日頃からファミリーマートを利用しているなら、現金払いとポイントカードを提示するより、クレジットカード払いにした方が、よりお得にポイントが貯まります。
1回あたりの購入が少額でも、年間の支払い総額で考えると大きくなるため、ポイントを貯めるに越したことはないでしょう。
この記事では、Vポイントに限らずファミリーマートを利用する方にとって、よりお得にポイントが貯まるおすすめクレジットカードを3枚紹介します。
- ファミリーマートで得するクレジットカードの選び方
- ファミリーマート利用でおすすめなクレジットカード3選
※本記事の価格は全て税込みです。
ファミマでおすすめのクレジットカードとは
ここでは、ファミリーマートで得するクレジットカードを選ぶ際に着目すべきポイントを解説します。
- 還元率で選ぶ
- 貯まるポイントで選ぶ
- ライフスタイルにあわせて選ぶ
- スピーディーに決済できるかで選ぶ
カード名称 | セゾンパールアメックス | JAL普通カード | ファミマTカード |
---|---|---|---|
貯まるポイント | セゾン永久不滅ポイント | JALマイル | Vポイント |
還元率 | 0.5% | 0.5% | 0.5% |
ファミリーマートでの最大還元率 | 3% | 2% | 2% |
年会費 | 2,200円 (初年度無料) | 初年度無料 (2年目以降2,200円) | 無料 |
ショッピング保険 | なし | なし | JCB海外お買い物保険(50万円まで) |
還元率で選ぶ
普段からファミリーマートをよく利用する方なら、ファミリーマートで還元率の高いクレジットカードがおすすめです。
コンビニでクレジットカードで支払う方は少ないかもしれませんが、コンビニでの利用で最大5%の高還元率になるクレジットカードも存在します。
さらに、電子マネーやタッチ決済を利用することで、より多くのボーナスポイントが付与されるクレジットカードもあります。
貯まるポイントで選ぶ
ファミリーマートで貯まるポイントは以下の3つです。
- dポイント
- 楽天ポイント
- Vポイント
3つとも使い道の幅が広い共通ポイントです。
ただし、商品購入時にポイントが貯まらない、ポイントを使えない商品もあるので気をつけましょう。
- タバコ、切手・はがき・印紙
- 代行収納(電気代・ガス代・水道料金等、税金等)
- カード類(QUOカード・POSAカード・テレフォンカード)
- ゴミ処理券(粗大ゴミ券・事業ゴミ券)
- チケット現券(東京ディズニーランド地域券等)
- ギフト券(ハーゲンダッツ等)
- チャージ代金:Tマネー/楽天Edy/WAON/交通系マネー(Suica・Pasmo等)
- スポーツくじ(BIG・toto)
ライフスタイルにあわせて選ぶ
所持しているポイントを効率的に貯められる点を基準にして、クレジットカードを選ぶ方法もあります。
例えば、ネットショッピングや飲食店、ガソリンスタンドなど、自分がよく使うサービスに合わせてクレジットカードを選ぶとポイントが効率よく貯まります。
いくら還元率が高くても利用頻度が低ければ、ポイントが貯まるよりも先に利用期限が切れてしまう可能性がありますよね。
利用頻度が高くて日常生活で貯めやすいクレジットカードを選ぶようにしましょう。
スピーディーに決済できるかで選ぶ
「Visaタッチ決済」や電子マネーに対応しているカードなら、端末に触れるだけでスピーディーに決済ができます。
コンビニでカードを使うなら手軽に決済できるカードを選びましょう。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- American Express
- Diners Club
- Discover
選ぶポイントの解説はここまでです。
次の章からファミマでおすすめのクレジットカードを1枚1枚紹介します。
- ファミマTカード:とにかくVポイントが貯まる
- JAL普通カード:マイルが貯まる
- セゾンパールアメックス:ポイント還元率が高く、即日使える
ファミマTカード
ファミマTカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5〜2.0% |
マイル | 0.25〜0.75% | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | ||
家族カード | なし | |
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | iD | |
国際ブランド | JCB | |
発行会社 | ポケットカード株式会社 | |
発行期間 | 2〜4週間 |
ファミマTカードは名称の通り、ファミリーマートでの利用でVポイントをお得に貯めることに特化したクレジットカードです。
特典について詳しくみていきましょう。
Vポイントの還元率が2%
ファミリーマートでファミマTカードで支払いをすると、Vポイントの還元率が2%にアップします。
通常利用が0.5%の還元率なので、4倍に跳ね上がるということです。
200円につき4ポイントの還元ですが、ポイント付与の内訳としてはカード提示で1ポイント、残り3ポイントがクレジット利用分となります。
ちなみに提示分の1ポイントは、dポイントや楽天ポイントでも付与してもらえます。
FamiPayにチャージができる
ファミマTカードからのチャージで、毎月のチャージ金額200円につき0.5ポイントが還元されます。
決済、提示、チャージで合わせて1.5%の還元です。
- チャージ:0.5%
- カード提示:0.5%
- アプリ決済0.5%
JAL 普通カード
JALカード(普通カード) | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | なし |
マイル | 0.5% | |
年会費 | 初年度 | 無料 ※アメックスは6,600円 |
2年目以降 | 2,200円 ※アメックスは6,600円 | |
家族カード | 1,100円 ※アメックスは2,750円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1,000万円(自動付帯) |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 1,100円 |
年会費 | 無料 | |
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | JCB | 株式会社ジェーシービー |
Visa、Mastercard、アメリカン・エキスプレス | 三菱UFJニコス株式会社 |
|
発行期間 | 最短2週間 |
JAL普通カードは、マイルを日常の生活でも貯めたい方に向けたスタンダードなカードです。
ファミリーマートの買い物でもマイルを貯めることができます。
ファミマで利用するとマイルが2倍貯まる
JALカードは、飛行機の利用でマイルが貯まるというイメージが強いですが、JAL普通カードなら日常のショッピングでマイルが貯まります。
さらに、JALカードショッピングマイル・プレミアム(年会費3,300円)に入会すると、通常のお店でも100円の利用で1マイルが貯まります。
特約店では100円で2マイルにアップします。
- 通常200円で1マイル=還元率0.5%
- 特約店での利用100円で1マイル=還元率1%
- JALカードショッピングマイル・プレミアムに入会していると特約店での利用100円で2マイル=還元率2%
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス(R)・カード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5%〜2.0% |
マイル | 0.3% | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | 1,100円/年1回以上の利用で翌年無料 | |
家族カード | 無料 | |
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | アメリカン・エキスプレス | |
発行会社 | 株式会社クレディセゾン | |
発行期間 | デジタルカードなら最短5分 |
セゾンカード会員になっていれば、最短5分でスマホアプリにデジタルカードを発行でき、すぐに使うことが可能です。
また、セゾン永久不滅ポイントのため、有効期限を気にせずポイントを貯めることができます。
QUICPayで決済すると2%還元
ファミリーマートを含む国内の対象店舗でQUICPayを使うと、ポイントが2%還元される特典があります。
また、貯まるポイントが「セゾン永久不滅ポイント」なので、ポイントの有効期限を気にする必要がありません。
どのポイントを貯めるかで選ぶカードは変わる
この記事ではファミリーマートでポイントがお得に貯まるおすすめのクレジットカードを紹介しました。
以下に改めてまとめました。
- ファミマTカード:とにかくVポイントが貯まる
- JAL普通カード:マイルが貯まる
- セゾンパールアメックス:ポイント還元率が高く、即日使える
ファミリーマートの名を冠した「ファミマTカード」の付与率が高いと思われがちですが、結果的にセゾンパールアメックスがもっとも高い還元率です。比較表は以下のとおりです。
カード名称 | ファミリーマートでの還元率 | 付与ポイント |
---|---|---|
セゾンパールアメックス | 3% (QUICPay利用時) | セゾン永久不滅ポイント |
JALカード 普通カード | 2% (JALカードショッピングマイル・プレミアム入会時) | JALマイル |
ファミマTカード | 2% | Vポイント |
還元率だけで選ぶのではなく、貯めやすいポイントでクレジットカードを選ぶことも大切ですね。
ファミリーマートや他の対象店舗の利用頻度も考えながら、もっともお得にポイントが貯まるクレジットカードを選ぶとよいでしょう。