JALカード OPクレジットの種類
  • 2021年3月30日
  • 2024年6月28日
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JALカード OPクレジットの種類|最もお得なカードはどれか徹底比較

JALマイルが貯まることで人気のクレジットカード「JALカード」には「OPクレジット」というものがあります。

種類は「普通カード」「CLUB-Aカード」「CLUB-Aゴールドカード」の3つです。

OPは小田急ポイントという意味です。つまりこのカードは、JALマイルと小田急ポイントが同時に貯まるお得なカードなのです。

今回はこのOPカードのメリットと、上記3枚の違いについて説明します。

どれが最もお得なのか、比較していきましょう。

JALカード OPクレジットのメリット
  • ショッピングでJALマイルと小田急ポイントがダブルでたまる
  • マイルとポイントは相互に交換が可能
  • PASMOへのオートチャージが可能
JALカード OPクレジットのデメリット
  • 国際ブランドはJCBのみ
  • 年会費がかかる
JALマイルが貯まるおすすめJALカード
カード名JALカード navi
JALカード navi
JALカード
TOKYU POINT ClubQ
JALカード TOKYU POINT ClubQ
JALカード TOKYU POINT
ClubQ CLUB-Aゴールドカード
JALカード TOKYU POINT ClubQ CLUB-Aゴールドカード
JALカード
JALカード
JAL CLUB-Aカード
JAL CLUB-Aカード
JAL CLUB-Aゴールドカード
JAL CLUB-Aゴールドカード
年会費在学時無料2,200円
初年度無料
17,600円2,200円
アメックスは6,600円
初年度無料
11,000円VISA、Mastercard、JCB:17,600円
American Express :20,900円
Diners Club:30,800円
マイル還元率1.0%0.5%~2.0%0.5%~2.0%0.5%0.5%1.0%~2.0%
国際ブランドVisa、Mastercard
JCB、American Express
Visa、MastercardVisa、MastercardVisa、Mastercard
JCB、American Express
Visa、Mastercard、JCBVisa、Mastercard、JCB
American Express、Diners Club
キャンペーン最大4,000マイル
プレゼント
最大2,500マイル
プレゼント
最大30,000マイル
プレゼント
最大2,500マイル
プレゼント
最大14,500マイル
プレゼント
最大30,000マイル
プレゼント
申込対象18歳〜30歳未満の学生
高校生は除く
18歳以上20歳以上18歳以上18歳以上VISA、Mastercard、JCB
American Express:20歳以上
Diners Club:27歳以上
発行スピード最短2週間最短2週間最短2週間最短2週間最短2週間最短2週間
公式サイト詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る詳細を見る
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3種類あるJALカード OPクレジット共通のメリット

JALカード OPクレジット

JALカード OPクレジットは、マイルもポイントも両方たまるお得なカードです。

特に小田急百貨店やOdakyu OX ストアなど、小田急グループを利用される方におすすめです。

冒頭に書いた通り、JALカード OPクレジットは3種類ありますが、すべてのカードに共通しているメリットもあります。

それは以下の3つです。

JALカード OPクレジット共通のメリット
  • ショッピングでJALマイルと小田急ポイントがダブルでたまる
  • マイルとポイントは相互に交換が可能
  • PASMOへのオートチャージが可能

それぞれ詳細を説明していきます。

JALグループ便の搭乗、またはショッピングでマイルがたまる

ショッピングでマイルが貯まる

JALカードの魅力といえばマイルが貯まることです。

このOPクレジットにおいてもその魅力はもちろんあります。

JAL便に搭乗するともらえる「フライトマイル」はもちろん、ショッピングでも下記のマイルがもらえます。

  • 通常のショッピング200円ごとに1マイル付与(還元率0.5%)
  • JALカード特約店でのショッピングでは200円ごとに2マイル(還元率1.0%)

なお、上記の還元率は通常カードの場合です。

カードのグレードによって、付与率は異なります。詳細は後述します。

JALマイルに加え、小田急ポイントもたまってお得

JALカード OPクレジットでショッピングした場合、上記のJALマイルに加えて小田急ポイントもたまります。

小田急ポイントは、小田急百貨店やOdakyu OX ストアなど、小田急ポイントサービスに加盟しているお店(400店舗以上)での支払いで貯めることができます。

例えば小田急百貨店での支払いでは、最低でも支払い額の5%、最大10%ものポイントがもらえるので非常にお得です。

そのほかでも、例えば下記のようなシーンでポイントをためることができます。

小田急ポイントがたまるシーン(一例)
  • 小田急ロマンスカー:特急券購入料金の1%
  • 新宿ミロード:クレジット払いで利用金額の5%
  • Flags(フラッグス):利用金額の1%

マイルとポイントがダブルでたまるのは非常にお得ですね。

マイルとポイントは相互に交換が可能

上記のマイルと小田急ポイントは、それぞれ別のポイントではありますが、なんと相互に交換が可能です。

JAL便に乗るときは小田急ポイントをマイルに交換、お買物のシーンではマイルを小田急ポイントに交換するといったように、状況に応じて効率的に使うことができます。

なおマイルと小田急ポイントの交換レートは下記のとおりです。

マイルとポイントの交換レート
  • JALマイルから小田急ポイントへ交換
    10,000マイル→10,000ポイント
  • 小田急ポイントからJALマイルへ交換
    2,000ポイント→1,000マイル

これだけ見ると、小田急ポイントをJALマイルに交換すると価値が半分になって損しているように見えますが、「小田急ポイントはJALマイルよりも貯まりやすい」という特性があります。

小田急百貨店や小田急ロマンスカーの利用など、毎日の支払いにカードを上手に活用すれば、ポイントを効率よく貯めれます。

小田急ポイントをJALマイルに交換しても、一般的なJALカードよりマイルが貯まりやすいでしょう。

PASMOへのオートチャージも可能

首都圏の電車やバスで使用できる「PASMO」を使用されている方の場合、OPクレジットの価値はさらに高まります。

OPクレジットはPASMO利用により、残高が一定金額を下回った場合に自動でチャージする「オートチャージ」に対応しています。

PASMOの残高を気にする必要がなくなるので、ストレスから解放されますね。

しかも、PASMOへのオートチャージ分もJALのショッピングマイルが付与されます。

PASMOを利用する人なら、OPカードは持っていたほうが便利でお得です。

エクスプレス予約サービスで新幹線チケットの手配が楽々

OPクレジットには「エクスプレス予約サービス」が付帯しています。

これは、東京から博多までの新幹線(東海道・山陽新幹線)のチケットをネットでスピーディに予約できるというものです。

月額1,100円かかるものの、急な移動や出張が多い人にとっては、非常に心強いサービスです。

カードの盗難紛失による不正利用があった場合は補償がつく

OPクレジットの盗難や紛失により、不正利用されてしまうケースも考えられます。

そのような場合、届け出日から60日前までさかのぼって、不正利用分の補償を得ることができます

できるなら避けたい事態ではありますが、補償があれば万が一のときでも安心ですね。

JALカード OPクレジット共通のデメリット

注意のポイント

ポイントも特典も二重取りできるOPクレジットですが、デメリットと言える点もいくつかあります。

下記にあげる点については事前に認識し、自分のクレジットカードの利用スタイルと合っているかは確認するようにしてくださいね。

JALカード OPクレジットのデメリット
  • 国際ブランドはJCBのみ
  • 年会費がかかる

国際ブランドはJCBのみ

OPクレジットは国際ブランドJCBしか選択することができず、VISAやマスターカードには対応していません

国内利用において困ることはないと思いますが、一部海外ではJCBに対応していないお店も多くあります。

海外での利用を多く想定している人にとっては注意が必要です。

年会費がかかる

OPクレジットは年会費がかかります。

例えば普通カードの場合、入会後1年間は年会費無料ですが、翌年から2,200円の年会費が発生します。

無料のクレジットカードにこだわる人にとっては、魅力を感じないかもしれませんね。

ただ年会費がかかるからダメということはありません。

得られるメリットが年会費分を上回ると判断できるものであれば、まったく問題ないといえるでしょう。

JALカード OPクレジットの比較

それではここから、JALカード OPクレジットの各カードの違いを説明します。

JALカード OPクレジットは「普通カード」「CLUB-Aカード」「CLUB-Aゴールドカード」の3つのグレードで構成されています。

以下にて、年会費、JALマイル獲得率、フライトボーナス獲得率を比較しています。

比較情報をよく確認し、3枚の中からベストな1枚を選び出してくださいね。

年会費~普通カードは初年度の年会費が無料

まずは重要な年会費は以下のようになっています。

普通カードに限り、初年度は年会費無料となります。

項目普通カード
CLUB-Aカード
CLUB-Aゴールドカード
年会費2,200円11,000円17,600円

なお、「〇円以上使用したら年会費が無料になる」といった特典はありません。

JALマイル獲得率

以下の表がJALマイル獲得率の表です。

比較項目普通カード
CLUB-Aカード
CLUB-Aゴールドカード
ショッピングマイル率0.5%0.5%1%

ご覧のとおり、CLUB-Aゴールドカードが最も獲得率が高くなっていますが、これはJALカードショッピングマイル・プレミアムが自動付帯されているからです。

JALカードショッピングマイル・プレミアムとは、ショッピングマイルが2倍たまるサービスのことです。

CLUB-Aゴールドカード以外であっても年会費に3,300円プラスすると加入できます。

それを踏まえた年会費は以下のとおりです。

項目普通カード
CLUB-Aカード
CLUB-Aゴールドカード
年会費(JALカードショッピングマイル・プレミアムを含む)5,500円14,300円17,600円

JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入するかどうかの判断は、おおよそ年間30万円以上使うかどうかがポイントとなります。

1マイル=2円と換算した場合、30万円使用すれば3,000マイル=6,000円相当となり、年会費3,300円を差し引いてもメリットが生まれます

フライトボーナス獲得率

次にJAL便に乗ったときのフライトボーナスを比較します。

比較項目普通カード
CLUB-Aカード
CLUB-Aゴールドカード
入会搭乗ボーナス1,000マイル
5,000マイル
5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス1,000マイル
2,000マイル
2,000マイル
搭乗ごとのボーナス
フライトマイルの10%プラスフライトマイルの25%プラス
フライトマイルの25%プラス

入会搭乗ボーナスとは、入会後初めての搭乗時にプレゼントされる特典です。

毎年初回搭乗ボーナスとは、入会搭乗ボーナス獲得年の翌年以降、毎年最初の搭乗時にプレゼントされる特典です。

普通カードに比べ、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカードの方が大量のマイルを獲得できることがわかります。

ただ、CLUB-AカードとCLUB-Aゴールドカードにフライトボーナス獲得率の差はありません

飛行機に乗る機会が多いなら、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカードの2択です。

フライトボーナス視点であれば、CLUB-Aカードで十分といえますね。

豪華サービスはCLUB-Aゴールドカードにのみ付帯

上記の説明を見ると、以下のことが見えてくると思います。

OPクレジットの選択におけるポイント
  • ショッピングマイル獲得率の差は、別途JALカードショッピングマイル・プレミアムに加入すれば埋まる
  • フライトボーナスはCLUB-Aカードで十分

これまでの解説から、CLUB-Aゴールドカードの特典について疑問に思った方もいるかもしれませんね。

では、以下にてCLUB-Aゴールドカードのみの特典を紹介します。

空港ラウンジの利用が可能

ホノルル(ダニエル・K・イノウエ)国際空港 ラウンジ

ゴールドカードの定番サービスともいえる空港ラウンジの無料利用は、CLUB-Aゴールドカードにのみ付帯しています。

使用できる空港は国内の主要空港のほか、ダニエル.K.イノウエ国際空港(ハワイ・ホノルル)でも利用できます。

特定の会員専用のVIPルームでゆっくりくつろぐことができるのは、ゴールドカードの大きな魅力といえるでしょう。

ドクターダイレクト24による万全の医療サポートが受けられる

CLUB-Aゴールドカードであれば、健康・医療・介護・育児に関する各種の相談のほか、必要な医療機関の案内などの電話サービスを受けることができます。

電話に出るのは医師や看護師といった専門スタッフですので安心です。

しかも相談料は何度使用しても無料

豊かな生活の基盤には健康が必要です。その点を万全の体制でフォローしてもらえるのは非常に心強いですね。

保険の充実度はCLUB-Aゴールドカードが最高

OPクレジットの中で大きく差が付く部分が保険です。

これはCLUB-Aゴールドカードが最も充実しています。

なお、旅行保険は3種ともに自動付帯です。会員中であれば、カードで航空券を購入しなくてもカード付帯保険は適用になります。

旅行回数や利用航空会社を問わず適用されるので安心です。

項目
普通カード
CLUB-Aカード
CLUB-Aゴールドカード
傷害保険
(傷害死亡・傷害後遺障害)
※海外/国内
最高1,000万円
最高5,000万円
海外:最高1億円
国内:最高5,000万円
傷害・疾病治療費用(限度額)※海外-
150万円
300万円
賠償責任(限度額)※海外-
2,000万円
1億円
携行品損害
(1旅行限度額/年間限度額)
※海外
-
50万円/100万円
50万円/100万円
(免責3,000円/1事故)
救援者費用
(年間限度額)
※海外
100万円
100万円
400万円
日本語による救急サービス
※海外
-


JALカードゴルファー保険
※海外/国内
-
-

CLUB-Aゴールドカードの旅行傷害保険の海外旅行保険には家族特約サービスがあります。

本会員のみではなく、生計をともにするお子さま(19歳未満)も補償の対象となります。

これらのゴールドカード特有の特典を踏まえると、海外渡航が多い方はCLUB-Aゴールドカードを選択するのがおすすめです。

JALカード OPクレジットの入会資格

旅を楽しむ女性

OPクレジットはそれぞれ入会資格にも多少の差があります。

下記の一覧をご確認ください。

カード種類
入会資格
普通カード
18歳以上(高校生を除く)の日本に生活基盤のある方で、日本国内でのお支払いが可能な方。
CLUB-Aカード
CLUB-Aゴールドカード
日本に生活基盤のある方で日本国内でのお支払いが可能な方。
20歳以上で、本人に安定した継続収入のある方(学生を除く)。

普通カードとCLUB-Aカードには特別な制約はありません。

ゴールドカードには「20歳以上で、本人に安定した継続収入のある方」との記載があることから、審査の通過難易度にも差があることが想定されます。

なお、公式サイトには以下の記載があります。

審査により、CLUB-Aゴールドカードが発行されない場合は、CLUB-Aカードを発行する場合があります

引用元:JALカード新規入会申し込み→CLUB-Aゴールドカードの「入会申し込み」→入力ヘルプ情報

OP CLUB-Aゴールドカードの入会を希望しても、場合によっては下位カードからのスタートになる可能があることを理解しておきましょう。

また、普通カードやCLUB-Aカードも誰でも加入できるわけではありません。

カードローンの利用が多かったり、過去にクレジットカード返済の遅延があるなどといった履歴があると、審査に悪影響を及ぼします。

ローンやクレジットに関する信用情報はクリーンにしておくようにしましょう。

JALカード OPクレジットの選び方

小田急電鉄

OPクレジットカードの各特長を紹介しました。選び方をまとめると以下のような形になります。

また、いずれのカードを選ぶ場合でも、小田急グループの利用が多い方が前提となります。

カード種類
選び方のポイント
普通カード
JAL便の搭乗機会が少ない方
CLUB-Aカード
JAL便の搭乗機会が多い方
CLUB-Aゴールドカード
JAL便の搭乗機会が多く、空港ラウンジや充実した保険を必要としている方

普通カードやCLUB-Aカードを選択する場合でも、年間カード利用額が30万円以上となる場合はJALカードショッピングマイル・プレミアムに加入したほうがお得です。

JALカード OPクレジットは飛行機に乗る頻度で選ぼう

JALカード OPクレジットの魅力と選び方
  • JALマイルと小田急ポイントがダブルでたまるお得なカード
  • JAL便搭乗回数が多い人はCLUB-Aカードがおすすめ
  • 充実特典を望むならCLUB-Aゴールドカード

普段小田急グループの利用が多い方にとっては、OPクレジットはお得度が上がるカードとなります。

JAL系のカードも持ちたいが、あまりカードの枚数を増やしたくないという方にとっては、とても良い選択肢となるでしょう。

JAL系のカードではありますが、飛行機の搭乗回数が少ない人にとってもメリットがあるのは嬉しいですね。

どのランクのカードを選ぶかは、主に飛行機の搭乗機会をもとに判断することになると思います。

ご自身のライフスタイルやお仕事の内容、旅行の有無などをもとに最適なカードを選択するようにしてくださいね。