Google Payがあればおサイフケータイはもういらない?2つの違い

Google Payとおサイフケータイはどちらも便利なモバイル決済サービスですが、利便性が高いのはサービスの一括管理ができるGoogle Payです。しかし、Google Payでは利用できない機能もあるので、おサイフケータイとの併用がおすすめです。
  • 2021年2月10日
  • 2021年2月10日
Google Pay

Google Payとおサイフケータイは、どちらもスマホでキャッシュレス決済ができるサービスです。

大きな違いは、Google Payは電子マネーやポイントカードの一括管理ができるところ。

このことから、使い勝手がいいのはGoogle Payということになります。

「では、もうおサイフケータイはいらないのでは」と思うかもしれませんが、Google Payにもデメリットがあるので、そうとも言い切れません。

Google Payとおサイフケータイで、できることとできないことをまとめると、2つを併用するのが良いことが分りました。

この記事で詳しく解説します。

おサイフケータイの特徴
  • サービスの利用制限がない
  • 電子マネーやポイントカードの一括管理はできない
  • クレジットカード払いができない
Google Payの特徴
  • 電子マネー、クレジットカード、ポイントカードを一括管理できる
  • オンライン決済が可能
  • クレジットカード払いが可能
  • オートチャージの設定や機種変更時に専用アプリが必要

Google Payとおサイフケータイを比べるために、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

まずは、モバイル決済サービスの先駆けとなったおサイフケータイからです。

スマホ決済と相性抜群のクレジットカード
カード名セゾンパール・アメリカン
エキスプレス(R)・カード
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
JCB CARD W
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au PAY カード
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イオンカードセレクト
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おサイフケータイの特徴

おサイフケータイ

おサイフケータイの特徴
  • サービスごとに初期設定が必要
  • 8種類の電子マネーに対応
  • ポイントカードも登録可能

おサイフケータイは、Androidスマホに搭載されているモバイル決済サービスです。

電子マネーを登録すれば、FeliCaというICチップを利用して電子マネーで支払いができます。

支払方法は、お店の方にどの電子マネーで支払うかを伝えて、スマホの背面にあるFeliCaマークをお店の読み取り機にかざすだけでOK。

アプリを立ち上げたり電子マネーを選んだりする必要はありません。

おサイフケータイの初期設定方法

おサイフケータイを利用するためには、使いたいサービスのアプリをダウンロードして初期設定をしなければなりません。

おサイフケータイの初期設定方法は、以下の通りです。

  1. おサイフケータイ アプリを起動
  2. サービスを追加するをタップ
  3. 使いたいサービスを選ぶ
  4. 使いたいサービスのアプリをダウンロード
  5. サービスのアプリ内で初期設定をする
  6. 利用開始

電子マネーのチャージ方法としてクレジットカードを登録する場合も、それぞれのサービスの専用アプリや公式サイトで設定する必要があります。

おサイフケータイで使える電子マネー

おサイフケータイで使える電子マネーは、以下の8種類です。

  • iD
  • 楽天Edy
  • Suica
  • WAON
  • nanaco
  • QUICPayTM
  • PASMO
  • モバイル スターバックス カード

おサイフケータイにSuicaなどの交通系ICカードを設定すれば、改札もスマホをかざすだけで通れます。

JALタッチ&ゴーサービスやANA SKiPサービスを設定すると搭乗券として利用でき、混雑時でもスムーズに搭乗手続きができます。

さらに、会員証やポイントカードも設定できます。カード類を持ち歩く必要がなくなるので、財布の中がスッキリしますね。

おサイフケータイでできないこと

おサイフケータイでできないこと
  • 電子マネーやポイントカードの一括管理ができない
  • クレジットカードでの支払いはできない

おサイフケータイは、電子マネーやポイントカードの一括管理はできません

そのため、クレジットカードから電子マネーをチャージする場合も、サービスごとにチャージが必要です。

また、おサイフケータイは、クレジットカードを直接紐づけることはできません

クレジットカードはあくまでも電子マネーのチャージ先としての利用になります。

Google Payの特徴

Google Pay

Google Payの特徴
  • 初期設定が簡単
  • 7種類の電子マネーに対応
  • ポイントカードも登録可能
  • クレジットカードを登録できる
  • オンライン決済が可能
  • 電子マネー、クレジットカード、ポイントカードを一括管理できる

Google Payは、Googleが提供するモバイル決済サービスです。

おサイフケータイに対応している端末なら、Google Payも利用可能です。

Google Payは、おサイフケータイと同じように電子マネーを登録すれば、スマホで買い物ができます

支払時には、お店の方に使いたい電子マネーを伝えて、読み取り機にスマホをかざすと決済が完了します。

また、Google Payは、おサイフケータイではできない、クレジットカードの登録やサービスの一括管理も可能です。

Google Payの初期設定方法

Google Payは、Google Payアプリ内で電子マネーの登録ができます。

Google Payに電子マネーを登録する方法は、以下の通りです。

  1. Google Pay アプリを起動する
  2. 「使ってみる」を選択
  3. 登録する電子マネーを選択
  4. アカウントを作成
  5. 規約を確認して同意
  6. 利用開始

おサイフケータイのように、サービスごとにアプリをダウンロードする必要はありません。

アプリ内で、使いたい電子マネーを選択するだけでOKです。

Google Payで使える電子マネー

Google Payに対応している電子マネーは、以下の7種類です。

  • Suica
  • nanaco
  • 楽天Edy
  • WAON
  • QUICPay
  • iD
  • Visaのタッチ決済

その他、JALタッチ&ゴーサービスやTポイントカード、dポイントカードも登録できます。

クレジットカードを登録できる

クレジットカード

おサイフケータイは、クレジットカードを支払方法として登録することはできませんが、Google Payはクレジットカードの登録が可能です。

Google Payに登録すれば、スマホをお店の読み取り機にかざすだけで、クレジットカードやデビットカードで決済ができます。

それぞれの電子マネーに対応しているクレジットカード、デビットカードは以下の通りです。

対応電子マネーカード発行会社
QUICPayKyash
JACCS
JCB
LINE Pay
ゆめカード
楽天カード(アメックス以外)
iDライフカード
三井住友カード
Visaのタッチ決済関西みらい銀行
埼玉りそな銀行
ジャパンネット銀行
ソニー銀行
MUFG(三菱UFJ銀行)
りそな銀行

Webサイトやアプリの決済が可能

Google Payにクレジットカード登録すれば、オンライン決済が可能になります。

決済時にGoogle Payを選ぶだけで決済が完了します。クレジットカード番号を入力する必要もないので便利ですね。

登録できる国際ブランドは、アメリカン・エキスプレス、Mastercard、Visa、JCBになります。

現在、Google Pay が使えるWebサイトやアプリは、ANAグループの航空会社「VanillaAir」やジャパンタクシーなどの8サイトのみです。

電子マネー、クレジットカード、ポイントカードを一括管理できる

Google Payは、電子マネー、クレジットカード、ポイントカードの一括管理ができます

電子マネーの残高確認やポイント数の確認がGoogle Payアプリ1つで行えるのです。

また、クレジットカードから電子マネーをチャージする場合も、Google Payに登録したクレジットカードからそれぞれの電子マネーにチャージができます。(nanaco除く)

おサイフケータイの場合は、Suicaなら「モバイルSuica」、WAONなら「モバイルWAON」と、それぞれのアプリを開かないと残高確認やクレジットカードからのチャージもできません。

このことから、Google Payの方がおサイフケータイより利便性が高いと言えますね。

Google Payでできないこと

Google Payでできないこと
  • 機種変更時の引き継ぎ
  • オートチャージ
  • Suicaのグリーン券購入

Google Payアプリでできなこともいくつかあるので、詳しく解説します。

機種変更時の引き継ぎができない

スマホを機種変更する場合、Google Payアプリ内では、電子マネーなどの移行手続きはできません。

電子マネーの移行には、それぞれの専用アプリが必要になります。

例えばSuicaの場合、スマホを機種変更する前に、定期券や電子マネーの残額などを一時的にモバイルSuicaのセンターサーバーに移す作業が必要です。

さらに、新しい端末でモバイルSuicaアプリをインストールし、センターサーバーに移したデータを新しい端末に移す作業が必要です。

オートチャージができない

おサイフケータイの場合は、それぞれのサービスからオートチャージ機能を設定できます。

しかし、Google Payは、電子マネーのオートチャージ機能は利用できません

オートチャージを設定するには、やはり専用アプリが必要になります。

Suicaのグリーン券購入ができない

Google Payでは、Suicaのグリーン券を購入することはできません。

定期券の場合は、モバイルSuicaアプリで定期券を使用していればGoogle Payからも継続購入が可能になります。

Google PayでSuicaを利用する場合は、モバイルSuicaアプリもインストールしておいたほうが良いでしょう。

ちなみに、2021年の春以降は、Android端末でモバイルSuicaを利用するためには、おサイフケータイアプリが必須になるようです。

その他の利用制限

Google Payは、nanacoのクレジットチャージができません。

専用アプリのnanacoモバイルをインストールすると、クレジットチャージが可能になります。

また、楽天EdyではEdyの受け取りができないなど、Google Payではサービスに制限があるので注意してください。

おサイフケータイとGoogle Payの違い

おサイフケータイとGoogle Payの違い

おサイフケータイのデメリットは、電子マネーやポイントカードの一括管理ができないことです。

また、クレジットカードを支払方法として登録できないのもデメリットです。

その点、Google Payは1つのアプリで残高の確認やクレジットチャージができ、クレジットカードを登録すればクレジットカード払いもできます。

おサイフケータイよりGoogle Payの方が使い勝手は良いでしょう。

おサイフケータイはもういらない?

では、Google Payがあればおサイフケータイは必要ないのかというと、そうではありません。

例えば、Android端末でモバイルSuicaを利用するためには、今後おサイフケータイアプリが必須になります。

おサイフケータイは、初期設定の段階でそれぞれのサービスの専用アプリをダウンロードするので、使いたい機能があれば専用アプリから設定できます。

サービスの利用制限がないので、Google Payではできない、オートチャージやSuicaのグリーン券購入ももちろん可能です。

機種変更時も専用アプリから手続きができます。

Google Payとおサイフケータイの併用がおすすめ

おサイフケータイの特徴
  • サービスの利用制限がない
  • 電子マネーやポイントカードの一括管理はできない
  • クレジットカード払いができない
Google Payの特徴
  • 電子マネー、クレジットカード、ポイントカードを一括管理できる
  • オンライン決済が可能
  • クレジットカード払いが可能
  • オートチャージの設定や機種変更時に専用アプリが必要

Google Payとおサイフケータイは、どちらもメリット、デメリットがあります。

便利に使うためには、Google Payとおサイフケータイの併用がおすすめです。

例えば、Google PayでSuicaを利用する場合は、モバイルSuicaアプリを併用したほうが便利です。

残高確認やクレジットチャージはどちらもできますが、オートチャージやグリーン券購入はモバイルSuicaアプリでないとできません。

普段の買い物は、一括管理ができるGoogle Payを利用し、制限のあるサービスを使いたい場合はおサイフケータイを利用するなど、用途によって使い分けるのがおすすめです。