ビューカードの年会費を解説
  • 2024年11月25日
  • 2024年11月27日
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ビューカードの年会費を無料にする方法とできないパターンを解説

電車・バスに乗るために、交通系ICカードは欠かせないアイテムです。

交通系ICカードは地域ごとに発行されているため多くのブランドがありますが、圧倒的に便利なのがJR東日本の発行するSuica。

Suica(モバイルSuica)を使いこなすために併せて手に入れたいのが、JR東日本系のクレジットカード「ビューカード」です。

カードの年会費が無料、一切掛からないのなら、さらにいうことはありません。

それでは、多くのラインナップのあるビューカードについて「年会費」に特化して見ていきましょう。

年会費を実質無料で使えるビューカード
【2024年】クレジットカードおすすめ人気ランキング16枚|最強はコレ!
おすすめのクレジットカード比較表
カード名ビューカード スタンダード
ビューカード スタンダード
ビューカード ゴールド
ビューカード ゴールド
ソラチカカード
ソラチカカード
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
JALカードSuica
JALカードSuica
年会費524円11,000円2,200円
初年度無料
1,100円
初年度無料
2,200円
初年度無料
マイル還元率通常0.5%~最大5.0%※1通常0.5%~最大10.0%※20.5%〜1.0%※30.5%~3.0%0.5~3.0%
(JREポイント)
国際ブランドVisa、Mastercard、JCBJCBJCBVisa、MastercardJCB
キャンペーンVisaブランドご入会&ご利用で
最大5,000ポイント
プレゼント
2024年11月15日~2025年1月31日
Visaブランドご入会&ご利用で
最大25,000ポイント
プレゼント
2024年11月15日~2025年1月31日
最大13,000マイル相当
プレゼント
2024年6月30日まで
新規入会で
1,000ポイント
プレゼント
ご入会&ご利用で
最大28,000ポイント
プレゼント
申込対象18歳以上
高校生を除く
満20歳以上18歳以上18歳以上
高校生を除く
満18歳以上の方
発行スピード最短1週間最短1週間最短5営業日通常4週間約3週間
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
※1 ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。
モバイルSuicaにてモバイルSuicaグリーン券を購入した場合、VIEWプラス3%+えきねっと2%=合計5%となります。
(※事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です。)
※2 ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。
モバイルSuicaにてモバイルSuicaグリーン券を購入した場合、VIEWプラス8%+えきねっと2%=合計10%となります。
(事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です。)
※3 前年度ショッピング利用金額 100万円以上の場合
※ 各カードのキャンペーンの詳細は、公式ホームページにてご確認ください。
矢印

ビューカードの中で年会費が無料なのは?

お得でうれしいイメージ

全国どこの鉄道利用者でも、Suicaと組み合わせてビューカードを持つのが、もっともポイントを貯められる方法だということを見てきました。

貯めたポイントはチャージに替えることができますので、心配は要りません。

たとえ一切鉄道・バスを使わない人であっても、使える店舗が多いSuicaは役立ちます。

ビューカード(スタンダードクラス)のラインナップは数多いのですが、ここでは年会費が無料であることに着目して、ラインナップを見てみましょう。

カード名称年会費(税込)年会費に関し備考
ビューカード スタンダード524円実質無料可
ビュー・スイカリボカード無料
JRE CARD524円初年度無料
ルミネカード1,048円初年度無料
JALカードSuica2,200円初年度無料
ビックカメラSuicaカード524円年一度の利用で無料
大人の休日倶楽部
ミドルカード
2,624円初年度無料
大人の休日倶楽部
ジパングカード
4,364円

完全に年会費無料だったり、初年度が無料だったりといったカードではないものの、ある工夫をすれば年会費が実質無料で利用できるカードがあります。

年会費を実質無料で使えるビューカード
  • ポイントで年会費を実質還元・・・ビューカード スタンダード
  • 年会費が実質無料・・・ビックカメラSuicaカード

この2種類であれば、わざわざリボ払い専用カードを選ばなくても、年会費を実質無料にできます。

「ルミネカード」など、公式サイトには利用によって年会費を実質無料にできるような記載があります。

ですが、よく読むと「10%オフ期間中に買い物することにより、年会費よりも大きな割り引ぎ額となる」ことを説明しているだけです。

これと、上記2枚のカードとでは、実質無料の意味合いが違います。

ビューカード スタンダードの年会費を実質無料にする方法

使い方を解説

ビューカード スタンダード券面

Suicaを持って、鉄道や一般の店舗で使いたいと考えている人には、もっとも基本のビューカード スタンダードがおすすめです。

提携カードではなく機能が少ないため、魅力が少ないように映るかもしれません。ですが、クレジットカード本体よりSuicaを使いたいSuicaヘビーユーザーには最適の1枚です。

実際、Suicaを積極的に使う方が、ポイントの面でも有利です。カード本体は、もっぱら駅で長距離の切符や定期券を買うときに使うといいでしょう。

このカード、年会費無料ではありません。524円(税込)します。

ですがそれで選ばないというのは早計です。

条件をクリアすると、年会費以上のポイントの還元があります。

年会費以上のポイント還元をもらう方法
  • Suicaを利用し、頻繁にチャージする
  • 定期券を購入する
  • 駅ビルでよく買い物をする

ビューカード スタンダードのポイント還元率

ビューカード スタンダードのポイント還元率を確認します。

利用方法ポイント還元率
Suicaへのチャージ(オートチャージを含む)1.5%
駅・みどりの窓口での切符、定期、ツアーの購入1.5%
JRE POINT加盟店での利用1.0%
一般店舗でのクレジットカード利用0.5%

一般のお買い物の際には、クレジットカード本体で決済するより、積極的にSuicaを使いましょう。Suicaへのチャージにより、ビューカードに1.5%でJRE POINTが貯まります。

駅ビル商業施設等、JRE POINT加盟店ではポイントが多く付きますが、Suicaチャージの還元率と変わりません(税抜で判定するため、実際にはやや損)。

ビューカード スタンダードのメリット

※ 2024年11月現在、定期券機能付きは申込みを停止しております。
詳細は公式ホームページをご確認ください。

ビューカード スタンダードは、定期券一体型にすることができるメリットがあります。

定期一体型にできるビューカードは、JRE CARD、ルミネカードなどがありますが、年会費実質無料で使えて定期一体型となるのは、ビューカード スタンダードだけです。

JR東日本エリアの人のための、有利なポイント交換先

ビューカード、特にチャージで貯めたJRE POINTは、チャージに使えるため、全国どこにお住まいでも困らないことは先に触れました。

ですがチャージ以外にも交換先は多数あり、金券の中には、交換レートがより高くなるものもあります。

ただし金券については、多くはJR東日本系列の商業施設、ホテル、旅行会社等です。

使える地域が限られますが、たとえばJR東日本系商業施設のルミネで使える、「ルミネ商品券」への交換はレートが大きく優遇されています。

ポイントルミネ商品券の金額(円)ポイント還元率
2,0002,0001.50%
3,6004,0001.67%
5,3006,0001.70%
6,8008,0001.76%
8,40010,0001.79%
24,40030,0001.84%

もともと1.5%(Suicaチャージ時)と高いポイント還元率を、さらに高くすることが可能となっています。

こちらは、ビューカード スタンダードに限らず、JRE POINTの貯まるカードの共通項です。

ビックカメラSuicaカードの年会費を実質無料にする方法

使い方を解説

ビックカメラSuicaカード

日本全国に店舗のある電機量販店ビックカメラとの提携カードが、ビックカメラSuicaカードです。

このカードにも年会費設定(524円・税込)がありますが、1年に一度でも使えば年会費が無料になります。

クレジットカードでSuicaチャージしかしない人であっても、年会費無料で使えるということです。

ビューカード スタンダードと異なり、クレジットカード本体を使う価値も非常に高く、しかもビックカメラはもちろん、どこで使っても得になります。

その圧倒的な利便性を、次に見てみましょう。

ビックカメラSuicaカードのポイント還元率

ビックカメラSuicaカードのポイント還元率です。

店舗区分還元率
一般店舗1.0%
Suicaチャージ(オートチャージ含む)1.5%
ビックカメラ11.5%(Suica払いにより)

ビックカメラでは、クレジットカード直接ではなく、カードからチャージしたSuicaで支払うと、極めて大きな還元率となります。

ですがそれよりも、どこで使っても常時1.0%となる還元率の高さに着目してみましょう。JRのJRE POINTと、ビックカメラのポイントの双方が貯まるため、この高い還元率になるのです。

これは、世間で人気の「楽天カード」「Yahoo!カード」「オリコカードザポイント」などと同率です。

メインのカードとして持っても十分なカードです。

ビックカメラSuicaカードのポイントはどこで使う?

ビックカメラSuicaカードのポイント還元率が高いとしても、ポイントの行方が気になる人もいるのではないでしょうか。

ビックカメラはお酒やメガネなど、家電以外も充実していてなんでも買えるものの、ビックカメラをあまり使わない人、近所になく使えない人も多いでしょう。

ですが、ビックカメラSuicaカードのすべてのポイントは、Suicaのチャージに移行することができます。

ですからこのカード、ビックカメラの利用の有無にかかわらず価値があります。全国でSuicaを使いたい人にも向いています。

逆に、JRE POINTをビックカメラのポイントに移行することも可能となっています。

ただし、ビックカメラのビックポイントからSuicaへのチャージの際は、交換率が3分の2になります。まったくビックカメラに縁がない人なら、ビューカード スタンダードのほうがお勧めです。

Suicaについてまとめ

まとめのイメージ

クレジットカードのビューカードについて見る前に、電子マネーSuicaについて説明しておきましょう。

ビューカードは、Suicaと組み合わせることで機能をフルに発揮するカードのため、Suicaの理解も欠かせません。

駅の改札にタッチして電車に乗る交通系電子マネーは全国で発行されていますが、JR東日本が発行しているのがSuica(スイカ)です。

日本全国の鉄道・バスでSuicaが利用でき(JR東日本エリア以外のバスは非対応あり)、沖縄のゆいレールも2020年からSuicaに対応となります。

ただし、交通系電子マネー未導入地域の鉄道では使えません。

次に、Suicaの形状について。大きく分けて、2種類があります。

  • カードタイプ
  • モバイルSuica

カードタイプには、さらにビューカード一体型と、独立カードタイプとがありますが、この違いは大きなものではありません。

カードタイプのSuicaに、ビューカードからチャージすることもできます。

カードタイプはJR東日本エリア居住者でないと利便性は低い

カードタイプのSuicaの場合、組み合わせて使うクレジットカードはビューカードに限ります。

残高不足のときに自動で機能するオートチャージも可能で、こうしておけば改札で止められることはありません。

JR東日本エリアに住んでいるなら、一体型か独立かを問わず、カードタイプのSuicaとビューカードの組み合わせに不便を感じることはないでしょう。

JR東日本エリア内なら、私鉄の駅でもオートチャージが働きます。

ただし、カードタイプのSuicaについては現在、自宅のパソコンでチャージをするサービスも廃止となっていて、よその地域での利便性は大きく落ちます。

よその地域では、カードタイプSuicaへのチャージ方法はほぼ、駅での現金チャージしかなくなっています。

これでは快適なキャッシュレスライフとは程遠く、利用でポイントを得ることもほとんどできません。

モバイルSuicaは全国で便利

JR東日本エリア以外に住む人なら、モバイルSuicaにしましょう。

Suicaは、スマートフォンやApple Watchで改札を通るための唯一の選択肢でもあります。

PASMOなど他の交通系電子マネーは、スマートフォンでは使えません。

スマートフォンで改札を通るならSuicaにせざるを得ないわけですが、そのことを後ろ向きに捉える必要はありません。

どの交通系電子マネーよりも、Suicaはポイントがよく貯まるからです。

モバイルSuicaなら、スマートフォン上でクレジットカードからのチャージが簡単にできるため、JR東日本エリア内でもそれ以外でも、使い勝手はさほど変わりません。

JR東日本エリア外ではオートチャージが働かないものの、手動のチャージが便利なので、ストレスにはなりません。

ただし、地元の鉄道には乗れますが、定期券はセットできません。定期は地元の交通系電子マネーで利用しましょう。

モバイルSuicaにチャージするカードはビューカードがベスト

さて、モバイルSuicaの場合、チャージするためのクレジットカードはビューカードに限らず、何でも構いません。

Apple Pay、またはGoogle Payを使うなら、Suicaの年会費も不要です(2020年2月26日からはモバイルSuicaでも不要)。

ですが、Suicaチャージでのポイントがつくカードにしないと損をします。

年会費無料のカードの中から、Suicaにチャージして高還元となるカードをピックアップしてみましょう。

中には、モバイルSuicaへのチャージがポイント対象外となるカードもありますので、注意してください。

クレジットカードモバイルSuicaチャージでのポイント還元率
ビューカード1.50%
Yahoo!カード1.00%
リクルートカード1.20%
REXカード1.25%
楽天カードポイント対象外
JCBカードWポイント対象外

多くのカードでモバイルSuicaにチャージはできるものの、ビューカード(種類を問わず)の還元率が最も高いのがおわかりでしょう。

Suicaのポイントの仕組み

Suicaの利用によって貯まるポイントも確認しておきます。

ほぼJR東日本関連ですが、一部それ以外でもポイントが付きます。

利用方法ポイント還元率
JR東日本鉄道利用0.5%(カードタイプ)
2.0%(モバイルSuica)
JR東日本以外の鉄道バス利用なし
JR東日本駅ビル・ホテル等0.5%
acure(飲料自販機)1.0%
スポーツクラブJEXER1.0%
イトーヨーカドー0.5%
洋服の青山1.0%
紀伊国屋書店1.0%

2019年10月より、JR東日本での鉄道利用に限り、Suicaを使っての2%還元(モバイルの場合)が始まりました。ですが基本的には、Suicaはポイントを貯めるカードではありません。

だからこそ、Suicaに現金チャージしていると大きく損をしてしまうのです。

ビューカードからSuicaにチャージをすると、1.5%という破格のポイント還元率を得られます。

楽天Edyやnanaco、WAONなど、利用によってポイントの貯まる電子マネーよりも強いのです。

一般の店舗における、クレジットカードと電子マネーの、もっとも相性のいい組み合わせで比較してみましょう。

クレジットカード+電子マネー合計ポイント還元率
ビューカード+Suica1.5%
楽天カード+楽天Edy1.0%
セブンカードプラス+nanaco1.0%
イオンカード+WAON0.5%
イオンカードセレクト+WAON1.0%

Suicaが、街中の多くのお店で使えることも思い起こしましょう。

Suicaが最強な理由、そしてビューカードとの組み合わせでさらに価値が高い点、おわかりいただけたでしょうか。

実質年会費無料のビューカードはかなりお得!

おすすめを紹介するイメージ

年会費無料(実質)で利用できるビューカード2種類について見てきました。

以下に、この記事のポイントをまとめています。

うなずけるポイントが多かった人は、ぜひビューカード スタンダードとビックカメラSuicaカードのどちらかにしてみてはいかがでしょうか。

年会費実質無料のビューカード
  • 年会費実質無料になるのは、ビューカード スタンダードとビックカメラSuicaカード
  • ビューカード スタンダードは年会費が発生するが、実質無料を通り越しお得なカード
  • ビューカード スタンダードリボカードだけ、年会費完全無料。だが一般のビューカード スタンダードのほうが実質年会費はさらに安い。
  • もっぱらSuicaにチャージするためのカードが欲しい人なら、ビューカード スタンダードで十分
  • ビューカード スタンダードなら、定期一体でも使える
  • 貯めたポイントをルミネ商品券に替えるとさらに得
  • 有利に使えるクレジットカードが欲しい人は、ビックカメラSuicaカードがいい
  • ビックカメラSuicaカードは、ビックカメラで使わない人でも役に立つ。ただしSuicaに交換すると損をする。

参考サイト

ビューカード スタンダード:ビューカード
ビックカメラSuicaカード:ビューカード
JRE CARD:ビューカード
モバイルSuica:JR東日本