ANAアメックスはマイルを実質無期限に貯められるANAカードで年会費最安

  • 2020年8月20日
  • 2020年12月1日
ANAアメックスマイル無期限

ANAアメリカン・エキスプレス・カード(以下「ANAアメックス」)は、一般ランクのANAカードの中では特典が充実しています。

特に、マイルを実質無期限で貯められることが最大の特徴です。ANAアメックスなら、マイルの価値を最大級に高められます。

他のANA一般カードにはない、ANAアメックスだけのマイル優遇もあります。

数あるANAカードの中でも人気の高い、ANAアメックスの特長をまとめました。どのANAカードを選べば良いか迷っているという人は、参考にしてください。

ANAアメックスなら国際線ファーストクラスを目指せる
  • マイルを実質無期限で貯められる
  • ANAグループでマイル還元率2.5%
  • 空港ラウンジは同伴者1名無料
  • ゴールドカード並みの特典と補償
  • ハイステータスな割に作りやすい

※本記事の価格は全て税込みです。

ANAアメックスの特徴・基礎知識

ANAアメリカン・エキスプレス・カード

ANAアメリカン・エキスプレス・カード
還元率ポイント0.3%〜
マイル1.0%〜
年会費初年度7,700円
2年目以降
家族カード2,750円
旅行保険海外最高3,000万円(利用付帯)
国内最高2,000万円(利用付帯)
ETCカード発行手数料935円
年会費無料
電子マネーQUICPay、楽天Edy
国際ブランドアメリカン・エキスプレス
発行会社アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド
発行期間1週間〜3週間

ANAアメックスは、その名の通りANAとアメリカン・エキスプレスが提携して発行しています。

ANAのフライトでマイルが貯まる「ANAマイレージクラブカード」にクレジット機能がついたカードです。

ANAカード共通の特典としてフライト時のマイルが割増される他、クレジットカードの支払いでもマイルが貯まります。

マイルが貯まりやすいだけでなく、アメックスの充実した付帯サービスを利用できるのがANAアメックスの特徴です。

ANAアメックスの優待特典・メリット

ANAアメックスは、グレードでいえば「ANA一般カード」にあたりますが、付帯サービスや優待特典はゴールド級です。他のANA一般カードとは一線を画しています。

ANAアメックスのメリットを詳しく確認しましょう。

ANAアメックスなら大量のマイルを貯められる
  • ANA一般カードで唯一!マイルが実質無期限
  • ANAグループでマイル還元率2.5%
  • 搭乗ボーナスマイル10%!毎年1,000マイル!
  • ANAとアメックス、両方の優待を使える
  • 同伴者1名が無料で使える空港ラウンジ優待
  • アメックスの充実した旅行サービス
  • 手厚い保険・補償で万一のときも安心

ANA一般カードで唯一!マイルが実質無期限

ANAアメックス最大のメリットともいえるのが、ANA一般カードの中で唯一ポイントを無期限で貯められることです。

有効期限を気にすることなくポイントをじっくり貯めて、都合の良いタイミングで特典航空券を入手できます。

ANAアメックスはポイントを無期限にできる

通常ANAアメックスのポイント有効期限は3年です。しかし、年間参加費6,600円の「ポイント移行コース」に加入することでポイントの有効期限がなくなります。

ANAアメックスのポイントをANAマイルに移行するためには、ポイント移行コースへの加入が必須です。

ポイント移行コースに加入せずマイル以外にポイントを使うことも可能ではあるのですが、レートが低いのでおすすめしません。

そもそもマイルに移行しないのであれば、ANAアメックスを持つメリットは皆無です。

そのため、ANAアメックスは事実上「年間維持費14,300円でマイルを無期限に貯められるカード」と定義できます。

ファーストクラスの特典航空券も狙える

ANAワイドゴールドカードVISA/Mastercard/JCB)のポイント有効期限は、獲得から3年間です。ANAマイルの有効期限は移行してから3年間なので、有効期限は最長6年間となります。

国際線の長距離便やファーストクラスの特典航空券に交換するのがマイルの醍醐味ともいえますが、それらの特典航空券に交換するには大量のマイルが必要です。

たとえば、東京⇔ニューヨークのファーストクラス特典航空券は、150,000マイルで交換できます(レギュラーシーズンの場合)。

マイル還元率が1%のカードで150,000マイルを得るには、単純計算で1,500万円を使わなければなりません。6年間で貯めようとすると年間250万円の決済が必要です。

1ヶ月あたりでは約208,000円。200,000円以上を毎月コンスタントに支払い続けるのは、一般的にハードルが高いのではないでしょうか。

仮に6年間かけて大量のマイルを貯めたとしても、狙っている特典航空券が期限切れ直前にタイミング良く取得できるとも限りません。

ANAアメックスであれば、このようなデメリットを回避できるのです!

長距離のファーストクラス航空券に交換すれば、1マイルの価値が10円以上になることもあります。

マイルを実質無期限で貯められることが、どれだけお得でメリットの大きいことなのかがわかりますね。

マイル無期限のANAカードでコスト最安

ANAアメックスは、ポイントの有効期限がないANAカードの中では年間コストを最も抑えられます。

国際ブランドがVISA/Mastercard/JCBのANAカードはポイントに有効期限がありますが、ANAアメックスとANAダイナースはポイントの有効期限がありません

ANAアメックス以外でポイント無期限のANAカードは以下のとおりです。

  • ANAダイナース(年会費29,700円)
  • ANAアメックスゴールド(年会費34,100円)
  • ANAアメックスプレミアム(年会費165,000円)

ポイント移行コースの年間参加費も含め、ANAアメックスの年間維持費は14,300円です。ポイント無期限のANAカードの中では圧倒的に低コストです。

できるだけコストを抑えて長距離の国際線航空券を狙いたい方にとって、ANAカードは最適といえます。

ANAグループでマイル還元率2.5%

ANA飛行機イメージ

ANAグループ(公式サイト等)でANA航空券/ツアー/機内販売品などを購入すると、ポイント還元率が2.5%になります。他のANA一般カードに比べて1.5倍もマイルが貯まるのでお得です。

2.5%の内訳は以下のとおりです。

内訳還元率
通常のショッピングマイル1.0%
ANAカードマイルプラス1.0%
ANAグループ利用時ボーナスポイント【アメックス限定】0.5%
合計2.5%

100円ごとに1ポイントの通常ポイントに加え、200円ごとに1ポイントのボーナスポイントが加算されます。

詳細は後述しますが、ANA航空券などANAグループは「ANAカードマイルプラス」の加盟店です。

ANAカードマイルプラスのポイントアップ分も合わせて、合計2.5%のマイルが貯まります。

搭乗ボーナスマイル10%!毎年1,000マイル!

ANA一般カード共通で、以下のような特典があります。

  • 搭乗ボーナスマイルが10%
  • 入会・継続ボーナスで毎年1,000マイル獲得
  • 機内販売・空港土産店・免税店で割引

ANA便への搭乗で通常獲得できるフライトマイレージの他に、搭乗ボーナスマイルが10%加算されます。

フライトの有無にかかわらず、カードに入会・更新するだけで毎年1,000マイルを獲得できるのもANAカードのメリットです。

JALカードの場合には、毎年1回は搭乗しないと同様のボーナスマイルを獲得できません。この点はANAカードのほうがお得ですね。

ANA機内販売では10%OFF、空港土産店「ANA FESTA」と免税店「ANA DUTY FREE SHOP」では5%OFFの割引特典も付いています。

ANAとアメックス、両方のポイントアップ優待を使える

ANAアメックス会員は、ANAとアメックス両方のポイントアップ優待を使えます。

  • ANA
    ANAカードマイルプラス、ANAマイレージモール
  • アメックス
    ボーナスポイント・パートナーズ

使える優待の幅が広がるのは、提携カードならではのメリットですね。

ANAカードマイルプラス

「ANAカードマイルプラス」とは、マイルが貯まりやすくなる特約店の優待です。

ANAカードマイルプラス加盟店にてANAアメックスを使うと、通常ポイントの他にマイルが直接貯まります。

エントリーや事前手続き等は不要です。ANAカードマイルプラス加盟店でANAアメックスを使うだけで、自動的にマイルが加算されます。

ANAカードマイルプラス加盟店には以下のようなお店があります(一部)。

企業名貯まるマイル
ANA航空券・機内販売100円で1マイル
ニッポンレンタカー100円または200円で1マイル~
セブン-イレブン200円で1マイル
マツモトキヨシ100円で1マイル
※Edy決済は200円で2マイル
ヤマダ電機LABI、ラオックス200円で1マイル
大丸・松坂屋200円で1~2マイル
高島屋200円で1マイル
阪急百貨店・阪神百貨店100円または200円で1マイル~
出光200円で1マイル
ENEOS100円で1マイル
空港駐車場(羽田、伊丹、仙台等)100円で1マイル
TSUTAYA movie100円で1マイル
コナカ100円で1マイル
はるやま200円で1マイル
SUIT SELECT100円で1マイル
サムソナイト100円で1マイル
ENEOSでんき・ENEOS都市ガス200円で1マイル
北海道電力200円で1マイル

ANAグループ以外では、セブン-イレブン・マツモトキヨシ・ENEOSなどが日常的に使うシーンが多いのではないでしょうか。

たとえばマツモトキヨシでのお買い物1,000円分をANAアメックスで決済すれば、合計20マイルも貯まります。普段のお買い物でもマイルが貯まるのでお得ですね。

ただし、QUICPay(クイックペイ)、ANAアメリカン・エキスプレス・カードを決済カードとして指定したApple Payでのお支払いはANAカードマイルプラス対象外となるので注意してください。

対象店舗を覚える必要もなく、カードで支払えばポイントが付かないってことも回避できるのでそちらおすすめします。

ネットショッピングならANAマイレージモール

ANAカードマイルプラスは実店舗が中心ですが、ネットショッピングなら「ANAマイレージモール」を使えます。

ANAマイレージモールを経由して対象のショップを利用すると、通常ポイントの他にマイルが直接貯まります。

ショップ名貯まるマイル
楽天市場200円ごとに1マイル
楽天トラベル200円ごとに1マイル
Yahoo!ショッピング300円ごとに1マイル
イトーヨーカドーネット通販100円ごとに1マイル
じゃらんnet200円ごとに1マイル
ユニクロオンラインストア300円ごとに1マイル
AOKI公式オンラインショップ100円ごとに1マイル
@cosme shopping100円ごとに1マイル
一休.com200円ごとに1マイル
Apple公式サイト200円ごとに1マイル
アディダス100円ごとに1マイル
H&M100円ごとに1マイル
HMV&BOOKS online100円ごとに1マイル
ジーユーオンラインストア300円ごとに1マイル
セシールオンラインショップ100円ごとに1マイル
ディノスオンラインショップ100円ごとに1マイル
電子書籍ストアBookLive!100円ごとに1マイル
ニッセン100円ごとに1マイル
ビックカメラ.com300円ごとに1マイル
ベルメゾンネット300円ごとに1マイル

中でも楽天市場やYahoo!ショッピングなどは使いやすいですね。

ANAマイレージモールを使えば、飛行機に乗らずともマイルをコツコツ貯めていけます。ぜひ活用してみてくださいね。

ボーナスポイント・パートナーズ

ボーナスポイント・パートナーズは、アメックスの優待です。対象提携店でANAアメックスを利用すると、獲得ポイントが加算されます。

通常100円ごとに1ポイントのところ、最大10ポイントが付与されます。効率よくポイントを貯められますね。

ANAカードマイルプラスと同様、本プログラムを利用するための手続きは必要ありません。

対象店舗はレストラン・百貨店・レジャー施設など様々です。中でも、以下の店舗は特に使いやすくておすすめです。

  • 高島屋オンラインストア:100円につき3ポイント
  • じゃらん:100円につき2ポイント
  • イモトのWiFi:100円につき5ポイント
  • ヒトサラ:100円につき2ポイント
  • ふるさと本舗:200円につき3ポイント

対象店舗は他にも多数あります。店舗一覧はアメックス公式サイトで確認できます。

同伴者1名が無料で使える空港ラウンジ優待

羽田スカイラウンジ

画像引用元:ラウンジ・有料待合室・会議室 | 羽田空港国際線旅客ターミナル

ANAアメックスでは、国内の主要28空港と海外1空港のラウンジを無料で利用できます。空港ラウンジ特典がつくのは、ANA一般カードではANAアメックスのみです。

さらに、同伴者も1名無料で利用できます。これはアメックスならではのメリット。ANAワイドゴールドカード(VISA/Mastercard/JCB)の空港ラウンジ特典は、無料で利用できるのは本人のみです。

一般カードながら、ゴールドカード以上の特典といえますね。

利用可能な空港は以下のとおりです。

地域空港名
北海道新千歳空港
函館空港
東北青森空港
秋田空港
仙台国際空港
関東成田空港
羽田空港
中部富山空港
小松空港
新潟空港
中部国際空港セントレア
近畿関西国際空港
伊丹空港
神戸空港
中国岡山空港
広島空港
米子鬼太郎空港
山口宇部空港
四国高松空港
松山空港
徳島阿波おどり空港
九州・沖縄福岡空港
北九州空港
大分空港
長崎空港
阿蘇くまもと空港
鹿児島空港
那覇空港
海外ハワイ ダニエル・K・イノウエ国際空港

アメックスの充実した旅行サービス

アメックスは、旅行に関する特典が充実していることで知られています。

ANAアメックスなら、アメックスの提供する旅行関連の付帯サービスを利用できます。

  • 手荷物無料宅配サービス
  • 空港クロークサービス
  • 空港パーキング
  • 海外での日本語サポート(グローバル・ホットライン)

手荷物無料宅配サービス

海外旅行からの帰国時、スーツケースを空港から自宅まで無料で配送してくれるサービスです。

対象空港
  • 成田国際空港
  • 中部国際空港
  • 関西国際空港

海外旅行の際にはスーツケースが大きくなりがちです。帰国だけでも体力を使うのに、大きな荷物を抱えて空港から電車やバスに乗るのはなかなか骨が折れるもの。

手荷物無料宅配サービスを利用すれば、身軽に帰宅できるので、旅の疲れを軽減できます。

なお、配送可能な個数はカード会員1名につきスーツケース1個です。

空港クロークサービス

乗り継ぎ便の待ち時間などに、無料で荷物を預かってくれるサービスです。

対象空港
  • 中部国際空港
  • 関西国際空港

空港内を身軽に移動できるので、トイレや食事の際に便利ですね。カード会員1名につき2個までの荷物を無料で預かってもらえます。

空港パーキング

空港から近い駐車場で、旅行中車を安全に預けられるサービスです。

対象空港
  • 成田国際空港
  • 関西国際空港
  • 福岡空港

通常駐車料金より20%オフなど、カード会員専用の割引・優待特典もあるのでお得です。

出発2日前までに、ネットまたは電話で予約が必要です。電話予約の際は「アメックスのパーキング優待」利用の旨を伝えてください。

対象の駐車場一覧・問い合わせ先は、アメックス公式サイトで確認できます。

海外での日本語サポート(グローバル・ホットライン)

グローバル・ホットラインは、海外旅行中のレストラン予約や緊急時のサポートなどを日本語で24時間電話対応してくれるサービスです。世界中のほとんどの国で利用できます。

具体的には、以下のようなサービスが提供されています。

  • 航空券、ホテル、レンタカー、ツアー、レストラン等の手配
  • 日本大使館、領事館の案内
  • 海外キャッシング、ATM設置場所の案内
  • カード、パスポート等の盗難紛失時のサポート
  • 予防接種や医療機関、医師・弁護士の紹介
  • 電話による簡単な通訳
  • 通訳派遣のアレンジメント
  • メッセージの伝言サービス

海外旅行が初めてという方や、英語が苦手という方でも安心ですね。いざという時に頼れる存在があれば、心おきなく海外旅行を楽しめます。

手厚い保険・補償で万一のときも安心

ANAアメックスは、便利なサービスだけでなく保険が手厚いのもメリットのひとつです。

旅行傷害保険とショッピング保険(ショッピング・プロテクション)は特に、他のANAカードと比較しても充実した内容になっています。

旅行傷害保険

ANAアメックスは、ANA一般カードの中で最も手厚い旅行保険を提供しています。

保険の種類補償内容保険金額
国内旅行保険傷害死亡・後遺障害本人:2,000万円
家族:1,000万円
海外旅行保険傷害死亡・後遺障害本人:最高3,000万円
家族:最高1,000万円
傷害・疾病治療費用本人・家族ともに最高100万円
賠償責任本人・家族ともに最高3,000万円
携行品損害
(免責3,000円)
本人・家族ともに1旅行中最高30万円
(年間限度額100万円))
救援者費用本人・家族ともに最高200万円

利用付帯なので、旅行代金等を事前にANAアメックスで支払う必要がある点には注意しましょう。

一般カードでは最も手厚い補償内容ですが、海外旅行で実際に使う可能性の高い「傷害・疾病治療費用」が最大100万円では不十分です。

海外は医療費が高く、怪我の治療で数百万円かかることも珍しくありません。平均して300万円程度の保険が必要といわれています。

ANAアメックス1枚だけではなく、海外旅行保険が自動付帯する他のクレジットカードを一緒に持っていくと安心です。

ショッピング保険(ショッピング・プロテクション)

ショッピング・プロテクションは、ANAアメックスで購入した商品に対する保険です。

ANAアメックスで購入した商品の破損・盗難などに対して、購入日から90日間、年間最高200万円まで補償してくれます(免責金額:1事故につき10,000円)。

利用先が国内外を問わないことが、ANAアメックスならではのメリットです。

ANA VISA/Mastercard一般カードのショッピング保険は、海外利用または国内リボ払い・分割払い(3回以上)の利用のみ対象となっています。

もっとも利用が多いと想定される国内での1回払いに対応しているのはありがたいですね。

ANAアメックスのデメリット

マイルが実質無期限で貯められてお得なANAアメックスですが、デメリットも存在します。

デメリットを事前に把握しておけば、自分に合っているカードなのかを冷静に判断できます。保有したときにデメリットを許容できるか、しっかり確認しておきましょう。

ANAアメックスのデメリット
  • 年会費が高い
  • 一部、カードを使えない場所がある
  • 海外ラウンジは使えない

年会費が高い

ANAアメックスの年間コストは、マイル移行コースの参加費も合わせて14,300円です。他のANA一般カードと比べると、年会費は実に3倍以上。「試しにマイルを貯めてみたい」という方には向きません。

しかしながら、ANAアメックスはマイルを実質無期限で貯められるという最大のメリットがあります。

ポイント無期限のANAカードの中ではもっとも低コストで保有できます。また、空港ラウンジ利用特典や旅行関連の付帯サービスなどはゴールドカード並みです。

ゴールドカード相当の特典+マイル無期限と考えると、妥当な金額ではないでしょうか。

一部、カードを使えない場所がある

アメックスは、JCBとの提携によりJCB加盟店でも利用できます。日本国内ならば、ほとんどのシーンで利用できます。

しかし、海外では普及していない場所も多く、特に小規模店舗ではアメックスを利用できないケースもあります。

このデメリットをカバーするには、VISAかMastercardブランドのサブカードを持っていかなければなりません。

海外ラウンジは使えない

ANAアメックスは、海外旅行時のサポートが充実していることがメリットの1つです。

しかし、海外の空港ラウンジが使える特典はついていません。海外旅行をしたい人には今ひとつ物足りなく感じる点かもしれません。

海外に頻繁に行く場合には、プライオリティ・パスやラウンジ・キーなどの特典がつくクレジットカードを検討するのもよいでしょう。

ANAアメックスの年会費・追加カード

支払い金額のイメージ

ANAアメックスの年会費は以下の通りです。

  • 年会費:7,700円
  • 家族カード:2,750円
  • ポイント移行コース年間参加費:6,600円

年会費は初年度から発生します。割引制度は設けられていません。

年会費の支払い月

年会費の支払い月は、初年度と2年目以降で異なります。

初年度の請求は、カード作成後2回目の支払日です。2年目以降は、初年度請求月の前月に請求されます。

たとえばカード入会日が2020年5月25日で支払いサイクルが19日締め翌10日の場合、初年度は2020年8月10日、2年目は2021年7月10日が年会費の支払日です。

3年目以降も、毎年7月10日に年会費を支払います。

ANAアメックスのETCカード

アメリカン・エキスプレスのETCカード

ANAアメックスのETCカードは、年会費無料です。最初だけ、新規発行手数料が935円かかります。

ETCカードの年会費が数百円かかるカードも多いなか、年会費無料で使えるのはありがたいですね。

ANAアメックスの審査

コストを抑えてマイルを無期限で貯めたい人は、ANAアメックス審査の内容が気になりますよね。

ANAアメックスの審査基準は、他のクレジットカードと同様に公開されていません。

そのためこの章では、既存申込者のクチコミ等から推察したANAアメックス審査の傾向について解説しています。

公式情報ではない点を念頭に置いたうえで読み進めてくださいね。

ANAアメックスの審査基準

サインペン

ANAアメックスは「誰でも作れるわけではないがイメージよりは作りやすい」カードと推察できます。

一般的に、アメックス=ハイステータスと認識されることが多いです。

それは間違いではないのですが、ハイステータスなイメージの割にはカードを入手しやすいという特徴があります。

アメックスの審査基準は独特

アメックスはもともと米国の企業なので、日本のカード会社と異なる独自の審査基準を持っているといわれています。

公式情報ではありませんが、アメックスの審査には以下のような傾向がみられます。

  • 個人信用情報の傷を絶対視しない
  • 現在の返済能力を重視する
  • 一定の利用枠を設けず「利用目安額」を柔軟に設定する

クレヒスに傷があり、日本のクレジットカード会社では審査落ちしてしまいそうな条件でも、返済能力があると判断されれば審査に通過することがあります。

日本よりも「過去の失敗」に寛容な風潮のある、米国らしい発想に基づいているのかもしれませんね。

申込み可能年齢は20歳以上

ANAアメックスの入会は20歳以上の方に限られます。

日本のカード会社が発行する一般ランクのクレジットカードでは「18歳以上(高校生を除く)」という条件であることが多いので、それと比較すると年齢の面ではやや厳しいといえますね。

パート・アルバイトは申込み不可

クレヒスの傷には寛容な傾向のあるアメックスですが、一方でパート・アルバイトの方は申込みできません

公式サイトでも「誠に申し訳ありませんが、パートまたはアルバイトの方のお申し込みはお受けしておりません」と明記されています。年金受給者の方については申込み可能です。

パート・アルバイトの場合、同一世帯に居住かつ会社員・公務員である親や配偶者に本カードを作ってもらい、自分は家族カードを使うという方法もあります。

必要な年収は300万円前後か

公式情報でない点に注意が必要ですが、過去に申し込んだ方の口コミでは年収300万円前後で審査に通ったという声が多くみられます。

航空系カードやアメックスブランドには敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、そこまで高い年収は求められないようです。

前項で少し触れましたが、これには、アメックスの柔軟な利用目安額設定が背景にあると考えられます。

アメックスの利用枠設定について

通常、クレジットカードの利用枠(限度額)は、カードごとに設けた規定の範囲内で定められます。

たとえば三井住友カードなら10~80万円、楽天カードなら最高100万円の範囲で、会員毎に枠が与えられます。

しかし、アメックスは利用枠に一定の範囲を設けていません。会員一人一人の状況に合わせて「利用目安額」を設定します。

そのため、同じANAアメックスホルダーでも利用目安額が10万円の人もいれば1,000万円の人も存在します。

アメックス方式なら申込者の年収が低くても、利用目安額を低くして貸し倒れのリスクを最小に抑えたうえでカード発行ができます。

利用目安額を低く設定することでカードを発行しやすくしているのだと考えられます。

審査を通すコツ

繰り返しにはなりますが、ANAアメックスの審査基準は公開されていません。そのため「100%審査に通る方法」を明記することは不可能です。

しかし、ちょっとした工夫で審査通過の可能性を上げることはできます。申込時のコツをいくつか紹介するので、参考にしてくださいね。

ANAアメックスの審査を通すコツ
  • 申込みフォームを極力埋める
  • 他のリボ・ローン残高を減らす
  • 多重申込を避ける
  • 前回の申込みから6ヶ月以上空ける

申込みフォームを極力埋める

新規申込時のフォームには、「住所」などの入力必須項目と「預貯金」などの任意入力項目があります。

任意項目は入力しなくても申込みできるのですが、任意項目も入力したほうが審査通過の可能性が高いといわれています。

預貯金などは重要な個人情報なので、できれば申告したくないと考える人が多いかもしれません。

しかしカード会社側からすると、申込み者に関して多くの情報があったほうが精度の高い審査が可能になります。

特に属性や年収に不安を感じる場合には、任意入力項目も埋めるのがおすすめです。

年収が少し基準に満たなかったとしても、資産があれば「支払い能力」があると判断され審査に通りやすくなると考えられます。

他のリボ・ローン残高を減らす

他にリボ・分割払い・ローンの残高が残っている場合には、そちらを返済してから申し込むと審査に通りやすくなります。

これは、カード会社に調査が義務付けられてる「支払可能見込額」に関係しています。

支払可能見込額とは、年間であとどのくらいクレジットカードの支払いをできるかの見込みを示すものです。

支払可能見込額=年収-年間請求予定額-生活維持費

年間請求予定額とは現在支払い中のリボ・ローン残高等を年間で支払う予定の金額です。

生活維持費は、実際に自分が負担している生活費ではなく、家賃の支払いや家族の人数によって法律で定められています。

支払可能見込額の金額が多いほど審査に通りやすくなり、カードの利用可能枠も高くなります。

支払可能見込額を増やす方法
  • 年収を増やす
  • 年間請求予定額を減らす
  • 生活維持費を減らす

年収をすぐに増やすのは現実的に難しいですし、生活維持費も家族構成等で定められているため簡単に変えることはできません。

一方、ローン残高は数ヶ月で減らせる可能性があります。

他のリボやローン残高がある方は、まず年間請求予定額を減らすことを最優先で取り組みましょう。

多重申込を避ける

複数のカードに同時申込みすることを、俗に「多重申込」といいます。

クレジットカードを急ぎで作りたい事情がある場合や、審査に不安がある場合などに多重申込をしてしまう人がいます。

しかし、審査を通す可能性を上げたいなら多重申込は避けるのが懸命です

クレジットカードに申し込んだ履歴は、個人情報信用機関に記録されます。多重申込をしていると、生活に困窮しているのかと懸念され、審査落ちに繋がる場合があります。

前回の申込みから6ヶ月以上空ける

一度ANAアメックスに申し込んで審査落ちとなってしまった場合には、次の申込みは6ヶ月以上後に行いましょう。

短期間に複数回クレジットカードを申し込んだ履歴は個人情報信用機関に残ります。

今後、他のカードを作ったりローンを組んだりする際に悪影響となる可能性が高いです。

6ヶ月間は他のカード支払いなどを遅れずに行い、次の機会を静かに待つのがおすすめです。

ANAアメックスがおすすめなのはこんな方

ANAアメックスは、以下の条件に該当する方には特におすすめです。

  • コストを抑えて国際線の特典航空券を狙う方
  • ANA便、ANAツアーをよく使う方
  • 充実したトラベルサービスを希望する方

コストを抑えて国際線の特典航空券を狙う方

海外旅行

ANAアメックス最大のメリットは、マイルを無期限で貯められることです。マイルを無期限で貯められるANAカードの中では、コストがもっとも低いです。

有効期限を気にせずにじっくりマイルを貯めて、長距離の国際線ファーストクラス特典航空券に交換すれば、マイルの価値も高くなります。

貯めたマイルでちょっとリッチな旅をしたい方、コストパフォーマンスに敏感な方にはANAアメックスが最適です。

ANA便、ANAツアーをよく使う方

ANAアメックスは、ANAグループでの利用時にマイルが2.5%還元されます。他のANA一般カードにはない特長です。

ANA航空券の購入はもちろんのこと、ANAの国内/海外ツアーでもマイルがざくざく貯まります。

ANAグループをよく利用する方との相性が良いクレジットカードです。

充実したトラベルサービスを希望する方

ANAアメックスは、アメックスが提供するトラベルサービスが付帯するのも魅力です。

特典の内容はゴールドカード並み!頻繁に出張などをするわけではないが年に1回の海外旅行は快適に過ごしたい」という人にとって、ANAアメックスはうってつけです。

ANAアメックスの締め日と支払日

カレンダーとお金

ANAアメックスの締め日と支払日は、特徴的です。支払いサイクルが3パターンあります。

項目締め日支払日
パターン13日前後当月21日
パターン27日前後当月26日
パターン319日前後翌月10日

支払いに設定した金融機関によって、どの支払いパターンに対応しているのかが異なります。

金融機関10日払い21日払い26日払い
みずほ銀行
三菱UFJ銀行
三井住友銀行-
りそな銀行/
さいたまりそな銀行
福岡銀行-
ゆうちょ銀行-
楽天銀行
新生銀行--
地方銀行--
信用金庫--

支払日が土日祝日の場合には、支払日は翌営業日に変わります。

上記以外の金融機関については公式にアナウンスされていません。

大多数がパターン1の「19日前後締め・10日払い」となりますが、詳しくはアメックス公式サイトで確認してください。

カード決済日と金融機関情報はこちら

一部金融機関では、支払いサイクルを変えることもできます。変更希望の場合には下記まで問い合わせてください。

メンバーシップ・サービスセンター

0120-965-877
受付 9:00~17:00/土日祝休

なお、【締め日-支払い日】の組み合わせは固定されています。たとえば【3日締め-21日払い】を【3日締め-翌月10日払い】に変更するといったことはできません。

締め日と支払日の確認方法

具体的な締め日・支払い日は、下記いずれかの方法で確認できます。

  • 明細書
  • 会員向けサイト「オンライン・サービス
  • メンバーシップ・サービス・センター(0120-965-877)への電話

オンライン・サービスでは「締め日」を、明細書では「支払日」を確認できます。

電話であれば両方とも確認可能です。締め日・支払い日の変更を検討している場合には電話での確認が便利です。

ボーナス払いの支払い日

ボーナス払いで購入した利用分は、8月と1月の支払い日に請求されます。

カードを利用したタイミングで、8月または1月のどちらで請求されるかが自動的に決まります。

利用日支払い月
7/16〜12/151月(冬のボーナス払い)
12/16〜7/158月(夏のボーナス払い)

ボーナス払いを利用するには事前に登録・審査が必要です。

新規入会後3ヶ月経過すると、ボーナス払いの申込みが可能になります。

支払が遅れてしまった場合の対応

実際に残高不足等で引き落としされなかった場合の対処法は、支払口座に設定している金融機関により異なります。

金融機関名対応
①三菱UFJ/三井住友/みずほ/常陽/横浜銀行/福岡銀行翌営業日・翌々営業日に再振替
②ゆうちょ銀行12日に再振替
③上記以外指定口座に振込み

②のケースで口座振替日が12日以降の場合は、口座振替日の翌営業日に再振替されます。

①②で再振替日を過ぎた場合には、下記アメックス指定口座への振り込みが必要です(個人名義のカードなら振込み先は共通)。

みずほ銀行 六本木支店
普通預金 2110521
口座名義: アメリカンエキスプレスインターナショナルインコーポレイテッド

振込依頼人名欄に「カード会員名+15桁のカード番号」を入力してください。

ANAアメックスの解約方法と手続きの流れ

クレジットカードの破棄

ANAアメックスの解約手続きは電話で行います。Webでの解約はできません。

解約希望の際は、以下の「メンバーシップ・サービス・センター」へ連絡してください。

メンバーシップ・サービス・センター

0120-965-877
携帯電話等からの発信:03-3220-6787
9:00~17:00/土日祝休

解約時の注意点

ANAアメックス解約時の注意点
  • 解約後はマイル引き継ぎ要
  • 年会費支払いのタイミングに気をつける
  • ETCカードや家族カードもすぐ使えなくなる
  • ポイントは消滅する

解約後はマイル引き継ぎ要

ANAアメックスを解約するとANAマイレージクラブの「お客様番号」は無効になります。そのままではマイルが消滅してしまいます。

ANAアメックス解約後もマイルを移行したい場合には、ANAマイレージクラブへの再入会が必要です。

手順は次のとおりです。

  1. ANAアメックスを解約する
  2. 新たにANAマイレージクラブに入会する
  3. ANAマイレージクラブ・サービスセンターへ連絡、マイル移行希望と伝える

以下の電話番号まで問い合わせてください。

ANAマイレージクラブ・サービスセンター

0570-029-767
平日9:00〜19:00/土曜9:00〜17:00

冒頭の音声ガイダンスが流れたら「3」(マイレージお問い合わせ)をプッシュすると担当にすぐ繋がります。

年会費支払いのタイミングに気をつける

年会費は月割りでの計算はされず、一度支払うと戻ってきません。

解約の際は、余分な年会費を払うことのないよう、年会費支払いのタイミングを事前に確認しておきましょう。

年会費の請求月は、券面に記載されているカードの有効期限月です。

有効期限月の締め日より前に解約を申し出れば、次回の年会費は発生しません。

ETCカードや家族カードもすぐ使えなくなる

ETCカード・家族カードなどの追加カードがある場合、本カードの解約と同時に使えなくなります。

家族カードを発行している場合は、所持している家族と解約のタイミングを共有するようにしましょう。

特にETCカードについては、使えるつもりでETCレーンを通過しようとすると、思わぬ事故につながる場合もあります。充分注意してください。

ポイントは消滅する

ポイントは、ANAアメックスの解約と同時に消滅してしまいます。

マイルへの移行が完了していれば、ANAマイレージクラブへの再入会をすることで継続利用できます。

解約前にポイント残高を確認し、マイルへの交換を済ませておきましょう。

なお、ポイント残高は会員専用サイトからも確認できます。

ANAアメックスで、マイルを使ったリッチな旅を!

最後に改めて、ANAアメックスの特徴についておさらいしましょう。

ANAアメックスなら国際線ファーストクラスを目指せる
  • マイルを実質無期限で貯められる
  • ANAグループでマイル還元率2.5%
  • 空港ラウンジは同伴者1名無料
  • ゴールドカード並みの特典と補償
  • ハイステータスな割に作りやすい

ANAアメックスは、低コストでマイルを無期限に貯められるのが最大のメリットです。国際線ファーストクラスなど、マイルが大量に必要な特典航空券を狙えます。

ANAグループでの利用は、他のANA一般カードにない優遇で2.5%もの高還元率を実現できます。

空港ラウンジやトラベルサービスなどの特典はゴールドカード並み。ステータスの割には作りやすいのも特徴です。

ANAアメックスでじっくりマイルを貯めて、憧れの国際線ファーストクラスに乗ってみてはいかがでしょうか。

ANAアメックスゴールドのメリットと特典はデメリットを超えるか