「BMWってクレジットカードで買える」なんてウワサを聞いたことはありませんか。そのウワサは本当です。
とはいえ、どんなクレジットカードでもOKというワケではありません。
BMWの新車の支払いに使えるのがBMW ダイナースカードです。
しかも、BMW ダイナースカードのメリットはそれだけにとどまりません。
本記事ではBMW ダイナースカードならではの、充実したサービスやメリットについて余すところなく紹介していきます。
- クレジットカードでBMW新車を購入できる
- ポイントがキャッシュバックされる
- 新規入会かつ一定額の利用でBMWクーポンゲット
- ポイントをBMWグッズと交換できる
- オリジナル冊子「BMW Card News」が届く
- 年会費がやや高い
- カードの券面が派手
※本記事の価格は全て税込みです。
BMW ダイナースカードの特徴・基礎知識
BMWダイナースカード | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 0.5〜1.0% |
マイル | 0.5〜1.0% | |
年会費 | 初年度 | 27,500円 |
2年目以降 | ||
家族カード | 7,700円 | |
旅行保険 | 海外 | 最高1億円 自動付帯:最高5,000万円 利用付帯:最高5,000万円 |
国内 | 最高1億円(利用付帯) | |
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | ||
電子マネー | QUICPay | |
国際ブランド | Diners Club | |
発行会社 | 三井住友トラストクラブ株式会社 | |
発行期間 | 非公開 |
BMW ダイナースカードはその名の通り、BMWが提携したダイナースクラブカードです。
驚くことに、BMW正規ディーラーで新車購入の支払いに使えます。
しかも利用時に発生したポイントはキャッシュバックされるというサービスつきです。
車の購入にクレジットカードは不可としているディーラーが多い中、新車購入の支払いに使えるだけでも驚きのクレジットカードといえます。
そのほかにも、BMWのグッズや冊子がプレゼントされるなど、BMWマニアの方には必須のアイテムです。
レア度高め、ステータス性の高さも特徴
一般的には提携カードよりもプロパーカードのほうがステータス性が高いとされていますが、このカードはちょっと違います。
提携先は天下のBMWです。そもそもBMW購入を前提としているクレジットカードですから、会員のほとんどはBMWを所有しています。
レア度などを含め、かなりのステータス性を持ったカードというワケです。
そういったこともあり、年会費などはややお高めで27,500円(家族会員は7,700円)となっています。
とはいえ、BMW好きの方にとっては、簡単に元が取れるほどの特典やサービスが受けられるカードです。
次章ではその巨大なメリットについてご紹介していきたいと思います。
BMW ダイナースカードのメリット・優待特典
続いてはBMW ダイナースカードのメリットや優待特典についてチェックしていきましょう。
- BMW新車購入でクレジットカードの利用が可能
- ポイントがキャッシュバックされる
- 新規入会かつ一定額の利用でBMWクーポンゲット
- ポイントをBMWグッズと交換できる
- 読みごたえのあるオリジナル冊子が読める
これらサービスが気になるのなら、BMW ダイナースカードを手に入れるしかありません。
BMWの購入にカードが利用できる
BMWダイナースはBMWの新車購入時にも利用できます。
車の購入にクレジットカードは使えないのが一般的な中で、これは大きなメリットといえます。
新車購入時の還元率は0.5%なので、200円につき1ポイントが発生します。
例えば7シリーズを購入したとすると、最もリーズナブルなモデルでも1,000万円オーバーですから、少なくとも5万ポイントが貯まるということです。
これだけのポイントをマイルに交換すれば、海外旅行にも出かけられます。
あるいはこのポイントを貯めておき、次のBMW購入時に利用するというのも手です。
「BMW新車購入 ポイント利用プログラム」が利用できる
続いてのメリットは「BMW新車購入 ポイント利用プログラム」利用ができることです。
当プログラムを利用すればBMWの購入時にダイナースリワードポイントがキャッシュバックされます。
例えば100,000ポイントを利用すれば、100,000円がキャッシュバックです。
これは「クレジットカードのポイントでBMWが割引される」ということを意味します。
貯まったポイントでBMWが購入できるなんて、BMWファンにとってはこれ以上ないメリットといえそうです。
1万円分のBMWクーポンプレゼント
入会後6ヶ月以内に50万円以上利用した場合、BMW正規ディーラーで利用できる1万円分のBMVクーポンが受け取れます。
日常でのお買い物に加え、公共料金の支払いやガソリン、ETCなどを利用すれば、6ヶ月で50万円は決して高くはないハードルでしょう。
クーポンを利用して車体価格を割り引くのも良いですし、オプションをワンランク上質なモノに変えるのも良いですね。
ETCカードの申し込みで1,000ポイントプレゼント
BMW ダイナースカードの申し込みと同時にETCカードを申し込むと1,000ポイントがプレゼントされます。
ETCカードは年会費永年無料ですし、申し込まない理由は特にないはずです。
BMWエマージェンシーサービスが受けられる
BMW ダイナースカードの会員はいざという時に安心のBMWエマージェンシーサービスが受けられます。
BMWならではの高い技術を持った専門スタッフが24時間・365日電話でサポート、問題解決へと導いてくれるスペシャルなサービスです。
ポイントはBMWスタッフによるサポートということです。
各種保険などにも電話サポート窓口がありますが、BMW専門スタッフではありません。
当然ですが、各種保険などの電話サポート窓口ではBMW固有の問題が発生したとしても対応することは難しいでしょう。
一方でBMWエマージェンシーサービスであれば、BMWに関する様々な情報を持っていますし、だからこそ安心してサポートが受けられます。
車が故障して動けなくなったといった場合には、レッカー移動や修理後の車両の回送、代替交通手段や宿泊施設の確保といったことまでカバーしてくれます。
もちろん料金は無料です。
BMWエマージェンシーサービスはBMWとのカーライフに安心をプラスしてくれる頼もしい存在です。
年間の利用額が100万円以上でBMWオリジナルグッズをプレゼント
BMW ダイナースカードの年間利用額が100万円以上だと、BMWのオリジナルグッズがプレゼントされます。
しかも、利用額が100万円を超えれば毎年プレゼントされるという太っ腹ぶりです。BMWファンとしては見逃せない特典といえます。
年間100万円ということは月に8万5,000円ほどです。
日常的な買い物や公共料金の支払い、ETCカードの支払いなどで利用すれば、クリアはそれほど難しくないはずです。
なお、残念ながら新車購入代金は100万円にカウントされませんので、その点にはご注意ください。
BMWダイナース会員だけのポイント交換プログラムが利用できる
カード利用で貯まったポイントはBMWグッズに交換することができます。
これはBMWダイナース会員限定のサービスです。
大好きな大好きなBMWグッズに囲まれての日常を送ってみてはいかがでしょう。
オリジナル冊子「BMW Card News」が届く
BMWダイナース会員になると、BMW Card Newsが届きます。
ここでしか読めない貴重なBMW情報に、最新のグッズ紹介など、BMWファンには見逃せない情報ばかりです。
BMWマーク付きのダイナースクラブカードが手に入る
クレジットカードにステータス性を求める方も多いでしょうが、BMWダイナースならステータス性もバツグンです。
ダイナースクラブカードというだけでもステータス性は高いのですが、なにせBMWのマーク付きです。
ホテルでの支払い、レストランでの支払い、バーでの支払いなど、一目置かれることは間違いありません。
BMWユーザーであることをさりげなくアピールできるのもおすすめポイントです。
BMW ダイナースカードのデメリット
何かとメリットの多いBMW ダイナースカードですが、デメリットも存在しています。
メリット・デメリットを比較した上で申し込みを検討してください。
- 年会費がやや高い
- シーンによってはカードの券面が派手過ぎる
年会費が比較的高額
BMW ダイナースカードは本会員の年会費が27,500円、家族会員の年会費が7,700円と決して安くはありません。
これはプロパーのダイナースクラブカードよりも高額です。
BMW ダイナースカードの申し込みを検討されている皆様は金銭的に余裕があるはずですが、固定費として発生するお金は出来る限り抑えたいと考えるのは当然です。
もちろん使い方によっては年会費以上のメリットを享受できるはずですが、悩ましい部分でもあります。
カードの券面が派手
メリットでもあるのですが、BMW ダイナースカードの券面はかなり派手です。
カードにはBMWならではの特徴的なマークがドンと描かれているため、良くも悪くもBMWのカードであることを主張します。
お客さんとの食事などビジネスの場で目立ちたくないシーンでは、派手さが嫌味に捉えられることも考えられるため不向きかもしれません。
BMW ダイナースカードとプロパーカードとの違い
- BMW関連のオリジナルサービス
- 年会費
- 保険などの条件
BMW ダイナースカードとプロパーカードではどのような違いがあるのでしょうか。
BMW ダイナースカードのオリジナル要素としては以下が挙げられます。
- BMWオリジナルグッズプレゼント
- ダイナースクラブ リワードポイント・キャッシュバック・プログラム
- BMW正規ディーラーでの車両購入代金決済に利用可能
- ホテル優待サービス
- 空港パーキング優待サービス
- BMW エマージェンシー・サービス
- 提携店舗でのオリジナルサービス
いずれもプロパーカードでは受けられないサービスです。
BMW好きの方はドライブが好きという方も多いでしょう。空港パーキング優待などはかなりうれしいサービスと言えそうです。
一方で、プロパーカードとの違いとしては年会費があります。
BMW ダイナースカードは年会費が27,500円、プロパーカードは年会費が24,200円なのでやや割高となっています。
付帯保険に関しては、BMW ダイナースカードとプロパーカードに違いはありません。
いずれも海外旅行保険は障害死亡・後遺障害が最高1億円(自動付帯5,000万円、利用付帯5,000万円)ですし、国内旅行保険は障害死亡・後遺障害が最高1億円(利用付帯)です。
BMW ダイナースカードの審査
- プロパーカード並みかそれ以上に厳しい
- 安定した収入と他社を含めたカード利用履歴が審査のカギ
- ローンの状況もチェックされる
続いてはBMW ダイナースカードの審査に関して解説していきます。
とはいえ、クレジットカード会社では審査の内容について明言していません。
オフィシャルな情報ではなく、あくまでも推測される情報という点にご注意ください。
BMW ダイナースカードの審査基準
ダイナースクラブカードといえば、伝統があり格式が高いカードです。
BMW ダイナースカードは提携カードとはいえ、提携先は天下のBMWですし、年会費などはプロパーカードよりも高く設定されています。
そのため審査はプロパーカードと同様か、むしろ厳しいということが考えられます。
そもそもBMW ダイナースカード最大の特徴ともいえるのが、BMWの新車購入に利用できるという点です。
場合によっては、数千万円にも及ぶ支払いにクレジットカードが使われることになります。
当然ですが、余裕をもって支払いができるかの判断のため、ローン状況などもしっかりとチェックされるはずです。
今の仕事内容や勤続年数なども、審査に重要な要素でしょう。
BMW ダイナースカードの審査を通すコツ
審査基準は開示されていませんが、審査を通すための大前提として、これまでのカード利用履歴がキレイということが挙げられます。
頻繁に支払いが遅れているなんてことがあると、審査に悪い影響を与えるはずです。
ですから、支払いに遅れることがないように、利用額は毎月しっかりと支払うことが欠かせません。
なお、過去のクレジットカード利用状況は他社のカードについても審査の対象となります。
というのもクレジットカード会社では第三者機関を通じて顧客の信用情報を共有しているからです。
また、審査を通すためには、ローンが少ないということも重要な要素だと推測できます。
ローンが大量に残っている場合、支払い能力に悪影響を及ぼす可能性があるからです。
また、安定した収入が続いているということも重要な要素となり得ます。ですから、勤続期間は長いほうが有利になるはずです。
転職を考えている場合、カードを申し込んでからの転職をおすすめします。
ダイナースクラブカードの審査に落ちた…審査基準は年収と年齢?BMW ダイナースカードへのインビテーション条件
BMWダイナースに絶対に入会したいという場合、インビテーション条件が気になるかと思います。
現状、BMWダイナースに関してインビテーション条件などはありません。
然るべき収入を持つ方が申し込みをすれば、普通に審査が行われます。
ただし、申し込みの目安として「27歳以上」ということが挙げられています。
入会の目安:年齢27歳以上の方
BMW ダイナースカードがおすすめなのはこんな方
- BMWを新車で購入したい
- いつかはBMW車を持ちたい
- BMWファンでオリジナルグッズを手に入れたい
- レアかつステータス性の高いクレジットカードが欲しい
ここまでご紹介してきた通り、BMW ダイナースカード最大のメリットはBMWの新車購入に利用できること、そしてBMWの購入がお得になることです。
従いまして「これからBMWの新車を購入する予定がある方」におすすめと言えます。
また、BMWダイナースの会員になると、BMWに関するオリジナルの冊子やBMWグッズが手に入るなど、ファンにはたまらない特典も魅力です。
いずれにしてもBMWファンのためのカードですから、BMWファンとしてはぜひ入会を検討してみてください。
それなりの年会費がかかりますが、それ以上に素敵なメリットを享受できるはずです。