Suicaをお得に使う上で欠かせないのがビューカードです。
ビューカードは種類が豊富で、カードにより特徴やサービス内容が異なります。
中でも人気なのが「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードです。
本記事では「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードを徹底比較しています。
ビュー・スイカカード |
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ビックカメラSuicaカード |
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- 年会費
両カードともに524円。利用次第で年会費以上のポイント還元あり - 特典
「ビュー・スイカ」カードは年間利用特典あり - 審査
審査基準は同じ。ビックカメラSuicaカードは即日発行対応
※本記事の価格は全て税込みです。
カード名 | 「ビュー・スイカ」カード | ビューゴールドプラスカード | ソラチカカード | TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO | JALカードSuica |
年会費 | 524円 | 11,000円 | 2,200円 初年度無料 | 1,100円 初年度無料 | 2,200円 初年度無料 |
マイル還元率 | 通常0.5%~最大5.0%※1 | 通常0.5%~最大10.0%※2 | 0.5%〜1.0%※3 | 0.5%~3.0% | 0.5~3.0% (JREポイント) |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB | JCB | JCB | Visa、Mastercard | JCB |
キャンペーン | ご入会&ご利用で 最大5,000ポイント プレゼント 2024年8月1日(木)~10月31日(木) | ご入会&ご利用で 最大24,000ポイント プレゼント 2024年8月1日(木)~10月31日(木) | 最大13,000マイル相当 プレゼント 2024年6月30日まで | 新規入会で 1,000ポイント プレゼント | ご入会&ご利用で 最大28,000ポイント プレゼント |
申込対象 | 18歳以上 高校生を除く | 満20歳以上 | 18歳以上 | 18歳以上 高校生を除く | 満18歳以上の方 |
発行スピード | 最短1週間 | 最短1週間 | 最短5営業日 | 通常4週間 | 約3週間 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
モバイルSuicaにてモバイルSuicaグリーン券を購入した場合、VIEWプラス3%+えきねっと2%=合計5%となります。
(※事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です。)
※2 ポイント付与およびサービスの詳細はビューカードホームページ、モバイルSuica、JRE POINT・えきねっとWEBサイトをご確認ください。
モバイルSuicaにてモバイルSuicaグリーン券を購入した場合、VIEWプラス8%+えきねっと2%=合計10%となります。
(事前にJRE POINTへの会員登録およびSuicaの登録、モバイルSuica会員登録が必要です。)
※3 前年度ショッピング利用金額 100万円以上の場合
※ 各カードのキャンペーンの詳細は、公式ホームページにてご確認ください。
「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードの比較
「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードの基本情報を一覧表にまとめました。
項目 | 「ビュー・スイカ」カード | ビックカメラSuicaカード |
---|---|---|
ポイント還元率 | 0.5%~1.5% | 1.0%~11.5% |
マイル還元率 | 獲得不可 | 0.125% (ビックポイントのみ交換可能) |
年間利用特典 | 最大5,250ポイント | なし |
年会費(本会員) | 524円 | 初年度:無料 2年目以降:524円 ※年1回の利用で無料 |
年会費(家族会員) | 発行不可 | |
海外旅行傷害保険 | 最高500万円(利用付帯) | |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円(利用付帯) | |
Suicaオートチャージ | 対応 | |
Suica定期券機能 | あり | なし |
ETCカード年会費 | 524円(発行手数料は無料) | |
電子マネー | QUICPay、Suica | |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB | VISA、JCB |
発行会社 | 株式会社ビューカード | |
発行期間 | 最短1週間 | 仮カード即日発行可能 |
同じビューカードなので共通点も多いですね。
- 株式会社ビューカードが発行
- 海外・国内旅行傷害保険が付帯
- Suicaオートチャージ対応(1.5%還元)
- JRE POINTカードとしても使える
- ETCカードの発行手数料は無料、年会費は発生する(524円)
- 利用できる電子マネーはQUICPayとSuica
一方で、細かく比較していくといくつか違いも見られます。
本記事では以下の4項目で「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードを比較していきます。
- 年会費
- 特典
- ポイント還元率・プログラム
- 審査基準
「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードの年会費を比較
まずは「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードの年会費を比較してみましょう。
項目 | 「ビュー・スイカ」カード | ビックカメラSuicaカード |
---|---|---|
年会費(本会員) | 524円 | 初年度:無料 2年目以降:524円 ※年1回の利用で無料 |
年会費(家族会員) | なし |
年会費はどちらも524円です。
ビックカメラSuicaカードは初年度無料、年に1度でも使えば翌年以降も無料で使えます。実質的に年会費無料のカードとして保持可能です。
「ビュー・スイカ」カードも以前はWEB明細にするとポイントがもらえ、年会費を実質無料化できました。
しかし、WEB明細によるポイント還元は2021年3月に終了しました。
「ビュー・スイカ」カードを保有する場合は初年度から524円の年会費が必ずかかります。
したがって、コスト面では年会費が実質かからないビックカメラSuicaカードが優秀です。
「ビュー・スイカ」カードのみ家族カードを発行できる
「ビュー・スイカ」カードは家族カードを発行可能です。
対して、ビックカメラSuicaカードは家族カードを発行できません。
ただし、「ビュー・スイカ」カードの家族カードにも1枚あたり524円の年会費がかかります。
ビックカメラSuicaカードは家族カードを発行できませんが、年会費は実質無料です。
例えば家族3人で持つ場合、「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードでは年間1,572円の差が出ます。
- 「ビュー・スイカ」カード
本カード1枚+家族カード2枚の合計1,572円 - ビックカメラSuicaカード
本カード3枚でもそれぞれ年1回以上利用すれば合計0円
やはりコスト面ではビックカメラSuicaカードが有利と言えますね。
ただし審査に通らなければ本カードを保有できないので、審査に通りにくい家族がいる場合には「ビュー・スイカ」カードが適しているかもしれません。
審査の詳細は後述します。
「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードの特典を比較
続いては「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードの特典を比較してみましょう。
項目 | 「ビュー・スイカ」カード | ビックカメラSuicaカード |
---|---|---|
年間利用特典 | 最大5,250ポイント | なし |
海外旅行傷害保険 | 最高500万円(利用付帯) | |
国内旅行傷害保険 | 最高1,000万円(利用付帯) | |
Suicaオートチャージ | 対応 | |
Suica定期券機能 | あり |
旅行傷害保険の付帯やSuicaオートチャージへの対応など、特典も共通点があります。
年会費524円(ビックカメラSuicaカードは実質無料)で旅行傷害保険がついているのは優秀ですね。
特典で異なるのは「年間利用特典」と「Suica定期券」の2つです。
年間利用特典を比較
「ビュー・スイカ」カードには年間の利用額に応じてポイントがもらえる年間利用特典があります。
ビックカメラSuicaカードにはありません。
年間利用特典の条件となっている利用額ともらえるポイントは以下の通りです。
- 年間利用額が30万円以上:250ポイント
- 年間利用額が70万円以上:+1,000ポイント
- 年間利用額が100万円以上:+1,500ポイント
- 年間利用額が150万円以上:+2,500ポイント
年間150万円利用するとトータルで5,250ポイントもらえます。
通常利用のポイントと含めると12,750ポイントとなり、還元率は実質0.85%です。
クレジットカードの利用額が多い方ほどお得になります。
ただし、詳しくは後述しますがビックカメラSuicaカードの還元率は常に1.0%です。
年間利用特典を含めてもポイントに関してはビックカメラSuicaカードがお得と言えます。
Suica定期券を比較
「ビュー・スイカ」カードはSuica定期券が搭載できます。
1枚のカードにクレジットカード、Suica、JRE POINTカード、そしてSuica定期券の4つの機能を集約可能です。
たくさんのカードを持たなくていいので、財布がすっきりします。
一方、ビックカメラSuicaカードはSuica定期券を搭載できません。
カードタイプのSuica定期券やモバイルSuica定期券を別途持たなくてはいけない点はデメリットです。
「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードのポイント還元率・プログラムを比較
次は「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードのポイント還元率・プログラムを比較してみます。
ポイントプログラムに関しても共通点が多いです。
- 1,000円につき5ポイントのJRE POINTが貯まる
- Viewプラス対象(Suicaチャージや定期券購入など)の支払いでポイント還元率1.5%
- JRE MALLでの支払いで100円につき3ポイントのJRE POINT還元
- JRE POINT加盟店で提示すると100円につき1ポイントのJRE POINT還元
ビックカメラSuicaカードは上記以外に独自のポイントプログラムがあり、「ビュー・スイカ」カードよりポイントが貯まりやすいという特徴があります。
ビックカメラSuicaカードは基本の還元率が1.0%
基本のポイント還元率はビックカメラSuicaカードが優れています。
- 「ビュー・スイカ」カード:0.5%
- ビックカメラSuicaカード:1.0%
「ビュー・スイカ」カードは1,000円につき5ポイントのJRE POINT還元のみです。
対して、ビックカメラSuicaカードはJRE POINTに加え、1,000円につき5ポイントのビックポイントも貯まります。
合計還元率は0.5% + 0.5% = 1.0%。「ビュー・スイカ」カードより還元率が高く、ポイントがどんどん貯まります。
ちなみに、貯まったビックポイントはSuicaにチャージすることも可能です。
ビックカメラをあまり使わないという方でもポイントが無駄になりません。
ビックカメラSuicaカードはビックカメラで最大11.5%還元
ビックカメラSuicaカードはビックカメラで利用すると最大11.5%の還元を受けられます。
- ビックカメラSuicaカードのSuicaにチャージ:1.5%のJRE POINT還元
- チャージしたSuicaで支払い:10%のビックポイント還元
- 合計:11.5%
ビックカメラSuicaカードのSuicaにチャージすると、1.5%のJRE POINTが貯まります。
チャージしたSuicaでビックカメラの支払いをするとビックポイントが10%還元されます。
合計還元率は11.5%と驚異的です。
普段からビックカメラで買い物をする方なら、ポイントをザクザク貯められます。
「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードの審査基準を比較
最後に、クレジットカードを作るうえで避けては通れない「審査」についてみていきます。
「ビュー・スイカ」カードもビックカメラSuicaカードも審査基準を公表していません。
しかし、口コミなどから推測すると審査基準はどちらもほぼ同じです。
審査基準はほぼ同じ
カード会社が公表している入会条件については、「ビュー・スイカ」カードもビックカメラSuicaカードも全く同じです。
日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。
(未成年の方は親権者の同意が必要です。)ただし、高校生の方はお申込みいただけません。
どちらかが審査に通りやすい、といったことはないと推察できます。
収入など、そのほかの審査基準については一切公表していません。
口コミから、「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードの審査基準は次のように推測できます。
- 必要な年収は200万円ほど
- 良好なクレヒスを積んでいる
「ビュー・スイカ」カードもビックカメラSuicaカードも、必要な年収は200万円ほどと言われています。
公務員や会社員であれば問題ありませんね。
同一世帯に年収がある方がいれば収入がない専業主婦や学生でも審査に通る可能性があります。
同じ無収入でも無職だと審査に通りにくいようです。
年収以外ではクレヒスを重要視されます。
過去に他のカードやローン、スマホの分割払いなどを延滞・滞納していると審査に通りにくいです。
ある程度の収入があり、良好なクレヒスを積んでいる方なら審査に通る可能性は高いでしょう。
ビックカメラSuicaカードは仮カードの即日発行が可能
ビックカメラSuicaカードは仮カードの即日発行が可能です。
即日発行対応のビックカメラ店舗から申し込むと、30分ほどで仮カードを受けられます。
あくまでも仮カードなので、以下のような制限があります。
- 利用可能枠は20万円
- 利用できるのはビックカメラ・コジマ・ソフマップの店舗のみ
- Suica機能なし
- 本カードは郵送で届く
「ビュー・スイカ」カードは店舗での申し込み・発行はできません。
機能に制限があるものの、即日発行できるのはビックカメラSuicaカードならではです。
「ビュー・スイカ」カード vs ビックカメラSuicaカード|誰におすすめか
ここまでの比較結果を踏まえ、「ビュー・スイカ」カードとビックカメラSuicaカードがそれぞれどのような方におすすめなのかをまとめました。
- 「ビュー・スイカ」カードがおすすめの方
Suica定期券をまとめたい方 - ビックカメラSuicaカードがおすすめの方
ポイント還元率を重視する方、年会費をかけたくない方
「ビュー・スイカ」カードはSuica定期券を搭載できます。ビックカメラSuicaカードにはない大きなメリットです。
Suica定期券で通勤・通学する方なら「ビュー・スイカ」カードにすることで持ち運ぶカードが減り、ポイントもお得に貯まります。
ビックカメラSuicaカードにはこの利点がないものの、基本的にはビックカメラSuicaカードの方が優れている点が多いです。
ビックカメラSuicaカードなら基本のポイント還元率が1.0%と、0.5%の「ビュー・スイカ」カードより効率よくポイントが貯まります。
さらにビックカメラを利用する場合は最大11.5%の還元を受けられます。
また、ビックカメラSuicaカードのみ年に1回以上の利用で翌年以降の年会費が無料になります。
定期的にカードを使えば、年会費が実質永年無料です。
ビューカードを検討しているなら、基本的にはビックカメラSuicaカードをおすすめします。
Suica定期券をまとめたい方は、「ビュー・スイカ」カードを選びましょう!