ANA便によく乗る方やANAマイルを貯めたい方には、ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード(以下ANAアメックスゴールド)がおすすめです。
また、日々の買い物や外食でもマイルを効率よく貯めることができます。
そこで今回は、ANAアメックスゴールドでマイルを貯める方法やメリット・デメリットなどについてまとめます。
- ANAマイルを貯めやすい
- マイルへの移行手数料が無料
- プライオリティ・パス特典が使える
- 空港・旅行関連のサービスが充実
- 年会費が高め
- ポイントの使い道が限られている
※本記事の価格は全て税込みです。
カード名 | ANA JCB ワイドカード | ANA JCBワイドゴールド | ソラチカカード | ソラチカゴールドカード | ANAアメリカン エキスプレス・カード | ANAアメリカン・エキスプレス ゴールド・カード |
年会費 | 7,975円 | 15,400円 | 2,200円 初年度無料 | 15,400円 | 7,700円 | 34,100円 |
マイル還元率 | 0.5%~2.0%※1 | 1.0%~2.0%※1 | 0.5%〜1.0%※2 | 1.0%~2.0%※1 | 0.5%~1.5% | 0.5%~3.0% |
国際ブランド | JCB | JCB | JCB | JCB | American Express | American Express |
キャンペーン | 新規入会&条件達成で 最大20,000マイル プレゼント 2024年10月1日(火)~2025年1月15日(水) | 新規入会&条件達成で 最大113,000マイル プレゼント 2024年10月1日(火)~2025年1月15日(水) | 新規入会&条件達成で 最大19,000マイル プレゼント 2024年10月1日(火)~2025年1月15日(水) | 新規入会&条件達成で 最大113,000マイル プレゼント 2024年10月1日(火)~2025年1月15日(水) | 合計18,000マイル相当※3 獲得可能 | 合計68,000マイル相※3 獲得可能 |
申込対象 | 18歳以上 学生不可 | 20歳以上 学生不可 | 18歳以上 | 20歳以上 学生不可 | 20歳以上 パート・アルバイト・学生不可 | 20歳以上 パート・アルバイト・学生不可 |
発行スピード | 最短5営業日 | 最短5営業日 | 最短5営業日 | 最短5営業日 | 1週間〜3週間 | 1週間〜3週間 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
※3 ANA アメリカン・エキスプレス提携カード メンバーシップ・リワード®のポイントをマイルに移行した場合。
※各カードのキャンペーンの詳細は、公式ホームページにてご確認ください。
ANAアメックスゴールドの特徴・基礎知識
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.3%~2.0% |
マイル | 0.5%~3.0% | |
年会費 | 初年度 | 34,100円 |
2年目以降 | ||
家族カード | 17,050円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円(利用付帯) |
国内 | 最高5,000万円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 935円 |
年会費 | 無料 | |
電子マネー | QUICPay+、楽天Edy | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | アメリカン・エキスプレス・インターナショナル・インコーポレイテッド | |
発行期間 | 1週間〜3週間 |
ANAアメックスゴールドは、アメックスブランドのANAゴールドカードです。
基本のマイル還元率は1.0%と十分な高さですが、航空券購入時にはさらに高く3.0%までアップします。
また、日々のお買い物で貯まるポイントには有効期限がありません。
ANAアメックスゴールドは、飛行機に乗ってマイルを貯めたいマイラー、家族旅行をする方に特におすすめのクレジットカードです。
ANAアメックスゴールドにプライオリティ・パス追加
2022年9月より、新たにANAアメックスゴールドにプライオリティ・パス特典が追加されました。年会費に変更はありません。
ANAアメックスゴールド会員は、従来の年会費のまま、年に2回まで無料で世界中の空港ラウンジが使えます。
プライオリティ・パスを利用するには、本来99米ドル~469米ドル(1ドル=155円換算で15,345円~72,695円)の年会費が必要です。
しかし、ANAアメックスゴールド会員は、上記の年会費を支払わずとも対象空港ラウンジが利用できるようになりました。
ANAアメックスゴールドのプライオリティ・パス特典の内容は以下のとおりです。
対象者 | 利用料 |
---|---|
本会員 | ・年間2回まで無料 ・3回目以降35米ドル※/1回 |
家族会員 | |
カード会員の同伴者 | 35米ドル※/1回 |
家族会員も本会員と同様のサービスが受けられる上、同伴者も35米ドルで世界中の空港ラウンジが利用できます。
近年はサービス内容が改悪されるクレジットカードも多いなか、年会費据え置きでプライオリティ・パスが発行できるようになったのは大きな評価ポイントと言えるでしょう。
ANAアメックスゴールドのマイルの貯め方
ANAアメックスゴールドでマイルを効率よく貯める方法は複数あります。
- ANA便に搭乗して貯める
- 日々の買い物で貯める
- ANAグルメマイル経由で飲食店を利用して貯める
- カードを継続して貯める
ANA便に搭乗して貯める
ANAアメックスゴールドで最も大きくANAマイルを稼げるのは、ANAの飛行機に搭乗するときです。
ANAアメックスゴールドは、ANAの一般カードやANAアメックスと比べてANAに搭乗した際のマイル加算率が高いです。
項目 | ANAの航空券やANA機内販売 | 搭乗ボーナスマイル |
---|---|---|
ANAカード(一般/Visa・Mastercard・JCB) | 1.5% | 10% |
ANAアメックス | 2.5% | 10% |
ANAアメックスゴールド | 3.0% | 25% |
ANAの航空券やANAの機内販売でANAアメックスゴールドを使った場合、3.0%の還元率でマイルが付与されます。
- 通常還元:1.0%
- ANAアメックスゴールド特典:1.0%
- ANAカードマイルプラス※:1.0%
- 合計:3.0%
※ANAカードマイルプラスは後述
また、ANA便に搭乗するだけで搭乗ボーナスマイルとして25%加算されるのも、ANAアメックスゴールドの特徴です。
飛行機に乗れば乗るほど、また長距離便ほどより多くのANAマイルが貯まります。
日々の買い物で貯める
ANAアメックスゴールドは、日常生活のお買い物でもしっかりポイントが貯まり、効率よくマイルへ交換できます。
基本的には100円につき1ポイントが還元され、1ポイント=1マイルのレートで交換できます。
利用方法 | 通常還元率 | ANAカードマイルプラス加盟店還元率 |
---|---|---|
ANAカード(一般/Visa・Mastercard・JCB) | 0.5%~1.0% | 1.0%~1.5% |
ANAアメックス | 1.0% | 1.5%~2.0% |
ANAアメックスゴールド | 1.0% | 1.5%~2.0% |
また、「ANAカードマイルプラス加盟店」で支払うとさらにお得です。
ANAカードマイルプラス加盟店でANAアメックスゴールドを利用すると、還元率は1.5%~2.0%になります。
陸マイラーに人気のANAカードおすすめランキング|比較して最強を決定ポイント有効期限は無期限
ANAアメックスゴールドと下位のANAアメックスは、還元率だけ見ると同じです。
しかし、ANAアメックスゴールドの突出したメリットは、年会費6,600円のポイント移行コースへ登録しなくてもANAマイルへ交換でき、無条件でポイントが無期限となる点です。
ポイントを長期に渡って貯めて、まとめてマイルに交換すれば、長距離やビジネス・ファーストクラスの特典航空券も狙えます。
さらに、年間の移行上限もないため、ポイントを余すことなく活用できます。
ANAグルメマイルで貯める
ANAのマイルの貯め方で意外に知られていないのが、ANAグルメマイル対象の飲食店を利用して貯める方法です。
ANAグルメマイルで付与されるマイル数は以下の通りです。
項目 | 付与マイル数 |
---|---|
ネット予約 | 来店人数×30マイル(ランチは5マイル) |
直接来店 | 100円につき最大2マイル |
ANAカードで支払い | 100円につき1マイル |
ANAグルメマイル公式サイトから「ネット予約」の表示がある対象店舗でネット予約した上で飲食すると、来店の1~2ヶ月後に来店人数×30マイル(ランチは来店人数×5マイル)が付与されます。
また、「AMC」の表示がある対象店舗に直接来店して飲食し、ANAアメックスゴールドを提示すると、100円につき最大2マイル還元されます。
さらに「ANA CARD」の表示がある対象店舗に来店してANAカードで支払えば100円につき1マイル付与もあります。
カードを継続して貯める
ANAアメックスゴールドは、入会時はもちろん、カードを継続したタイミングにもANAマイルが付与されます。
進呈されるANAマイルは、下位のANAカードの2倍にあたる2,000マイルです。
項目 | 一般 |
---|---|
ANAカード(一般) | 1,000マイル |
ANAアメックスゴールド | 2,000マイル |
ショッピングで2,000マイル貯めるには、ANAアメックスゴールドで20万円分の利用が必要になります。
ANAアメックスゴールドの空港・旅行関連のメリット
ANAアメックスゴールドはANAマイルの貯まりやすさはもちろん、空港や旅行関連のメリットも豊富です。
- 国内空港ラウンジが同伴者1名まで無料
- 旅行傷害保険が充実している
- 航空便遅延補償
- キャンセル・プロテクション
- ショッピング・プロテクション
- 手荷物無料宅配サービス
国内の空港ラウンジが同伴者1名まで無料
ANAアメックスゴールドを持っていると、プライオリティ・パスラウンジに加えて日本国内+ハワイの空港にあるラウンジも無料で使えます。
カード会員はもちろん、同伴者1名も無料になるのがアメックスの強みです。
利用できるのは以下の空港ラウンジです。
地域 | 空港名 |
---|---|
北海道・東北 | 新千歳空港・函館空港・青森空港・秋田空港・仙台空港 |
関東 | 羽田空港 第1~第3ターミナル・成田国際空港 第1~第2ターミナル |
中部・北陸 | 新潟空港・富山空港・中部国際空港・小松空港 |
近畿 | 伊丹空港・関西国際空港・神戸空港 |
中国・四国 | 岡山空港・広島空港・米子空港・山口宇部空港・高松空港・松山空港・徳島空港 |
九州・沖縄 | 北九州空港・福岡空港・長崎空港・大分空港・熊本空港・鹿児島空港・那覇空港 |
ハワイ | ダニエル・K・イノウエ国際空港 |
旅行傷害保険が充実している
ANAアメックスゴールドは、旅行傷害保険が充実しています。
保険の種類 | 補償内容 | 本会員 | 家族会員 | 家族特約 |
---|---|---|---|---|
国内旅行保険 (利用付帯) | 傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高5,000万円 | 最高1,000万円 |
海外旅行保険 (利用付帯) | 傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高5,000万円 | 最高1,000万円 |
傷害治療費用 | 最高300万円 | 最高300万円 | 最高200万円 | |
疾病治療費用 | 最高300万円 | 最高300万円 | 最高200万円 | |
賠償責任 | 最高4,000万円 | 最高4,000万円 | 最高4,000万円 | |
携行品損害 | 最高50万円(免責3千円/年間限度額100万円) | |||
救援者費用 | 最高400万円 | 最高400万円 | 最高300万円 | |
乗継遅延・出航遅延・欠航・搭乗不能 | 最高2万円 | - | - | |
受託手荷物遅延費用 | 最高2万円 | - | - | |
受託手荷物紛失費用 | 最高4万円 | - | - |
カード会員本人の万一の事態には1億円の保険金が支払われるほか、海外で発生頻度の高い傷害・疾病治療費用は、カード会員300万円、家族200万円と手厚い補償です。
本会員と比べると補償金額はやや下がるものの、家族カードやカード会員の家族も補償の対象です。
ただし、いずれの補償も利用付帯なので、旅行代金をANAアメックスゴールドで支払わないと適用されません。
航空便遅延補償
ANAアメックスゴールドには、海外旅行中の航空便遅延が原因で発生した費用を補償する「航空便遅延補償」も付帯します。
項目 | 補償金額 |
---|---|
乗継遅延/出航遅延・欠航・搭乗不能費用 | 1回につき最高2万円 |
受託手荷物遅延費用 | |
受託手荷物紛失費用 | 1回につき最高4万円 |
例えば航空便が遅延してやむを得ずホテルに宿泊した場合、その宿泊費用が最大2万円まで補償されます。
空港でもしものトラブルが起きても、ANAアメックスゴールドがあれば安心です。
ただし、航空便遅延補償が適用されるのは本カード会員のみで、家族カード会員は適用されません。
キャンセル・プロテクション
キャンセル・プロテクションは、旅行やコンサートなどをキャンセルした場合に発生する費用を補償するサービスです。
補償限度額はキャンセルが適用される条件によって異なります。
キャンセル適用条件 | 補償対象者 | 補償限度額(年間) |
---|---|---|
死亡・傷害・疾病による入院 | 本会員、家族会員、配偶者、1親等以内の親族 | 10万円 |
傷害による通院 | 本会員、家族会員、配偶者、子ども | 3万円 |
社命出張(1回/年まで) | 本会員、家族会員 | 10万円 |
キャンセル・プロテクションの補償対象となるのは以下の通りです。
- 国内/海外旅行契約に基づくパッケージツアーなどのサービス
- 旅館、ホテルなどの宿泊施設の提供およびそれに付帯するサービス
- 航空機、船舶、鉄道、自動車などによる旅客の輸送
- 宴会、パーティー用に供する施設の提供およびそれに付帯するサービス
- 運動、教養などの趣味の指導、教授または施設の提供
- 演劇、音楽、美術、映画などの公演、上映、展示、興行
いずれも、ANAゴールドアメックスで支払った場合のみ補償対象となります。
現金や他のクレジットカードなどで支払った場合は補償されません。
なお、1,000円または「キャンセル費用の10%に相当する額」のいずれか高い額が自己負担額です。
ショッピング・プロテクション
ショッピング・プロテクションは、ANAアメックスゴールドで購入した商品に生じた損害(破損や盗難など)を補償するサービスです。
国内はもちろん、海外で購入した商品でも適用されます。
項目 | 概要 |
---|---|
補償限度額 | 年間最高500万円 |
補償期間 | 購入日から90日間 |
免責金額 | 1万円/1事故 |
年間500万円まで補償されるので、高額商品の購入もANAアメックスゴールドなら安心です。
ただし、次のようなものは補償の対象外なので注意しましょう。
- 現金、有価証券、預貯金証書、旅券、印紙、切手、乗車券などのチケット
- 動物および植物などの生物
- 船舶(ヨットやカヌーなど)、航空機、自動車、およびこれらの付属物
- 詐欺行為によって取得した商品
なお、ショッピング・プロテクションは家族カード会員も利用できます。
手荷物無料宅配サービス
手荷物無料宅配サービスは、海外から日本へ帰国した際に自宅と空港間で手荷物を無料で運んでくれるサービスです。
項目 | 概要 |
---|---|
対象会員 | 本会員、家族会員 |
利用可能なタイミング | 帰国時 |
荷物の種類 | スーツケースまたはゴルフバック1個 |
預けられる荷物のサイズ | 縦・横・高さの合計が160㎝以内 |
預けられる荷物の重量 | 30㎏以内 |
対象空港 | 東京国際空港(第3ターミナル) 成田国際空港 関西国際空港 中部国際空港 |
本会員だけでなく家族会員も手荷物無料宅配サービスの対象です。
例えば夫婦で海外旅行する場合は、合計2個まで無料で配送してくれます。
なお、ANAアメックスゴールドで手荷物無料宅配サービスを利用できるのは帰国時のみで、出国時は利用できません。
ANAアメックスゴールドのデメリット
ANAアメックスゴールドには、以下に挙げるデメリットがあります。申し込む前にあらかじめ確認しておきましょう。
- 年会費が高め
- ポイントの使い道が限られている
年会費が高め
ANAアメックスゴールドは年会費が高めです。
ANAアメックスゴールドとANAアメックスの年会費を比較してみましょう。
会員の種類 | 本会員 | 家族会員 | 合計 |
---|---|---|---|
ANAアメックス | 7,700円 | 2,750円 | 10,450円 |
ANAアメックス(ポイント移行コース加入) | 14,300円 | 2,750円 | 17,050円 |
ANAアメックスゴールド | 34,100円 | 17,050円 | 51,150円 |
ANAアメックスの本会員の年会費は7,700円ですが、ANAマイルに交換するためには、年会費6,600円のポイント移行コースへの加入が必要です。
つまり、ANAアメックスの場合、ANAマイルに交換するためには年間14,300円のコストがかかります。
一方、ANAアメックスゴールドの年会費は34,100円と、ポイント移行コースのコストを考慮してもANAアメックスの2倍以上です。
ポイントの使い道が限られている
ANAアメックスゴールドの利用で貯まったポイントの交換先はANAマイルのみです。
他社ポイントやANA以外のマイルには交換できません。
アイテムとの交換やカード代金への充当には利用できますが、メンバーシップ・リワード(ポイント)→ANAマイル→ANAの特典航空券と交換するのが最もお得です。
ANAマイルが効率よく貯まるのはメリットですが、柔軟性のなさをデメリットに感じるおそれもあります。
ANAアメックススーパーフライヤーズゴールドカードに切り替える条件
ANAアメックスゴールドを使っている方は、ANAアメックススーパーフライヤーズゴールドカード(以下ANAアメックスゴールド(SFC))に切り替えることも可能です。
ANAアメックスゴールド(SFC)は、ANAが指定する条件を満たすと申し込みが可能となります。
ANAアメックスゴールド(SFC)への切り替え条件
以下いずれかを達成することでSFCへの切り替えが可能となります。
- 1.プレミアムポイントを年間50,000ポイント以上貯める
- 2.年間でプレミアムポイント30,000以上・ANAサービス7以上利用・カード決済400万円以上
- 3.100万ライフタイムマイルを貯める
上記のうち、1と2は達成したらなるべく早くSFCへ切り替えましょう。2年目に未達となり、プラチナ会員資格を逃してしまうと、SFCに申し込めなくなるからです。
プレミアムポイントを年間50,000ポイント以上貯める
プレミアムポイントを50,000以上貯めてANAのプラチナ会員またはダイヤモンド会員になれば、ANAアメックスゴールド(SFC)に切り替えられます。
プレミアムポイントはマイルとは別に付与されるポイントです。
ANAグループやスターアライアンスに加盟の航空会社が運航する便に搭乗すると積算されます。
具体的にどの程度ポイントが貯まるのかは、シミュレーションページで確認可能です。
項目 | ポイント数 | |
---|---|---|
プレミアムポイント付与数 | 片道 | 1,476ポイント |
往復 | 2,952ポイント | |
50,000ポイント獲得するための往復数 | 17往復 |
プレミアムポイントを50,000ポイント獲得するには、羽田-那覇を1年間で17往復しなければいけません。
年間でプレミアムポイント30,000以上・ANAサービス7以上利用・カード決済400万円以上
プレミアムポイント50,000ポイントの達成が難しそうな方は、ANAカード決済額とANAサービスの利用でプラチナ会員・ダイヤモンド会員を目指すこともできます。
以下がそれぞれの達成条件です。
項目 | ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド | |
---|---|---|---|---|
年間の獲得プレミアムポイント | 15,000 | 30,000 | 50,000 | 80,000 |
ライフソリューションサービス利用数 | 4以上 | 7以上 | 7以上 | |
ANAカード決済額(ANA Pay含む) | 300万円 | 400万円 | 500万円 | 400万円 |
SFC取得の最低条件であるプラチナ会員になるためには、年間でプレミアムポイント30,000以上・ANAサービス7以上利用・カード決済400万円以上すべてを満たさなければなりません。
100万ライフタイムマイルを貯める
100万ライフタイムマイルを貯めれば、会員ステータスにかかわらずANAアメックスゴールド(SFC)へ切り替えできます。
例えば、羽田-那覇は片道984マイル、往復1,968マイルです。
100万マイルに達するには同区間を1,034往復する必要があるので、プレミアムポイントに比べると条件を達成するのがかなり難しいのは間違いありません。
ただし、プレミアムポイントは1年ごとにリセットされますが、ライフタイムマイルはANAマイレージクラブ会員である限り積算され続けます。
ANAアメックスゴールドとANAアメックスゴールド(SFC)との違い
ANAアメックスゴールドからANAアメックスゴールド(SFC)に切り替わると、ANAアメックスゴールドにはない様々な特典が付帯されます。
特典の一例は以下の通りです。
特典 | ANAアメックスゴールド | ANAアメックスゴールド(SFC) |
---|---|---|
ボーナスマイル | 25% | 40% |
優先チェックイン | × | ○ |
手荷物受け取りの優先 | × | ○ |
専用の保安検査場 | × | ○ |
ANAラウンジの利用 | 3,000円 | 無料 |
SFC会員になると、フライトボーナスマイルが大幅アップし、マイルの貯まるスピードがより速くなります。
他にもANAラウンジの無料利用、優先チェックイン、手荷物の優先受取など、飛行機をよく利用する方にとって大きなメリットのある特典ばかりですね。
ANAアメックスからの切り替えは可能
ANAアメックスゴールドは、ANAアメックスから切り替えることも可能です。
切り替えは、以下に連絡して依頼します。
固定電話から:0120-965-877
携帯電話から:03-6625-9787
営業時間:9時~17時(土日祝休)
ANAアメックスから切り替える際の注意点
ANAアメックスからANAアメックスゴールドに切り替える際の注意点は以下の通りです。
- カードの切り替えには審査がある(最長4週間)
- カードが切り替わるとカード番号も変更される
同じANAアメックスでも切り替えの際には審査があり、審査に通過しないと発行されません。
また、カードが切り替わるとカード番号も変更される点にも注意が必要です。
ANAアメックスで自動引き落としの登録をしていると、ANAアメックスゴールドを受け取った後にカード番号の変更の手続きが必要になる場合があります。
ANAアメックスとANAアメックスゴールドの違い
これまでに何度か触れましたが、ANAアメックスからANAアメックスゴールドに切り替えると年会費が大幅に上がります。
そのため、切り替えは誰にでもおすすめできるわけではありません。
両者の主な違いは以下の通りです。
比較項目 | ANAアメックス | ANAアメックスゴールド | |
---|---|---|---|
年会費 | 本会員 | 7,700円 | 34,100円 |
家族会員 | 2,750円 | 17,050円 | |
ANAの航空券やANA機内販売 | 2.5% | 3.0% | |
搭乗ボーナスマイル | 10% | 25% | |
マイル還元率 | 1.0%~2.5% | 1.0%~3.0% | |
入会・継続マイル | 1,000マイル | 2,000マイル | |
旅行傷害保険 | 国内旅行(利用付帯) | 本人:最高2,000万円 家族:最高1,000万円 | 本人:最高5,000万円 家族:最高1,000万円 |
海外旅行(利用付帯) | 本人:最高3,000万円 家族:最高1,000万円 | 本人:最高1億円 家族:最高1,000万円 |
|
空港ラウンジサービス | 国内 | 〇 | 〇 |
プライオリティ・パス | × | 年間2回まで無料 (3回目以降は35米ドル/回) |
大きく異なるのは、搭乗時に付与されるマイルと旅行傷害保険です。
搭乗時のマイル数は、乗る回数が増えるほど両者で差が開きます。
また、ANAアメックスゴールドは、ANAアメックスと比べて旅行傷害保険の補償額が大きく、2022年9月からはプライオリティ・パス特典も追加されたため、旅行特典が手厚いです。
旅行や飛行機に乗る機会が多く旅行時の特典を充実させたいと考える方は、ANAアメックスゴールドへの切り替えを検討しましょう。
逆に、旅行や飛行機に乗る機会が少ない、もしくは旅行傷害保険は別で契約する方なら、年会費が安く済むANAアメックスのままにしておくのがおすすめです。
ANAアメックスゴールドがおすすめなのはこんな方
ANAアメックスゴールドがおすすめなのは、以下のような方です。
- ANAに搭乗する機会が多い方
- 家族で旅行する方
- 空港ラウンジサービスを利用したい方
ANAに搭乗する機会が多い方は、ANAアメックスゴールドで支払えばマイルが貯まりやすいので特におすすめです。
また、ANAアメックスゴールドで旅行代金を支払うと、旅行傷害保険が家族にも適用されます。
国内空港ラウンジは同伴者1名まで無料で利用できるので、家族旅行が多い方はANAアメックスゴールドを持っておくと安心でしょう。
さらに、ANAアメックスゴールドは日本国内の主要な空港に加え、世界1,500ヶ所以上の空港のラウンジを利用できるプライオリティ・パス付です!
パワーアップしたANAアメックスゴールドを、ぜひ検討してみてください。