Amazonのネットショッピングを利用する方は多いでしょう。
利用頻度が高い方ほどお得に利用したいですよね。
Amazon Mastercardクラシックは、そんなAmazonでのお買い物が多い方におすすめの一枚です。
しかし、カードの特徴を理解していないと損をしてしまうこともあります。
本記事ではAmazon Mastercardクラシックのメリット・デメリットや、Amazon Mastercardゴールドとの違いについて解説します。
損せず、お得にAmazonを利用したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
- 年会費が実質無料
- Amazon以外でも還元率1%
- Amazonの買い物でポイント還元率が1.5%〜2%になる
- 即時審査サービスがある
- 旅行傷害保険がない
- ショッピング補償の範囲が狭い
- ETCカードが有料
※本記事の価格は全て税込みです。
カード名 | JCB CARD W | Amazon Mastercard | Amazon Prime Mastercard |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 |
還元率 | 1.00%~10.50%※J1 | 1.0%~1.5% | 1.0%~2.0% |
国際ブランド | JCB | Mastercard | Mastercard |
キャンペーン | 新規入会 +Amazon利用で最大12,000円 キャッシュバック 2024年4月1日(月)~2024年9月30日(月) | 2,000ポイント プレゼント | 5,000ポイント プレゼント |
申込対象 | 39歳以下 | 18歳以上 | 20歳以上 |
発行スピード | 最短5分※J1 9:00AM~8:00PMでお申し込み。 (受付時間を過ぎた場合は、翌日受付扱い) | 最短1週間 | 最短1週間 |
公式サイト | 詳細を見る | 詳細を見る | 詳細を見る |
Amazon Mastercardクラシックの特徴・基礎知識
Amazon Mastercardクラシック | ||
---|---|---|
還元率 | ポイント | 1.0%~ |
マイル | 交換不可 | |
年会費 | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | 1,375円 年1回以上のカード利用で翌年無料 |
|
家族カード | 無料 | |
旅行保険 | 海外 | なし |
国内 | ||
ETCカード | 発行手数料 | 無料 |
年会費 | 550円 ※初年度無料 ※前年度に1回以上の利用で翌年度無料 |
|
電子マネー | iD | |
国際ブランド | Mastercard | |
発行会社 | 三井住友カード株式会社 | |
発行期間 | Amazonテンポラリーカード(仮カード)は即日発行可 |
Amazon Mastercardクラシックは、三井住友カード株式会社がAmazonと提携して発行しているクレジットカードです。
基本のポイント還元率が1%と高く、Amazonで買い物をすればさらにポイントが上乗せされるという特徴があります。
Amazon Mastercardクラシックを使って支払うと、AmazonのアカウントにAmazonポイントが貯まります。
貯まったAmazonポイントは、Amazonで買い物をするときに1ポイント=1円として利用できます。
Amazonポイントについて
画像引用元:Amazonポイント – アマゾン
Amazon Mastercardクラシックを利用すると、Amazonポイントが貯まります。
Amazonポイントがプラスされるタイミングは、主に4つあります。
- Amazonでの買い物:商品の発送後
- 映画や音楽などのデジタルコンテンツの購入:ダウンロード完了日
- Amazonのネットスーパー「Amazonフレッシュ」:週単位で加算
- Amazon以外の買い物:翌月の15日までに加算
ただし、Amazon Mastercardクラシックで支払っても、ポイントが獲得できない取引が6種類あります。
- キャッシングリボ利用分
- 海外でのキャッシングサービス利用分
- リボ払い手数料や分割払い手数料の支払い
- クレジットカード年会費の支払い
- 一部保険料の支払い
- 電子マネーへのチャージ
Amazonポイントの有効期限は、最終購入日または最終ポイント獲得日のいずれか遅いほうから1年間です。
ただし、有効期限を迎える前にAmazonで注文をするか、Amazonポイントを取得すると、全ポイントの有効期限はその時点から1年間延長されます。
また、Amazonポイントは別のアカウントに移動させたり、換金はできません。
加えて、別のパートナーポイントプログラムや、他社のポイントプログラムに移行や交換することもできません。
Amazonの買い物で一番お得なカード
Amazon Mastercardクラシックの実力は「プライム会員」に加入することで発揮されます。
Amazonプライム会員に加入すると、Amazonでの利用時のポイントが2%にアップします。
逆に、非プライム会員だと還元率は1.5%となり、「Visa LINE Payクレジットカード」を使ったほうがお得です。
それぞれの還元率について、表にまとめてみましたので確認してください。
項目 | Amazon Mastercard クラシック | Visa LINE Payクレジットカード |
---|---|---|
年会費 | 1,375円(初年度無料・前年1回の利用で無料) | |
Amazonでの還元率 (プライム会員) | 2% | 2% |
Amazonでの還元率 (非プライム会員) | 1.5% | |
Amazon以外の還元率 | 1% | |
還元されるポイント | Amazonポイント | LINEポイント |
国際ブランド | Mastercard | Visa |
カード会社 | 三井住友カード |
上記の表から、プライム会員の場合はどちらのカードも還元率2%で同じです。
しかし、同じ還元率2%でもVisa LINE Payクレジットカードは貯まるポイントがLINEポイントです。
Amazon MastercardクラシックはAmazonポイントが貯まり、Amazonでの買い物時に使えます。
Amazonでのお買い物が多い方なら、ポイントが利用できるAmazon Mastercardクラシックの方が便利でお得と言えるでしょう。
ここまで何度か出てきた「プライム会員」については、次の章で詳しく解説します。
Amazonプライムとは
プライム会員とは、Amazonの有料制会員プログラムの会員のことです。
プライム会員の料金は以下のとおりです。
- 年間プラン:4,900円
- 月間プラン:500円
有料のプログラムであるAmazonプライムには、どのような特典があるのでしょうか。
以下のような9つの特典があります。
- 対象商品の配送料・手数料が無料になる
- Prime Videoで動画が見放題
- Prime Musicで音楽が聴き放題
- Prime Readingで本が読み放題
- Prime Gamingでゲームがもらえる
- Amazon Photosで写真を無制限に保存できる
- Amazonフレッシュで生鮮食品も購入できる(一部地域のみ)
- Prime Wardrobeで試着ができる
- 家族会員を2名まで登録できる
プライム会員は、Amazonで購入した商品の配送料が無料になる上に、さまざまな特典が利用できます。
Amazonのヘビーユーザーなら、年会費を払っても損はありません。
Amazon Mastercardクラシックのメリット・優待特典
では、Amazon Mastercardクラシックについて、もう少し詳しく見ていきましょう。
まず、Amazon Mastercardクラシックのメリットは、主に3つあります。
- 年会費が実質無料
- Amazonの買い物でポイント還元率が1.5%〜2%になる
- 即時審査サービスがある
では、それぞれについて解説していきます。
年会費が実質無料
Amazon Mastercardクラシックは初年度は年会費が無料です。
翌年度以降は年会費が1,375円かかりますが、前年度に1回以上カードを利用していると年会費は無料となります。
例えば、カードの加入月が1月の場合、翌年の1月末日までにカードを1度でも利用していれば年会費はかかりません。
つまり、Amazon Mastercardクラシックを使って買い物をしている限り、年会費が実質無料になり続けるということです。
Amazonの買い物でポイント還元率が1.5%〜2%になる
Amazon Mastercardクラシックを使ってAmazonで買い物をすると、ポイント還元率が1.5%〜2%になります。
貯まったAmazonポイントはAmazonの買い物で使えるので便利です。
なお、購入後に商品が発送されたタイミングでAmazonポイントが加算されます。
通常は、カードを利用した翌月の15日までにポイントが付与されるため、その間は使うことができません。
即時審査サービスがある
Amazon Mastercardクラシックには、申し込んだ後すぐに仮のクレジットカードを発行する「即時審査サービス」があります。
必要事項を入力し、3分ほどで利用可能額30,000円の「Amazonテンポラリーカード(番号のみ)」が、Amazonアカウントに自動で登録されます。
即時審査サービスに通った方は、Amazonテンポラリーカードを使って、すぐにAmazonでのショッピングに利用することが可能です。
その後、本審査を通った方には、Amazon Mastercardクラシックが簡易書留で届きます。
Amazon Mastercardクラシックのデメリット
Amazon Mastercardクラシックには3つのデメリットがあります。
- 旅行傷害保険がない
- ショッピング補償の範囲が狭い
- ETCカードが有料
順に解説していきます。
旅行傷害保険がない
Amazon Mastercardクラシックには、旅行傷害保険が付帯されていません。
旅行傷害保険があると、旅行中のケガや病気、携行品の盗難や破損などの損害に対して補償を受けられます。
特に海外旅行へ行く場合は、保険が付帯されているクレジットカードを持っていくほうが安心です。
ショッピング補償の範囲が狭い
Amazon Mastercardクラシックのショッピング補償は、下記のように限定されています。
- 年間100万円まで
- 海外での利用
- 国内のリボ払い・分割払い(3回以上)の利用
つまり、一番多く利用される1回払いは、ショッピング補償の対象外となります。
ただ、ショッピング補償が付いてないクレジットカードも多いため、デメリットとも言い切れません。
ETCカードが有料
Amazon Mastercardクラシックで、ETCカードを追加する場合は年会費が550円かかります。
ただし、下記に該当する場合は年会費が無料になります。
- 初年度
- 前年度に1回以上ETCカードを利用した
1年間で1回以上ETCカードを利用する方であれば、無料になるためデメリットではなくなります。
Amazon Mastercardクラシックの審査
年会費無料でAmazonのポイントが貯まりやすいAmazon Mastercardクラシック、審査の内容が気になりますよね。
Amazon Mastercardクラシックに申込みができる年齢は18歳以上からとなっています。
未成年の方でも、親権者の同意があれば申し込み可能です。
[入会資格] 本会員:満18歳以上の方(高校生は除く)
※未成年の方は親権者の同意が必要です。
一般ランクであっても、申込み可能年齢を20歳としているクレジットカードも少なくありません。
その点を踏まえると、Amazon Mastercardクラシックは比較的作りやすいといえるでしょう。
続いて、Amazon Mastercardクラシックを申し込む流れについて確認していきましょう。
Amazon Mastercardクラシックの申し込み手順は下記の通りです。
- Amazon Mastercardクラシックの申し込みページを開く
- 「本審査のみ」か「即時審査を利用」のどちらかを選択する
- 申し込みページの指示に従い、必要な情報を入力する
これらの入力にかかる時間は10分程度です。
ちなみに、即時審査に通らなくても本審査に通ることがあります。
逆に、即時審査が通っても本審査で通らないこともあり、この場合はAmazonテンポラリーカードの番号が無効化されます。
また、その間にAmazonテンポラリーカードを利用した場合は、審査に申し込んだ際に指定した金融機関の口座から、注文代金が引き落とされます。
なお、本審査には3営業日〜3週間程度かかります。
Amazon Mastercardの申し込みに関するお問い合わせは、下記の「入会案内デスク」で受け付けています。
電話番号:0120-714-505
受付時間:10:00〜17:00
年中無休(12月30日〜1月3日を除く)
Amazon Mastercardゴールドとの違い
Amazon Mastercardには、クラシックと比べて特典が多いゴールドカードがあります。
まずは、クラシックとゴールドの違いを表にまとめたので確認してください。
項目 | Amazon Mastercardクラシック | Amazon Mastercardゴールド |
---|---|---|
Amazonでのポイント還元率 | 1.5~2% | 2.5% |
申込対象者 | 満18歳以上の方(高校生除く) | 満20歳以上で本人に安定継続収入のある方 |
初年度年会費 | 無料 | 11,000円 申込時マイ・ペイすリボ選択で5,500円 |
2年目以降年会費 | 1,375円 年1回以上のカード利用で翌年も無料 | 11,000円 マイ・ペイすリボ+WEB明細割引で4,400円 |
海外・国内旅行保険 | なし | 最高5,000万円(一部利用付帯) |
Amazonプライム | 別途年会費要 | 追加料金なしで使い放題 |
お買い物安心保険 | 年間100万円まで | 年間300万円まで |
空港ラウンジサービス | なし | 国内32+海外1空港カードラウンジ利用可 |
Amazon Mastercardゴールドの特徴は5つあります。
- 年会費が11,000円かかる(プライム料金込み)
- Amazonでの還元率が上がる
- ショッピング補償の範囲が広くなる
- 旅行傷害保険が付帯されている
- 空港ラウンジが使える
これらの特徴から、Amazon Mastercardゴールドがおすすめな方は次の通りです。
- Amazonでたくさん買い物をする
- 旅行に出かけることが多い
- 飛行機に乗る機会が多い
ただし、Amazon Mastercardゴールドの対象は、下記の2点に該当する方となります。
- 満20歳以上
- 安定した継続収入がある
それでは、おすすめの理由となるAmazon Mastercardゴールドの特徴について、順番に解説していきます。
年会費を比較
Amazon Mastercardゴールドは、クラシックに比べて特典が増える代わりに、年会費が11,000円かかります。
ただ、年会費にはプライム会員の特典(年間プラン4,900円)も含まれています。
追加料金なくプライム特典が使い放題なのはお得ですよね。
さらに、割引サービスが2種類あり、下記の条件をどちらも満たすことで、年会費を4,400円まで下げることが可能です。
- マイ・ペイすリボ
- カードご利用代金WEB明細書サービス
では、それぞれ簡単に解説していきます。
マイ・ペイすリボ
マイ・ペイすリボとは、クレジットカード1回払いで買い物をすると、自動的にリボ払いになる支払い方法です。
下記の2つの条件うち、どちらかを満たすと年会費が5,500円割引になります。
- 申し込み時にマイ・ペイすリボに登録する
- マイ・ペイすリボに登録した上で、前年度に1回以上カードの利用がある
カードご利用代金WEB明細書サービス
カードご利用代金WEB明細書サービスとは、次回の支払い金額をメールでお知らせし、インターネットで明細を確認できるサービスです。
カードご利用代金WEB明細書サービスに登録することで、紙の利用明細は郵送されなくなります。
Amazon Mastercardゴールドの場合、カードご利用代金WEB明細書サービスに登録すると、年会費が1,100円割引になります。
Amazonでの還元率を比較
Amazon Mastercardゴールドを使ってAmazonで買い物をすると、ポイント還元率が2.5%になります。
ただし、Amazon以外で利用した場合は、クラシックと同じで還元率は1%です。
ショッピング補償を比較
Amazon Mastercardゴールドの場合は、ショッピング補償の限度額が300万円となります。
さらに、海外と国内の両方が対象で、支払い方法の条件はありません。
旅行傷害保険を比較
Amazon Mastercardゴールドには、旅行傷害保険が付帯されています。
Amazon Mastercardゴールドで旅行代金を支払うと、海外・国内のどちらも対象で最大5,000万円の補償が受けられます。
空港ラウンジサービスを比較
Amazon Mastercardゴールドを持っていると、国内主要空港のラウンジが利用できます。
空港ラウンジを利用できると、飛行機に搭乗するまでの時間をゆっくりと過ごすことができます。
Amazon Mastercardクラシックがおすすめなのはこんな方
- 普段からAmazonで買い物をする方
- クレジットカードを年会費無料で使いたい方
- プライム会員の方
- 18歳・19歳でクレジットカードを作りたい方
Amazon Mastercardクラシックは、日常的にAmazonで買い物をする方におすすめのクレジットカードです。
Amazonで支払うカードの種類を切り替えるだけで、ポイントが貯まりやすくなりお得に買い物ができます。
また、年会費は実質無料で、Amazon以外でも還元率が1%なので使いやすいです。
18歳から申し込めるので、初めて作るクレジットカードとしてもおすすめの1枚と言えます。
なお、すでにAmazonプライム会員で、旅行に出かけたり飛行機に乗る機会の多い方には、Amazon Mastercardゴールドがおすすめです。
Amazon Mastercardは、クラシック・ゴールドのどちらも即日審査サービスが利用できるため、審査に通れば申し込んだ当日からAmazonで買い物をすることができます。
もし、Amazonでの買い物にクレジットカードを使っていないなら、Amazon Mastercardクラシックを作ってお得で便利に買い物をしましょう。