アメックスのキャンセル・プロテクションが使えるケース
  • 2021年5月25日
  • 2022年6月27日
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アメックスのキャンセル・プロテクションが使えるケース、使えないケース

アメリカン・エキスプレス(アメックス)の発行するクレジットカードの中でも、ランクの高いカードにのみ付帯する「キャンセル・プロテクション」。

旅行やイベントをキャンセルするときに利用できる便利なサービスですが、キャンセル・プロテクションのメリットをはっきりと理解できずにいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、一部のアメックスカードに付帯するキャンセル・プロテクションのサービスを詳しく紹介します。

キャンセル・プロテクションが付いたカードを持っている、あるいは発行を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

アメックスのキャンセル・プロテクション
  • 旅行やホテルのキャンセル時などに利用可能
  • 対象カードは全部で10種類
  • 病気や怪我での入院は最高10万円まで補償
  • 通院が理由の場合は最高3万円まで補償
  • 申請は専用窓口へ電話
アメックスカード比較表
カード名アメックスグリーン
アメックスグリーン
ゴールド・プリファード・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
ANAアメリカン
エキスプレス・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
ANAアメリカン・エキスプレス
ゴールド・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
年会費月会費制1,100円/月
(年合計13,200円)
39,600円7,700円34,100円
還元率0.3%~1.0%1.0%~3.0%マイル還元率
0.5%~1.5%
マイル還元率
0.5%~3.0%
国際ブランドAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican Express
キャンペーン合計35,000ポイント
プレゼント
最大120,000ポイント
獲得可能
最大18,000マイル
相当獲得可能※1
最大68,000マイル
相当獲得可能※1
申込対象20歳以上
パート・アルバイト・学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・学生不可
発行スピード最短3営業日通常1~3週間1週間〜3週間1週間〜3週間
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る

※1 ANA アメリカン・エキスプレス提携カード メンバーシップ・リワード®のポイントをマイルに移行した場合。


矢印

キャンセル・プロテクションとは

海外旅行

キャンセル・プロテクションとは急な病気や怪我などで国内外の旅行やホテルの宿泊、飛行機や鉄道のチケットなどをキャンセルする場合に、キャンセル料の補償を受けられるサービスです。

アメックスのキャンセル・プロテクションが付いた対象のカードで、旅行費用や移動のための代金を支払った場合が適用対象です。

キャンセル・プロテクションの対象となるサービス内容は、以下のとおりです。

  • 国内旅行・海外旅行代金
  • ホテル・旅館などの宿泊サービス費用
  • 飛行機・鉄道・自動車等による輸送費用
  • 宴会・パーティーにかかる費用
  • 運動・教養など趣味の指導にかかる費用
  • 演劇、音楽、美術、映画の鑑賞等にかかる費用

キャンセル料を補償してくれるサービスは、どのクレジットカードにも付いているわけではないため希少なサービスといえます。

キャンセル・プロテクションを利用することで、キャンセル時の自己負担額が1,000円またはキャンセル費用の10%に相当する額のいずれか高い金額まで軽減できます。

万が一の場合が心配な方や、旅行へよく出かける方におすすめのサービスです。

キャンセル・プロテクションの対象カード

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

キャンセル・プロテクションは、アメックス発行カードの中でもゴールド以上のランクの限られたカードにのみ付帯するサービスです。

以下がキャンセル・プロテクション対象カードです。全部で10種類です。

  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
  • ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
  • スターウッド・プリファードゲスト アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
  • ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
  • デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

上記カードの家族会員やビジネスカードの追加カード会員も補償の対象です。

航空会社やホテルとの提携カードは、時期により内容が異なる場合があるのでホームページを確認してみましょう。

キャンセル・プロテクションが使えるケース

キャンセル・プロテクションは、キャンセルせざるを得ない事態に利用できる便利なサービスです。

では、具体的には一体どのようなケースなのでしょうか。

キャンセル・プロテクションが使えるケース
  • 本人または家族が病気や怪我をしたとき
  • 本人または家族に通院が必要になったとき
  • 本人または家族が死亡したとき
  • 本人が社命出張になったとき

本人または家族が病気や怪我をしたとき

聴診器とカルテ

カード会員やカード会員の配偶者、または1親等以内の親族が病気や怪我で入院となった場合、カード会員1名あたり1年間で最高10万円までキャンセル料を補償します。

入院がキャンセル事由である場合、補償期間は入院を開始した日からその日を含めて31日以内です。

ただし、妊娠や出産、早産などによる入院は補償の対象外です。

本人または家族に通院が必要になったとき

通院が理由でキャンセル料が発生した場合、1年間で最高3万円を補償します。

通院の場合に補償対象となるのは、カード会員とその配偶者、子どものみです。

また、キャンセル・プロテクションが適用となるのは「傷害」により通院する場合に限ります。病気による通院は対象外です。

通院がキャンセル事由である場合、通院を開始した当日に限りキャンセル料を補償します。

入院の場合に比べると補償期間が短いので気を付けましょう。

本人または家族が死亡したとき

カード会員やカード会員の配偶者、または1親等以内の親族が死亡した場合には、カード会員1名あたり1年間で最高10万円を補償します。

補償期間は、死亡の日からその日を含めて31日以内です。

ただし、「カード会員の死亡の場合には、この限りではない」と定められています。

カード会員本人が亡くなった場合には一度アメックスに状況を説明するのが望ましいでしょう。

本人が社命出張になったとき

カード会員本人が会社からの命令で出張に行かなければならない場合のキャンセル時にも、キャンセル・プロテクションを適用できます。

ただし、出張を理由に補償が適用されるのは海外旅行のみです。

また、補償金の支払回数は1年間に1回限り。1年間で最高10万円まで補償します。

補償期間は出張開始日から終了日までです。

なお、カードによっては出張を理由としたキャンセルは補償対象に含まれていません。

出張の際のキャンセル料の補償を受けたい場合は、各カードの利用規約を事前に確認しましょう。

キャンセル・プロテクションが使えないケース

最悪はクレジットカードを利用停止にさせられることも

入院や通院をしても、キャンセル・プロテクションのサービスを受けられない場合があります。

せっかく便利な機能が付いているのに、いざというときに「恩恵を享受できない!」ということにならないよう、キャンセル・プロテクションが使えないケースも事前に確認しておきましょう。

以下を原因とするキャンセルは、キャンセル・プロテクションの補償を受けられません。

  • カード会員の故意
  • カード会員の自殺や犯罪、闘争行為
  • 医師の処方ではない、麻薬やあへん、大麻、覚せい剤の使用
  • 運転資格を持たずに、自動車やバイク、自転車を運転していて起きた事故
  • 飲酒、麻薬、大麻、あへん、覚せい剤、シンナー等を使用して起きた事故
  • 妊娠や出産、早産、流産による入院
  • むちうち症や腰痛など他覚的症状がない場合
  • 地震や噴火、津波により被害が出た場合
  • 戦争や内乱などの事変、暴動が起きた場合
  • 核燃料物質の放射性、爆発性などによる事故
  • その他、放射線照射または放射能汚染
  • カード会員の自殺や犯罪、闘争行為の事故に随伴して生じた事故や秩序の混乱に基づいて生じた事故

利用できないケースは、日常生活の中でも「稀な出来事」が多い印象です。

キャンセル・プロテクションに限らず、各種保険を利用する場合には対象可否を保険会社に証明しなければなりません。

キャンセル・プロテクションの使い方

ここでは、キャンセル・プロテクションの補償を実際に受ける申請方法について解説します。

キャンセル・プロテクションの使い方
  • 専用係に連絡
  • 必要書類の用意
  • 書類の提出

専用係に連絡

問い合わせ

まずはアメックスのキャンセル・プロテクション係に連絡しましょう。

どのような状況なのかを説明し、必要書類やその後の流れを確認します。

アメリカン・エキスプレス・キャンセル・プロテクション係

0120-860-420(通話料無料)
9時〜17時(土日祝休み)

なかなか繋がらない場合や上記の営業時間外に連絡する場合、カード別の総合窓口に連絡するのも手です。

必要書類の用意

キャンセル・プロテクションの補償を受けるためにはいくつかの書類を提出する必要があります。

スムーズに補償を受けるためには、必要書類を漏れなく用意することが大事です。

医師の診断書や出張日を証明する書類など、キャンセル理由によって用意する書類は異なります。

上記の専用係の指示に従い、利用規約を読みながら進めましょう。

必要書類については後述します。

書類の提出

必要書類を全て集めたら、以下に請求書を送付します。

書類送付先

〒163-0707
東京都新宿区西新宿2-7-1 KDDIエボルバ内
アメリカン・エキスプレス・キャンセル・プロテクション係

書類を送付してからどれくらいで支払いが行われるかは公表されていません。

書類に不備があるなど、時間がかかるケースもあるようです。

キャンセル・プロテクションの必要書類

領収書イメージ

キャンセルプロテクションを利用するにあたり、必要となる可能性のある書類は以下です。

  • 請求書
  • 事故状況報告書
  • サービスに係る契約書または契約の事実を証明する書類
  • カード会員が負担したキャンセル費用の額を証明する書類
  • カード会員との続柄を証明する戸籍謄本等の書類
  • 死亡診断書または死体検案書
  • 入院日、入院日数および傷害または疾病の内容を証明する医師の診断書
  • 通院日、傷害の内容を証明する医師の診断書
  • 出張命令の事実を証明する書類
  • 死亡または入院の直接の原因が疾病であるときは、その疾病が2006年2月1日以降に発病していることを証明する医師の診断書
  • アメックスが、カード会員の病状・治療内容等について医師に照会し説明を求めることについての同意書

いかなるケースでも必要となるのは請求書で、その他は上記の中から状況に応じて必要な書類が変わります。

キャンセル・プロテクションの注意点

キャンセルプロテクションを利用する際には、確認しておきたい注意点もあります。

キャンセル・プロテクション7つの注意点
  • 対象外の病気や怪我
  • 対象外の日程
  • 対象者以外のキャンセル料
  • キャンセル料が発生しない場合
  • 予約時にカードを利用しない場合
  • ビジネスカードは出張時の補償なし
  • 1年のサイクル(数え方)

対象外の病気や怪我

妊娠や出産、自覚症状のみのむちうち症や腰痛など、入院・通院しても対象外となるケースがあります。

特に妊娠中はさまざまな予測不能な事態が起きやすいですが、残念ながらキャンセル・プロテクションは使えません。

妊娠中に旅行やイベントの計画を立てる際は要注意です。

対象外の日程

キャンセル・プロテクションは、「入院した場合は入院日から31日以内」「通院の場合は当日のみ」など、対象となる日程が限られています。

それ以外の日は、たとえ入院・通院が原因でキャンセルをしても補償の対象外となるので気を付けましょう。

また、予約対象日やサービスの提供を受ける日が確定していない場合にも補償金は支払われません。

対象者以外のキャンセル料

キャンセル・プロテクションの対象となるのは、カード会員や配偶者、子どもなどです。

一緒に旅行する方全員のキャンセル料を補償するわけではありません。

例えば、友人家族との旅行を予約し、万が一の事態が起きてキャンセルになったとしても、補償を受けられるのは対象カードの会員やその家族のみです。

戸籍謄本等で関係を証明できない方は、補償を受けられません。

キャンセル料が発生しない場合

キャンセル・プロテクションは、あくまでキャンセル料を補償するものです。

そのため、「ホテル側が事情を汲んでキャンセル料を返金した」などキャンセル料が発生しない場合は補償の対象外となります。

また、マイルを使った特典航空券の諸費用も対象外です。

予約時にカードを利用しない場合

キャンセル・プロテクションは、旅行代金やイベントのチケット代金をアメックスのキャンセル・プロテクション対象カードで購入した場合に限り利用できるサービスです。

他のカードや現金などで支払いを行った場合は補償外となるため、注意しましょう。

ビジネスカードは出張時の補償なし

アメックスビジネスゴールドアメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

ビジネスカードには出張時の補償が付いていません

また、社命出張がキャンセル事由の場合、以下のケースではキャンセル・プロテクションを利用できません。

  • 勤務先の役員であるカード会員によるキャンセル
  • 個人事業主のカード会員によるキャンセル
  • 海外旅行以外の旅行・イベントのキャンセル

出張時の補償は、あくまで「自分の意志ではなく会社都合でキャンセルとなった場合」に適用されます。

法人役員や個人事業主が自己都合でキャンセルする場合は対象外です。

1年のサイクル(数え方)

アメックスのキャンセル・プロテクションは、毎年2月1日~翌年1月31日の間を1年とカウントします。

「1月1日から」「4月1日から」といった一般的なサイクルではないので注意しましょう。

補償金の限度額は1年サイクルでリセットとなるので、1年の中で複数回利用することになった場合は、時期や限度額にも気を付けましょう。

ただし、出張を理由にキャンセル・プロテクションを受けられるのは1年に1度が限度です。

キャンセル・プロテクションはもしものときに安心のサービス

アメックスのキャンセル料の補償サービスであるキャンセル・プロテクションは、カード会員や家族の入院や通院、死亡、出張などの際に利用可能です。

キャンセル・プロテクションが付いたアメックスカードは、以下のとおりです。

キャンセルプロテクションサービス付帯のカード
  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
  • ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
  • スターウッド・プリファードゲスト アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
  • ANA アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • ANA アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
  • デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード

旅行やコンサート・舞台鑑賞が趣味の方は、キャンセル・プロテクション付帯カードを持っておくと安心でしょう。

ただし、利用には注意点も多数あります。いざというときにキャンセル料をしっかり補償してもらえるよう、注意点も確認してくださいね。