アメックスゴールドの家族カードでできること
  • 2025年8月20日
  • 2023年10月27日
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アメックスゴールドの家族カードでできること・できないこと

【お知らせ】2024年2月をもって、アメックスゴールドの新規受付を終了しました。後継となるアメックス・ゴールド・プリファード・カードの詳細はこちらをご覧ください。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以下:アメックスゴールド)は、ステータスの高さで知られるゴールドカードです。

本カードの年会費は31,900円と高額ですが、家族カードなら1枚無料で保有できるため、家族全体の保有コストがかなり抑えられます。

そこで、アメックスゴールドの家族カードについてまとめました。

家族カードでできること・できないことをそれぞれ解説するので参考にしてください。

アメックスゴールドの家族カードでできること
  • 家族でまとめてポイントを貯められる
  • 空港ラウンジサービスが利用できる
  • 旅行傷害保険・各種プロテクションが充実
  • プライオリティ・パスのメンバーシップの年会費が無料
アメックスゴールドの家族カードでできないこと
  • 利用明細の分割
  • クレヒスを積むこと
  • 「ゴールドダイニング by 招待日和」の利用
  • 継続特典を受けること
  • スマートフォン・プロテクションの利用

※本記事の価格は全て税込みです。

アメックスカード比較表
カード名ゴールド・プリファード・カード
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
アメックスグリーン
アメックスグリーン
アメックスプラチナ
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
ANAアメリカン
エキスプレス・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
ANAアメリカン・エキスプレス
ゴールド・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
セゾンパール・アメリカン
エキスプレス(R)・カード
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード
セゾンゴールド・アメリカン
エキスプレス・カード
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード
年会費39,600円月会費制1,100円/月
(年合計13,200円)
165,000円7,700円34,100円1,100円
年1回の利用で無料
11,000円
初年度無料
還元率1.0%~3.0%0.3%~1.0%0.3%~3.0%マイル還元率
0.5%~1.5%
マイル還元率
0.5%~3.0%
0.5%~3.0%0.6%~1.0%
国際ブランドAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican ExpressAmerican Express
キャンペーン新規入会&条件達成で
合計120,000ポイント
獲得可能
合計35,000ポイント
プレゼント
合計200,000ポイント
獲得可能
合計18,000マイル
相当獲得
合計68,000マイル
相当獲得
最大8,000円相当
プレゼント
最大7,000円相当
プレゼント
申込対象20歳以上
パート・アルバイト・学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・学生不可
20歳以上
パート・アルバイト・学生不可
18歳以上20歳以上
発行スピード通常1~3週間最短3営業日最短3営業日1週間〜3週間1週間〜3週間最短5分最短3営業日
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
矢印

アメックス家族カードの年会費

アメックスゴールドの家族カードの年会費は、1枚無料、2枚目以降は年会費13,200円です。

アメックスゴールドの本カードには31,900円の年会費がかかりますが、それと比べれば家族カードは破格です。

アメックスの家族カードは原則として6枚まで発行できます。

家族カードを発行すれば、それぞれが本カードを保有するよりも家族全体でのコストを抑えられます。

では、家族カード発行枚数ごとの「家族1人あたりの年会費」を比較してみましょう。

家族カード発行枚数年会費合計1人あたりの年会費
0枚31,900円31,900円
1枚31,900円15,950円
2枚45,100円15,033円
3枚58,300円14,575円
4枚71,500円14,300円
5枚84,700円14,117円
6枚97,900円13,985円

家族カードを1枚発行すれば、1人あたりの年会費は半額になります。

家族カードの発行枚数が増えるほど1人あたりの年会費は安くなります。家族が多いほど、破格でアメックスゴールドを保有することが可能です。

アメックスゴールド本カードと家族カードの違い

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

アメックスゴールドの本カードと家族カードの違いを簡単にまとました。

項目本カード家族カード
年会費31,900円13,200円(1枚目無料)
ポイント0.33~1.0%0.33~1.0%(本カードに合算)
海外旅行傷害保険最高1億円(※2021年7月より全額利用付帯)最高5,000万円(利用付帯)
国内旅行傷害保険最高5,000万円(利用付帯)最高5,000万円(利用付帯)
空港ラウンジサービス
プライオリティ・パス年会費無料(通常99米ドル)
手荷物無料宅配サービス
ゴールドダイニング by 招待日和×
継続特典×
スマートフォン・プロテクション×

アメックスゴールドの家族カードには、基本的には本カードと同等のサービス・特典が付帯しています。

表から分かるとおり、本カードの半額以下の年会費でありながら、空港ラウンジサービスやプライオリティ・パス、手荷物宅配サービス、手厚い旅行保険などが本カードと同様に利用可能です。

リターン・プロテクションやキャンセル・プロテクションなどの補償も付帯しています。

ポイントは家族カードも利用金額に応じて貯まり、本カードに合算されます。家族でまとめて効率よく貯められるのがメリットです。

本カードとの違いは、年会費、旅行保険の補償内容、継続特典、スマートフォン・プロテクション、「ゴールドダイニング by 招待日和」特典です。

次の章で、アメックスゴールドの家族カードでできること・できないことについて詳しく解説します。

アメックスゴールド家族カードでできること

アメックスゴールドの家族カードでできること

アメックスゴールドの家族カードでできることは以下のとおりです。

アメックスゴールドの家族カードでできること
  • 家族でまとめてポイントを貯められる
  • 空港ラウンジサービスが利用できる
  • 旅行傷害保険・各種プロテクションが充実
  • プライオリティ・パスのメンバーシップの年会費が無料

家族でまとめてポイントを貯められる

家族でまとめてポイントを貯められる

アメックスには「メンバーシップ・リワード」というポイント制度があり、カード利用100円につき1ポイントが貯まります。

これは本カード・家族カードに共通しています。貯まったポイントはマイルや他のポイントに移行することができます。

家族カードで貯まったポイントは、本カードに合算されるので、家族でまとめてポイントを貯めることができます。

ポイントの有効期限は最大3年間ですが、家族でまとめることにより交換しやすくなるのがメリットです。

空港ラウンジサービスが利用できる

アメックスゴールドの家族カード会員も、本カード会員と同様に空港ラウンジサービスを利用できます。

家族カード会員だけでなく、同伴者1名も無料になります。

本カード・家族カードそれぞれの同伴者1名が無料なので、4人家族の場合、2人がカードを保有していれば家族全員無料で利用できますね。

利用できる空港ラウンジは以下のとおりです。

地域空港名ラウンジ名
北海道新千歳空港スーパーラウンジ
関東成田国際空港第1ターミナルIASS EXECUTIVE LOUNGE 1
成田国際空港第2ターミナルIASS EXECUTIVE LOUNGE 2
羽田空港第1ターミナルPOWER LOUNGE CENTRAL、POWER LOUNGE SOUTH、POWER LOUNGE NORTH
羽田空港第2ターミナルエアポートラウンジ(南)、POWER LOUNGE CENTRAL、POWER LOUNGE NORTH
羽田空港第3ターミナルSky Lounge
中部中部国際空港プレミアムラウンジ セントレア
近畿伊丹空港ラウンジオーサカ
関西国際空港比叡、六甲、アネックス六甲、金剛
神戸空港ラウンジ神戸
中国広島空港ビジネスラウンジ もみじ
九州・沖縄福岡空港ラウンジTIME/ノース、ラウンジTIME/ サウス、ラウンジTIMEインターナショナル
長崎空港ビジネスラウンジ「アザレア」
熊本空港ラウンジ「ASO」
鹿児島空港スカイラウンジ 菜の花
那覇空港ラウンジ華~hana~
海外ダニエル・K・イノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)IASS HAWAII LOUNGE

旅行傷害保険・各種プロテクションが充実

アメックスゴールドの家族カードには、本カードと同様に海外旅行保険や各種プロテクションが付帯しています。

海外・国内旅行傷害保険

アメックスゴールドは、家族カードにも旅行保険が付帯しています。

ただし、本カードと比べて補償内容が劣る点には注意が必要です。

保険種類補償内容本カード会員(2021年7月より利用付帯)家族カード会員(利用付帯)
海外旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害最高1億円最高5,000万円
傷害治療最高300万円最高300万円
疾病治療最高300万円最高300万円
賠償責任最高4,000万円最高4,000万円
救援者費用最高400万円最高400万円
携行品損害最高50万円最高50万円
国内旅行傷害保険傷害死亡・後遺障害最高5,000万円最高5,000万円

本カードは最高1億円の海外旅行保険が付帯しているのに対し、家族カードは最高5,000万円となっています。

また、2021年6月30日までは本カードは一部補償を除き自動付帯ですが、家族カードはカードの利用によって補償される利用付帯である点に注意が必要です。

利用付帯ではあるものの、傷害死亡・後遺障害を除き本カードと同様の補償金額となっているのは安心ですね。

海外旅行傷害保険の傷害治療費用や携行品損害も付帯していますし、賠償責任の補償金額も大きいので家族旅行も安心して楽しめます。

なお、本カード会員に対する補償は、2021年7月以降全額利用付帯に変わるので注意してください。

プロテクション

家族カードにも、以下のプロテクションが付帯しています。

  • リターン・プロテクション
    カードで購入した商品の返品を購入店が受け付けてくれない場合の購入金額を補償
  • キャンセル・プロテクション
    急な出張・病気・けがなどで旅行やコンサートに行けなくなった場合のキャンセル費用などを補償
  • オンライン・プロテクション
    第三者によるインターネット上での不正使用を補償
  • ショッピング・プロテクション
    カードで購入した破損・盗難などの損害を補償
  • 不正プロテクション
    カードの不正使用を補償

補償が充実しているので、子供にも安心して保有させられますね。

後述しますが、本カードに付帯しているスマートフォン・プロテクションは家族カードには付帯していません

プライオリティ・パスのメンバーシップの年会費が無料

アメックスゴールドの家族カードは、プライオリティ・パスの年会費も本カードと同様に無料になります。

プライオリティ・パスとは世界中の空港ラウンジを利用できるメンバーシップサービスです。

プライオリティ・パスの会員ランクには3種類あり、アメックスゴールドなら「スタンダード」に年会費無料で登録できます。

通常なら99米ドルがかかるところが無料になるのでかなりお得ですね。さらに、1回35米ドルの空港ラウンジ利用料が年間2回まで無料になります。

家族カードなら1枚目の年会費が無料にもかかわらずこの特典が付帯しています。価値はかなり大きいと言えるでしょう。

アメックスゴールド家族カードでできないこと

アメックスゴールドの家族カードでできないことは以下のとおりです。

アメックスゴールドの家族カードでできないこと
  • 利用明細の分割
  • クレヒスを積むこと
  • 「ゴールドダイニング by 招待日和」の利用
  • 継続特典を受けること
  • スマートフォン・プロテクションの利用

利用明細を分けることができない

家族カードの利用分は、本カード会員の利用分に合算して請求されます。

利用明細は本カード会員がまとめてチェックできるようになっており、分けることはできません。

家族カードの利用状況や明細は、本カード会員がいつでもアプリなどで確認できるため、家族に明細を知られたくない方にとってはデメリットになるでしょう。

ただし、子どもに持たせたクレジットカードの利用状況がすぐに確認できるという意味では安心ですね。

クレヒスが積めない

家族カードを保有することの最大とも言えるデメリットは、クレヒスが積めないことです。

クレヒスとはクレジットヒストリーの略で、クレジットカードやローンの利用状況などを言います。

クレヒスはクレジットカードやローンにおいて欠かせない要素です。クレヒスがあれば信用力の裏付けになります。

しかし、家族カードはあくまでも追加カードにあたるため、クレヒスを育てることはできません

「良好なクレヒスを積んで、ステータスの高いクレジットカードを保有したい」などと考えている人は、家族カードが向いていません。

家族カードではなく、自らの名義でクレジットカードを保有するのがおすすめです。

「ゴールドダイニング by 招待日和」は利用できない

アメックスゴールドの目玉特典の1つに「ゴールドダイニング by 招待日和」がありますが、家族カード会員は対象外となっています。

「ゴールドダイニング by 招待日和」とは、国内外の約250店舗の対象レストランで所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分が無料になる特典です。

家族カード会員は対象外ですが、本カード会員が2名以上で予約すれば1名分は無料になります。

継続特典は受けられない

アメックスゴールドの継続特典

アメックスゴールドの継続特典は、本カード会員のみが対象となっています。

アメックスゴールドの本カードは、2021年2月より以下の継続特典が受けられるようになりました。

  • ザ・ホテル・コレクション・国内クーポン特典
  • スターバックス特典

アメックスゴールドを継続すると、ゴールドカード会員向けの旅行予約サイト「ザ・ホテル・コレクション」の対象ホテルで予約時に使える15,000円クーポンがもらえます。

ヒルトン東京、帝国ホテル東京など、国内の名だたるホテルが対象です。

「スターバックス特典」は、アメックスゴールドの継続でスターバックスのドリンクチケット3,000円分がもらえる特典です。

これらは家族カード会員は利用できないため注意してください。

スマートフォン・プロテクションは対象外

アメックスゴールドの家族カードには各種プロテクションも付帯していますが、「スマートフォン・プロテクション」のみ対象外です。

2021年1月に新たに付帯された補償で、スマホが破損した場合の修理代金を年間最大5万円まで補償してくれます。

購入後36ヶ月以内の対象となるスマホであれば、スクリーンガラス割れの損害も対象です。

この補償は本カード会員のみが利用できるので、家族カード会員は注意してくださいね。

アメックスゴールド家族カードの申込資格

チェックリスト

アメックスゴールドの家族カードを申し込めるのは以下の方です。

家族カードのご入会資格は、原則、配偶者・ご両親・18歳以上のお子様です。

引用元:家族カードのご案内 – クレジットカードはアメリカン・エキスプレス(アメックス)

アメックスゴールドの本カードは原則として収入のない方は申し込むことができませんが、家族カードなら収入のない専業主婦や学生であっても申し込めます

子どもに家族カードを発行する場合、原則として18歳以上となっていますが、特別申込書を記入すれば18歳未満でも発行可能です。

18歳未満の子どもの家族カードを発行したい場合は、コールセンターに問い合わせましょう。

ただし、14歳以下の子どもへの家族カード発行はできません。

そして、家族カードを発行できるのは原則として最大6枚までです。

家族カードの申し込みは、本カード会員が行います。

コールセンター

0120-020-444
受付時間:9:00-21:00(土日祝休)

アメックスゴールド家族カードを作るか、もう1枚本カードを作るか

アメックスで自由な旅を

アメックスゴールドの家族カードは、年会費1枚無料でありながら本カードと同等のサービスが受けられます。

2枚目からは年会費13,200円の年会費がかかるものの、プライオリティ・パスや空港ラウンジサービス、手厚い旅行保険などが付帯されています。

これらのサービスを考えると、年会費を払ってでも保有する価値は大いにあると言えるでしょう。

アメックスゴールドの年会費は確かに高いですが、家族カードを発行するほど家族1人あたりの年会費は下がるので、他のゴールドカードと比べても高額ではなくなります。

一方で、家族カードではクレヒスが育たないため、良好なクレヒスを積んでカードのランクアップを目指したい方は、家族カードではなく本カードを発行しましょう。

家族カード発行がおすすめな方
  • 専業主婦や学生の方
  • 家族でまとめてポイントを貯めたい方
  • 家計への影響を最小限に抑えて効率よくゴールドカード特典を受けたい方
本カード発行がおすすめな方
  • 自身のクレヒスを育てたい方
  • よりステータス性の高いカードを狙っていきたい方

アメックスゴールド家族カードでお得にゴールド特典を受けよう

アメックスゴールドの家族カードでできること・できないことを再度確認しましょう。

アメックスゴールドの家族カードでできること
  • 家族でまとめてポイントを貯められる
  • 空港ラウンジサービスが利用できる
  • 旅行傷害保険・各種プロテクションが充実
  • プライオリティ・パスのメンバーシップの年会費が無料
アメックスゴールドの家族カードでできないこと
  • 利用明細を分けることができない
  • クレヒスが積めない
  • 「ゴールドダイニング by 招待日和」は利用できない
  • 継続特典は受けられない
  • スマートフォン・プロテクションは対象外

アメックスゴールドの家族カードは、年会費13,200円と本カードの半額以下で保有でき、しかも1枚目は無料です。

アメックスゴールドの年会費は他のゴールドカードと比べても高額なことで知られていますが、家族カードを発行すれば家族全体の保有コストはかなり抑えられます。

プライオリティ・パスや手厚い旅行保険などプラチナカードレベルのサービスが付帯していながら、格安の年会費で保有できるのは大きなメリットです。

年会費13,200円を払ってでも保有する価値は大いにあるでしょう。

家族カードでできること・できないことを理解したうえで、アメックスゴールドをお得に保有してくださいね。