TRUST CLUB プラチナマスターカードの審査は厳しいのか否か。これは大変気になる点ですよね。
審査基準や審査を通すコツを調べてみました。
TRUST CLUB プラチナマスターカードの審査基準
TRUST CLUB プラチナマスターカードの入会条件は「22歳以上、年収200万円以上」となっています。
銀行系のプラチナカードなので審査が厳しいイメージがありますが、入会条件も高くないので比較的作りやすいカードと言えるでしょう。
審査で重視される点
クレジットカードの審査で重視される点は以下の内容と推測されます。
- 信用情報
- 他社からの借り入れ状況
- 本人の属性
信用情報(クレジットヒストリー)は、ローンやクレジットカードの利用履歴のことです。
クレジットカードの審査の際には、返済状況や借り入れトラブルがないかなど過去数年間の履歴が参照されます。
借り入れ状況は信用情報機関に照会されて審査の対象になります。
ただ、借り入れがあったとしても迅速に返済していれば審査に通る可能性は高いです。
また、本人の属性も審査の対象になります。入会条件の年収200万円以上を満たしているかを審査されます。
本人の属性で一般的なチェック項目は以下の通りです。
- 職業・勤務先
- 雇用形態
- 勤続年数
- 年収
- 住居の状況
- 家族構成
インターネット申し込みの場合は、運転免許証や健康保険証などの本人確認書類2点の表裏画像データが必要となります。
事前に準備しておきましょう。
TRUST CLUB プラチナマスターカードの審査を通すコツ
審査を通すコツは以下の通りです。
- 入力フォームの内容を正確に入力する
- キャッシングは0で申し込む
- 良好なクレヒスを積む
入力フォームの内容は正確に入力するようにしましょう。
審査に受かるために虚偽の申告することは論外ですが、申し込み時に生年月日や名前を誤って入力してしまった場合でも後からの修正はできません。
申し込みの際には入念に確認することをおすすめします。
キャッシング枠は0にして申し込むことも審査を通りやすくするコツです。
どうしてもキャッシング枠が必要な場合は、カードが発行されてから申し込むことも可能です。(年収や勤続年数によります。)
また、クレジットカードの多重申し込みをしないことや、支払いの延滞などでクレヒスに傷をつけないことが、審査に受かるためには重要です。
TRUST CLUB プラチナマスターカードがおすすめなのはこんな方
- プラチナカードを持ちたい方
- 新社会人の方
- コスパの良いカードを探している方
- 将来はダイナースカードを保有したい方
TRUST CLUB プラチナマスターカードの入会基準は、22歳以上、年収200万円以上となっています。
そのため、周りに差をつけたい新社会人の方にピッタリですね。将来的にダイナースクラブカードなどのステータスカードに入会するためのクレヒス構築としても優れています。
また、TRUST CLUB プラチナマスターカードには、年会費3,300円で「Taste of Premium」などの利便性の高いサービスが多数付帯しています。
リーズナブルな年会費でありながら、嬉しい特典が満載です。
クレジットカードのコストパフォーマンスにこだわる方には魅力的なカードと言えるでしょう。