セブンカードからセブンカード・プラスに切り替える3つの方法がありますが、Webサイトからの切り替え申込みがもっとも便利で簡単です。
この記事ではそれぞれの申込方法と、セブンカードとセブンカード・プラスのカードスペックの違いについて詳しく解説していきます。
- Webサイト、店頭、申込書で切り替えが可能
- Webサイトからの切り替えがおすすめ
- 切り替えるとカード番号が変わるので注意
- ポイントは引き継がれないので注意
- カード特典や年会費はセブンカード・プラスの方がお得
※本記事の価格は全て税込みです。
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---|---|---|---|
還元率 | 0.5%~ | ポイント | nanacoポイント |
マイル | ANA | 付帯保険 | ショッピング |
電子マネー | QUICPay/nanaco | スマホ決済 | Apple Pay/Google Pay |
セブンカードからセブンカード・プラスに切り替える方法
セブンカードは現在新規のお申し込みが終了しており、セブンカード・プラスへの切り替えを推進しています。
これからサービス自体もセブンカード・プラスに主軸がおかれることはほぼ確実です。セブンカードを持っている人は、切り替えを検討しましょう。
セブンカードからセブンカード・プラスには、次の3つの方法で切り替えることが可能です。
- Webサイトから申し込む
- イトーヨーカドー店頭で申し込む
- 入会申込み書を郵送して申し込む
この3つの方法のなかで一番のおすすめはWebサイトから申し込む方法です。
インターネット環境があればどこからでも24時間手続きができます。
3つそれぞれの具体的な方法について解説していきます。Webサイトからの申し込みに慣れていない方も簡単に手続きできますよ。
Webサイトから申込む
1つ目の方法はWeb上から申し込む方法です。
Webからの申し込みは、インターネット環境があれば24時間行えるのでおすすめです。
セブンカードの公式サイトから「セブンカード・プラスへの切替申込み」をクリックすると申込み画面に進め、下記のステップでセブンカード・プラスに切り替えることができます。
- 規約の同意
- 申込み内容の入力
- 入力内容の確認
- 申込み完了
申込み内容の入力時に現在利用しているセブンカードのカード番号を入力する必要があるため、手元にセブンカードを用意しておきましょう。
切替はこちら。
イトーヨーカドー店頭で申し込む
2つ目はイトーヨーカドーの店頭で申し込む方法です。
イトーヨーカドーの店頭で申込む場合は、イトーヨーカドーのサービスカウンターで申し込みを行うことが可能です(※イトーヨーカドー食品館、ザ・プライスなどの店舗は除きます)。
店頭で申込書類に記入し、申請後に自宅にカードが送られてきます。
店頭での申し込み時には、本人確認や現在利用しているセブンカードのカード番号が必要になります。
入会申込書を郵送して申し込む
3つ目の方法は入会申込書から申し込む方法です。
セブンカード24時間資料請求受付サービスに電話して「セブンカード・プラス切替届セット」という書類を取り寄せ、書類に必要事項を記入して郵送することで切り替えの申し込みが完了します。
具体的なステップは下記の通りです。
- 資料請求受付サービスに電話する
- 音声ガイダンスに従って会員番号を入力する
- コードナンバー「0005019」を入力する
- 申込後1週間ほどで「セブンカード・プラス切替届セット」が届く
- 書類に必要事項を記入して郵送する
セブンカード24時間資料請求受付サービスの電話番号は下記のとおりです。※年中無休の自動音声案内です
- 東京:0422-71-7702
- 大阪:06-6945-6657
- 札幌:011-281-1334
申し込み後の流れ
上記いずれかの方法で切り替えを行った後、以下のような流れでカードの切り替えが行えます。
- 申し込みから約1ヶ月後にセブンカード・プラスが到着
- 2ヶ月後にセブンカードの利用停止が行われる
- 6ヶ月後にセブンカードのポイントが消滅する
- 全ての役割を果たしたセブンカードは磁気部分を断裁して破棄
このように、切り替えを行うとたちまちセブンカードが使えなくなるわけではありません。
利用停止・ポイントが消滅する前に必要な手続きを済ませましょう。
セブンカード・プラスに切り替える時の注意点
セブンカードからセブンカード・プラスの切り替えは審査がありません。
過去に支払い遅延などを行なっていない限り、切替申込みをするとセブンカード・プラスが発行できます。
切り替え自体は簡単なのですが、カード番号やポイントの引き継ぎその他について注意点があるので、まとめて解説します。
カード番号が新しくなる
セブンカードからセブンカード・プラスに切り替えるとカード番号も変わります。
ネットショップに登録していたり、公共料金などの支払いにカード番号を登録している場合は変更手続きを行う必要があります。
セブンカード・プラスに切り替え後、セブンカードは2ヵ月間は利用することができるので、登録しているカード番号の変更などは2ヵ月以内に行いましょう。
カードブランドは変えられない
セブンカード、セブンカード・プラスにはJCBブランドがあります。
しかし、セブンカードからセブンカード・プラスに切り替えるときにカードブランドの変更はできません。
たとえばセブンカードでJCBブランドを利用している場合は、切り替えた後もセブンカード・プラスのJCBブランドです。
カードブランドを変更するには、新規入会としてセブンカード・プラスを申込む必要があります。
家族カードも自動切り替え
セブンカードで家族カードを利用していて、セブンカード・プラスに切り替える場合、家族カードも自動的にセブンカード・プラスに切り替えられます。
そのため家族カードをつかっている家族がいるのであれば、事前に知らせておきましょう。
ちなみに同じ追加カードであるETCカードはそのまま引き続き利用することができるので変更手続きは必要ありません。
ポイントは引き継がれない
セブンカードからセブンカード・プラスに切り替えるとポイントは引き継がれません。
手動での移行などもできません。
理由としてはセブンカードとセブンカード・プラスでは貯まるポイントが違うという点にあります。
セブンカードでは「セブンカードポイント」が貯まり、セブンカード・プラスでは「nanacoポイント」が貯まります。
そのためカードを切り替えるのであれば「セブンカードポイント」は使い切る必要があります。
セブンカードで貯めたポイントはカード切り替えから約6ヶ月後に消滅するので使い切るか、nanacoポイントに変えましょう。
nanacoポイントへの移行はイトーヨーカドーの店頭レジか、Webの「ポイントWEBサービス」に登録すると交換が可能です。
切り替え後にセブンカードに戻すことはできない
セブンカードからセブンカード・プラスへ切り替えることはできますが、セブンカード・プラスからセブンカードに切り替えることはできないので注意しましょう。
セブンカードは新規申込みの募集を停止しているので、一度切り替えると再発行はできません。
しかし、カード特典やポイントボーナス自体はセブンカード・プラスの方がお得なので切り替えることをおすすめします。
セブンカードとセブンカード・プラスの比較
ここまでセブンカードをセブンカード・プラスに切り替える方法と注意点を紹介してきました。
ここからはセブンカードからセブンカード・プラスに切り替えるとカードのスペックはどう変わるのかを比較しながら解説していきます。
年会費で比較
項目 | セブンカード | セブンカード・プラス |
---|---|---|
年会費(本カード会員) | 初年度無料 2年目以降500円 ※前年度5万円以上のカード利用で翌年度も無料 | 無料 |
家族カード | 無料 | 無料 |
ETCカード | 無料 | 無料 |
まず年会費ですが、セブンカードは初年度無料で2年目以降は前年度の利用額によって変わります。
前年度の利用額が5万円以上であれば翌年度も年会費無料、5万円未満だった場合は500円の年会費が発生します。
一方でセブンカード・プラスの年会費はずっと無料です。
以前はセブンカードと同じように前年の利用額が5万円未満の場合は年会費が発生しましたが、現在は条件なしで年会費無料です。
ポイント還元率で比較
項目 | セブンカード | セブンカード・プラス |
---|---|---|
ポイント名 | セブンカードポイント | nanacoポイント |
通常ポイント | 200円ごとに1ポイント | |
ボーナスポイント | セブンイレブン、ビックカメラ、イトーヨーカドーなどでポイント2倍 | |
イトーヨーカドーでのボーナス | ・利用額に応じてボーナスポイント | ・「セブンマイルプログラム」登録で+0.5% ・利用額に応じてボーナスポイント |
セブンイレブンでのボーナス | ・200円ごとに2ポイント ・利用額に応じてボーナスポイント | ・200円ごとに2ポイント ・nanaco払いで200円ごとに1ポイント ・対象商品購入でボーナスポイント ・「セブンマイルプログラム」登録で+0.5% ・利用額に応じてボーナスポイント |
セブンカードとセブンカード・プラスでは通常利用時のポイント還元率は200円ごとに1ポイント(0.5%)と変わりません。
大きく違う点としては、貯まるポイントが違うことと、セブンカード・プラスの方が特典が多いという点です。
セブンカード・プラスでは汎用性の高いnanacoポイントが貯まるのがメリットです。
優待・特典で比較
セブンカードとセブンカード・プラスで利用できるカード特典はほぼ同じです。
- 毎月8のつく日はイトーヨーカドーで5%OFF
- イトーヨーカドーでの利用額に応じてボーナスポイント
- イトーヨーカドー駐車場無料時間優待
- カラオケ館で室料30%OFF
- 海外でのショッピング保険
これらの特典はセブンカードとセブンカード・プラスとの共通特典として利用できます。
一方でセブンカード・プラス限定特典としては次のようなものがあります。
- nanacoオートチャージ
- nanacoチャージでポイントがもらえる
セブンカード・プラスは年会費が無料である上、特典もより充実しています。
セブンカードとセブンカード・プラスは2枚持ちが可能
どうしてもセブンカードを持ち続けたい方はセブンカードを持ったままセブンカード・プラスを発行することも可能です。
2枚持ちしたい場合はセブンカードからセブンカード・プラスへの切り替えではなく、セブンカード・プラスを新規発行するという方法になります。
つまり、前述の切り替え方法によってセブンカード・プラスを申込むのではなく、新規入会ページからセブンカード・プラスを申込むということです。
2枚持ちのメリット・デメリットについて
メリットとしては、入会キャンペーン特典がもらえたりカードブランドをそれぞれ違うものにして持つことができるという点があります。
デメリットとしては、新規入会の申込みをする手間がかかること、審査が必要であることが挙げられます。
しかし、利用額やカード特典に関してはセブンカードとセブンカード・プラスを2枚持ちをしても2倍になるわけではありません。
セブンカードは年間利用額が5万円未満になると翌年度年会費500円が発生するので2枚持ちにメリットはほとんどないと考えていいでしょう。
セブンカード→セブンカード・プラスでより便利に!
結論をまとめると下記のとおりです。
- Webサイト、店頭、申込書で切り替えが可能
- Webサイトからの切り替えがおすすめ
- 切り替えるとカード番号が変わるので注意
- ポイントは引き継がれないので注意
- カード特典や年会費はセブンカード・プラスの方がお得
特典や年会費はセブンカード・プラスの方がお得ですし、加盟店が多く使いやすいnanacoポイントが貯まるため、セブンカード・プラスに切り替えることをおすすめします。
カード会社もセブンカードの新規募集を停止していますし、カードのスペックからみても今後セブンカードは廃止していく流れなのは間違いありません。
今後カード特典やキャンペーンもセブンカード・プラス中心に展開されることが予想されるので、早めにセブンカード・プラスに切り替えることをおすすめします。
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