「ビュー・スイカ」カードを解説
  • 2024年11月27日
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ビューカード スタンダードなら現金いらず!移動も買い物もこれ1枚

今や電車に乗るたびに切符を購入する人は少なくなってきました。切符投入口のない自動改札機の割合も増えています。

電車やバスの乗車にSuicaを使用している方は多いと思いますが、Suicaの活用術をご存知の方は案外少ないのではないでしょうか。

Suicaはクレジットカード次第でよりお得に利用できますよ。

本記事では、電車の移動も普段の買い物も1枚で済ませることができるビューカード スタンダードのメリット・デメリットをまとめました。

※ 2024年11月現在、定期券機能付きは申込みを停止しております。
詳細は公式ホームページをご確認ください。
ビューカード スタンダードのメリット
  • Suicaチャージや定期券購入で還元率1.5%に
  • JRE POINT加盟店ならポイントの2重取りが可能
  • ネットショッピングでもポイントが貯まる
  • ポイントは加盟店の支払いやSuicaチャージに利用可能
ビューカード スタンダードのデメリット
  • JR東日本エリア以外に住んでいる人にはメリットが薄い
  • ETCカードが有料
  • Suica以外の電子マネーとは相性が悪い

※本記事の価格は全て税込みです。

おすすめのクレジットカード比較表
カード名ビューカード スタンダード
ビューカード スタンダード
ビューカード ゴールド
ビューカード ゴールド
ソラチカカード
ソラチカカード
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
JALカードSuica
JALカードSuica
年会費524円11,000円2,200円
初年度無料
1,100円
初年度無料
2,200円
初年度無料
マイル還元率通常0.5%~最大5.0%※1通常0.5%~最大10.0%※20.5%〜1.0%※30.5%~3.0%0.5~3.0%
(JREポイント)
国際ブランドVisa、Mastercard、JCBJCBJCBVisa、MastercardJCB
キャンペーンJCBブランド
新規入会&ご利用で
JRE POINT最大10,000ポイント
プレゼント
2025年9月16日まで
JCBブランド
新規入会&ご利用で
JRE POINT最大25,000ポイント
プレゼント
2025年7月31日まで
最大13,000マイル相当
プレゼント
2024年6月30日まで
新規入会で
1,000ポイント
プレゼント
ご入会&ご利用で
最大28,000ポイント
プレゼント
申込対象18歳以上
高校生を除く
満20歳以上18歳以上18歳以上
高校生を除く
満18歳以上の方
発行スピード最短1週間最短1週間最短5営業日通常4週間約3週間
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
※1 ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。
モバイルSuicaにてモバイルSuicaグリーン券を購入した場合、VIEWプラス3%+えきねっと2%=合計5%となります。
(※事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です。)
※2 ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。
モバイルSuicaにてモバイルSuicaグリーン券を購入した場合、VIEWプラス8%+えきねっと2%=合計10%となります。
(事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です。)
※3 前年度ショッピング利用金額 100万円以上の場合
※ 各カードのキャンペーンの詳細は、公式ホームページにてご確認ください。
矢印

ビューカード スタンダードの特徴・基礎知識

ビューカード スタンダード券面

ビューカード スタンダード
還元率ポイント通常0.5%~最大5.0%
マイル獲得不可
年会費初年度524円
2年目以降524円
家族カード
旅行保険海外最高500万円(利用付帯)
国内最高1,000万円(利用付帯)
ETCカード発行手数料無料
年会費524円
電子マネーQUICPay、Suica
国際ブランドVisa、Mastercard、JCB
発行会社株式会社ビューカード
発行期間最短1週間

※ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。
※モバイルSuicaにてモバイルSuicaグリーン券を購入した場合、VIEWプラス3%+えきねっと2%=合計5%となります。
※最大5%は事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です

ビューカード スタンダードはJR東日本の子会社である株式会社ビューカードが発行しているクレジットカードです。

ビューカードには「ビックカメラSuicaカード」や「ルミネカード」などたくさんの種類のカードがあります。

その中でもビューカード スタンダードはもっともスタンダードなビューカードです。

クレジットカードとしての機能はもちろん、Suica・Suica定期券・JRE POINTカードの機能も搭載しています。

ビューカード スタンダードがあれば、毎日の通勤も買い物もすべて1枚でこなすことが可能です。

※ 2024年11月現在、定期券機能付きは申込みを停止しております。
詳細は公式ホームページをご確認ください。

ビューカード スタンダードの優待特典・メリット

メリット

ビューカード スタンダードの優待特典・メリットは以下の通りです。

ビューカード スタンダードの優待特典・メリット
  • JRE POINTがザクザク貯まる
  • ポイントをSuicaやJRE POINT加盟店で利用できる
  • Suica定期券としても利用可能
  • カード紛失時は定期券やSuica残高も補償

JRE POINTがザクザク貯まる

ビューカード スタンダードを利用するとJR東日本の共通ポイント「JRE POINT」が貯まります。

カードの利用1,000円につき5ポイント貯まるので、還元率は0.5%。通常時の還元率はそこまで高くありません。

しかし、JR東日本の電車や駅ナカのお店を利用する人なら効率よくポイントを貯めることが可能です。

なぜなら以下の利用ならポイント還元率が大幅にアップするためです。

  • 乗車券の購入やオートチャージでポイント還元率が1.5%
  • JRE POINT加盟店なら還元率が最大2.5%
  • ネットショッピングもお得
  • JRE MALLでの利用でポイント還元率が最大3.5%
  • 特約店での利用でポイント2倍
  • 年間の累計利用額に応じてボーナスポイントがもらえる
  • JR東日本の通販サイトの利用でポイント還元最大3.5%
  • 新幹線のチケット購入・利用で大幅ポイント還元

乗車券の購入やオートチャージでポイント還元率が1.5%に

ビューカード スタンダードを乗車券の購入やオートチャージといった「VIEWプラス」対象商品の支払いに利用するとポイント還元率が1.5%になります。

通常のポイント還元は1,000円で5ポイントですが、VIEWプラス対象なら1,000円で15ポイントです。

1.5%の還元率はかなり高い水準です。

JRE POINT加盟店なら還元率が最大2.5%

JRE POINT加盟店でビューカード スタンダードを利用すると還元率が最大2.5%にアップします。

ビューカード スタンダードはJRE POINTカードとしても利用可能です。JRE POINT加盟店で提示すると、1.0%のポイントが貯まります。

ビューカード スタンダードの利用による0.5%還元と合わせると還元率は1.5%です。

また、一部のJRE POINT加盟店ではカードを提示する代わりに、JRE POINTに登録したSuicaで買い物をしてもポイントを獲得できます。

還元率は店舗によって0.5%または1.0%です。

ビューカード スタンダードでチャージしたSuicaで買い物をすれば、最大還元率は2.5%までアップします。

対象のお店は以下の通りです。

  • NewDays:200円で1ポイント
  • KIOSK:200円で1ポイント
  • acure:100円で1ポイント
  • LUMINE:200円で1ポイント
  • 駅そば:200円で1ポイント
  • イトーヨーカドー(関東・甲信越・東北のみ):200円で1ポイント
  • 紀伊國屋書店(関東・東北・新潟のみ):100円で1ポイント

いずれもJR東日本エリアの店舗ばかりです。対象のお店には「Suica登録して貯まる」のマークが掲示されているので確認しましょう。

その他のお店については登録したSuicaのご利用でポイントが貯まるお店を参考にしてください。

年間の累計利用額に応じてボーナスポイントがもらえる

Suica-ビューカードボーナスポイント

ビューカード スタンダードは年間の累計利用額に応じてボーナスポイントがもらえます。

全部で4つのステージに分かれており、全ステージクリアで合計5,250ポイント獲得可能です。

  • 年間利用額が30万円以上:250ポイント
  • 年間利用額が70万円以上:+1,000ポイント
  • 年間利用額が100万円以上:+1,500ポイント
  • 年間利用額が150万円以上:+2,500ポイント

年間150万円利用すると通常ポイントが7,500ポイントもらえます。

そこにボーナスポイントを加えると合計で12,750ポイントもらえるので、還元率は実質0.85%です。

公共料金や携帯電話の支払い、日々の買い物などをビューカード スタンダードで行えば70万円は簡単にクリアできます。

カードの利用が多い人なら100万円・150万円以上も達成可能でしょう。

ただし、以下の利用分については年間の累計利用額にカウントされません。

  • VIEWプラス対象商品
  • 一部の電子マネー(楽天Edy/nanaco/SMART ICOCA/SAPICA)へのチャージ
  • プリペイドカードへのチャージ
  • 年会費
  • 各種手数料
  • キャッシング

Suicaへの入金(チャージ)や定期券・きっぷ購入などのVIEWプラス対象商品は対象外なので注意してください。

現在の累計利用額はオンラインサービス「VIEW’s NET」の「ご利用明細照会」から確認できます。

JR東日本の通販サイトの利用でポイント還元最大3.5%

ビューカード スタンダードの、通常ポイント還元率は1.5%ですが、最大で3.5%ポイント還元をする方法があります。

それはJR東日本が運営する以下の通販サイトを利用することです。

  • JRE MALL
  • JRE MALLふるさと納税

「JRE MALL」「JRE MALLふるさと納税」で、ビューカード スタンダードを利用すると100円(税抜)につき、JRE POINTが3ポイント還元されます。

さらに、請求金額が確定したタイミングで、1,000円(税込)につき、JRE POINTが5ポイント追加されるお得な仕組みです。

「JRE MALL」と「JRE MALLふるさと納税」は、JR東日本が運営した通販サイトで、日用品や食品、家電製品だけでなく、さまざまなカテゴリの商品やサービスを取り扱っています。

  • 鉄道グッズ・鉄道イベント
  • Suicaのペンギングッズ
  • ネットでエキナカ
  • おしごと体験学習

JR東日本ならでは商品もあるので、鉄道好きの方には嬉しい商品ラインナップでしょう。

新幹線のチケット購入・利用で大幅ポイント還元

ビューカード スタンダードは、JR東日本の特性を活かして、新幹線のチケット購入・利用で大幅なポイントを還元が可能です。

えきねっとのサイトから新幹線eチケットを購入して、チケットレス乗車をすれば5%のポイント還元がもらえます。

えきねっととは、JRの切符やツアーがお得に申し込めるサイトで、新幹線や特急電車のチケットも割引価格で販売しているJR東日本のサイトです。

えきねっとを上手に利用すれば割引価格でチケットを購入し、さらに5%もの大幅ポイント還元までもらえます。

例えば、東京~金沢まで、えきねっとで北陸新幹線のチケットを往復購入して利用すると、1,406円相当のポイントが還元。

また、モバイルSuicaでグリーン券や定期券を購入しても、同じく5%のポイントがもらえます。

旅行が好きな方はもちろん、出張などで新幹線を利用することが多い方には嬉しい特徴です。

ポイントをSuicaやJRE POINT加盟店で利用できる

ビューカード スタンダードで貯まったJRE POINTはSuicaやJRE加盟店で利用できます。

JRE POINTの主な使い道は以下の通りです。

  • JRE POINT加盟店で利用
  • JRE MALLで利用
  • Suicaにチャージ
  • Suicaグリーン券に交換
  • Suicaのペンギングッズや鉄道グッズと交換
  • 商品券などのクーポンと交換

JRE POINT加盟店では貯まったポイントを1ポイント=1円のレートで支払いに利用できます。

会計の際にビューカード スタンダードを提示し、JRE POINTを利用すると伝えればOKです。

JR東日本が運営するショッピングサイト「JRE MALL」でも同じように使えます。

JRE POINTは1ポイント=1円のレートでSuicaの残高にチャージも可能です。専用サイトからチャージ申し込みをした後、駅の券売機からチャージしましょう。

おサイフケータイ対応のスマホやガラケーで「モバイルSuica」を利用している場合はすぐ受け取れます。

Suicaグリーン券に交換する場合の受け取り方法も同じです。

期間限定ポイントはJRE POINT加盟店で利用する

JRE POINTには期間が決まっている「期間限定ポイント」もあります。

期間限定ポイントはSuicaへのチャージおよび商品券などのクーポンとの交換はできません。

JRE POINT加盟店やJRE MALLの支払い、Suicaグリーン券への交換に利用してください。

Suica定期券としても利用可能

※ 2024年11月現在、定期券機能付きは申込みを停止しております。
詳細は公式ホームページをご確認ください。

ビューカード スタンダードはSuica定期券も搭載しています。

定期券情報を書き込めば、ビューカード スタンダードは定期券の役割も果たします。

JR東日本の定期券はもちろん、他の鉄道会社にまたがる定期券やバスの定期券もすべて1枚にまとめられて便利です。

ビューカード スタンダード1枚で通常の乗車も買い物も、そして定期券の利用もカバーします。さらにSuica定期券はVIEWプラスの対象なので、ポイント還元率が1.5%にアップします。

ビューカード スタンダードへの定期券情報の書き込みはJR東日本の駅の多機能券売機で手続き可能です。

これから定期券を購入する場合はもちろん、すでに利用している定期券の情報を書き込むこともできます。

カード紛失時は定期券やSuica残高も補償

ビューカード スタンダードは紛失時に定期券やSuica残高を補償してくれます。

紛失したカードのSuicaに残高がある場合は、再発行されるカードに引き継ぎ可能です。Suica定期券も同様に引き継がれます。

「1枚にまとめるのは便利だけど、紛失すると全部なくなるのが心配」という人でも安心ですね。

万が一ビューカード スタンダードを紛失した場合は以下の紛失・盗難デスクに電話してください。

ビューカード紛失・盗難デスク

03-6685-4800
24時間・年中無休対応

再発行の際には1,020円の費用がかかります。このうち500円は預かり金として後日返金されるため、実際にかかる手数料は520円です。

ビューカード スタンダードのデメリット

デメリット

ビューカード スタンダードのデメリットは以下の通りです。

ビューカード スタンダードのデメリット
  • JR東日本エリア以外に住んでいる人にはメリットが薄い
  • ETCカードが有料
  • Suica以外の電子マネーとは相性が悪い

JR東日本エリア以外に住んでいる人にはメリットが薄い

ビューカード スタンダードはJR東日本エリア以外に住んでいる人にはメリットが薄いです。

  • JRE POINTの加盟店はJR東日本エリアのみ
  • SuicaにチャージできるVIEW ALTTEもJR東日本エリア以外にはほぼない
  • オートチャージは首都圏や東北でしか使えない
  • 定期券の書き込みもJR東日本エリアのみ

カード利用で貯まるJRE POINTの加盟店があるのは首都圏や関東圏、東北などのJR東日本エリアのみです。

それ以外の地域に住んでいるとJRE POINTを買い物に利用できません。

ビューカード スタンダードをJRE POINTカードとして利用してポイントを2重取りするのも不可能です。

となると、JRE POINTの使い道は実質Suicaへのチャージのみに限られます。

しかし、SuicaにJRE POINTをチャージするのに必要な「VIEW ALTTE」はJR東日本エリア以外にはほとんど設定されていません。

モバイルSuicaならビューカード スタンダードでチャージできますが、ビューカード スタンダード付帯のSuicaへはチャージができないわけですね。

さらにオートチャージや定期券の書き込みといった機能もJR東日本エリア以外だと利用できません

このように、JR東日本エリア以外でビューカード スタンダードを使う場合は魅力が半減します。

ETCカードが有料

ビューカード スタンダードは年会費が実質無料ですが、ETCカードは年会費がかかります。

ETCカードの年会費も524円と決して高くはありませんが、無料でETCカードを持ちたい人には向きません。

クレジットカードの中には本カードの年会費もETCカードの年会費も無料、というカードも多いです。

本カードもETCカードも年会費が無料の主なカード
  • JCB CARD W
  • Orico Card THE POINT
  • イオンカード
  • エポスカード
  • リクルートカード

ETCカードを無料で持ちたい人はこれらのカードをサブとして持つのがおすすめです。

Suica以外の電子マネーとは相性が悪い

Suicaを利用するとお得なビューカード スタンダードですが、Suica以外の電子マネーとは相性が悪いです。

楽天Edy、nanaco、SMART ICOCA、SAPICAにチャージした場合はポイントがつきません。WAONについてはチャージ自体が不可です。

これらの電子マネーをよく利用する場合は、その電子マネーと相性の良いクレジットカードをサブとして持っておきましょう

nanacoならセブンカード・プラス、WAONならイオンカードといった感じです。

リクルートカードやイオンカードなら本カードもETCカードも年会費が無料なので、ETCが有料というデメリットも合わせて解消できます。

ビューカード スタンダードの審査

クレジットカードの審査について

ビューカード スタンダードを取得するためには、ビューカードの審査に通る必要があります。

ここからはビューカード スタンダードの審査情報についてチェックしていきましょう。

ビューカード スタンダードの審査基準

ビューカード スタンダードが公表している審査基準(入会条件)は下記の通りです。

日本国内にお住まいの満18歳以上の方で、電話連絡のとれる方(高校生を除く)

引用元:ビューカード スタンダード:ビューカード

一見すると審査に通りやすいように見えますね。しかし、ビューカード スタンダードは意外と審査難易度が高いです。

公表されている入会条件は年齢だけですが、実際にはある程度の年収と良好なクレヒスが必要と言われています。

200万円以上の収入が必要

ビューカード スタンダードでは200万円以上の収入が必要と言われています。

特別高いわけではなく、普通の会社員や個人事業主なら達成可能です。専業主婦/主夫や学生でも、配偶者や両親に収入があれば十分取得できます。

逆に言えば無職やフリーターだと審査に通過するのが難しいです。

良好なクレヒスが必要

ビューカード スタンダードの審査に通るには良好なクレヒスも必要と言われています。

クレヒスとは個人の信用情報のことです。

これまでにどのようなカードやローンを申し込んだか、支払いをちゃんとしたのかなどが審査に影響します。

過去に他のカードやローンで対応・延滞をしていると審査に通りにくい傾向があります。

また、全くクレヒスがない人も審査に通る可能性が低いと言われています。

クレヒスがないと「過去にちゃんとカードの利用および返済をした」という証明がないためです。

社会人になりたての20代ならともかく、30代以上でクレヒスがない場合は審査に通りにくくなります。

ビューカード スタンダードは交通系のカード

ビューカード スタンダードは交通系のカードなので、審査難易度が比較的高めと言われています。

クレジットカードは発行会社によって以下のように分類できます。

種類発行元代表的なカード
銀行系銀行・銀行関連金融機関三井住友カード、みずほマイレージクラブカード等
交通系鉄道・航空会社等ビューカード、ANAカード等
信販系信販会社オリコカード、ライフカード等
流通系百貨店・スーパーマーケット等イオンカード、セブンカード等
メーカー系メーカー等一般企業トヨタファイナンス、出光カード等

ビューカード スタンダードは交通系に分類されるカードです。交通系のカードは銀行系の次に審査が厳しいと言われています。

あくまでも一般カードですし、年会費も安いので特別厳しいわけではありません。ただ、信販系や流通系のクレジットカードよりは審査難易度が高いでしょう。

ビューカード スタンダードの審査に通るコツ

ビューカード スタンダードの審査に通るコツは以下の通りです。

ビューカード スタンダードの審査に通るコツ
  • 他のカードでクレヒスを積む
    良好なクレヒスがないと審査に通りにくいため
  • 在籍確認の電話には必ず出る
    申し込み時に入力された情報が正しいか確認するため
  • 多重申し込みをしない
    貸し倒れのリスクが高い、キャンペーン目的だと判断されるため

ビューカード スタンダードの審査基準は公表されていないので、これをすれば必ず審査に通る!という方法はありません。

しかし、上記のコツを押さえておけば審査に通る可能性を少しでも高められます。

ビューカード スタンダードとビックカメラSuicaカードの違い

違いを比較

ビューカード スタンダード(JCB)ビックカメラSuicaカード

ビューカードはビューカード スタンダード以外にもたくさんあります。その中でも人気なのが「ビックカメラSuicaカード」です。

ではビューカード スタンダードとビックカメラSuicaカードにはどのような違いがあり、どちらを選ぶのがお得なのでしょうか。

ビューカード スタンダードとビックカメラSuicaカードの違いを一覧表にまとめました。

項目ビューカード スタンダードビックカメラSuicaカード
還元率ポイント通常0.5%~最大5.0%1.0%~11.5%
マイル獲得不可0.125%
VIEWプラス対象商品の還元率1.5%1.5%
JRE POINT加盟店での利用最大2.5%最大2.5%
年会費本会員524円
(600円分のポイント還元あり)
524円
(年1回の利用で翌年も無料)
年間利用特典最大5,250ポイントなし
※ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。
※モバイルSuicaにてモバイルSuicaグリーン券を購入した場合、VIEWプラス3%+えきねっと2%=合計5%となります。

いくつか違いがありますが、結論から言うと次のように選ぶのがおすすめです。

  • ポイント還元率を重視する人:ビックカメラSuicaカード
  • Suica定期券を利用する人:ビューカード スタンダード

ポイント還元率ではビックカメラSuicaカードに軍配が上がります。

※ 2024年11月現在、定期券機能付きは申込みを停止しております。
詳細は公式ホームページをご確認ください。

ビューカード スタンダードの通常時の還元率は0.5%です。

対してビックカメラSuicaカードは1.0%(JRE POINTが0.5%、ビックポイントが0.5%)貯まります。

SuicaやJRE POINT加盟店を利用する際の還元率は同じですが、それ以外のお店や公共料金の支払いなどはビックカメラSuicaカードがお得です。

ビューカード スタンダードには年間利用特典があります。

それを含めても還元率は実質0.85%なので、ビックカメラSuicaカードの1.0%には及びません。

一方、ビューカード スタンダードはSuica定期券として使えるのがメリットです。

ビックカメラSuicaカードはSuicaとしての利用はできますが、Suica定期券機能は利用できません。

Suica定期券機能を使うならビューカード スタンダード一択ですね。

ビューカード スタンダードがおすすめなのはこんな方

おすすめを紹介するイメージ

ビューカード スタンダードは次のような人におすすめです。

ビューカード スタンダードがおすすめの人
  • JR東日本エリアに住んでいる人
  • Suicaを利用して通勤・通学をしている人

ビューカード スタンダードは名前の通りSuicaを利用する人におすすめです。

とくにJR東日本エリアでSuicaを利用する人には大きなメリットがあります。

JRE POINT加盟店のお店で利用した際の還元率は最大2.5%と高いです。

Suicaへのチャージやオートチャージ、定期券購入などSuicaの利用でも1.5%までアップします。

JR東日本エリアに住んでいて、JRE POINT加盟店を利用する人やSuicaで通勤・通学をしている人はJRE POINTをザクザク貯めることが可能です。

貯まったポイントはJRE POINT加盟店での支払いやSuicaへのチャージなどで利用できます。

JR東日本エリアに住んでいれば使い道には困りません。

Suica自体は全国どこでも利用が可能です。

しかし、JR東日本エリア以外だとJRE POINT加盟店が少ない、オートチャージや定期券が使えないなど魅力が半減します。

ビューカード スタンダードはJR東日本エリアで使ってこそ真価を発揮するカードです。

ビューカード スタンダード1枚で電車も買い物もお得に!

まとめのイメージ

以上、ビューカード スタンダードのメリット・デメリットについて解説しました。

ビューカード スタンダードのメリット
  • Suicaチャージや定期券購入でポイント還元率が1.5%に
  • JRE POINT加盟店ならポイントの2重取りが可能
  • ネットショッピングでもポイントが貯まる
  • ポイントは加盟店の支払いやSuicaチャージに利用可能

ビューカード スタンダードはJR東日本エリアに住んでいる人に大きなメリットがあるカードです。

Suicaのチャージや乗車券・定期券の購入、オートチャージなどでポイント還元率が1.5%になります。

JRE POINT加盟店ならポイントカードとして提示することでポイントの2重取りもできます。

カードを提示した上でSuicaを利用すれば、還元率は最大2.5%です。

貯まったポイントはSuicaにチャージしたり、JRE加盟店での支払いに使ったりできます。

JR東日本エリア在住で、通勤・通学でSuicaを利用する人やJRE POINT加盟店を利用する人はビューカード スタンダードを作らないと損ですよ。

参考サイト

ビューカード スタンダード:ビューカード
ビューカードの紛失・盗難でお困りの方:ビューカード
駅ビル・エキナカでポイントを使う | ポイントを使う | JR東日本のポイントサービス – JRE POINTモバイルSuica:JR東日本
ビックカメラSuicaカード:ビューカード