三井住友カードを還元率の低さに目を瞑っても選ぶ理由

銀行系カードの代表格「三井住友カード」は、三井住友カード株式会社が発行する中でも最もスタンダードな1枚です。基本還元率は0.5%~2.5%と今ひとつ。しかし、ステータス性、信頼性においては他のクレジットカードを凌駕しています。社会に出て初めて持つ1枚としてもおすすめです。
  • 2021年6月2日
三井住友カードを選ぶ理由

三井住友カードは、日本で絶大な知名度を誇るクレジットカード会社です。三井住友銀行のグループ会社であり、銀行系カードの代表格ともいえます。

質実剛健なイメージのある三井住友カード、そのほとんどの基本ポイント還元率は0.5%とやや低めです。それでも高い人気を誇ります。

ポイントが貯まりやすいクレジットカードが他に多数ある中で、なぜ三井住友カードが選ばれ続けているのでしょうか。

その理由は、ポイント還元率よりも大切なところにありました。

三井住友カードは安心・信頼の王道カード
  • 信頼感のある、ちょうど良いステータス
  • 抜群のセキュリティと対応力で安心
  • コンビニ等でポイント還元率2.5%
  • デュアル発行で海外利用も便利
三井住友カードのデメリット
  • 基本ポイント還元率は今ひとつ
  • 海外旅行傷害保険はカバーが必要
  • 通常は年会費がかかる

※本記事の価格は全て税込みです。

三井住友カード
年会費 1,375円 追加カード ETCカード/家族カード
還元率 0.5%~2.5% ポイント Vポイント
マイル ANA 付帯保険 海外旅行/ショッピング
電子マネー iD スマホ決済 Apple Pay/Google Pay
WEB申込で初年度年会費無料!初めてのカードにおすすめ矢印キャンペーンサイトを見る

三井住友カードの特徴・基礎知識

三井住友カード

三井住友カード
還元率ポイント0.5%~2.5%
マイル0.25%〜1.25%
年会費初年度無料
※オンライン入会
2年目以降1,375円
※条件達成で割引もしくは無料
家族カード初年度:本会員に準ずる
2年目以降:440円
※条件達成で無料
旅行保険海外最高2,000万円(利用付帯)
国内なし
ETCカード発行手数料無料
年会費初年度無料
次年度550円
(ETCの利用が前年に1回以上の場合、無料)
電子マネーiD
国際ブランドVISA、Mastercard
発行会社三井住友カード株式会社
発行期間最短翌営業日発行
※オンライン申込なら最短5分でカード番号発行

三井住友カードは、三井住友カード株式会社が発行するスタンダードクラスのクレジットカードです。同時に、日本のクレジットカードのスタンダードともいえます。

その理由は、三井住友カードの歴史にあります。

三井住友カードは、1980年にVISAブランドのクレジットカードを発行しました。

現在はVISAに加えMastercardも発行できますが、「三井住友=VISAカード」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

VISAはプロパーカード(発行会社=国際ブランドであるカード)を発行していませんが、三井住友カードをVISAのプロパーカードと見る向きもあるほどです。

安心・信頼のイメージが強いのが、三井住友カードの特徴です。

三井住友カードの優待特典・メリット

ここからは三井住友カードを良い点をバンバンあげていきます。

良い所ばかり聞いても不安に思うと思うので、デメリットについても言及します。

特典・メリットを見て「欲しい!」と思っても一旦待ってください。

新規入会の際にはポイント還元のキャンペーンも行っているので、確認してから申込ましょう。

安心と信頼の三井住友カードは日常使いならポイントも相当
  • 一般カードでも抜群のステータスと信頼感
  • 高水準のセキュリティで安心
  • VISAとMastercardのデュアル発行が可能
  • コンビニ3社とマクドナルドでポイント5倍
  • 「ポイントUPモール」でネットショッピングもお得

一般カードでも抜群のステータスと信頼感

三井住友カードは、泣く子も黙るメガバンク・三井住友銀行のグループ会社です。

大手銀行系のカード会社なので、堅実なイメージがあるだけでなく、企業としての体力も充分です。

特に国内では、三井住友カードの知名度と信頼感は抜群です。そのため、一般カードながら「どこで使っても恥ずかしくない」というステータスがあります。

仕事関係でカードを使うシーンでも見劣りせず、きちんとした人という印象を持たれやすいでしょう。

高水準のセキュリティで安心

三井住友カードでは、業界最高水準の不正使用検知システムが導入されています。24時間365日体制でチェックを行う徹底ぶりです。

過去の不正利用パターンをデータ化してチェックしているので、不正利用の可能性を素早く発見・カード犯罪を未然に防ぐ体制が整っています。

また、仮に不正利用が発生してしまった場合でも、紛失・盗難の届出日から60日遡って損害を補償してくれます。

VISAとMastercardのデュアル発行が可能

三井住友カードでは、会員1人に対してVISAとMastercardの2枚を発行することができるデュアル発行というサービスがあります。

デュアル発行のメリットは決済できないケースを減らせることです。VISAが使用できずMastercardが使える場合等に効果を発揮します。

また、本来2枚分の審査を1枚分でまかなえ、ポイントの分散も防げるため管理もスムーズです。

デュアル発行した2枚目のカード年会費は275円です。家族カードも同様です。

ただし、家族カードの1人目については、デュアル発行の2枚目に関しても初年度無料で使えます。

コンビニ3社とマクドナルドでポイント最大5倍

三井住友VISA ポイント5倍

以下のお店で三井住友カードを利用すると、Vポイントが通常の5倍貯まります

  • セブン-イレブン
  • ローソン
  • ファミリーマート
  • マクドナルド

ポイント5倍を適用するための事前エントリー等は不要です。iDやVisaタッチ決済・Apple Pay・Google Payでの支払いも対象です。

通常の200円で1ポイント(=1円相当)還元に加え、さらに200円につき4ポイントが加算ポイントとして付与されます。200円で5ポイント貯まるので、還元率は2.5%です。

三井住友カードのデメリット

安心感と信頼感が抜群な三井住友カードですが、デメリットも存在します。

デメリットをきちんと理解し、保有したときに許容できるかどうかを確認しておきましょう。

三井住友カードのデメリット
  • 基本ポイント還元率は今ひとつ
  • 海外旅行傷害保険はカバーが必要
  • 通常は年会費がかかる

基本ポイント還元率は今ひとつ

三井住友カードの基本ポイント還元率は0.5%です。年会費無料・常時ポイント還元率1%以上というクレジットカードが多く流通していることを考えると、決してポイント還元率が高いとはいえません。

しかし、先に紹介した「コンビニ3社+マクドナルドでポイント5倍」や「ポイントUPモール」を上手に活用すれば、ポイントが貯まりやすくなります。

使い方次第で、実際の還元率を0.5%以上にすることも可能です。

海外旅行傷害保険はカバーが必要

三井住友カードの海外旅行傷害保険は、利用付帯です。自動付帯に比べて利便性は劣ると言わざるを得ないですね。

補償内容は次のとおりです。

項目保険金額
傷害死亡・後遺障害最高2,000万円
傷害治療費用50万円
疾病治療費用50万円
賠償責任2,000万円
携行品損害15万円(自己負担:1事故3,000円)
救援者費用100万円

一般カードとしては標準的な内容なのですが、実際に海外で保険を使うことを想定すると、補償内容はやや手薄です。

特に、使う機会が多いと想定される傷害・疾病治療費用の補償金額が50万円である点は、いちばんの懸念材料です。海外は医療費が高く、治療費が50万円をオーバーすることも珍しくありません。

この点をカバーするには、海外旅行障害保険が自動付帯されるクレジットカードをサブカードとして一緒に持っていくのがよいでしょう。

通常年会費がかかる

詳細は次項で解説しますが、三井住友カードは、通常1,375円の年会費がかかります。

一般カードでは年会費がかからないものが主流になっている中、維持費が発生するのはデメリットと感じる方がいるかもしれません。

ただし、三井住友カードでは多彩な年会費優遇制度が設けられています。工夫すれば、実質無料で使うことも可能です。

三井住友カードの年会費

三井住友カードの年会費等は、次のとおりです。

  • 本会員:1,375円 ※オンライン申込で初年度年無料
  • 家族カード:440円 ※1枚目は無料
  • デュアル発行の2枚目:275円

前項で触れたとおり、三井住友カードには年会費優遇制度が設けられています。

上手に活用すれば実質年会費無料で使うことも可能なので、ポイントをしっかり抑えておきましょう!

年会費優遇制度には、以下のような種類があります。

  • WEB明細+年間6回以上請求で翌年度550円割引
  • カード利用額に応じて翌年度年会費半額または無料
  • マイ・ペイすリボ登録+リボ手数料支払いで年会費無料

WEB明細の利用で翌年度550円割引

WEB明細を登録し、過去1年間に6回以上の請求がある場合、翌年度の年会費から550円割引されます。

WEB明細とは、紙の利用明細書の代わりに、次回の支払金額が確定したことをメールで通知してくれるサービスです。明細書の保管場所や、捨てる時のプライバシーの心配もなくなるので便利ですね。

なお、家族カードは割引対象外なので注意してください。

カード利用額に応じて翌年度年会費無料・半額

2月~翌年1月のショッピング累計金額に応じて、次回年会費が半額または無料になります。

  • 100万円以上300万円未満:半額
  • 300万円以上:無料

WEB明細による年会費割引と重複して適用可能です。

マイ・ペイすリボ登録+リボ手数料支払いで年会費無料

リボ払い

「マイ・ぺイすリボ」に登録かつ前年1回以上のリボ払い手数料支いがあれば、翌年度の年会費が無料になります(2021年1月までは手数料有無を問わず年1回以上の利用で無料)。

マイ・ペイすリボとは、店頭でショッピング1回払いを指定しても自動的にリボ払いになる支払い方法です。

毎月の支払金額は、5,000円~カード総利用枠(限度額)の範囲で自由に設定できます。また、都合に合わせてネットから手軽に支払金額の調整が可能です。

年会費の支払いタイミング

支払い金額のイメージ

年会費の支払いタイミングは、支払日とカード加入日によって異なります。

三井住友カードの支払日は10日と26日の2パターンがあります。

26日払いの場合は、一律でカード加入翌月の支払いとなります。10日払いの場合は、カード加入日によって異なるので注意してください。

支払日カード入会日年会費請求月
10日(金融機関によって6日/8日の場合あり)1~15日入会月の翌月
16~末日入会月の翌々月
26日問わない入会月の翌月

三井住友カード VS 三井住友カード ナンバーレス

三井住友VISAカードナンバーレス三井住友カードナンバーレス

三井住友カード ナンバーレス(※以下、NLと表記)は、2021年2月1日に発行が開始されたクレジットカードです。

最大の特徴は、カード番号や有効期限などの情報が券面に記載されていないことです。

盗み見される心配がないので、従来のカードよりもセキュリティ面で優れています。

カードのランクは、三井住友カードと同じく「一般カード」クラスです。カード情報の記載有無を除き、デザインはほぼ変わりません。

その他に違いがあるのか、表にして比較しました。

サービス内容三井住友カード三井住友カード (NL)
カードデザイン三井住友カード三井住友VISAカードナンバーレス
通常年会費1,375円永年無料
家族カード年会費
1枚目無料
2枚目以降440円
申込条件満18歳以上の方
ショッピング利用枠最大80万円最大100万円
国内旅行保険なし
海外旅行保険最高2,000万円(利用付帯)
ショッピング補償年間100万円までなし

クレジットカードの代表的な付帯サービスである、旅行傷害保険は同条件です。

それ以外の相違点を詳しく確認しましょう。

年会費で比較

それぞれの年会費は次のとおりです。

  • 三井住友カード:通常1,375円
  • 三井住友カード(NL):永年無料

三井住友カードの年会費の項目で解説したように、三井住友カードは条件付きで年会費が無料になります。

一方、三井住友カード(NL)は無条件で年会費無料です。リボ払い等を利用する必要はありません。

また、家族カードの年会費にも違いがあります。

  • 三井住友カード:1枚目無料、2枚目以降440円
  • 三井住友カード(NL):永年無料

年会費に関しては、三井住友カード(NL)のほうが有利です。

特典・付帯サービスで比較

三井住友カードでのみ使える特典・付帯サービスがいくつかあります。

  • ショッピング補償
  • バーチャルカードの追加
  • iD(一体型、携帯型)

特典の面では三井住友カードに軍配が上がりそうですね。

特にショッピング補償が付帯する点は見逃せません。高額な買い物は三井住友カードが適しているでしょう。

なお、バーチャルカードやiDに関しては、Apple Pay・Google Payやタッチ決済の利用で代替可能と考えることもできます。

ポイント還元率で比較

通常のポイント還元率は、両者とも0.5%です。利用金額200円につき1ポイントが貯まります。

ただし、コンビニ3社+マクドナルドでの利用は、三井住友カード(NL)の方がお得です。

  • 三井住友カード:最大2.5%還元
  • 三井住友カード(NL):最大5%還元

通常ポイント0.5%に加えて、+2%ポイント還元される点は共通です。

さらに三井住友カード(NL)に限り、Visaのタッチ決済またはMastercardコンタクトレスを利用すると、+2.5%還元されます。

コンビニ3社+マクドナルドを頻繁に使う方であれば、三井住友カード(NL)のほうがポイントを貯めやすいでしょう。

両方を保有し、以下のように使い分けるのもおすすめです。

三井住友カード VS 三井住友カード(NL)
  • 三井住友カード
    高額な買い物に
  • 三井住友カード(NL)
    コンビニ3社+マクドナルドをはじめ少額決済に

三井住友カードの審査

サインペン

どこでも安心して使えるクレジットカードが欲しいという方は、三井住友カードの審査の内容が気になりますよね。

しかし、三井住友カードの詳しい審査基準はいっさい公表されていません。これは三井住友カードに限らず、クレジットカード会社全般にいえることです。

ただし、既存申込者のクチコミ等から、ある程度の審査の傾向を推察することは可能です。この章では、クチコミ等から考察した三井住友カード審査の傾向について解説します。

公式情報ではない点に留意したうえで読み進めてください。

三井住友カードの審査基準

三井住友カードの審査基準は「一般カードの中ではやや高めだが、イメージよりは作りやすい」と考えられます。その根拠は次のとおりです。

  • 銀行系カードである
    銀行系、交通系、信販系、流通系、メーカー系と分類される中で銀行系は最も厳しい
  • 申込み可能年齢が18歳以上
    申込可能年齢を20歳以上からとしている所もある中、間口を広く会員を募集していると言える
  • パート・アルバイトでも申込可
    それほど高い年収は求められないと考えられる
  • 必要な年収は200万円前後か
    三井住友カード既存契約者のクチコミによると、年収200~300万円前後で審査に通ったという方が多い

審査を通すコツ

繰り返しにはなりますが、三井住友カードの審査基準は公開されていません。そのため「100%審査に通る方法」を明記することは不可能です。

しかし、ちょっとした工夫で審査通過の可能性を上げることはできます。申込時のコツをいくつか紹介するので、参考にしてくださいね。

三井住友カードの審査を通すコツ
  • 申込みフォームを極力埋める
    支払い能力をより正確に測れるため
  • 他のリボ・ローン残高を減らす
    一般的に支払可能見込額が多いほど審査に通りやすくなる
  • 三井住友銀行の口座を作る
    三井住友銀行での金融取引履歴が影響する可能性は大きい
  • キャッシング枠は0円にする
    ショッピングとは別で審査が行われるため

三井住友カードなら間違いない!

三井住友カードで安心のキャッシュレス

最後に改めて、三井住友カードの特徴を振り返ります。

三井住友カードは安心・信頼の王道カード
  • 信頼感のある、ちょうど良いステータス
  • 抜群のセキュリティと対応力で安心
  • コンビニ等でポイント還元率2.5%
  • デュアル発行で海外利用も便利

三井住友カードは、銀行系カードならではの安心と信頼が最大のメリットです。盤石のセキュリティと対応力で、万一のトラブルの際にも安心して使えます。

時に顧客に不便な場合であっても不正利用防止を第一に考える姿勢は、まさに信頼の表れ。ポイント還元率よりも、堅実な企業姿勢を評価する層から支持されているクレジットカードです。

控えめながらきちんとした印象で、どこで使っても恥ずかしくないちょうど良いステータスを持ち合わせているのも魅力のひとつです。

それだけでなく、便利でお得なサービスも豊富に提供されています。まさしく、日本のクレジットカード業界におけるスタンダードといえるのではないでしょうか。

三井住友カードなら、お得で安心なキャッシュレスライフを実現できます!

安心と信頼の三井住友カード